今日は詠ちゃんは軍師のお仕事でいません
私とご主人様だけの二人だけの時間
『気持ち良さそうだね』
『はい』
一生懸命がんばっています
『あっ……』
パシャッと顔にかかってしまいました
『大丈夫か。月?』
大丈夫です……と言って再びします
『―――っ!』
ご主人様の強い視線が感じて緊張しそうです
『代わるよ月』
私は横に首を振りました
いつもいつもお世話になっている以上、これくらいのお礼を私自身でやらないと気が進みません
『……そろそろだな』
いつの間にかご主人様の顔が私の近くまで来ています
『ご、ご主人様……』
『もういいか?』
あと少しで触れあうの距離
『はい。お願いします』
でも……それはまた今度です
『わかった』
ご主人様はそう頷く
『よし。セキト綺麗になったな―』
『はい。すごく綺麗になりました』
セキトをご主人様と一緒に洗いました
二人だけの時間
だけどやっぱり……もっと、もっと一緒にこんな時間が欲しいです
私のこんな願いはワガママですか?
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月のとある場面