ミスカを追いかけて二階に上がった澪を突然の文字の弾幕が襲う。
澪「心地良い弾幕ね。」
澪は軽くそれを躱(かわ)してみせる。
澪がしばらく進むと、ミスカが姿を現す。
ミスカ「ここから先はお母様の領域よ。行かせないわ。」
澪「お母様?ミスカちゃんのお母様の事ね?」
ミ「ちゃん付けはよして!!・・・・・って種を植えないで!!!!」
澪「”バージョンフォース”萌えよ。」
おもむろに澪は種を植える。その植えた種から大型の銃の形の植物が急速に育つ。
澪「この銃から放たれる弾幕に耐えられる???」
ミ「まるで、耐えられるわけがない様な言い方ね。」
何回かのその銃から放たれる弾幕の末、ミスカは失神した。
澪「この程度で失神?仕方ないわ。介抱してあげる。」
ミスカを介抱した後、その先へと澪は進む。
澪「ここが”お母様の領域”ね?お母様ー!いるーーーー?」
A子「私はA子。ミスカにお母様と呼ばれる者よ。」
続けて、
A「この写真のが、ドラゴ。最近、「半点郷」で女に反転した私の夫よ。」
いつの間にか、澪に近づいていたのか、A子と名乗る女が自己紹介と女の夫の紹介を済ませる。
澪「気づいてはいたけれど、近いわよ。A子ちゃん・・・?」
A「それにしても、ミスカに何をしたのかしら?いらつくの、その飄々(ひょうひょう)とした態度。」
澪「僕は何も?ただ、植物でボコボコにして介抱しただけ。」
と余裕の笑顔で対応する。
A「そう、殺す。」
と言ってはさみでえぐる。空を。
A「あら、当たらない。」
澪「棒立ちだと思わないでね。そのはさみ、一体化ってくらいに体に馴染(なじ)んでいるわね。恐いわね、能力的に。」
A「当たるまで、刺す。」
澪「”スカイライト””サンレッド””バージョンフォース”。この三つの能力があれば勝てるわ。」
澪をはさみの銀が連続で襲い、A子を白と赤と緑が交互に襲う。
A「そろそろ、死んだ??」
澪「まだ、ピンピンしているわ。ほら、僕はこの通りよ。」
無数にも見えるはさみが澪に飛んで来るが、パターンが分かれば、どうという事は無い。
A子もその内に力尽きたから、それを澪は
澪「これで三人目ね。」
と言いながら、治療する。
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幻想郷内での出来事。オリジナルです。