よぉ皆、カズトだ
今日はココ姉さんに連れられて南博士の新しいおもちゃ工場兼研究所にやって来た・・・なんか遠くからショコラーデが覗いているが
何でもココ姉さんが120%出資したらしいのだが・・・今、博士が勝手に温泉。それも露天風呂を追加していたとかで、何事か話し終えたら皆自由行動に入り
ヨナはカレンと共に南博士に付いて行った
俺?俺はショコラーデの所にみんなで食べている料理を幾つか包んでも持って行く
何か面白いリアクションしていたが俺に付いて来たチナツとヘックスが重箱とデザートを魅せたらヒャッハー状態になって通信機を放りだして来た
通信機越しにスケアクロウの怒声が聞こえて来たがガン無視だwww
女が三人寄れば姦しいと言うが、食欲全開なのが一人いるだけでかなり賑やかだな~
ここにCIAが嗅ぎつけたって事はブックマンも裏に居るって事に成るよな?
だがスケアクロウとブックマンでは畑違いな気もするが・・・・まぁいいや
場所は変わって空港、博士たちとは別れ次の仕事に向かう俺達を。正確にはココ姉さんが呼び止められた
南「ココー!何時までをアレをアレって呼ぶのもアレだから。何かいい名前付けない?」
ココ「ヨルムンガンドだ・・・ヨルムンガンドだよ南」
俺達の知らない所で五つの大陸を喰らい三つの海を飲み干す者の名がつけられた
時は流れてとある航空施設にて。以前ココ姉さんと張り合っていた元女優の人とココ姉さんが商談を行っている。なんか空にピースしたかと思ったら元女優さんの秘書兼護衛の人が軍属?技術屋?を伴ってやってきた。開かれたPCにはココ姉さんと元女優さんの画像が映っていた。肉眼で見えない距離からこの制度って凄いな
なんて思っていると元女優さんがメッチャテンション上げてココ姉さんと話していると。キャスパーが何か発表するらしい・・・・すっげぇ興味無い、大体打ち上げたロケットに関する事だろうけど
簡単に言うと兵士が腹空かせたり過剰にある物資や武器弾薬装備その他諸々をアッチコッチに最高の時と場所に届けてついでに無駄を無くそうとの事だ。今まで百を超えるロケットを打ち上げて来た理由がコレか
そしてある訓練を行ったココチームは、ある国に捕まっているエレナ・バブーリン博士という女性を奪還に向かった。何でも彼女は軍事施設に囚われているらしいのだが今回の作戦でテロリスト君たちが彼女を連れて移動している所をヘリで強襲。ココ姉さんの船に帰投との算段を付けているのだとか
何でも彼女は物理・量子光学の権威だとかで博士の力が必要なのだそうだ
そして俺はチナツとヘックス、そしてヘックスの直属のエイルとビーユを連れて日本にやって来た
そのヘックス曰く『とうとうココ・ヘクマティアルが動き出した』とこぼしていた
そして俺はとあるホテルである日本人男性の人と商談をしている
一刀「初めまして、如月さん。ココ・ヘクマティアルの代理人を務めます『北郷一刀』です」
如月「コレはご丁寧に。若いのにしっかりしとりますな、こんな暑い中ご苦労様です」
一刀「いえいえ、こんな若造相手にもキチンと対応して頂いている若旦那さんには感謝します」
一刀「早速で悪いのですが。如月光化学工業さん所の会社の新株を一千万分発行して筆頭株主にしてください。私にはもう一千万分を使う許可も貰ってきました、こんないい物を親子代々作って来た日本技術を赤字のままにして置けないとココ・ヘクマティアル、そして私も思っております」
如月「ホンマおうきに!ありがたい事です!ウチの経営は救われプロジェクトも進められます!ですが昔からの株主の方々や取引銀行の反発が予想されるんですよ」
一刀「現状のままじゃぁ株は上がりません。こちらの融資を受けてプロジェクトを進めて経営を立て直してください、そうすれば既存の株主の方々も納得するでしょう。必要ならその手のプロをこちらから送りましょう、勿論キチンと使えるかどうか?信用できるかどうかもそちらに判断し信頼して頂けるよう彼等の詳細を送りましょう・・・・・アナタ方親子が作る未来の価値。ココ・ヘクマティアルに聞かされた私は正直鳥肌が立ちましたよ、私達が求めていた物が私の祖国に、これほどの物を作り上げる職人が居ることに」
一刀「『量子ドットフォトニック結晶ナノデバイス』何としても製造プロジェクトを軌道に乗せて下さい」
如月「はいっ!お兄さんにそこまで言われちゃぁ何が何でもやったります!」
一刀「楽しみに待っています、如月さん。納入先も既に決まっています、出来上がった後にドタキャン喰らう事は無いです。資金もさっき言った通りケチるつもりはありません」
んふ~ふ♪契約成立。やっぱ日本は良いわ~
特に此処は大阪だもんだから外国では感じないこの安心感!解かるかな~?
俺達が商談の為にアッチコッチの国へ足を運んでいた時にココ姉さんの所にブックマンにヒノキが接触したそうだ。東條さんとアールさんもちょっとした雑談をした後、ココ姉さんに面白い事を言われたと聞いた・・・がそれはいずれ解かる事だろうからまぁいいや
今回、キャンプ・ノーと呼ばれるCIAの存在しないとされている施設にぶち込まれたラビット・フットと呼ばれるハッカーの女博士を貰いに俺まで狩り出される事に成った。名前は確かレイラ・イブラヒム・ファーイザだったか?ハッキングして得た国家機密に相当する情報をばら撒くアホだ、ココ姉さんなんかがマジで嫌う部類だよ
俺達も含めてココチームなら問題無いだろうと・・・思っていました
ズバババババ!
カズト「ウガァアアア!?何なんだよコイツ等!」キキキキキン!
ヘックス「あの迷彩・・・ナイトナイン!」ズバババ♪
カズト「何ソレ!?オープンで!」
ヘックス「ネイビーシールズ チーム9 アルファ小隊。Navy SEALsの極秘部隊で夜戦を得意とする部隊でイラクやアフガニスタンで絶賛活躍中のプロ中のプロよ」
カズト「道理で伯爵の弾丸まで避けるってわけだ!」ガウン!
そう、MGなんかで出る化け物クラスの小隊が今俺達を追って来る・・・・てか兎女マジうるせぇ#
舌斬っちゃダメかな?駄目ですかそうですか
刀で銃身で銃剣で飛んでくる弾丸を弾き、距離が詰められない為に伯爵をぶっ放しているんだが。雨が降る夜の森林の中で正確にこちらを銃撃してきやがる。しかも木を使って一瞬出来た隙に伯爵の弾丸を避けやがるよコイツ等。通信機越しにレームさんが愚痴る程って戦争出来る練度って事だよな?・・・・アールさんとヘックスが居てくれてマジ良かった
それでも誰一人として打倒せないってまたルツがケツに撃たれた・・・・跳弾でケツを狙えるものか?
ヨナとルツが離れているが。問題無いだろう、だが皆苦戦している・・・なら
カズト『ココ姉さん、禁じ手の使用許可を』
ココ『許可する、盛大にぶっ放しちゃえ♪』
カズト『御意』
カズト「鉄(くろがね)の伯爵。グラーフ・アイゼンset up」
ガッキィン!ビリビリビリィ・・・・・・!!
戦況を打開するにはやっぱこれだろう?
青く放電するロングバレルが雨粒を伝わり周辺に放電しカズトの周囲を照らす
カズト「撃鉄より放たれる鉄鎚を持って敵を撃ちくだけ!」
引き金が引かれ撃鉄が落ち。爆音で降る雨粒が吹き飛び、全てを粉砕し進む鋼鉄の弾丸が敵の所持している銃を破砕した
敵さん相当慌てているな。通信越しにココ姉さんが笑いながら向こうさんの上層部が仰天していることを教えてくれた。後無人機をココ姉さんが同じく無人機で撃墜したとか
その後も俺は一発一発丁寧に敵さんの主力武装を破壊する・・・何で当たらないかなぁ?!
戦いが硬直状態に入ったら。一時戦線離脱していたヨナとルツさんが銃撃を始めた
その後ココ姉さんから言われたとおりに進んでいたら敵さんから逃げ切れた・・・・・どんな魔法を使ったんだろう?
船に戻ってからルツさんはバルメさんとかに命令違反君と呼ばれ。ヨナは風呂に、俺は個室のシャワーをチナツとヘックスと浴びた・・・・三人で入る意味無いよね?
なんて事があって翌日、アホを連れて俺達は陸に着いた
そして。此処から世界が動き出す
ヨナ「・・・またな」
あとがき
どうもアサシンです
他の所を描写していない上にカットした所が結構あるので次回で最終回に入っちゃいます
では次回予告へ
次回 真・恋姫ヨルムンガンド最終話
武器無き世界を願う
ではでは
狩りの時間だ
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彼の名はヨルムンガンド