No.91383

二人だけの時間

アインさん

月のとある場面

2009-08-24 16:25:23 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:4082   閲覧ユーザー数:3627

今日は詠ちゃんは軍師のお仕事でいません

 

私とご主人様だけの二人だけの時間

 

『気持ち良さそうだね』

 

『はい』

 

一生懸命がんばっています

 

『あっ……』

 

パシャッと顔にかかってしまいました

 

『大丈夫か。月?』

 

大丈夫です……と言って再びします

 

『―――っ!』

 

ご主人様の強い視線が感じて緊張しそうです

 

『代わるよ月』

 

私は横に首を振りました

 

いつもいつもお世話になっている以上、これくらいのお礼を私自身でやらないと気が進みません

 

『……そろそろだな』

 

いつの間にかご主人様の顔が私の近くまで来ています

 

『ご、ご主人様……』

 

『もういいか?』

 

あと少しで触れあうの距離

 

『はい。お願いします』

 

でも……それはまた今度です

 

『わかった』

 

ご主人様はそう頷く

『よし。セキト綺麗になったな―』

 

『はい。すごく綺麗になりました』

 

セキトをご主人様と一緒に洗いました

 

二人だけの時間

 

だけどやっぱり……もっと、もっと一緒にこんな時間が欲しいです

 

私のこんな願いはワガママですか?


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
62
3

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択