第3章.過去と未来編 1話 馬超の秘密
洛陽へと凱旋した馬騰達は皇帝に戦勝を報告した後、兵達の労を憩うべく宴会を催した。
飲めや歌えやの大騒ぎとなり、一刀は霞や星に捕まりしこたま飲まされ酷い目にあったのだがそれは別の話で後日語られることもあるだろう。
一夜明けて主な将を集めて今後の戦略についての軍議が開かれた。
「さて、今後どうするかについてだけど、どうすべきか皆の意見を聞かせて。」
議長役を担うことになった賈駆が各将を見回しながら言うと一刀が手を上げた。
「今回ここには馬騰、董卓、劉備、公孫賛と4つの陣営が集まった訳だけど、先ずは4陣営で同盟を組み、今の乱れた世を鎮め民が安心して暮らせるように行動するべきだと思うんだがどうだろうか?」
一刀の言を受けて馬騰が立ち上がる。
「馬一族は同盟を組むことに異存はないわ。月ちゃんはどうかしら?」
指名された董卓が賈駆の方を向くと賈駆は頷いた。
それを受けて
「はい、私達も異存はありません。桃香さんはいかがですか?」
劉備も諸葛亮の方を向いて頷く。
「うん、私達も異存ないです。白蓮ちゃんもいいよね?」
公孫賛も横を向く……が誰もいない。
「異存ない。……(いいな~皆軍師が居て)。」
項垂れる公孫賛を無視して賈駆が話しを進める。
「じゃあ、4陣営で同盟を組むということでいいわね。では次にこの同盟でどう行動していくかなんだけどその前に現在の状況を再確認しておきましょう。」
賈駆が諸葛亮を見ると諸葛亮は頷き立ち上がる。
「我々の同盟以外の大勢力は今のところ袁紹、袁術、曹操の他には荊州の劉表や益州の劉璋等が上げられますが劉表と劉璋は除外して差し支えないと思います。その理由ですが劉表はその年齢が上げられます。しばしば倒れることもあるそうでその病状が原因で今回どちらにも参加できなかったようです。ですから劉表が攻勢出ることは無いでしょう。次に劉璋ですがこちらは権力争いが絶えないようでそれどころではないようです。以上の理由より我々の前に立ち塞がるのは袁紹、袁術、曹操の3陣営になると思われます。」
諸葛亮の説明が終わると馬騰が手を挙げる。
「袁術は外していいわよ。もう数ヶ月もしない内に滅ぶでしょう。」
それを聞き賈駆が驚いた顔で問い質す。
「菖蒲様!それはどういう……何をしたんですか?」
「別に大したことはしてないわよ。袁術の客将に孫策ってのがいるんだけど戦友だった孫堅の娘でね、堅が死んだ時のどさくさで袁術に領地を奪われたけど領地を奪われたままでいるような腰抜けじゃないわ。虎視眈々と機会を狙ってたはずだしちょっと煽ってやったから向こうに着いたらすぐにでも行動に移すでしょう。」
賈駆は額に手を当て溜息を吐くと
「菖蒲様、次からは僕達にも言ってくださいね。」
「ははは、ごめんね詠ちゃん。でね1つ頼みがあるんだけど?」
「わかってます。孫策に袁術討伐の勅令を出すよう陛下に頼むんですよね。」
うんうんと頷く馬騰。
それを見て賈駆は話を進める。
「まあ、そういう訳で僕達の前に立ち塞がるのは袁紹と曹操ということになったのだけどこの2陣営にどう対処するか誰か意見ある?」
再び一刀が手を上げる。
「袁紹は袁術と共に諸侯連合の首謀者だったんだから何れ討伐するしかないと思うけど、問題は曹操だ。曹操にとって我々の同盟に参加するという選択肢はあるのか、飽くまでも自陣営による天下統一に拘るのか、そこがわからないところなんだ。」
一刀の言を聞いて考え込んでいた劉備は趙雲の方を向く。
「星ちゃんさ、前に大陸中を旅してたって言ってたじゃない?曹操さんのところに行ったことない?」
劉備に振られた趙雲は徐に立ち上がる。
「大陸を旅して自らの主を見極めようとしていましたおり曹操の評判を聞いて人物を確認しに行ったことがあります。尋常ならざる覇気と有為の人材を自在に使いこなす器量を持つ英雄というのが私が見た曹操という人物ですな。」
居並ぶ将達から「ほー」と感嘆する声が聞こえる中、張遼が口を開く。
「ふ~ん、大した人物のようやけど、ならなんで星は曹操に仕えようと思わなかったんや?」
「あの陣営が醸し出す百合百合しい雰囲気が鼻をついたのと曹操は確かに完璧なのだが何かが足りないような、この乱れた世に疲弊した民達を救う英雄としては何かが欠けているように思えたのでな。」
趙雲の人物評を聞いて馬騰が続く。
「ふふ、星ちゃんの目は確かなようね。あの子は確かに英雄と呼ばれるに相応しいものを持ってるわ。でも他者に対する慈愛が足りない、戦乱に疲弊した民達には月ちゃんや桃香ちゃんのような無限とも言える慈愛を持った英雄が必要なのよ。」
馬騰に持ち上げられ、あたふたする2人。
何か言葉にしようとするものの中々口を出ずやがて真っ赤になって俯いた。
その様子を微笑ましく見ながら馬騰は続ける。
「あの子は今のまま我々の仲間になることはないでしょう。一度直接叩いて我らの力を示して見せないとね。それからなら我らの言葉に耳を傾けるでしょう。」
馬騰の話を聞いて馬超がやる気満々の顔で続く。
「つまり袁紹と曹操は真正面から叩くのみってことだな。よーし涼州騎馬隊の力をたっぷりと味合わせてやるぜ!」
そこに鈴々が茶々を入れる。
「やっぱり翠は猪なのだな。」
「にゃにぉー、戦場で見当違いの方向に突撃して行った鈴々に言われたくない!」
2人を仲裁するように関羽が口を挟む。
「2人とも似たり寄ったりだろうが、そのぐらいにしておけ。」
ブスっとした顔の2人にはぁ~と溜息吐きながら賈駆が話しを進める。
「はいはい、それぐらいにしてね。じゃあ我々の方針としては袁紹・袁術は討伐、曹操は一戦して力を見せた上で仲間に引き込む、孫策には独立の支援、他の諸侯は交渉を持ってこちらに引き込むということでいいわね。」
賈駆の言に皆が賛意を示す中、劉備が浮かない顔をしていた。
「桃香、何か問題でもあるのか?浮かない顔してるが。」
劉備の浮かない顔に気づいた一刀が劉備に問いただすと劉備は浮かない顔のまま立ち上がった。
「うん、袁紹さんや曹操さんとどうしても戦わないといけないのかな?話し合いじゃ駄目なのかな?」
「あんたねぇ~、今更」
劉備を咎めようとする賈駆を押し止め、一刀は劉備の方を向く。
「まあまあ、詠ちょっと待てよ。桃香、話し合えばわかってもらえるという君の考えはすばらしいものだと思うよ。多分、人は頭ではわかってると思うんだ、だけど虚栄心や嫉妬等の醜い心がじゃまをする。自分でその醜い心を抑えることができればいいんだけど人は弱いもので大半の人はできないんだ。だからその醜い心を抑える為に力が必要なんだよ。唯、力というものはいくら言葉にしても中々わかってもらえない、戦って力を示す必要があるんだ。桃香、判ってもらえたかな?」
一刀の話しをじっと聞いていた劉備はしばらく俯いて考え込んだ後、顔を上げる。
「うん、一刀さんのいうことはわかるよ。でもなにがなんでも戦うって訳じゃないよね?話し合えるところは話し合うんだよね。」
「ははは、俺達は戦闘狂という訳じゃない。戦わずにすむのならそうするさ、なっ!恋」
いきなり話しを振られた呂布がきょとんとした顔で呟く。
「………お腹いっぱいでお昼寝するのがいい。」
次の瞬間、会議場は笑いに包まれる。その中、一刀は話しを続ける。
「はは、恋らしいよ。そういうことだよ、桃香。」
「うん!」
晴れ晴れとした顔で頷く劉備を見て一刀は話しを進める。
「さて、各人の役割分担についてだけど腹案を作ってきたんで先ずは聞いてくれ。月、菖蒲さん、桃香、白蓮は州牧になってもらって、月は司州、菖蒲さんは予州、桃香は徐州、白蓮は幽州に赴任してもらう。」
一刀は用意していた地図を取り出すと机の上に広げ碁石を四つ置いた。
「ふ~ん、つまり袁紹と曹操を包囲しようという訳ね。」
碁石の置かれた地図を見て賈駆が言うと、顎に手を当て考えていた諸葛亮が立ち上がる。
「包囲するという考えは悪くないと思いますが、逆に各個撃破される危険性があるのではないですか?特に并州、今回の戦いでここの有力諸侯である張燕と王匡を討ち取っています。その為この州の有力諸侯は張楊さんだけで袁紹さんが攻めてくれば抵抗できないと思います。そうなれば幽州の白蓮さんが孤立してしまいます。」
自分がやばいことになると言われ真っ青になる公孫賛を尻目に諸葛亮は続ける。
「それに月さんと白蓮さんはほぼ掌握済みの州ですから問題ありませんが菖蒲さんの予州と桃香様の徐州は縁も所縁もないところですから掌握するには時間が掛かると思われ、掌握するまでは内憂外患で曹操さんに対することはできないです。後もう1つ、包囲ができたとしても劉表さんをどうにかしておかないと袁紹さんや曹操さんが劉表さんと結んで挟み打ちにしてくる可能性があります。」
諸葛亮の指摘を受け一刀は頭を掻きながら立ち上がる。
「う~ん、まあ今言われたところは朱里や詠辺りに言われるだろうと思ってたよ。考えてはあるんだけど、先ず并州は劉虞殿に州牧になってもらった上で霞と華雄を派遣して守ってもらう。そして予州については、ここの奴らは今回の戦いで様子見してた日和見な奴らだ、20万に勝ち、皇帝を擁している我々に反意を示すとは思えない。少なくとも我々が袁紹や曹操に負けない限り大丈夫だよ。後、劉表は孫策を我々の同盟に引き入れた上で孫策に牽制してもらうと共に劉表の子供2人の内長子の劉琦を取り込んだ上で劉表の後を継がせる。」
一刀の説明に賈駆が慌てた様子で立ち上がる。
「ちょ、ちょっと待ってよ。霞と華雄の2人を出したらここ司州は誰が守るのよ!」
「恋がいるじゃないか。十分だろ!」
「まさかあんた、月を囮にして袁紹や曹操を誘き出そうとか考えてるんじゃないでしょうね?そんなの僕が絶対許さないわよ!」
「そんなつもりはない!并州は幽州と司州を結ぶところで幽州を孤立させない為にも守りを強化する必要があるじゃないか。」
賈駆と一刀が言い合っているところに関羽が口を挟む。
「一刀殿、徐州はどうなのだ。何も言わなかったということは考えがないということか、それならば、そのようなどうなるかわからないところに桃香様を行かせる訳にはいかん!」
「仕方ないだろう。徐州は豊かな土地だ、ここを曹操に取られる訳にはいかない。白蓮と月はそれぞれ幽州と司州で地歩を得ているんだ今更動かす訳にいかんだろう、となれば菖蒲さんか桃香ということになるが菖蒲さんは陶謙を討っている。陶謙がなぜ連合に参加したかはわからんが領地において暴政をやってはいなかったみたいだから領民との関係は悪くなかったらしい。そこに菖蒲さんが行ってみろ、反発受ける可能性大だ。だから桃香に行って貰うんだ。」
「それはそちらの都合だ。こちらの知ったことではない。」
「なんだと!」
3人は顔を突き合わせて睨み合っていたのだが、やれやれとばかりに馬騰が立ち上がる。
「……3人ともいい加減にしなさい!!」
馬騰の怒声に一様に皆ビクッとする中、3人はえっという顔で馬騰の方を見る。
「まったく、さっき4陣営で協力していこうって決めたばかりでしょ。何やってるのよ。朱里ちゃんも言ってたように包囲するという考えはいい訳だから各陣営で一晩考えて明日意見を持ち寄りましょう。い・い・わ・ね?」
馬騰の一喝にしゅんとなった3人を連れて各陣営は会議場を出て行く。
半刻後、馬騰は一刀と馬超を連れて洛陽郊外で馬を走らせていた。
しばらく走らせると見えてきた森に入り、やがて小川の辺に出た。
「菖蒲さん!こんなとこに連れてきて何の用ですか。」
いきり立つ一刀に馬を寄せると
「一刀君?」
いきなり一刀の肩を押した。
「えっ?……わあぁぁぁ」
ドボ~ン……一刀は川に落ちた。
「母様!何するんだよ。一刀、大丈夫か?」
「ぶわあぁ、何するんですか!」
「一刀君、頭冷えた?君らしくないわよ、冷静になりなさい。」
抗議する一刀に対し馬騰はいつもの穏やかな顔で諭す。
「一刀君、何焦ってるのか知らないけど、強引に話しを進めようとしても誰も納得してくれないわよ。」
「えっ……そう言えばあたしも一刀にしちゃ強引だなとは思ってたんだ、どうしたんだよ。」
「…………(言える訳ない!消えるかもしれないなんて)」
俯き黙っている一刀。
しかし馬騰は追求せずに馬超の方を向く。
「無理に言う必要はないわ、話せる時に話してくれればいいから。それよりここに連れてきたのは一刀君にも聞いてもらいたい話しがあったからよ。翠、出陣前に聞いてきたことについて答えてあげるわ。」
「出陣前って……ああ、陛下があたしのことを知ってたことか。」
「んっ?翠の武勇はけっこう知れ渡ってるはずだから陛下が知っててもおかしくないだろう?」
一刀の答えに首を振る馬騰。
「いえ、そういうことではないわ。翠、おとうさんのこと覚えてる?」
「父様……確か董氏の人だったと聞いたけど。穏やかな人だったな~」
「(そう言えば、翠の父親、史実だと母親になるのかな?)」
馬騰は周りを見渡すと小さな声で
「おとうさんは……先々帝、霊帝陛下の異母弟なのよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「え、えーーー!!」
「うっうそでしょーー!!」
「ほんとよ。もっともこのことを知ってるのはほんの一握りの人だけど。その人達も殆どがもう死んでて今このことを知ってるのは、まあ噂で聞いたことがある人がいるかもしれないけど真実を知っているのは多分劉協陛下と私だけだと思うわ。」
「ととと、ということはあたしは陛下の従姉ってことなのか、母様。」
「まあ、そういうことね。」
「ち、ちょっと待ってください。ならなぜおとうさんは劉姓を名乗らなかったんですか?それに翠も馬姓だし。」
一刀の問いに馬騰は遠い目をしながら語る。
「名乗らなかったんじゃなくて名乗らせてもらえなかったのよ。もっともおとうさんは名乗りたくなかったんでしょうね。おとうさんのおかあさん…翠にとってはお祖母さんになるわね…は霊帝陛下の父君の屋敷の侍女をしてたんだけど父君に手を出されておとうさんを孕んだのよ。だけどそれがわかると屋敷を追い出されてね、仕方なくお祖母さんは1人でおとうさんを生んで育てたのよ。」
「な、なんだよそれ。いくらお偉いさんでもひどすぎるよ!」
「(何時の時代でも驕り高ぶった奴のやることは変わらないな。)」
憤る馬超を宥めながら馬騰は話しを続ける。
「でもそれを不憫に思った霊帝陛下、…まだ即位はしてなかったけど…が影からいろいろと援助してくれてね、それでおとうさんは皇甫嵩のじじいの参謀にまでなれた。だからおとうさんは霊帝陛下に一臣下として忠誠を尽くすべく劉姓を名乗らなかったのよ。後、皇族の争いに自分の家族や仲間が巻き込まれるのがいやだったのもあるでしょうね。」
馬騰の話しに馬超は、はっとした顔になり馬騰に問う。
「母様、よく言っていたあの言葉は…」
「そう、「涼州の諸侯が戴くは天子のみ!」これはおとうさんの信念でもあったのよ。大陸中の諸侯が己の分を弁え、天子に忠節を尽くせば世の中はこんなに乱れはしなかっただろうって。でも十常侍や外戚の横槍で皇帝の力が削られていき今では皇帝とは名ばかりになってしまった。だから皇帝の力を取り戻すべく皇帝固有の戦力として直属の常備軍創設が計画され、我々馬一族と孫堅の孫一族はその母体となる予定だったのよ。」
「はーー、そんな事情があったんだ…」
「…(隠された歴史という奴なのか、それともそもそもこの世界自体が俺の知ってる歴史と異なる流れを辿っていた世界なのか)」
語り終えた馬騰は穏やかな顔で感嘆の声を上げる馬超と俯き何か考え込む一刀を見た。
「翠、陛下にとってあなたは唯一残された血族。どんなことがあろうと陛下を支えてあげてね。」
「うん!わかったよ。」
元気良く返事する馬超を好ましく見ると一刀の方に向き直り
「一刀君、何に焦っているのか知らないけど、仲間を信じなさい。我々個々の力は小さいけど仲間を集めて大きな力と成し世を変える。だから自分のやれることを精一杯やって後は仲間に託す。おとうさんも堅もそうやってきたわ。」
「……(そうだな、もう歴史がどうのというのを考えるのはやめよう。この世界はもう俺の知っている歴史とは違う流れを辿ろうとしている。俺は歴史の傍観者ではなく歴史の一員なのだ。俺の持てる力を全て使って皆を助けていこう。その結果消えることになったとしても……ふっ、惚れた女のために命をかけるのなら男として本望だ。)はい!わかりました。」
考え込んでいた一刀は馬超の方を見ると意を決した顔で返事をした。
「うん!じゃあ城に戻って皆を集めましょう。」
馬騰達は馬を駆ると城へと戻っていった。
<あとがき>
どうも、hiroyukiです。
3章に入りました。
翠は現皇帝の従姉なんですね。
でもだからと言って翠が皇帝になるとかそういう話はありません。
というかこの設定、翠自体には余り影響はないんです。
ではなぜこんな設定を入れたかというと今回出てきました皇帝直属の常備軍の話しを入れたかったからなんです。
wikipediaの霊帝のページを見ていたらこの話しが出てたんです。
なんでも霊帝がやった売官はその費用を捻出する為だとか書いてました。
本当かどうかはわかりませんがおもしろそうだと思ったのでこの話を出そうとしたのですが、ではこの軍と馬超達をどう繋げるかということになりましてそこで思いついたのが、実は馬超の父親が皇帝の弟で常備軍の創設を皇帝より託されたという設定です。
この設定により翠は皇帝の従姉となったのです。
後、翠の父親が董氏だと書きましたが、なんの根拠もありません。
史実の馬超の母親について調べてみたのですが、中々見つからずどうしようもないので史実の馬超の側室が董氏だったのでそれを使いました。
なぜ史実の母親かは皆さんわかりますよね?この外史は史実と性別が殆ど逆転しているのですから。
では、あとがきはこのくらいにしてまた来週お会いしましょう。
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第3章の始まりです。
諸候連合との戦いに勝った馬超達はこれからどうするのでしょうか?