~とうたくけ~
作者からの諸注意。
キャラは真・恋姫†無双から選出しています。ですが、真・恋姫†無双の物語とは一切関係ありません。そのため、お隣さん感覚で呉以外のキャラも出てきます。例をあげると袁術さんとは親戚同士です。あと北郷一刀は存在します。時代は三国時代そのまま。戦争はありません平和です。でも孫家は呉を治めています。まぁ何か色々と面倒な作品になりましたが、単純に楽しんでいってください。時代は三国時代だけど、そこは何か作者クオリティーで色々とオリジナル設定や時代錯誤異物がでてきます・・・・・・・ごめんなさい。
ネタはみ●みけより使わせて頂いています。ではどうぞ。
この物語は董卓家の平凡な日常を淡々に書いたものよ。
過度な期待はしないでちょうだい。。
あと部屋は明るくしてPCから1尺は離れて見るのよ!! By詠
~そんごけ~外伝 ~とうたくけ~
第2話 ~詠、がんばる~ その2
この話は前話、~月、がんばる~その1の続きです。
題名と話数が変わってますがそれは仕様ですので、楽しく?読んでいってください。
「と、まぁ前置きはこんなもんかな。」
「さっきから独り言が多いぞ、北郷。」
「ごめんね。」
「先程から天候も変だからな。」
「それは確かにね。あの通り雨は酷かった。」
そして暫く歩くと目的地が見えた。
雲は綺麗になくなり、青空が広がっている。
「北郷、お出迎えだぞ。」
「出迎え?・・・・・・・・・・・あぁ確かにね。」
一刀の目に映るのは城門の下でうずくまっている赤髪の少女。
そしてその隣でおそらく頬を膨らませている緑髪の少女。
「あっ気付いたかな。」
「そのようだ。」
赤髪の少女が立ち上がると、一刀に向けて走り出したのである。
トトトトトトッ
ボフッ
そしてそのまま一刀に抱きついた。
「久しぶり、恋。」
「・・・・・・・・・・いらっしゃい。」
「あぁ、暫くお世話になるよ。」
「・・・・・・・・・・(コクッ)」
「恋よ、再会中に悪いが急がねばならないのでな。」
「・・・・・・・・・・わかってる。恋も行く。」
恋は一刀の腕をつかんだまま一緒に歩き出す。
そんな恋と一刀の仲むつまじい光景に城門下のねねは一刀に復讐を誓うのであった。
「今度はちんきゅーきっくだけではすまさないのですぞ!!」
華雄に案内されて、恋と共に歩き、後ろに不穏分子を引き連れながら部屋の前に到着した。
「北郷を連れてきた。入るぞ。」
ガチャ
扉が開く。
しかし、
ガチャン!!
華雄は直ぐに扉を閉めた。
「どうかしたの?」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・華雄?」
「あぁ・・・・・・・何でもないぞ。どうやら月はここにはいないようだな!!そうだ、腹減っただろう!?よし!!何かを食べに行くぞ!!」
「え?俺は大丈夫だけど。」
「そうかぁ~北郷は腹が減っているのか!!では早速行くぞ!!恋も行くぞ!!」
「・・・・・・・・(コクッコクッ)」
どうやら、恋だけは乗り気らしい。
むむむむ・・・・・・・・怪しいのです。
少しだけ除いてみま・・・・・・・・・「ねね!!」
「はい!?なんですぞ!?」
「お主もお腹が減っただろう!?ほら、行くぞ!!」
片手で持ち上げられる。
「な!?放せなのです。ねねは一人で歩けますぞ!!」
「っはっはっは!!そう遠慮するな!!」
一刀とねねが華雄の腕力にかなうわけがなく、そのまま廊下を引きずられていった。
その後は詠と霞に出会い、華雄は何か話していたようだった。
その話を聞いて二人の顔が青くなっていき、そして足ばやくどこかに消えていった。
「いったい、何がどうしたんだろう。」
「いい加減おろせなのです~。」
まぁこの後は皆で何だかんだでご飯を食べた。
ご飯といっても恋だけが食事にありついていただけなのだが。
そして月と詠と霞と会ったのは恋の食事が終わった後のこと。
その時の何とも言えない空気を俺は忘れないだろう。
だって、月の顔が暗くてなぜか眼が常に潤んでいるし、
詠は顔を青ざめたままでまるで世界の終わりのようだし、
あの笑顔と元気が特徴的な霞だって一言も話さず常に頭を垂れていたままだった。
本当に何があったんだろう。
その後は皆は明るさを徐々にましていった。
そして俺と月と詠と一緒に夕飯の準備をしている。
「向こうでもこんなことしてるの?」
「最近はしてないかな。」
「ふーん。」
「最近はってどういう事ですか?」
「昔は祭さんとかと一緒に作ったりしてたんだけどね。今は蓮華や思春が料理をつくってくれてるんだ。お菓子系は亞莎や明命がつくってくれるしね。」
「へぇ~蓮華はともかく、あの目つきの悪い思春まで料理をつくるのね。」
「詠ちゃん、失礼だよ。」
「まぁ、最初は俺も驚いたけどね。皆が前に泊まりにきてくれた時から料理を覚えだしたんだって。」
「ふーん。」
それって好敵手登場ってところかしら・・・・・・・・月も頑張らなきゃ駄目よ!
へ?え?でも・・・・・・へうううううぅぅぅぅぅ・・・・・・・・。
「どうかしたか?」
「なんでもないわよ。」
「は、はい。」
「??・・・・・・・・・・そう言えば霞たちは?」
「あぁ、それなら買物に行くって言って華雄と恋、ねねを連れてどこかに消えたわよ。」
「こんな時間に買物?何か足りないもなんてあったかな?」
「そんなのボクに聞かないでよ。」
「月は何か知ってる?」
「い、いえ。知らないですけど・・・・・・・何でそんなに霞さんたちが気になるんですか?」
「ん?いやぁ~何かというか確実に嫌な予感しかしないじゃん。」
「む・・・・・・・それも、そうね。」
「へうううううぅぅぅぅぅ・・・・・・・・・。」
この後は何事もなく皆で夕飯を食した。
恋は先程食べていたとは思えないほどの食欲をみせ、
霞はすでにお酒を片手に料理を喜んで食べていた。
ねねはあいかわらず俺に殺気をぶつけてくるし、
詠と月は二人仲良く食べさせあいしているし・・・・・・・・。
あっちとは別の和みがあっていいなぁ~、平和だぁ~。
「どうした北郷?」
「どうしたって?」
「先程から顔がにやけているぞ。」
「あぁ、何か平和で和んでたんだ。」
「どこの年寄りだ貴様は。」
「うわ、酷い言われようだな俺。」
「ふふ・・・・・・・。」
ちょっと何であそこは二人で笑いあってるのよ!?
月とボクだけじゃ満足いかないの!?
え、詠ちゃん・・・・・・・お箸が、お箸が壊れそうだよぉ~・
ちょっと何であいつらええ空気つくってんねん!!
うちの気持ちも知らんと一刀を横取りしようって、華雄のアホは!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ご飯、おいしい。
恋殿と言うものがありながら、何をデレデレしているのですか!!
やはりここは御仕置きが必要ですな!!
「どうした北郷?」
「いや、何か今大量の冷や汗が・・・・・・・・。」
「そうか?おい霞。」
「なんや!?」
「・・・・・・・なぜ、そんなに怒っている。」
「怒ってなんかおらへん!!」
「まぁ・・・・・・・・いい。北郷が汗をかいたから風呂に入りたいそうだ。」
「風呂・・・・・・?ははぁ~ん。わかった、皆準備すんで!!」
「ちょっと準備ってなによ?それにこれの片づけだってあるし・・・・・・・。」
「それは侍女たちに任せてあるから大丈夫やって。つべこべ言わずうちについてくる!!」
「ちょっと!?」
「ほら、月も恋もねねも皆ゆくで!!」
「・・・・・・・・・・わかった。」
「待つのです!!」
「え、え?えっとすみません。何か準備してきますね。」
「大変だな月。」
「そんな事ないです。皆と一緒のほうが楽しいですから。」
月はいい子だ・・・・・・・・。
「北郷。お前には後で使いの者をだすから、呼ばれたらこい。」
「わかった。いってらっしゃい。」
あれから暫くして使いの人が来て案内されたのは風呂場。
そして、凄く当たり前のごとく脱衣場に置いてあったサイズがピッタリの着替えとタオル・・・・・・・・・・。
いや、最近こういう風呂ネタ多くない?
つうか、このくだりもやりつくされてますよ?
「まぁ・・・・・・・・・・何を言っても入るしかないんだよな。」
「・・・・・・・・・とりあえず着替えるか・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
服を着替え、風呂に入る格好になる一刀。
「よしっ!!」
頬を叩き気合を入れる
「何でも来い!!」
そして勢いよく扉をあけ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・。
長いようで凄く一瞬の間だった。
俺が風呂場への扉を開けるより早く開いた。
それはいいだろう。
でも、開いた先に立っていたのは、
生まれた時のままの姿の詠と月。
俺は唖然とした。
言い訳に聞こえるかもしれないが、
大事なところは湯煙で見えてないからな!!
そして、俺が扉を閉めるよりも向こうが叫び声を上げるよりも
ガララララララ
何もなかったかのごとく、
扉は閉められた。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・。
・・・・・。
え・・・・・・・・?俺ちゃんと呼ばれたよね?
悪いことしてないよね?あれ?これでいいの?
誰か教えて・・・・・・・・・・・・・・・
一方、その頃の月と詠
「あれ、出ないのですか?」
「ねぇ・・・・・・・・・ねね。」
「なんです?」
「脱衣場で裸で気合入れている、・・・・・・・・・・その自分の好きな相手がいたら・・・・・・・・・・・・・・・・・・どう反応したらいいのかしら?・・・・・・・・・・・べ、別に変な意味はないからね!!勘違いしたら駄目よ!!」
そんな詠に対し月は顔を真っ赤にして凄い勢いで首を横に振っている。
「・・・・・・・・・叫んだり、殴ったり、蹴りでもいれたらいいのです。」
「そう・・・・・・・よね。」
月は何かを必死に否定するよに、まだ首を横に振っていた。
っち・・・・・・・・思った反応が出なかったのです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
次はどういった策でいきますか・・・・・・・・・・・。
その頃の一刀。
「あれ、こんなとこで何しとん?」
霞、華雄、恋が風呂場にやってきたのだが、
一刀は服を着て風呂場の入り口で蹲っていたのであった。
「なぁ?」
「どないかした?」
「俺、呼ばれたよな?」
「あれぇ~まだ呼んでなかった気がするけど、知っとる?」
「知らん。」
「・・・・・・・・・(フルフル)」
「・・・・・・・・・何があったか知らんけど、どんまい。」
そうして霞は風呂場に入っていく。
「まぁ何だ。色々ある。」
華雄も風呂場に入る。
「・・・・・・・・・一刀。・・・・・・・・・・・いい子。」
恋にはひとしきり頭を撫でられた。
そして、風呂場から霞に呼ばれたため、恋も風呂場に入っっていった。
「・・・・・・・・・・・・・泣きたいです。」
完
さて、作者からの質問です。
これからあなたはどんな詠を望みますか?
1 ツンツン子ちゃん
2 ツンデレ子ちゃん
3 デレデレ子ちゃん
4 ちんきゅー穿孔(せんこう)キック
その3へ、つづく・・・・・・・・・・・・・のかぁ?
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少し題名が違いますがそれは一刀が説明してくれました。この作品の注意事項は本文をお読み下さい。では、そうぞ。