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No.888297
みらくる☆さん
学校から帰り、家の前に着いた時だった (あいつ…確か) 俺と目が合うと、その-以前舞子さんといた男は こちらに挨拶してきた
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何の用だろう。いい予感はしなかった。わざわざ俺が帰ってくるまで 律儀に待っていたのが一層不快だった 男「私は本城と申します、あの、三好さんの恋人の方ですよね?」 俺「彼女に何か用でしょうか?今は勤め先ですが」 本城「隠したくないのではっきり言います 彼女の顔が見たくて…君という恋人がいるのはわかっているのに 忘れられなくて」 (いきなり、さらっとなんて事を!) 俺「彼女の恋人は自分です。分かっているのならお引き取りください」 男は視線を逸らすと独り言のように呟いた 本城「一目惚れだった。そんなの小説や映画の世界だけだと思っていたのに 彼女は美人で、頭も良くて、素敵で…今まで付き合った女性にもあんな人はいなかった 初めてあった日から忘れられないのに、まともに話もしてくれない」 俺「自分勝手な!」 本城「君も知ってるだろう?彼女はお金で苦労している、僕ならわずかながら貯金もあるし 経済的な部分なら支えてあげられる」 俺「経済的に助けてくれている方がいるのは聞いています それは、このまま貴方を邪険にしたら、支援を断るとか そういうことでしょうか?」 本城「…卑怯なことはしたくない。でも、彼女と会える機会が増えるなら どんな事だってしたいさ 父と彼女の問題でもね」 俺「肝心の彼女の気持ちは無視ですか?」 本城「会話の機会さえあれば、僕の良さにも気づいてもらえる そうすれば気持ちを通わせる事だって」 俺「いい加減にしてください!貴方の割って入る余地はない!」 丁寧な口調に怒気を込める。こいつの身勝手さにすでに怒り心頭だった 1. 掴みかかる 2. 一刻も早く帰ってもらおう 3. 彼女を差し上げてしまおう
2017-01-10 23:03:17 投稿 / 1778×1000ピクセル
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学校から帰り、家の前に着いた時だった
(あいつ…確か)
俺と目が合うと、その-以前舞子さんといた男は
こちらに挨拶してきた
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