No.87206

天の御使いと守護者~第8話~

鴉丸さん

第8話です

今回で虎牢関は終了ですw

2009-07-30 15:00:49 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:3437   閲覧ユーザー数:2793

反董卓連合編第3話「呂布の実力」

 

 

―――side 雅樹-――

 

 

声「仙石く~んw聞こえる~?」

 

 

・・・なんだ?俺を呼ぶ軽い感じの声が聞こえるが・・・って、ここはどこだ?天幕でもなければ戦場でもないようだが 気づくと、于吉たちと似たような服を着た男が立っていた―――

 

 

男「オハロ~♪初めまして、俺の名前は天が呼ぶ!地が呼ぶ!人が呼b「誰だ?」・・・酷くない?

さっきも、君の仲間の人に無視されたしさ・・・泣くよ?もういいよ、俺は太公望ヨロ・・・」

 

 

一気に落ち込んだ・・・本当になんだこいつ?ってちょっと待て!太公望だと!?

 

 

太公望「本当だよ 于吉たちと同じ神仙という存在さ ちなみに、ここは君の頭の中というかとにかく、精神だけの世界と思ってくれ」

 

 

そして、俺は太公望から一刀たちのことや刑天のこと・・・そして、俺の体のことを聞いた

 

 

太公望「君の体が変化し始めているのはどうやっても変えることはできない(まあ、進行を遅らせることができないわけじゃないけどね)」

 

 

まあ、確かにそうだろう しかし、今俺が聞きたいことはそこではない―――

 

 

雅樹「仙人になったらどうなるんだ?」

 

 

太公望「簡単に言えば「氣を体に取り込む限り不老不死」そして、『自分のことを忘れられて永遠の孤独を生きる』最後に、俺たち神仙の依頼で外史に干渉してもらう 刑天は于吉たちの依頼でこの外史に干渉しているからな」

 

 

忘れられて永遠の孤独を生きる、か・・・

 

 

太公望「しかし、仲間を守るために力を求めた結果・・・仲間とは違う存在になって、その『仲間から自分のことを忘れられる』のは皮肉としか言いようがないね」

 

 

雅樹「かまわんよ たとえ、あいつらから忘れられたとしても俺はあいつらを守るだけだ」

 

 

そう・・・これは、絶対に変わらない・・・変えることはない

 

 

太公望「ふ~む・・・なかなかの覚悟だねぇ まあ、俺もそこまで鬼じゃないから変化を遅らせて忘れられるのを先延ばしにしてあげるよ」

 

 

雅樹「すまんな」

 

 

太公望「君が仙人として覚醒して、ある程度たったら迎えに来るから それじゃ、バイミ~♪」

 

 

そいうって、太公望は消えた・・・あいつらに忘れられようと俺は・・・

 

 

―――side 太公望―――

 

 

太公望「ただいま~♪」

 

 

貂蝉「お帰りなさい しかし、随分干渉したんじゃないの?」

 

 

太公望「気にしないwこの外史は俺の担当じゃないから、少し融通が利くのさ♪」

 

 

貂蝉「まあいいけど・・・それより、この世界のご主人様たちに言わなくてよかったの?仙人になるとよほど強いつながりがなければ、雅樹クンのことを忘れてしまうことを」

 

 

太公望「知らんね・・・北郷君たちにそこまでしてやる義理はない」

 

 

貂蝉「ひどい人ねぇ・・・あ、そういえば太上老君様が探してたわよ 何したの?」

 

 

太公望「やべっ!太極図パクったのばれたか!逃げるしか「ほほう?」な・・・い・・・」

 

 

太上老君「この馬鹿者が・・・すこし、頭冷やそうかの?」

 

 

太公望「い、イヤァァァァァァ・・・・」

 

 

貂蝉「あらら、ご愁傷様 う~ん・・・このままってのも可哀そうね・・・どうにかしてあげられないから?」

 

 

―――side 一刀―――

 

 

雅樹「・・・うん・・・」

 

 

全員「「「!」」」

 

 

そんな声と共に雅樹の目が覚めた 

 

 

雅樹「ここは・・・?」

 

 

一刀「ここは、俺らの天幕で今は、虎牢関に進軍中だ」

 

 

ちなみに、明日には虎牢関に着いて攻撃を開始するとさっき軍議で決まった その内容は、俺らに先方を任せるという本当に無謀としかいえないものだったけど、呂布たちを捕らえるつもりだったので「他の諸侯軍から武器や兵士、兵糧を借り受ける」という条件で引き受けた このことを話すと朱里がいろいろ策を考えてくれているようなので大丈夫だと思う それと、なぜか西涼連合も協力してくれることになった

 

 

雛里「ご主人様、よかったです!」

 

 

白蓮「本当だぞ・・・」

 

 

華雄「約束をたがえるなよ?」

 

 

とりあえず、雅樹に好意を持ってる雛里たちはとても嬉しそうだ・・・

 

 

桃香「そういえば、白蓮ちゃん」

 

 

白蓮「ん?何だ?」

 

 

どうしたんだろう・・・なんかやな予感がするけど・・・

 

 

桃香「この前、太公望さんが来たとき「惚れた男と一緒に生きていくのは当然」って言っていたけど・・・婚約するの?」

 

 

・・・爆弾桃香!もとい爆弾投下ーーーーー!!!!

 

 

白蓮「はあ!?い、いや・・・その・・・うわあああああ!」

 

 

あ、顔真っ赤にして外に出て行った・・・

 

 

雛里「チッ」

 

 

ちょっと!?雛里サン?あなたそんな人でしたか?

 

 

華雄「敵か・・・殺るか?」

 

 

ちょっ!華雄さんも!この世界って一夫多妻制なんだから別にいいじゃん!

 

 

朱里「そうなんですけど、女の子って自分が一番になりたいものなんですよ?」

 

 

そうなんですか・・・

 

 

雅樹「・・・状況が理解できないのだが・・・」

 

 

ですよね~^^;

 

 

とりあえず、雅樹はしばらく前線には出ないで本陣の指揮をしてもらうことにして雛里と白蓮はその補佐、華雄は雅樹の護衛に回ってもらった・・・けして、脅されたからではないんだ!

 

 

愛紗「あれが虎牢関、か」

 

 

朱里「!虎牢関より、敵兵が出てきました!」

 

 

一刀「愛紗、鈴々!さっきの手筈どおりに!」

 

 

愛紗・鈴々「「了解(です・なのだ)!」」

 

 

一刀「じゃあ、馬超さんと馬岱さんもさっきの打ち合わせどおりに相手の兵を倒してくれ」

 

 

馬超「任せろ!」

 

 

馬岱「分かりました!ってお姉さま、待って~!」

 

 

俺らの協力をしてくれたのは馬超と馬岱の二人が率いる騎馬隊で、その機動力を持って敵の霍乱や攻撃を頼んだ なんで、協力してくれるようになったかというと・・・

 

 

馬超「「受けた恩は返す」ってのがあたしたちのやり方だからな 協力するぜ!」

 

 

馬岱「助けられたのは私ですから頑張ります!」

 

 

なんでも、刑天の攻撃に巻き込まれそうになったのを雅樹が助けたらしくその恩返しらしい、いつの間に・・・でも、戦力が増えるのはいいことなので好意に甘えようと思う でも、若干馬岱ちゃんの顔が赤かったような・・・またかよ ん?今、「お前が言うな」って雅樹の声が聞こえたような・・・

 

 

桃香「ご主人様!呂布が来ました!」

 

 

一刀「朱里!さっき言ったように頼む!」

 

 

朱里「はい!」

 

 

呂布を捕らえるための策 それは、愛紗や鈴々で呂布の体力を減らして隙を突いて投網で捕らえるというもの これは、タイミングがとても重要だ そして、俺がその合図を出すことになっている

 

 

愛紗「くっ!さすが呂布か!」

 

 

鈴々「うりゃりゃりゃりゃー!」

 

 

呂布「・・・おそい・・・」

 

 

愛紗「鈴々!あわせろ!」

 

 

そういって、鈴々と一緒に連続攻撃を叩き込んでいるけどやはり呂布 疲れは見え始めたけど、まだダメだ・・・どうやったら隙を見せられるのか・・・そうだ!

 

 

一刀「朱里、網をいつでも投げられるように準備しておいて・・・」

 

 

朱里「え?ご主人様」

 

 

隙を見せるのに有効なのは・・・

 

 

愛紗「な!?ご主人様!?」

 

 

鈴々「にーちゃん!?」

 

 

一刀「呂布!勝負だ!」

 

 

呂布「え?」

 

 

俺が前に出て、一発かます! 突然割り込んできた俺に反応し切れなかった呂布は俺の一撃にたたらを踏んだ

 

 

一刀「今だ!」

 

 

朱里「あ・・・と、投網を投げてください!」

 

 

呂布「あ・・・負けた?・・・」

 

 

策は成功して、虎牢関を破ることに成功した 残念ながら、張遼は曹操たちに捕らえられたらしい ま、生きていただけよかったかも そして―――

 

 

 

一刀「そういうわけで、俺たちは董卓たちを助けるために洛陽に向かっていたんだ だから、協力してくれないかな?」

 

 

捕らえた呂布を説得するために天幕に全員集合していた 馬超たちも、隣の領地の董卓が本当に暴政をしているのか確かめるために連合に参加したらしいので、事実を話して協力してもらうことにした

 

 

呂布「・・・分かった・・・」

 

 

一刀「ほんと!?ありがとう!「そのかわり・・・」ん?」

 

 

呂布「・・・お金が欲しい」

 

 

お金か・・・どのくらいにもよるな・・・

 

 

呂布「・・・いっぱい・・・」

 

 

愛紗「何!?金で自分の武を売るのか!」

 

 

雅樹「待て、愛紗 最後まで聞こう」

 

 

一刀「なんに使うの?」

 

 

呂布「家族にご飯をあげる・・・」

 

 

一刀「家族ってどれくらい?」

 

 

呂布「40匹くらい」

 

 

愛紗「匹?」

 

 

雅樹「・・・どうやら、こいつの家族は動物らしい」

 

 

動物か・・・それなら大丈夫かな?

 

 

朱里「はい、それくらいなら大丈夫だと思います」

 

 

一刀「分かった 家族のご飯も俺たちが用意するから、君の力を貸してくれないか?」

 

 

呂布「恋・・・それが、恋の真名・・・」

 

 

一刀「そっか じゃあ、これからよろしくね?恋」

 

 

こうして、俺たちの仲間に呂布が加わった

 

 

―――side 雅樹―――

 

呂布いや、恋が俺たちの仲間になった 恋の話を聞くと、洛陽は連合が結成した頃はまだ、平和だったが俺たちが汜水関についたころから街に白い服を着た連中がはびこり街の人は逃げ出したそうだ おそらく、于吉たちの部下だろう

 

一刀「じゃあ、今洛陽にいるのは董卓と賈駆、陳宮の三人がいるんだね?」

 

 

恋「うん」

 

 

華雄「私は、よく知らないが帝はどうしたのだ?」

 

 

恋「どっかに消えた・・・」

 

 

消えた、か 殺されたか、どっかに幽閉されているか・・・まあ、探してみるか

 

 

雅樹「とりあえず、俺らが洛陽の偵察の名目で先に入ろう その間に、董卓たちを保護しよう 馬超たちもそれでいいか?」

 

 

馬超「ああ、私は母様から真実を見てくるようにって言われたんだ その提案は賛成だ」

 

 

馬岱「大丈夫です!」

 

 

一刀「じゃあ、そのことを軍議で進言しよう」

 

 

そして、俺と一刀と白蓮と馬超は軍議の場に向かった

 

 

袁紹「先に洛陽に入る?」

 

 

一刀「ああ、俺たちは人数も少ないから偵察代わりに入ろうかと思っている」

 

 

袁紹「ですが・・・」

 

 

さて、ここは俺の出番か?

 

 

雅樹「袁紹殿、我らが先に洛陽に入ったとしてもこの連合の総大将であるあなたの名声はすでに、知れ渡っています それに、罠があるかもしれませんので総大将を危険にさらすわけにはいきませんので」

 

 

袁紹「なるほど 確かにその通りですわね・・・いいですわ!幽州・西涼連合は洛陽に向かいなさい!」

 

 

よし、かかった!いや~馬鹿はおだてりゃ扱いやすいw

 

 

孫策「(やるわね)」

 

 

曹操「(洛陽で何するつもりかしら?)」

 

 

そして、俺らは洛陽に向かった そして、黒幕と相対することになった・・・

 

 

ちょっと短めの第8話です

 

今回はちょっと駆け足気味で分かりにくい部分もありましたかね?^^;

 

とりあえず、今回の分析w

 

雅樹に別フラグがたちました そして、『神仙』と『仙人』の違いは作者のオリ設定なので気にし

 

ないでください 今回一刀クンが結構活躍しました 一刀クンはこんな感じで行きます

 

そして、翠ではなく蒲公英にいつの間にかフラグがたってる!ここらは、閑話で補完します

 

次回が、反董卓連合編の最後だと思います さて、どうなることかw

 

では、次回お会いしましょう!

 

 

PS.前回、「雅樹ハーレムは増えてあと2、3人」としましたが、友人から「もっとヒロイン増

 

やせや!」とすごい勢いで言われたので撤回しようと思います 決して、怖かったからではありま

 

せんよ? ちなみに、メインヒロインは雛里とハムですw

 


 
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