No.119483

恋姫と漢女 第5話

護衛さん

さて5話目ですが、ついに戦ですねぇ
まぁ過剰な期待せずに見てくれるとうれしいです

2010-01-20 00:21:51 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:2619   閲覧ユーザー数:2323

敵の前(城)に布陣して数刻 着々と準備は進んでいる

秋蘭「それでは、華琳様。行ってまいります」

華琳「ええ、頼んだわよ」

秋蘭「御意」

華琳「それでは、桂花」

桂花「はい」

そんな会話がされてる場所より少し離れた場所で

衛「初陣か・・・」

春蘭「なにをしている」

衛「あ、春蘭」

春蘭「どうした?怖気づいたか」

衛「そりゃ、初めての戦だからね」

春蘭「そうか・・・しかし、お前の力でもってすれば傷つくことはないだろう」

初めて春蘭から俺を認めるような発言を受けた

衛「そうか・・・魏の大剣にそう言われるなんてな」

春蘭「おかしいか?」

衛「ありがとう、春蘭」

春蘭「ふん!お前は私が始めて認めた男なのだからな」

そう言って春蘭は少し顔を赤くしてスタスタと歩いていってしまった

衛「ふふふ、てれちゃって・・・かわいいな」

そのやり取りが終わったころと見計らって

季衣が「兄ちゃん!」と俺を呼びながら駆けてきた

衛「ん?季衣どうしたんだ?」

季衣「ううん、なんでもないよ。それより兄ちゃん」

衛「ん?」

季衣「兄ちゃんもこれが初陣なの?」

衛「そうだよ・・・」

季衣「なら、僕と一緒だね・・・がんばろう!」

衛「あぁそうだな!」

初陣同士気持ちを前に語りあっていると

華琳「衛、季衣。きなさい」

我らが覇王様に呼ばれました

衛「華琳、呼んだか?」

華琳「ええ、そろそろ始めるわよ」

衛「わかった・・・」

華琳「?・・・それから季衣」

季衣「はい!」

華琳「あなたを親衛隊隊長に任命するわ、だからこの戦生き残りなさい」

季衣「え!?いいんですか?」

華琳「ええ、いいわよ」

おいおい、いきなり親衛隊のしかも隊長かよ・・・人材不足なのか?

桂花「華琳様・・・・そろそろ」

華琳「わかったわ」

華琳「聞け!わが魏の精鋭よ!これよりしつけのなってない獣どもをしつけ直す!敵に容赦するな!烏合の衆なれども我らより数は多い、しかし!所詮統率の取れていない獣どもだ!情けをかけるな!はむかうものには死を!我らが魏の武存分に見せつけようぞ!!」

『おおおおぉぉぉぉぉぉぉぉおおお!』

華琳「銅鑼を鳴らせ!武器を取れ!」

『がぁぁぁあん!がぁぁぁあん!』

盛大に銅鑼が鳴らされ さぁ戦だ!と思った時だった

敵城の門が開き 中から『わああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

敵が出てきましたよ

衛「これも策のうちなのか?」

華琳「・・・・・・・・桂花」

華琳「どうゆうことかしら?」

桂花「はっ!敵は銅鑼の音を出撃の合図だと思ったのでしょう・・・」

・・・華琳の鼓舞はある意味空振りですね いい気味です

華琳「まぁいいわ、全軍抜刀!一当てした後、敵を釣る為に反転、撤退する」

華琳「いくわよ・・・・全軍突撃!」

戦闘というものは起こらず

簡単にいいますと手ごたえがなかったです

本陣にて一当てしたあと反転し、敵を釣るのが目的だったのですが

暴走した春蘭と本陣に居た季衣の活躍でたいした損害もなく敵はすべて討ち取られました

衛「・・・これが戦?」

華琳「そんなわけないでしょ!」

衛「だよなぁ・・・・はぁ」

華琳「ため息なんてつかないでよ・・・・はぁ」

衛「華琳だって・・・にしても」

衛・華琳「「お腹すいたわね(なぁ~)」」

華琳「桂花、あなたの策だったわよね・・・どうしてくれようかしら」

そもそも桂花の策により行軍の食料は通常の半分

桂花「しかし・・・私の計算では!」

必死に言い訳してます、それもそうですねぇ

桂花の計算では十分の七が残るはずだったのに、十分の八が残ってしまい 追い討ちとばかりに季衣の食欲がありましたからね

大人10人前をあの体に治めるなんて・・・・

華琳「その程度も予測できないなんて・・・それでも軍師といえるのかしら?」

華琳は空腹のためご立腹です まぁ当然ですね

桂花「・・・処分はいかようにも」

華琳「ならば・・・今夜閨に着なさい」

閨で処罰?いやな予感が・・・ 案の定春秋がうらやましそうな顔で

春秋「「華琳さま~」」

うすうすは気がついていましたよ そっちの人だってことは・・・

季衣「ねぇ、兄ちゃん」

衛「ん?どうした?」

季衣「ぼく、おなかすいたよ」

・・・いま、何いいました? お腹すいた? はて、後方から聞こえる『グウゥゥゥ』という音は聞こえないのでしょうか?

衛「そうか・・・・よし、街に着いたら飯食うか?」

季衣「ほんと?やった~、兄ちゃんとご飯だ!」

季衣の言葉に反応した兵の皆さんがうらやましそうに見つめてきます・・・わかってますよ。あとでね

そんな想いを込めて笑顔を返すと、数人顔を赤くしてうつむきました

・・・トップがトップなのでそっちの人も居そうですね・・・

適当に雑談してると街に着きました 長かったですね

季衣「兄ちゃん、早く早く!」

衛「そんなにあせらなくても店は逃げませんよ」

季衣「だって僕うれしくて・・・」

季衣に引っ張られながらとある酒屋に入る

・・・なぜ、あなたたちもいるのですか?華琳 桂花 春蘭 秋蘭

華琳「あら、私と食事できるなんて光栄に思いなさい」

思ってたことが顔に出てたのでしょうか?華琳がなにやら言ってます

衛「ちょw華琳、俺あんまり手持ちないぞ」

華琳「あら、そうなのいいわよ。あとで足りない分は差し引くから・・・」

おいおいマジですか?あとで兵たちの分あるかな・・・

華琳「春蘭、季衣。ここは衛のおごりらしいわよ」

春蘭「おお、そうかそうか。では季衣いっぱい食べるぞ」

季衣「うん」

・・・こんなことが続いたら絶対滅ぼしてやる

結局多少なりとも重かった財布は軽くなり、お礼を言われることもなくあいつらは帰っていきました

?「うふふ、みい~つけた。」

衛「ん?どこからかみられてるような・・・狙いは俺か」

?「あら・・・ご主人様ったらだ・い・た・ん何だから」

衛「ここまでくれば・・・・」

追記

その日の夜は行軍に参加した兵全員と天の料理数点並べて宴会を行いました(後日に響かないように)

宴会の中で数名、俺を見てうつむいてる兵もいましたが・・・・

あとがき

んー、今後戦闘シーンはどうすればいいのでしょう

効果音の使い方が・・・・ まぁそれはおいといて

皆様にお願いが・・・・今後の魏のメンバーの集結時期をおしえてくれないでしょうか?

記憶があいまいなため、よく覚えてないのです。

心優しい方どうか・・・orz


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
18
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択