No.119550

恋姫と漢女 卑弥呼ルート 第六話

護衛さん

いきなりですが戦闘はほぼ同じなのですっとばします
男x男の表示があるかもしれません
注意してください
あと過剰な期待は絶対しないでください

2010-01-20 14:27:45 投稿 / 全18ページ    総閲覧数:3042   閲覧ユーザー数:2700

季衣を仲間にした戦から数日

季衣は正式に親衛隊隊長に

そして俺は・・・警備隊隊長に・・・

別にすねてなんかないよ ほんとだよ ただここの警備隊統率取れてないんだよな

あ~使える部下がほしい

そんなある日

卑弥呼「マスター」

衛「どうした?」

卑弥呼「はい、先日頼まれていたことなのですが・・・・」

衛「もしかして・・・」

卑弥呼「はい、試作ですが完成しました」

衛「そうか・・・ありがとう」

卑弥呼「いえいえ、これもマスターの知恵がなければ出来なかったものです」

衛「それじゃぁ・・・警邏がてらになるけど・・・・デートいこうか」

卑弥呼「!?は・・・はい」

その日久々の非番ってことで卑弥呼と警邏(デート)していると

ばったり華琳と出くわしました

華琳「あら、衛に卑弥呼じゃないの。どうしたのかしら?」

衛「いや・・・特にすることもないから警邏してただけだが?」

華琳「そう、それなら私も一緒にいても問題ないわね」

なにやら同行しようとしてるようです

卑弥呼「あの、華琳様」

華琳「何かしら?」

卑弥呼「できれば・・・その、マスターと二人っきりで居たいのですが」

華琳「あら、そうなの・・・・衛、あなたそっちのシュミが・・・」

衛「説明めんどくせぇから・・・・じゃぁな、華琳。いくぞ、卑弥呼」

卑弥呼「はいっ!では、失礼します」

俺と卑弥呼がスタスタ歩いていったのでその場にポツンと残された華琳だけが・・・・

ところ変わりましてとある屋台の前

?「♪~」

季衣「わぁきれいな歌だなぁ」

?「ありがとう」

?「ちーが歌ったんだもん 当然よね」

?「ねぇ、お姉ちゃんお腹すいた」

季衣「あはははは」

季衣は目の前の黄色い服を着た少女たちと話していると

衛「あれ?季衣、なにしてんだ?」

季衣「あ、兄ちゃん。聞いて聞いてこの人たちすごい歌うまいんだよ」

衛「へぇ、そうなのか・・・聞いてみたいな」

?「ご飯おごってくれるならいいですよ」

なんか俺が損しそうな取引だな たかが歌聞くだけで飯集られるのか

衛「んー、季衣も一緒なら考えようか」

季衣「ふえ?僕も食べていいの?」

衛「俺は同行できないけどな・・・・」

季衣「兄ちゃん一緒じゃないの・・・(しょぼん)」

衛「それじゃぁ、聞かせてくれるかな?」

?「はい、ですがその前に私は人和といいます」

衛「それは真名じゃないのか?」

人和「そうですが、あなたにならいい様なそんな気がします」

?「あー人和ちゃんずるい、お姉ちゃんも!私は天和といいます」

?「ちーを差し置いて真名を預けるなんて・・・私は地和っていうのよ、光栄におもいなさい」

・・・なぜだろう地和の言い方がどこかのチビ覇王に似てるのは・・・

衛「俺は神苑衛、世間では天の御使いといわれてる者だ」

卑弥呼「私は卑弥呼 マスターの一の矛です」

おいおい、いつ付けたんだそんな称号

季衣「僕はきょちょ、真名は季衣だよ。よろしく」

衛「それじゃぁ改めて、聞かせてくれるか?」

人和「はい」

地和「気絶してもしらないんだから」

それは兵器じゃないのか?

天和「それじゃぁいっくよ~」

天地人「「「♪~♪♪~」」」

衛「きれいだな(物足りないけど)」

卑弥呼「そうですね(マスターの歌の方がいいですが)」

季衣「わあぁぁぁ!(・・・でも、兄ちゃんのほうが・・)」

人和「どうだったかしら?」

地和「申し分ないくらいなのは当然よねぇ~」

天和「ワクワクドキドキ」

衛「きれいな歌だったよ」

卑弥呼「そうですね、あまり聞かないのでほれてしまいそうです」

季衣「すっごいね」

三人に聞かれそれぞれ感想を言うが・・・

地和「なにそれ~もっといい表現ないわけ?」

怒られた

衛「そんなこと言われてもなぁ~」と言いつつ卑弥呼の方をみると

卑弥呼「私にとってマスターの歌声が一番ですから」と爆弾発言

天和「えー、私たちより衛のほうがいいの~?」

地和「そこまでいうなら勝負よ勝負!」

こうして始まった

旅芸人天地人対天の御使いの歌対決

なお審査員は回りにいる人たちです

衛「自分がよかったと思うほうに手をあげてくれ」

天「それじゃぁ、私たちからやるね」

天地人「「「♪~」」」

彼女たちの本気の歌声が響く 皆きれいな歌声だけに 静かに聞いていた

歌い終わり地和が「どう?これがちーたちの本気だよ、いまさら後悔しても遅いから」

などといわれました

衛「はぁ~、卑弥呼があんなこというから・・・」

卑弥呼「しかし、私は思ったことを・・・」

衛「やっちまったのは仕方がない、本気には本気で答えないとな」

卑弥呼「何をお歌いに?」

衛「え~っと、何曲歌ったっけ?」

卑弥呼「5曲くらいは歌っていたようです」

衛「はぁ~よくそんなに歌えるな・・・俺は出来て3曲が限界だな」

衛「卑弥呼「はい」すまんが水もらってきてくれないか・・・タブン枯れるから」

卑弥呼「わかりました・・・」

衛「さぁ、いくぜ!」

衛「♪~!」最初は簡単な曲を

 「♪~!!」次は愛しい人を思う曲を

 「♪~!!!」最後は己の限界を出し、味方を鼓舞するような曲を

一人熱唱していた

俺が歌い終わり判定に移る

卑弥呼「では、よかったものの方へ移動してください」

なぜ卑弥呼が指揮してるかというと

衛「・・・(もう、声でないかな)」

あまりにも声を張り上げすぎて一時的に声が枯れました

結果は天地人よりわずかに俺の方に人が集まり勝利

地和「なんでよ!あんな歌に負けるなんて・・・」ショック受けてますね

人和「地和姉さん、私たちの完敗 もっとすごくなって見返してあげましょう」

衛「季衣」

季衣「うにゃ?なに、兄ちゃん」

衛「はい、これ」

季衣に財布を丸々預ける

衛「これで飯食ってこいよ」

それから後日財布が空っぽになってかえってきました

華琳サイド

衛においていかれ、一人とぼとぼ街を回る

華琳「あら、あれは・・・」

華琳の目の前にはたくさんの竹かご その竹かごの中に一人の少女が座ってる

?「さぁ~誰かかわへんか~?」

華琳「・・・・」

?「なんや、姉さん。こうてくれるんか?」

華琳「竹かごよりそっちが気になるわ」

華琳がみてるのは少女の左側にある小さなからくり

?「あぁ、これか・・・これはなぁ、売り物ちゃうんよ」

華琳「では、なぜおいてあるのかしら?」

?「おいておけば人あつまるかなぁ~って」

華琳「見せてくれないかしら?」

?「ええけど・・・」

華琳がみているカラクリは小さな取っ手が着いており

華琳「この取っ手は?」

?「あぁ、それをまわすとなんと、竹かごが見る見るできていくんよ」

華琳「それは本当なの?(クルクル)」

?「ちょっ!そないに回したら・・・」

『ボン!』

華琳の持っていたカラクリがはじけとんだ

?「あー、試作やからまだ竹のしなりに負けるんや」

華琳「では、この竹かごは?」

?「村の皆が作ってくれたものや」

華琳「・・・」

?「カラクリ壊したんやから、ひとつ買ってもらおうか」

華琳「仕方がないわね」

華琳は竹かごを手に入れた

春蘭サイド

春蘭「んー、これでもいいが・・・あっちのも・・・」

服屋であっちこっちへ行ったりきたり

?「この服も似合うと思うの」

春蘭「おお、そうか・・・よいではないか」

?「でしょう、その服阿蘇阿蘇に乗ってたの~」

春蘭「して、おぬしは?」

?「沙和は干禁なの」

春蘭「私は夏候惇 真名は春蘭という」

沙和「なら沙和も・・・沙和の真名は沙和っていうの」

真名の交換が済み 二人で服をあさる

・・・数刻後

春蘭「うむ、おぬしのおかげでいいものが買えた。礼を言う」

沙和「そんなことないの~たのしかったの~」

春蘭「では、私は・・・「あの・・・」どうした?」

沙和「その・・・ひとつでいいからこれ買ってほしいの」

そう言って春蘭に竹かごを見せる

春蘭「いいぞ、ちょうどこうゆうものがほしかったのだ」

沙和「ありがとうなの~」

秋蘭サイド

秋蘭「・・・・・」

?「・・・・」

秋蘭が目を引いたのは銀髪の少女

その少女は竹かごを売ってるようだが、無言でそこにいるだけだった

売る側が無言なため、買う側の秋蘭も無言でその場にいるだけ

その時「秋蘭?」と名を呼ばれた

秋蘭「ん?衛と卑弥呼か・・・今日は非番ではなかったか?」

衛「そうだよ・・・秋蘭もなにやってるの?」

秋蘭「その・・・なんだ・・・」

秋蘭がこの場の状況を説明しようと整理していると

衛「・・・かわいい子だね、知り合い?」

秋蘭「いや、私も初対面だ」

衛「そっか・・・・竹かご?」

?「おひとつどうですか?」

初めて銀髪少女は口を開いた

衛「これは売り物なの?」

?「はい、邑の皆が作ってくれました」

衛「それじゃぁ売れ残りは出来る限りない様にしないとね」

秋蘭「おい、衛。何をいって「卑弥呼」いる」

卑弥呼「マスター、なにか?」

衛「これであれとあれを・・・・で、・・・にたのんで・・・・」

なにやら説明しながら頼んでいるようだ

秋蘭「衛なにを・・・」

衛「ねぇ、君」

?「はい」

衛「このかごはいくらするのかな?」

?「全部xxですが・・・」

衛「なるほど・・・なら、アレとアレ あとこれももらおうかな」

?「毎度」

淡々とかごを売る少女と買う男

衛「それじゃぁ卑弥呼頼んだよ」

卑弥呼「はい、では行ってまいります」

衛が卑弥呼にかごと金を渡し、卑弥呼は人ごみの中へ消えていった

それから私は衛と少女としばしの間話をしていると

卑弥呼「マスター」

どうやら卑弥呼がもどってきたようだが・・・・空だった竹かごにはたくさんの果物が

秋蘭「衛、こんなに買ってどうするのだ?」

衛「まぁみてて」

衛はそう言って少女の横に一杯になった竹かごを置き 声を出し始めた

衛「さぁ~よってらっしゃい 他の店で買うと一個xxするこの桃 俺のところではなんと半分以下の値段でかえるよ~!さぁ数に限りあるから早いもの勝ちだよ~」

衛がそう声を出すと遠巻きにみていた民が一人また一人と衛の方へ近づいていく

衛「はい、10個ね・・・持てる?持てなかったらさ、隣に篭屋あるよ」

その安さに人々が集まり、安いゆえに大量に買っていく ふと見ると少女の方も人だかりができていた

?「はい、どの篭も同じ値段です・・・ありがとうございます」

衛が果物を売り その果物を持ちきれずにいる人へ篭を売る よく考えたものだ

衛がその場で売り始めしばらくたったあと

衛「ん?言葉だけじゃうまいかわからない?たしかに・・・じゃぁちょっとまってくれよ」

客の一人が食ってみないとわからないといい始めた

衛「これでいいかな・・・さぁ味がわからないなら食ってみてくれ 気に入ったらお願いするよ」

果実を数個 皮をむき 皿に一口大で載せて ただで食わせてる

私が見ているだけでも数十人もの人が衛や少女の周りに集まり

人が引いたと思ったときには二人の前にあった果物や篭はなくなっていた

衛「これで全部かな?」

秋蘭「ご苦労だったな・・・しかしよかったのかあんなことをして」

衛「買いに行った店のおっちゃんたちには悪いことしたかな・・・」

卑弥呼「そんなことはありません、事情を話し理解してくれた上で買ってきたのですから」

秋蘭「それならばいいが・・・」

?「あの・・・」

秋蘭「ん?」

?「なぜそこまでしてくれるのでしょうか?私はあなたたちと何も・・・」

衛「なにって困ってるときはお互い様ってことで」

?「はぁ」

衛「それじゃぁ俺たちは行くね、卑弥呼~」

卑弥呼「はい、では失礼します」

衛たちがその場を離れた後少女は秋蘭に

?「あの方はいつもあ~なのですか?」

秋蘭「そうだな・・・困ってるものを助けるのはいつもだが、おぬしのような少女だとなおさらといったところか」

?「そうですか・・・」

秋蘭「では、私も帰るとしよう」

?「はい、そのいろいろとありがとうございました」

秋蘭「ふふっ、私は何もしていないさ 何もな」

衛「卑弥呼、ごめんな。せっかくの警邏(デート)だったのに・・・」

卑弥呼「いえ、いいのです。そのいろいろありましたが改めてマスターのすごさを見れただけで」

衛「そうか・・・手つなごうか」

卑弥呼「・・・はい(テレテレ)」

?「ふぉふぉふぉ、若いのう・・・」

衛「ん?占い師?」

?「そうじゃ、わしは管路 大陸一の占い師じゃ」

衛「あなたがあの管路ですか」

管路「ふぉふぉふぉ、わしも有名になったのぉ」

管路「さて、おぬしを占って進ぜよう」

衛「占いねぇ」

管路「信じるも信じぬも己しだいじゃ、ふぉふぉふぉ」

管路「そうじゃのう・・・おぬしが仕えてるものはとても強い気を持っておる、その気は他のものを圧倒するほどじゃ それゆえに融通が効かん そのことを忘れる出ないぞ」

管路「そしておぬしじゃが・・・大局に逆らうな 逆らえばその身は破滅へと向かうだろう」

衛「破滅ねぇ」

管路「ふぉふぉふぉ、先ほども言ったが信じる信じないはおぬし次第じゃ・・」

管路「・・・そこのおぬし」

卑弥呼「はい?なんでしょうか」

管路「今はまだ平和が続くだろう、しかしおぬしの最大の敵は確実に近づいておる。争うのは必然避けられぬことじゃ おぬしに・・・その覚悟あるか?」

卑弥呼「!?」

衛「最大の敵?卑弥呼どうゆうことだ?」

卑弥呼「それは・・・その・・・」

衛「おい、管路!・・・いっ居ない!?」

俺が振り返ったときにはもぉ管路は居なくなっていた

管路が卑弥呼に言った言葉

「最大の敵は確実に近づいている、争うのは必然。避けられぬ事実 おぬしに愛するものを守る覚悟あるか?」

その言葉は卑弥呼に問いかけるようだった

あとがき~

いやぁ長いですね 自分で書いてて少しへこみます

ちょうせんよりも卑弥呼の方が書きやすいのですがねぇ 出したほうがいいのでしょうか?

さて今回でてきましたね天地人に三羽鳥

いろいろ壊れているので変なところがあってもスルーしてください

さて男x男の会話は今後どうなることやら(女の子もちゃんと居ますよ・・・卑弥呼がヒロインに参加しただけだし)

さらにあとがき

衛「はぁ・・・はぁ・・・・卑弥呼・・・・」

卑弥呼「はぁ・・・はぁ・・・・ますた~・・・私もう・・・・」

衛「卑弥呼・・・俺も・・・もう・・・」

卑弥呼「では・・・・一緒に・・・・」

衛「あぁ・・・・いくぞ・・・」

卑弥呼「はぁ・・・はぁ・・・んっ!はっ激しいです・・・・」

衛「そろそろ・・・いくぞ・・・」

卑弥呼「・・・はい・・・」

衛「・・・・卑弥呼!」

卑弥呼「・・・・マスター!」


 
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