この作品はキャラ設定が崩壊しています原作重視の方はご注意ください
時代背景がめちゃくちゃです
一刀くんがチートです
それでもいいかたはどうぞ
袁家の滅亡から数ヶ月のときがたっていた
この間に大陸の情勢は大きく変化していた、魏は北側を一気に平定し、次の目標として劉備を攻めていた
劉備は魏の大軍を見て勝ち目がないと悟り、益州へと逃げていた
孫呉は江東一帯を占領し地盤の安定に努めていた
月たちは昔から交流があった馬超と同盟を結び西北及び漢中を手中に治めていた
そんなある日、一刀は詠に軍議室に呼び出されていた
一刀「入るよ」
そう言って扉を開けるとそこには、月、詠、霞、刹那、蒼琳、恋、陳宮がいた
詠「そろったわね、今から言うことは落ち着いて聞いてほしいの」
詠はそうきりだして続ける
詠「昨日、曹操との国境付近の村が襲われたわ」
その言葉に詠を除く全員が息を呑む
詠「で、そこの村を調査させたら曹の旗が見つかったの」
霞「なんやて!」
刹那「ならばこうしてはおれん!今すぐに戦の準備を!」
詠「ちょっと!落ち着きなさいよ!まだぼくたちだって領土を拡大したばっかだから戦なんてしにくいわよ!」
霞「んなこと言ったって、自分とこの村が襲われたんやで!黙ってられるかいな!」
詠「わかってるわよそんなこと!」
詠が声を荒げる
一刀「とりあえず落ち着こう、で、詠はどうしようと思ってるんだ」
詠「もちろん戦うわよ、月もそれに賛成してくれたし、でも今はあまり長引くような戦がしたくないってのが現実ね」
一刀「そうか…他の皆は戦をすることに反対はないのかな?」
その言葉に蒼琳が返す
蒼琳「いまさらなにを言う一刀、此処で退いたらこの国の国民たちが黙っていないぞ」
一刀「わかった、詠、一つだけ頼みがある、一度だけでいいから俺を曹操のところに使者として送ってくれ」
詠「どうせ一度は使者を送る気だったから別にかまわないけど…なんかあるの?」
一刀「ちょっとか確認したいことがある」
詠「わかったわ一刀、ならさっそく魏に向かって頂戴」
月「一刀さん、お気をつけて」
一刀「ありがとう月」
そしてそれから二日後、一刀は魏に向かった
時は少し遡り・蜀
このとき蜀は魏が大軍で迫ってきているという報告を受けていた
朱里「雛里ちゃん、このままじゃあ」
雛里「うん、ここはやっぱりあれしかないのかな朱里ちゃん?」
朱里「うん、きっと桃香様や他の皆さんは怒るだろうけど、仕方ないよね」
こうして二人は兵士に指示を下す、この乱世で仕える主を守るため
時は戻り、いま一刀は魏の玉座の間にいた
華琳「さて…天の御使い直々に謝りに来た、というわけではなさそうね」
一刀「謝る?どういうことでしょうか?」
春蘭「とぼけるな!貴様らの軍が昨日国境付近の村を襲ったのを知らぬとでも思ったか!」
この言葉に一刀は驚く
一刀「それは本当ですか、曹操殿…」
華琳「えぇ、本当よ」
一刀「そうですか……」
そう言って黙りこむ一刀
華琳「どうしたの?」
一刀「実は、我らの国境付近の村も襲われたのです、それも昨日…」
その一言に何人かが息を呑む
華琳「それはほんとうなの?」
一刀「でなければ、わざわざこちらまで来ませんよ…」
そして二人の考えが重なる
華琳「蜀かしら…」
一刀「でしょうね、呉は今こちらに手を出すようなことはしないでしょう」
そう言って二人は黙る、先に口を開いたのは華琳
華琳「だからと言ってこのまま何もしないわけにはいかないわね、民がうるさいでしょうから」
一刀「そういうと思ってましたよ、こちらも同じ考えです」
華琳「どうしましょうか、何かいい案はある?」
一刀「そうですね、ここは戦をするしかないのでしょうが今はお互いにあまり長引かせたくないというのがあるでしょうな、さらに曹操殿は劉備を追っている」
華琳「じゃあこういうのはどう?こちらから将の数と兵士の数を指定する、あなた達はこの数に合わせて頂戴、戦の場所はそっちで決めていいわ…」
一刀「そしてその戦で負けたほうが勝ったほうに降伏する、ってところですか?」
華琳「あら、わかってるわね」
一刀「ほとんど同じことを考えてたからね」
そう言って二人は小さく笑う
華琳「北郷、ますますあなたが欲しくなったわ、この戦絶対に勝たさせてもらうわよ」
一刀「ははは、こっちも負ける気はないよ、それじゃあ俺はかえらさせてもらうよ」
華琳「そう、それじゃあ、次に会うときは戦場ね」
一刀「あぁ」
そう言って一刀は去ってく
桂花「よろしかったのですか、あのようなことを言ってしまって」
華琳「いいのよ、だって負ける気はないもの、あなたが勝たせてくれるでしょ桂花」
桂花「もちろんです華琳様!」
春蘭「華琳様!私も頑張ります!」
華琳「もちろん、あなたにも期待してるわよ、春蘭」
春蘭「はい!」
その後一刀は洛陽に帰り詠たちにそのことを話し、華琳から木簡が送られてきた、それに詠は場所と日時を記し送り返した
そして両軍は何もない広い荒野に対峙していた
華琳「ふふ、なにも言う必要はないわよね董卓」
月「はい、私たちはただ」
華琳「己が将を信じ!」
月「自分の信念を信じ!」
華琳&月「「自分の道を突き進むのみ(です)!」
そう言って二人は自軍に戻っていき
魏
華琳「桂花!何か策は!」
桂花「ここまで広い荒野だとなにもできそうにないですね、先ほどの華琳様のおっしゃったとうり、信じてもらうしかないかと」
春蘭「ならば好きに暴れていいのか?」
桂花「そうなるわね」
凪「ほんとにいいのですか?華琳様」
華琳「ふふふ、それでいいわよ、向こうもそうくるでしょうしね」
秋蘭「華琳様、準備ができました」
華琳「きけい!曹魏の精兵たちよ!今回は策も何もない!ただお互いの力のぶつかりあいだ!ならば!諸君が負けることはない!恐れるな!突き進め!打ち砕け!我らが力、天下に示そうぞ!」
兵士「「オォォォォォォーーーーー!!!!」」
董
月「詠ちゃん、何か策はあるかな?」
詠「何もないよ月、そのために此処を選んだんだから」
刹那「それはいい!久しぶりに何も考えずに暴れられる!
蒼琳「誰がどいつに当たっても恨みっこなしだぞ」
一刀「おーい、準備できたよ」
月「皆さん、私には力も知識もありません、ただ、この大陸を救いたいと思う力だけは誰にも負けません!だから皆さん!私のために、強いては皆さんの未来のために!その力を貸してください!」
兵士「「おぉぉぉぉぉぉぉーーーーー!!!!」」
詠「全軍!突撃!」
こうして両軍は真正面からぶつかる
董左翼・魏右翼
刹那「さて、私の相手は夏侯惇か、楽しませてくれよ」
そう言いながら目の前の敵兵を吹き飛ばし大声で名乗りあげる
刹那「我が名は華雄!誰かこの私と戦おうという者はおらぬか!」
春蘭「我が名は夏侯惇!、華雄よ、悪いが貴様と遊んでいる暇はない、さっさと終わらせてもらうぞ!」
華雄「この様子だと右翼には夏侯淵か…なるほど舐められたものだ」
春蘭「なにをぶつぶつ言っている」
華雄「なに少し注意しとこうと思ってな」
春蘭「なんだ」
華雄「まず一つ、私の記憶が確かなら貴様と夏侯淵以外では一刀の足止めにもならん…次に」
董右翼・魏左翼
蒼琳「華雄のほうには夏侯惇、こちらは夏侯淵か……向こうの軍師はなかなか大胆な策をとったな」
そうつぶやく蒼琳に一本の矢が迫るが冷静に叩き落す
秋蘭「さすがにあの程度では仕留められないか」
蒼琳「いや、ただの雑魚だったら危なかったさ、名は?」
秋蘭「夏侯淵」
蒼琳「高順だ…貴様らのこの布陣、一刀と呂布以外なら楽に抜けると思ったからかな?」
秋蘭「そうだと言ったら…どうする?」
蒼琳「どうもしないさ…ただ二つほど注意をさせてもらおう」
秋蘭「なにをだ」
蒼琳「一つ目はお前と夏侯惇以外では一刀の足止めすら無理だ…二つ目は」
両軍中央
一刀の目の前には一人の女の子が立っていた
凪「あなたが北郷一刀ですね、いざ、勝負です!」
一刀はその女の子を見ると一言
一刀「君じゃあ俺の相手は無理だね」
そう笑顔で言い放った後一刀は凪を無視して背を向ける、それは武人にとっては侮辱でしかない
凪「くっ!貴様!」
凪は後ろを向いた一刀に氣弾を飛ばすが一刀はそれをすべて避ける
凪「はぁーーー!!」
凪はそのまま一刀の背後から連撃をしかける、しかし一刀はそれをすべて避ける
凪「!!、馬鹿な!!!」
一刀「う~ん、この布陣は…なるほどね、この娘で俺の足止めをして、残りの二人が両翼を抜いて本陣を落とすってところか、まったく敵の軍師はいい度胸してるな」
そうつぶやくと凪のほうに振り返り
一刀「二つほど言っとくけど…まず一つ目、君程度じゃあ俺の足止めなんか無理だよ…二つ目だけど」
そして離れているはずの三人の思いが重なる
刹那「貴様らごときに蒼琳、ましてや私を…」
蒼琳「お前らに華雄、そして私を…」
一刀「君たちごときがあの二人を…」
三人「「「抜けるわけない!!」」
董左翼・魏右翼
春蘭「なにおー!今すぐ斬ってくれるわ!」
刹那「御託はいいからさっさと来い」
こうして二人は己が武を競い合う
董右翼・魏左翼
秋蘭「言ってくれるではないか」
蒼琳「事実を言ったまでだよ」
秋蘭「では証明してもらおうか!」
そう言いながら秋蘭が矢を放つ
蒼琳「そのつもりだよ!」
それを弾き飛ばしながら間合いを詰める蒼琳
両軍中央
一刀「さてと、瑠璃はいるか!」
瑠璃「はい!ここに!」
一刀「彼女と戦ってみるといいよ、今の瑠璃なら勝てると思うしなにより、いい経験になるから」
瑠璃「わかりました!ちなみに…生け捕りですか?」
一刀「できればそのほうがいいかな」
瑠璃「わかりました!」
一刀「それじゃあ俺は曹操のところに行って来るから」
そう言って一刀は曹操のいる本陣へと向かう
凪「待て!」
一刀を追いかけようとした凪だがその前に瑠璃が立つ
瑠璃「すいませんが、お付き合い願います」
凪「お前を倒してすぐに追わせてもらう!」
瑠璃「それができればいいですけどね~」
そして瑠璃は「華羅怒墓流紅」をかまえ、凪は「閻王」をかまえる
凪「はぁーー!」
先に仕掛けたのは凪、一気に瑠璃の懐に入り込み拳を叩き込む。
しかし瑠璃はそれを冷静に捌き避けながら
瑠璃(一刀様の攻撃とは比べ物にならないくらい遅いな~、手抜きしてるのかな、それともどこか怪我でもしてるのかな?)
そんなことを考え、その疑問を素直にぶつけるため一旦距離をとる
瑠璃「あの~、手加減したりしてますか?」
凪「武人の一騎打ちにそんなことをするほど無粋じゃない!」
瑠璃「じゃあどこか怪我してるとか」
凪「怪我もしてない!なんなのだお前は」
瑠璃「そうですか…ならいいです、行きます!」
このとき瑠璃は改めて自分はすごい人に武芸を教わってるんだなと思った
そんなことを思いつつ凪と距離をつめ連続突きを放つ
凪「くっ!」
凪はその全てを叩き落していたが、瑠璃はその連続突きの最中に幻影を作り出した
凪「な!」
これにより瑠璃の連続突きの回数は一気に跳ね上がりそれを受けきれないと思った凪は後ろに退く
しかし、凪の見ていた突きのほとんどは幻影であり、瑠璃はすでに追撃の体制に入っていた
瑠璃「せい!」
凪は体制の整わないうちに瑠璃の攻撃を受け、完全に流れを持っていかれていた
この流れを見逃す瑠璃ではなく、一気にけりをつけにかかる
振り下ろしから幻影を混ぜた突き、足を薙ぎ払い、胴に蹴りを放つ、幻影に胴を薙ぎ払わせる、そして最後には幻影を実体化させての連続突き
凪は瑠璃の速さと幻影に完全に翻弄され、心を乱していた、そして気がついたときには自分は地に倒れており頸元に「華羅怒墓流紅」が突きつけられていた
瑠璃「これで終わりです、素直に降伏してください…」
よく見れば周りの兵士達も皆北郷隊に抑えつけられていた、その様子を見て凪は首を縦に振る
瑠璃「魏の皆さん!あなたたちの隊長は降伏しました!あなたたちも速やかに降伏してください!」
その言葉に凪の隊の兵はしぶしぶ武器を下ろす
瑠璃(これで一刀様は褒めてくれるでしょうか////)
瑠璃の頭の中はそんなことを考えていた
董左翼・魏右翼
さきほどから刹那と春蘭は何合も打ち合ってきたが、いまだに決着がつかなかった
いままでの刹那だったらここまで戦えずに間違いなく春蘭に負けていただろう
しかし、刹那は一刀との鍛錬により恋にもたまに勝てるくらいの実力をつけていた
刹那「はぁはぁ…やるな、夏侯惇よ…」
春蘭「はぁはぁ…貴様こそ…やるではないか」
刹那「なぁ、次の一撃で最後にしないか…お互いもう限界が近い」
春蘭「いいだろう…」
そう言って二人は集中する、自分の持てる最高の武にて相手するために
そして二人はほぼ同時に動き出す
刹那「はぁーー!」
春蘭「でりゃぁーー!」
二人の武器がぶつかり、あたりにものすごい衝突音が響く
春蘭の手に「七星餓狼」はなく刹那により「金剛爆斧」が突きつけられる
刹那「私の勝ちだな…」
春蘭「私の負けだな…私の真名は春蘭だ」
刹那「刹那だ、できればあまり真名はよばずに華雄と呼んでくれ」
春蘭「わかった、では素直に降伏しよう」
刹那「そうしてくれると助かる」
そう言う二人の顔は微笑んでいた
董右翼・魏左翼
こちらはすでに勝敗がついていた
秋蘭「しかし、蒼琳の武器が地面から出てきたときはさすがに驚いたな」
蒼琳「ふふふ、まぁそれもこの武器の面白さということだな」
決着のつき方は、蒼琳が「八岐大蛇」を地面の中を通し、秋蘭の背後に出現させ足をからめとる、そして体制を崩させ秋蘭の「餓狼爪」を蒼琳が蹴り飛ばした
秋蘭「どうやら姉者のほうも負けたようだな」
蒼琳「そうだな、では秋蘭、とりあえず捕虜という形で連れて行かせてもらうぞ」
秋蘭「あぁ、兵士達も頼む」
蒼琳「安心しろ、私の名に賭けて何もさせんさ」
そう言いながら二人は董卓軍の本陣に向かう
曹操軍本陣
そこには一刀と曹操、桂花、それを取り囲むように北郷隊と曹操隊が戦っていた、そこに一人の兵士が割り込み曹操に告げる
兵士「報告!夏侯惇将軍、楽進将軍、夏侯淵将軍が、敗北!そのまま捕虜になった模様!」
その言葉に華琳が答える
華琳「そう、あの三人が負けたの…」
一刀「どうする曹操さん、まだ続けるかい?」
その一言に華琳が笑う
華琳「ふふふ、そこまで愚かじゃないつもりよ、私たちの負けだわ、悪いけど董卓のところまでつれてってくれるかしら」
桂花「華琳様!」
華琳「いいのよ桂花、そういう約束ですものねぇ北郷」
一刀「そうだね、じゃあ行こうか」
華琳「桂花、悪いんだけど部隊をまとめてつれてきてくれる?」
桂花「はい、わかりました華琳様」
一刀「北郷隊!我らの勝利だ!勝ち鬨をあげろーーーー!!!」
兵士「「「オォォォォォォーーーーーー!!!!」」」
こうして董卓軍と曹操軍との戦いは董卓軍の勝利で終わった
長安・玉座
月「では曹操さん、私の配下になっていただけますか?」
この日月たちは魏の主だった武将たちを集めていた
華琳「かまわないわよ、そういう約束ですもの」
月「ありがとうございます、これからは私のことは月と呼んでくださいね」
華琳「そう、私のことは華琳でいいわよ、春蘭、秋蘭、他の者たちも真名を預けなさい」
そして、魏の面々は月に真名を預ける
月「それで今まで曹操さんが治めてた領土なんですが」
華琳「どいたほうがいいかしら?」
月「いいえ、詠ちゃんと一刀さんとも相談したんですけど、これからも華琳さんが治めてください」
華琳「あら、そんなことを言っていいの?もしかしたら私が反旗をどうするのかしら?」
そう言う華琳の顔はまるで悪戯をする子供のようだった
一刀「ははは、曹操さんはそんなことするような人じゃないと思うな」
華琳「あら、わかってるじゃない北郷」
一刀「一刀でいいよ、これからは仲間だしね」
華琳「私のことも華琳でいいわよ」
月「それで、華琳さん、先ほどの話は受けていただけますか?」
華琳「もちろん、でも私はこちらにいさせてもらうわよ」
詠「ん?なんでこっちにいるの?」
華琳「だって一刀のことが気に入ったから、いままではのらりくらりと避けられてたけどせっかく話す機会があるのにそれを逃すほど甘くないわ」
月「!!!!」
詠「なっ!なに言ってるのよ!自分の領地はどうするつもり!?」
華琳「あら、私がいない程度で乱れるような統治じゃないわよ」
そう言って華琳は意地悪な笑みを浮かべ
華琳「それとも一刀をこっちに連れて行こうかしら?一刀もいろんなところを見たほうが勉強になるでしょうしねぇ」
月&詠「「それはだめ(です)!!」」
華琳「じゃあ仕方ないわね、春蘭、秋蘭、とかはどうするの?」
春蘭「華琳様が残るなら私も残ります!」
秋蘭「私も同様に」
桂花「華琳様!私も残ります!」
それにどんどん続き、結局魏の主だった武将全員が残ることになった
一刀「う~ん、これだけの人数の部屋用意できるかな?月、ちょっと俺確認してくるね」
そう言い残し月の返事も聞かぬまま去っていく
風「あのお兄さんは仮にも天の御使いですよね~?」
霞「まぁ、あれが一刀の本来の姿というか…」
刹那「戦場での一刀が特殊なだけであって…」
恋「一刀…すごくやさしい…」
蒼琳「まぁ戦場の一刀も凛々しくて好きだがな!!」
その言葉に董卓軍の面々は頷く
詠「だからあまり気にしないでいいわよ」
稟「変わった人ですね」
月「でも、すごく素敵な人ですよ」
そんなことを話していると一刀が戻ってくる
一刀「部屋はなんとかなるよ」
詠「了解、それじゃあ悪いけど一刀、案内してあげて」
一刀「はいはい、それじゃあついてきて」
そう言いながら歩き出す一刀の背に魏の面々が続こうとしたとき月が
月「あっ!今夜は宴を催すので来て下さいね」
時は少し進み
蜀・玉座
朱里&雛里「「まことに申し訳ございませんでした」」
朱里と雛里は今回の策略を劉備たちに話、頭を下げているところだった
桃香「いいんだよ、朱里ちゃんに雛里ちゃん、私のためにやってくれたんでしょ、なら私からは何も言わないよ、実際あの時二人の策がなかったら今の私たちはなかったかもしれないから」
そう一言に二人は安堵する
桃香「だだし、次からは私たちにもちゃんと言ってよね」
朱里&雛里「「はい!」」
桃香「それじゃあこの後はどうしようか?」
朱里「そうですね、正直董卓軍が魏を下すとまでは思っていませんでした、これにより完全に北方は董卓軍が支配することになりました」
雛里「こうなると我らだけでは太刀打ちできないのが現実です」
その一言に愛紗が反応する
愛紗「なにを言うか!戦う前から負けるなどと」
朱里「なら愛紗さんにはこの状況を覆すほどの何かがありますか!」
愛紗は何も言えなかった
雛里「そこでここは一旦呉と同盟を結びましょう、そうすれば戦力差も僅差になるはずです」
桃香「そうだね…うん!呉の孫策さんと同盟を結ぼう、使者の選定は任せていいかな」
朱里「はい、すぐに準備します」
その翌日、蜀から呉に向かって使者が出発した
呉・軍議室
冥琳「さて、董卓軍にどう抵抗するかだが」
雪蓮「真っ向勝負しても数の差で潰されるしね」
祭「ではどうするのだ?」
穏「簡単ですよ~、我々と同じように董卓軍を脅威に感じているところと同盟を結べばいいんですよ~」
冥琳「そうだな、そして私の予想だと今頃その国から使者がこちらに向かったいるはずだ」
蓮華「その国は、蜀であってるかしら?」
冥琳「正解ですよ蓮華様」
雪蓮「じゃあ同盟は結ぶでいいのね冥琳」
冥琳「もちろん、でなければ潰されるのを待つのみになるからな」
雪蓮「わかった、それじゃあ董卓に一泡吹かせてやりますか
それから数ヵ月後、呉と蜀の同盟が結ばれた
時は戻り宴
霞「一刀~のんどるか~」
一刀(前にもこんなからみがあったような気が…)
霞「ちょっと、聞いとるんか一刀」
一刀「ちゃんと飲んでるよ霞」
霞「ならええよ、おっ!瑠璃発見!にゅふふ~♪」
足元が若干怪しい霞が瑠璃に近づく
一刀「瑠璃…強く生きろ!」
そう言って一刀は手を合わせる
華琳「なに手なんか合わせて祈ってるの一刀?」
一刀「いや、自分の弟子が神速の酔っ払いに絡まれることが決定したから、俺にできることをと思って」
そう言ってすでに霞に無理やり酒を突っ込まれている瑠璃を見る
華琳「あ~…あれは、たしかに祈るしかないわね」
一刀「それで、俺になにかようかな?」
華琳「何か用がなくちゃ話しかけちゃいけないのかしら?」
一刀「そんなことはないよ」
華琳は一刀の横に腰を下ろす
華琳「ところでこの料理少し辛くない?」
一刀「それは俺のいた世界の料理で『カレー』って言うんだけど、華琳は辛いのはだめか?」
華琳「だめというか、少し苦手ね」
一刀「そっか、じゃあ今度は辛くないものを作ろう」
華琳「ありがと」
そこに泣きながら蒼琳が一刀に抱きついてきた
蒼琳「きゃ~じゅ~と~」
一刀「どうしたの蒼琳…て、酒くさ!」
蒼琳「聞いたじょ!華雄を抱いたそうじゃにゃいか!どうして私じゃなく華雄にゃんだ!」
そんなことを宴会場全体に響き渡るくらいの大声で言い放った
すると董卓軍の面々が一斉に一刀に詰め寄った
霞「それは本当か一刀!」
一刀「あ、えっと、その…」
月「本当なんですか一刀さん!」
瑠璃「一刀様!どうなんですか!」
恋「一刀………………」
詠「ちょっと!どういうことよ!」
皆に迫られ困っている一刀に変わり刹那が答える、その頬はほどよく朱色にそまっていて
刹那「ふふふ、そう悔しがるな、一刀と私が結ばれることは天命だったのだよ」
そんなことを言っていた
一刀「華雄さん!」
刹那「一刀だって私と結婚することを認めてくれたではないか、いまさら何を恥ずかしがるのだ」
その一言に場が凍りつく、一刀はゆっくりと皆がいるほうへと振り返る
霞「そっかそっか、一刀と寝れば結婚できんやな」
一刀「それは激しい誤解だよ霞!」
月「ふふふ、いいんですよ一刀さん、こちらはいつでも準備万端でしたから」
蒼琳「さぁ一刀、逝こうか…」
恋「一刀…恋と寝る…///////」
ねね「なんですとー!恋殿、お気を確かに!騙されているだけですぞ!」
瑠璃「一刀様と一夜をともに………………ブフ」
詠「なにHANAJI吹き出してんのよ、ほらさっさといくわよ」
刹那「私も行こう、夫を他の女に寝取られるのを黙ってみてるほど馬鹿ではない」
一刀「皆!とりあえず落ち着いて!話せば分かるから!イ、イヤーーーーーーー!!!」
一刀はずるずると引きずられて行った、宴会場には魏の面々だけが残されていた
華琳「私も参加してこようかしら………」
桂花「華琳様!!」
華琳「冗談よ、さて私たちだけになったけど飲みましょうか」
こうして宴は魏の面々だけで続けられた
次の日一刀の部屋で侍女が干からびた一刀と肌をつやつやにした董卓軍の面々を発見した
どうもkarasuです
今回もだいぶ無理やりでしたね、ほんとに申し訳ない
え~とですね、ここで皆さんに伝えときたいことがあります
次回拠点を挟んでまぁ内容の流れから予測はできると思いますが赤壁になります
その赤壁でこの董√のほうは終了とさせていただきます、さすがに短すぎるだろとか、終わらせ方がまた無理やりな形になると思いますが、勘弁してください
理由としましては、やはり物語が原作すらないものだとこれ以上は私の妄想力では無理なんです
お詫びといっては何ですが次回の拠点は董、魏の総勢18名ぐらいの拠点すべて書きます!なのでどうか勘弁してください
なお、こっちの董√の完結に全力を注ぐために呉√のほうが止まりますがご了承ください
ここまで読んでくださってまことにありがとうございます。これからもほそぼそと続けさせていただきます。
このページを見ている大佐たちに協力を仰ぎたい
さすがにネタが尽きてきてるんだ、そこで何でもいいからアドバイス的なものをくれたとえば
『華琳は料理系で逝ってみたら』とかでいいんだ!
大佐の援護を待ってます
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暇つぶし程度になればと…