20/11/29 10:02 投稿
オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑪ [神嘗 歪 さん]
「言ったでしょッ。私、用があるのッ!変な言い掛かりに付き合ってられないわッ!」 振り向き様に金切り声をあげる七奈美。だが阿妻は、無表情のまま…。 ...
20/11/29 10:02 投稿 オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑪ [神嘗 歪 さん] 「言ったでしょッ。私、用があるのッ!変な言い掛かりに付き合ってられないわッ!」 振り向き様に金切り声をあげる七奈美。だが阿妻は、無表情のまま…。 ... |
20/11/15 11:34 投稿 オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑩ [神嘗 歪 さん] 「…何の話よッ」 逃道を絶たれて威嚇する猫のように、落谷を睨みつける七奈美。落谷は反対に反応を楽しんでいるように笑う。 そして持っているスマホ... |
20/11/07 12:29 投稿 深海の天秤〈第一章 ファースト・インパクト⑨〉 [神嘗 歪 さん] その女性は、入ってきた二人に背を向けている状態で座っていた。 女性の前にはテーブルを挟んで、白衣姿の医者と年配の看護婦が一人づついる。 女性... |
20/10/31 16:18 投稿 オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑧ [神嘗 歪 さん] 誘導するように前を歩いていた阿妻に、落谷は横に並ぶ。 病院内は人が多いはずなのに、遠くで打ち寄せる細波程度の音量しか周囲の雑音は入ってこない。... |
20/10/18 19:28 投稿 小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑦ [神嘗 歪 さん] 「っ♪」 そして今、落谷は澤木課長の命令どおり、新人刑事・阿妻と引ったくりの被害者が手当てを受けている病院に来ている。 乗ってきた車を駐車場に... |
20/10/16 16:56 投稿 小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑥ [神嘗 歪 さん] 弾かれたように顔を上げた小野塚。その大きく開いた口に、一口チョコがポンッと放り込まれた。放り込んだのは、もちろん落谷だ。 「モグッ…!」 上質... |
20/10/11 11:45 投稿 小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵⑤ [神嘗 歪 さん] 「落谷さんッ。今の今まで何していたんですかッ?!」 「何って…今回の事件の捜査に決まってるじゃん」 腹立つほどキョトンとした顔で返してくる落谷... |
20/10/04 18:10 投稿 オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵④ [神嘗 歪 さん] 〈小説「深海の天秤」の文章〉 テレビに映し出されたのは……夜、民家の玄関先のようだった。 画面の中央には、家の前の道と玄関先との間ギリギリのス... |
20/10/03 15:26 投稿 オリジナル小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵③ [神嘗 歪 さん] 小説「深海の天秤」の文章 「山口さんが通勤に使用していた駅の防犯カメラから、午後10時過ぎ、犯行時間と思われる一時間前に山口さんの姿を確認しまし... |
20/09/27 09:36 投稿 小説「深海の天秤」一章 ファーストインパクトの挿絵② [神嘗 歪 さん] 〈小説「深海の天秤」の文章〉 「待ってくださいッ!」 落谷と澤木課長が、同時に声のするほうに振り向く。するとそこには、さっき病院の件で質問を... |
20/09/21 13:52 投稿 オリジナル小説「深海の天秤」一章・ファーストインパクトの挿絵① [神嘗 歪 さん] オリジナル小説「深海の天秤」の文章 「あれ?今日じゃなかったか、あの例の『七光り』が俺らの一課に来るの?」 デスクが並ぶ捜査一係の部屋。二十... |
20/09/20 13:01 投稿 オリジナル小説「深海の天秤」のプロローグ挿絵 [神嘗 歪 さん] プロローグ文章 「許さないッ! 許さないッ! 『お前』を絶対に許さないッ!!」 そう叫んで、腹這いの状... |
20/09/19 14:43 投稿 オリジナル小説「深海の天秤」の表紙 [神嘗 歪 さん] オリジナル小説「深海の天秤」あらすじ 署内で検挙率No1の一課の刑事・落谷。だが、なぜか 誰ともバディーを組もうともせず単独を好んだ。そんな落谷が相... |