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No.877150
みらくる☆さん
俺「うん。行こう」 そう言うと、彼女はとっても喜んで、手を引きながら 歩き出した
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先生「ビルの展望台なの。前に先生方が話してるの聞いててね」 にっこり笑う彼女、でも… (彼女は俺の元を去ったんじゃないのか?) ずっとそれを考えていた。 先生「ここなの ラッキー!みてみて、貸切だよ。ま、平日だし って元気ないね。寝不足?」 俺「…」 先生「私もね、あんまり寝てないの。 あの夜寝ないで考えて 結局始発で実家に帰って 出勤間際の親に無理矢理有給取らせて、ちゃんと 本当のこと話したんだ」 俺「え?」 先生「私は今男の人…恋人と暮らしてます。なのでお金の支援は 受けられません。って もう、父さんは顔真っ赤にして怒り出して。母さんは泣き出すの。 ほら、男っ気無かったから。嬉しかったみたい それで相手が学生さんって伝えたら、父さんが激怒。でも すぐ母さんに怒られて。母さんには頭上がらないから 母さんがね、お金は心配するなって、ただ、頻繁に顔は見せて欲しいと アナタにも会って、お礼が言いたいって」 俺「そうだったんだ」 先生「色々考えたんだ、このまま何も無かったことにして別れたほうが ひょっとしたら幸せなのかもしれない。 愛する人に不幸を背負わせようとしているのかも知れないって でもね、はっきりとした答えは出なかった 一つだけあったのは、アナタとずっと一緒に居たいってこと 私、先生なのに馬鹿だから、出てくる答えはこれだけだった もう、後悔引きずって生きるのはたくさんだもの そこから不動産屋に連絡して…そこで力尽きて少し寝ちゃって 起きてあわててこっちに戻ったらアナタがいるんだもん 驚いたよ」 俺「俺は…」 今までの誤解への安心、彼女の優しさに、体の力が抜けてしまう (続く)
2016-11-01 21:53:33 投稿 / 1778×1000ピクセル
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俺「うん。行こう」
そう言うと、彼女はとっても喜んで、手を引きながら
歩き出した
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