No.779389

エブリデイ えーゆー譚! ~恋姫達とのドタバタ生活!~ 六話

XXXさん

XXX「なんてこった、学校での生活まで後十話あるだと!?」
一刀「無駄に長いな…読者の人たち飽きなければいいけどな」
XXX「けどめげないもん!という訳で『六話:アイドル☆ミラクル』。見辛いと思いますけど読んでってください!」

2015-05-24 20:31:32 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:965   閲覧ユーザー数:896

リト「しらたき、人参、ジャガイモ、玉ねぎ…っと。今日は肉じゃがか?」←両手に買い物袋

蓮華「ごめんなさい、リト。買い物に付き合わせちゃって」←片方買い物袋

リト「いや、いいよ。俺も気分転換したかったし」

 

蓮華達が来てから早数日…もう分かっているだろうが、現在リト達は買い出しの帰り道を歩いている。

当番制で夕飯の買い出しをしており、今日は蓮華と思春なのだが、気分転換でリトとそのリトに着いてきたミミとコンもいた。

ちなみに蓮華達はリトと同じく天ノ川学園に通う予定だ。

 

思春「まぁ、荷物持ちにはちょうどいいな」

ミミ「チュゥ~…(何コイツ。マスターの事荷物持ちって言って…)」

コン「………(ジー」←買い物袋のお菓子凝視

蓮華「…あら?どうしたの?」

コン「Σきゅっ」←リトの服に隠れる

リト「あー…多分お菓子食いたいんじゃない?今頃コン達おやつの時間だし」

蓮華「そうなの?…はい、どうぞ」

コン「…きゅぅ?(いいの?)」

蓮華「これは元々リトがあなた達に買ったものなのよ?だから食べていいの」

コン「きゅん…(ありがと…)」

思春「……ほら」←ミミに手渡し

ミミ「ピチュ(なんかムカつくけどありがと)」

 

どうやらこの電気ネズミと褌はそれほど仲良く無いようだ。

ま、元々ミミは人間に好感持ってないししょうがないか。

と、そんなやり取りをしていると…

 

 

~~~~~♪

 

ほわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

 

 

リト「ん?なんだ?歌声?奇声?」

思春「向こうで何かやっているな」

蓮華「路上ライヴかしら?……?」

リト「なんか聞いたことあるような掛け声だな……なんだっけ?」

思春「蓮華様、この歌声は…」

蓮華「ええ。天和達だわ!」

ミミ「ピチュピッ!?(またメス!?)」

コン「きゅ~…(声きれ~…)」

リト「とりあえず行くか」

 

 

リト達は声が聞こえた方向に進むと、そこには大勢の人が集まっていた。

歌声はどうやら十数メートル離れた場所から発せられているようで、目を凝らさないと誰が歌っているのか分からないほどの人数だ。

そしてその殆どがほわほわ言ってる……近所迷惑だと思わないのかコイツらは。

 

蓮華「…スゴい数ね。大通りが見えないわ」

思春「蓮華様、あまりお近づきにならないように」

リト「んー……お、見えた見えた。やっぱ天和達だったぞ」

ミミ「ヂュ~…(なんでマスターの知り合いにメスが多いわけ!?)」

蓮華「一度会いに行きたいが今はまだダメみたいね。どこかで時間を潰して…」

 

 

と、移動しようとした時…

 

 

星「おや?お主…平沢ではないか?」

稟「えっ?」

風「おぉー、本当ですねー」

リト「星!それに稟と風も!」

蓮華「貴女達…どうしてここに?」

風「『それは星の姉ちゃんが特売の玩具を買いに言ったからなんだぜ』これこれ宝慧、それは星ちゃんのトップシークレットなのですよー」

思春「玩具…?」

リト(てかこっちにも宝慧あったんだ…)

稟「ええ。最近の特撮モノの…」

リト「星…」

星「ふっ…人の趣味は千差万別。気にすることがあろうか」

コン「きゅ…(この人ちょっと変…)」

 

ポケモンに変って思われたぞ、おい…。

それはともかく意外な再会をしたリト達。

だがしかし、これだけでは終わらなかった。

 

明命「Σはうあ!?リトさんに皆さんなのです!?」

亞莎「あ…!?えと…」←どんな顔していいかわからず顔隠す

リト「明命に亞莎まで……何でこんなに…」

蓮華「スゴいわね、偶然って…まるで奇跡だわ」

思春「むしろ末恐ろしくなってきました…何か、不吉な…」

風「もしかしたらちょっとしたトラブルがあるかもですねー」

稟「風、貴女の言うことは大抵当たるのですから言わないでください!」

星「それはまぁ、風は電波だからな。作者の思考も受信するのだろう」

全「「「メタい!」」」

 

と、取り合えず受信とかは後にして、リト達は今度こそ場所移動を…

 

 

―――キャーッ!

 

 

 

……なんかゴメン

 

 

 

リト「やっぱ受信してんじゃねぇかよ!?」

思春「行くぞ!」

 

 

ゲフンゲフン!…えー、リト達は悲鳴のした方向へ走り出す。

他の客をかき分け、向かった先に居たのは予想通り天和、地和、人和と……………目がイッてる人だった。

 

地和「ちょっ、あんた、離れてよ!」←腕捕まれてる

男「ハァハァハァハァ…地和タン、地和タン…!」

人和「姉さん!」

天和「あの!ちぃちゃんから離れて…」

男「煩い肉の塊がッッ!!」

天和「ええー…」←ちょっと引いてる

男「膨らみかけの三女も要らん!!俺はペッタンコな地和タンと理想郷に行くんだぁぁぁぁぁ!!」

 

うん、頭がイッちゃってたね…うん。

ちなみに男の発言を聞いた某巨乳嫌い二人は思わず真顔になった。

いや、真顔にしては悪意があるような感じがしなくもない。

 

星「……貧乳好きか」

明命「……」←いいぞ、もっと言えな表情

亞莎「……」←同上

ミミ「ピチュェ…(うわぁ…、変態だ…)」

リト「話できない相手だな、アレ。とりあえず気絶させる…!」

 

そう言ってリトは買い物袋を蓮華に預けると、男目掛けて走り出す。

それとほぼ同時に…別の場所から一つの影が出てきた。

 

男「地和タン、俺と貧乳の国(ペターランド)へ行こう!」

地和「どこよそこ!?」

リト「一人で行けやぁぁぁぁぁ!!」←回し蹴り

凪「―――せやぁぁぁぁぁ!!」←同じく回し蹴り

男「あべしっ!?」←撃沈

リト凪「「……あ」」

 

 

 

十分後……目がイッてる男を交番に捨ててきた後、リト達は公園に移動した。

もちろん、天和達もだ。

あと追加に数人も。

 

真桜「いやぁ、まさかリトはん達もいるなんて思われへんかったわ」

沙和「ホントなの~!沙和が無理矢理真桜ちゃんと凪ちゃんを連れてきてよかったの~!」

明命「無理矢理だったんですか…」

亞莎「そう言えば、天和さん達は何で路上に…?」

天和「うんとね。私達あっちの世界で大陸一の偶像だったでしょ?」

人和「だから路上で歌っていれば注目が集まると思って…」

地和「でもあんなのが近寄って来るなんて聞いてないわよ!」

星「いいでは無いか。それだけ慕われてるのだからな」

 

こっちでは事情聴取と言う名の世間話をしていた。

で、もう一方は…

 

リト「おーい、凪ー?」

凪「………」←なんだか恥ずかしくなってジャングルジムに隠れてる

風「おやおやー。やっぱりこっちの凪ちゃんは綺麗なお肌してますねー」

稟「当然でしょう。なにせあの傷は戦場でついた物ですから」

 

こんな感じだった。

 

蓮華「それでどうするの?さっきの騒ぎでお客は皆いなくなっちゃったし…」

人和「もう一度やり直してみます。まだ私達のファンはいるようですし」

星「だがせっかくの歌唱力なのに路上ライヴは勿体ないな」

沙和「そうなの!前の世界見たいにアイドルだったら沙和、頑張って応援できるの!」

全(((またあの罵詈雑言訓練するの…?)))

 

とある軍曹の訓練はともかくとして、確かに才能があるのに惜しい。

せめてどこかでアイドル募集してたら…そう思った時だった。

 

 

prrrr…prrrr…pi!

 

 

リト「もしもし、磯野です」

華琳『生憎だけど中島じゃないわ。ちょっと頼み事してもいいかしら?』

リト「何かくれるんなら」

華琳『考えておくわ。…貴方の友人でアイドル志望の人を探してほしいの。鳳凰院グループの直属事務所で人材不s』

リト「おーい、天和ー。天職がやって来たぞー」

天和「え?」

華琳『…今日はついてるわね』

 

 

そして数日後…天和達はアイドル養成所に通うことが決定した。

厳しいレッスンもあるが、夢を叶えるために三人は日々頑張っているらしい。

え?タイミング良すぎないかって?……ご都合主義です。


 
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