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No.910733
みらくる☆さん
目が覚めると、もう時刻は昼近かった かなりぐっすり眠っていたようだ 眠い目で見回すと 机の上にメモがあるのが見えた 起き上がり、早速手に取る
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そこには 『思い出を どうもありがとうございました 真奈美』 これは… 突き抜ける嫌な予感。急いで彼女の部屋のドアを開ける 案の定、彼女の姿はなかった まだ下にいる可能性もある 別れを匂わすような文章だけど、時間だってまだ… なんとか自分を落ち着かせようとする その時、後ろから声がした 絹枝「真奈美さん、実家に帰ったよ。」 俺「...」 絹枝「何日か前から、戻って来いって言われてたみたい 今日まで帰ってこなかったら、家の人が迎えに来るって言ってた」 俺「...どうして言わなかった」 絹枝「兄ちゃんには言わないでって。多分、引き止められたら帰れなくなって そしたらこの家全体に迷惑かけちゃうかもって だから 私も、玄関で徹夜で待っててさ、朝捕まえて説得するつもりだったんだ 向こうの家の事情なんて知るかっての でも、朝ちょっとうとうとしたところで、2階の勝手からこっそり サンダルで出て行ったみたい 最後なのに、意地悪みたいな真似しちゃった」 目が酷く腫れている、今の今までずっと泣いていたようだ 彼女ははじめ3ヶ月いると言っていた。父からもそう聞いている 予定が前倒しになったってことなのか 色々と見えてきた。 昨日は彼女にとって最後の日 だから自分のことを伝える必要があったのだ 嫌なことも全部… 彼女の決断。それを尊重するしかないのだろうか だとしたら せめて彼女の未来が、困難の少ない、幸せな日々が多く続くことを祈らずにはいられない 1. 彼女の幸せを祈る 2. 俺には諦めることはできない ++++++++++ もともと切ないお話の予定だったのですが、コメントに支えられて 続編も視野に入れていくことになりました ちなみに選択次第では一ヶ月後にお話が飛んで、手紙の形で語られます なので不明な点もそこでわかりますのでご安心ください お話は終わりますが…
2017-06-19 00:36:02 投稿 / 889×1000ピクセル
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目が覚めると、もう時刻は昼近かった
かなりぐっすり眠っていたようだ
眠い目で見回すと 机の上にメモがあるのが見えた
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