No.984559

聖ビーストテイマー・ナタ110

リュートさん

一応、新シリーズだけど本編の第3部・第110話。

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2019-02-19 16:19:29 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:122   閲覧ユーザー数:122

ゲイザーは前髪が白髪になっていたので、ダークファッションとして黒髪に白いメッシュを入れるのが、巷で大流行していました。

 

「アウローラが産まれた頃、白髪が増えて悩んでいたのに、これがオシャレだと周りが言っていてビックリしましたよ?」

 

「私もおじさまになら抱かれても良いと思ったわ」

 

「ユリアーノ様からお預かりした大事な娘さんに手は出せませんよ…」

 

「ダーリンのそう言うお堅いところも素敵なのよねぇ。ちょっと誘ったら、すぐに乗ってくるような軽い男には興味ないわぁ」

 

「私もリリムと同じ考え方よ?ルーク君以外の男は誘うとすぐ乗ってくるし…」

 

「ヴィッキーは骨抜きにしちゃったんでしょ?私の教えた桜蝶舞の技でぇ」

 

「なんだか、とても綺麗なネーミングの技ですが凄まじそうですね…」

 

「ヴィッキーは私にメロメロよ?でもルーク君と親友になっちゃったみたい。それにローラにも惹かれてるっぽいし、どうしてみんなローラばかり選ぶの!」

 

「私が言うのもなんですが、アウローラは嫁にやらずにずっと家に置いておきたいくらい可愛いですよ?」

 

「嫉妬しちゃうわぁ。私も黒髪に染めようかしら?ミケーラやローラみたいにぃ!」

 

その頃、ルークは何かに取り憑かれたようにローラの唇を貪っていました。

 

「うーん、もうこんな時間か…。退屈な授業を受けてる時は一刻が遅く感じるのに、ローラと過ごしてると一刻は速く感じる」

 

「もう百回くらいはキスした?」

 

「数えてないけど多分百回超えてる」

 

「あんまりたくさんしたら飽きちゃわない?」

 

「飽きるような気がしない。すればするほど、どんどん好きなってる」

 

「お友達から聞いたんだけど、たくさんしたがる人はすぐ飽きて捨てられるんだって…」

 

「僕はそんな飽きっぽくないよ?ローラはあまりしたくないのかな…」

 

「ううん、好きなだけしたら良いよ?全然させなくても捨てられちゃうみたいだし…。ルークに捨てられたくないの」

 

…つづく


 
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