No.99780

真・恋姫†無双 ~新たなる外史の始まり~もう一つの物語9

aianaianさん

昨日に続き九回です
これからも精進します!!!!!!

2009-10-08 23:38:18 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:4875   閲覧ユーザー数:4464

真・恋姫†無双~新たなる外史の始まり~もう一つの物語9

 

 

樹「ああ、もう!!もうちょい速く走れないのかこの馬!!」

 

前に俺、後ろに玲を乗せて華琳がいった方向へ真っ直ぐひたすらに馬を走らせる

 

だがこの馬、足が驚くほどに遅いのだ

 

さっきから余り距離も進んでいない

 

精々、背後に城が微かに見える程度にしか進んでいない

 

このままじゃ、やばい予感がする!!

 

樹「玲!!あとどのくらいだ!!」

 

玲「はい!!この風景からするに、あと五里です!!」

 

二kmかよ!!!

 

樹「ちっ!!玲、飛び降りて一気に走るぞ!!掴まれ!!」

 

玲「え!!ちょっ!!まっ!!」

 

突然の事に慌てながらも玲は俺に掴まる

 

掴まったのを確認すると、馬からジャンプし着地する

 

周りに少しばかり砂埃がたつが、気にしない

 

前方を見ると、乗り捨てた馬がそのまま自然に還るのが見えた

 

樹「それじゃ行くぞ!!」

 

玲「はい!!」

 

玲を抱き抱え、足に氣を込め全力で走る

 

 

 

 

 

 

華琳SIDE

 

華琳「なんか、拍子抜けね」

 

そう、何故か此方が出撃の銅鑼を鳴らしたら何故か砦から敵が出てきたのだ

 

それも全部

 

桂花「はい、春蘭が暴走しないかが唯一の心配です」

 

華琳「大丈夫よ、秋蘭がとめてくれるでしょう。それでは我等は敵を牽制しながら後退する!!!」

 

指示を出しながら後退する

 

桂花の策で、後退し十分にひきつけたら横から春蘭と秋蘭の部隊が横撃をする策だ

 

視界の端に違和感を感じた

 

目の前にいる賊どもは、全員がばらばらで規則性のない格好だが

 

何故か、一部の賊は白装束を着ていた

 

何故?

 

そのことを疑問に思いながらも後退を続ける

 

 

 

 

 

その頃、春蘭と秋蘭は

 

春蘭「ぬぬぬぬっ!!」

 

隣に潜んでいる姉者は今にも突撃しそうだ

 

秋蘭「まぁまぁ姉者、落ち着け、ここであせってしまっては華琳様に面目がたたないぞ」

 

春蘭「判っている!!判っているのだが、こうも目の前を無防備に敵に更新されると一気に叩き斬りたくなる!!」

 

秋蘭「後もう少しで攻撃できるから、もう少し待とう姉者」

 

春蘭「ぬぬぬぬぬ!!」

 

こうやっていきり立っている姉者はかわいいな

 

こんなやり取りをしていた

 

 

 

 

 

 

樹SIDE

 

あれから、どの位たっただろうか

 

玲を抱え走っている

 

そろそろ問題の場所についてもいい頃なのだが・・・・・・

 

玲「樹様!!あれ!!」

 

樹「ん?」

 

玲の指差す方を見ると、そこで華琳の軍と賊が戦闘をしていた

 

樹「あれか!!玲、急ぐぞ掴まってろ!!!」

 

玲「はい!!」

 

前方に見える天幕目指して、一気に走る

 

 

 

 

今私は天幕にいて私もでる準備をしている

 

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!

 

華琳「何かしら?」

 

遠くの方から物凄い地響きが聞こえてくる

 

兵士「失礼します!!」

 

入り口から警備兵が入ってきた

 

華琳「何かしら?」

 

兵士「はっ!!我が陣後方より女を抱えた男が此方目指して走ってきています!!」

 

桂花「はぁ!!どういうことよそれ!!」

 

兵士「判りません、ただ判るのは男のほうは白い髪だった事だけです!!」

 

北郷「なぁ華琳?その白い髪の男ってまさか・・・・・・・」

 

隣にいた北郷が此方を向いて聞いてくる

 

華琳「・・・・ええ、そのまさかでしょうね」

 

桂花「もしかしてあいつが!!」

 

三人は同時にこういった

 

三人『樹の奴だ!!!』

 

 

 

っとその時

 

 

 

樹「・・・・・・・遠藤樹、只今復活」

 

樹が突入してきた

樹「・・・・・・・それじゃ俺も前線に出るから後宜しく」

 

といって、戦場に出ようとするが

 

北郷「追い待てよ、もう大丈夫なのか?」

 

北郷が聞いてくる

 

樹「・・・・・・・当たりまえだ、此処まで途中から走ってきたんだぞ?大丈夫に決まってる」

 

北郷「そうか、そりゃよかった。それとさ・・・・・・」

 

樹「・・・・・・・何だ?」

 

そういって、後に続く言葉を待つ

 

北郷「帰ったらまた稽古つけてくれよな?」

 

樹「はいよ」

 

今度こそ、戦場に出ようとする

 

華琳「待ちなさい」

 

今度は華琳に止められた

 

樹「・・・・・・・今度は何だ」

 

華琳「私に心配かけたのだから責任とってもらうわよ」

 

樹「覇王様の仰せのままに」

 

そういって今度こそ、戦場に出た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦場にでてさっきから目に付くのが入る

 

全身を白装束で覆った賊が入る

 

樹「(まさか、こいつ左慈と同類か?)」

 

群がる賊どもを切り殺しながらそんなことをふと思う

 

 

賊一「おい!あいつは一人だ、囲んでやっちまえ!!」

 

少し考えている間に方位されたようだ

 

賊二「へへへ、もう手前は逃げられねえ、覚悟しやがれ!!」

 

そういって回りに奴等はいっせいに切りかかって来る

 

その数、約二十人

 

樹「こんな数、簡単だ」

 

黄龍、蒼龍を抜く

 

目の前にいる賊が中華刀を振り下ろしてくる

 

中華刀をかわし、その隙だらけなどてっぱらを斬りつける

 

賊三「ギャッ!!」

 

そのまま、蒼龍で横薙ぎに払う

 

賊四五六『グハッ!!』

 

更に、中に飛び背中に下げてある愛華の朧月を構える

 

矢を一気に十本番え、回転しながら下に居る賊共向けて放つ

 

一気に、残りの十六人と回りにいた賊共が射殺される

 

そしてそのまま朧月を戻し、地面に着地する

 

樹「!!!」

 

背後から殺気がしたため、そのまま前方に転がる

 

ブオ!!

 

後ろ向くと其処に居たのは

 

左慈「ふん!どうやら貴様は死に損なったみたいだな」

 

樹「左慈!!!」

 

仇敵左慈がいた

                   ~作者と樹のあとがき~

 

太公望「いや~、それにしても左慈があそこに現れるなんて、吃驚だね~」

 

 

樹「まあな、それだけでも仇を討てるチャンスが増えたわけだが」

 

 

太公望「さて、此処で次回予告なんだけど、次回でとうとう樹の知られざる力が!!!

 

 

樹「どんな力なんだ?」

 

 

太公望「それは次回を見てからのお楽しみ、ではまた次回で会いましょう!!!」

 

 

樹・太公望『さよなら~(ブンブンブン!!!)』


 
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