No.986169

聖ビーストテイマー・ナタ218

リュートさん

一応、新シリーズだけど本編の第3部・第218話。

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2019-03-05 08:26:07 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:126   閲覧ユーザー数:126

ゲイザーの子守を頼んだ後、ルークは家に帰ってローラとイチャイチャしていました。まだ外は明るいのにお楽しみの最中のようです。

 

「もう…!ルークったら、結局これが目的だったの?」

 

「良いだろう?ゲイザーが産まれてから、ほとんどしてなかったじゃないか…」

 

「しょうがないなぁ…。久しぶりだから、ちょっとドキドキしてきた」

 

良いところだったのに、来客を知らせるベルがけたたましく鳴り響きます。来客を無視して続けようとしましたが、ベルはしつこく鳴り続けていたので、不機嫌な様子でルークが玄関のドアを開けました。

 

「誰かと思ったら、お父さんだったのか…。仕事中じゃなかったの?」

 

「真昼間から良いご身分だな?僕は仕事中だと言うのに…」

 

「心眼で覗き見してたの?」

 

「なかなか出てこないから覗いただけだ」

 

「だったら少しは気を遣ってよ?良いところなのに邪魔するなんて…」

 

「お前に頼みたい事がある…。付いて来い!」

 

「頼みって何?後にしてくれないかな…」

 

「さっさと仕事を片付けてしまいたいんだよ?待っている暇などない」

 

「ふぅ…。じゃあ今夜はゲイザーをそっちで預かってくれる?」

 

「ゲイザーはリリーと仲良くしていたから構わんが?」

 

「それなら行くよ?僕は何をすれば良いの…」

 

「闇市の特殊テントに張ってあった結界を張って欲しい。出来るか?」

 

「えっ!あれと同じやつ張ろうと思ったら、一ヶ月とか二ヶ月とか、かかっちゃうよ?」

 

「そんなにかかるのか?待っていられないな」

 

「半永久的に発動するタイプだからね。即席タイプの結界なら、すぐ張れるけど二十四時間で消える」

 

…つづく


 
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