北郷達が董卓の乱を終え。
幽州・啄県に帰ってきて三か月の月日が流れた。
この三カ月の間に大陸では様々な変化があった。
荊州に拠点を構えている袁術が呉の孫策に倒されたのである。
これによって、西の方の地方は孫策のものになった。
更に北に勢力を構える曹操も着実に勢力を広げつつあった。
そして、北郷達にも一つの報告が入った。
それは、北郷とその仲間達が玉座の間で会議をしている時であった。
北郷軍兵士A「申し上げます太守様!公孫賛様が!・・・・・・」
星「伯珪殿が?一体何用で・・・・・」
北郷軍兵士A「それが・・・多数の兵士を引き連れ太守様の保護を求めておられます!」
桃香「ほ、保護!!??」
兵士の突然の報告に疑問を抱く星と驚く桃香。
そして、他のみんなの反応も様々だった。
北郷「考えてもしょうがないか・・・とりあえず、公孫賛を連れてきてくれないか?」
北郷軍兵士A「分りました!」
兵士が玉座の間から退室して、公孫賛を迎えに行った。
桃香「白蓮ちゃん・・・どうしたんだろう・・・」
星「本国で何かあった。そういうことでしょうな。」
北郷「今、考えても仕方がない・・・今は公孫賛に事情を聴こう。」
それから十分ぐらいたって、公孫賛が兵士に連れてこられた。
その姿はボロボロだった。
着ている服も荒んでいて、顔もやつれていた。
桃香「白蓮ちゃん!!!」
北郷「公孫賛!その姿はどうした!!一体何があったんだ!!」
公孫賛「じ、実は、麗羽・・・いや、袁紹の奇襲を受けたんだ!」
愛紗「なにっ!!」
北郷「どういうことだ・・・・」
北郷が公孫賛に何があったのかを尋ねると。
公孫賛は悲しみと悔しさが混じったような顔になり・・・・・・
公孫賛「董卓の乱が終わって遼西に帰って政務をしていた時に
突然袁紹の奴に襲われ・・・この様さ・・・・・」
鈴々「反撃はしたのか?」
公孫賛「したさ!でも、突然の奇襲と圧倒的な数の差で・・・・・・・」
霞「数の暴力に負けたんやな・・・・・」
自分の無能さを嘆く公孫賛。
それに対して北郷は・・・・・
北郷「無事で・・・・よかったな」
公孫賛「えっ!!??」
玉座から立った北郷は公孫賛に近づき。
北郷が来ている制服の上着を公孫賛に被せた。
北郷「俺は正直言って公孫賛が生きて俺を頼ってくれたことが嬉しい
・・・・よく、生きてここまで来たな・・・・・」
公孫賛「ほ、北郷・・・・ウ・・・・・ウワァァァァァァァァァァァァァ!!」
北郷の優しい言葉に公孫賛の今まで溜めていた感情が爆発した。
公孫賛は北郷に抱きつき思いっきり泣いた。
そして、北郷は泣いている公孫賛を強く抱きしめた。
その悲しみが消えるのように。
北郷「公孫賛・・・・落ち着いたか?」
公孫賛「ああ、すまない/////恥ずかしい姿を見せて///////////・・・
それより北郷に頼みたいことがあるんだが。」
北郷「ん?なんだ?」
ようやく落ちついた公孫賛の頼みに首を傾げる北郷。
この場にいる全員(北郷を除く)は公孫賛の頼み事が何なのか大体分かっていた。
公孫賛「私を北郷の配下に加えてほしいんだ!頼む!!」
桃香「わたしたちの場合は・・・・」
昴「配下というより・・・・」
星「仲間・・・・だな・・・・」
公孫賛「仲間?」
自分は配下になりたいと言ったのになぜ仲間という単語が出で来るのか・・・・
公孫賛には分からなった。
北郷「俺は、正直言ってここにいるみんなを配下とか部下とかそういうふうにみてないんだよ・・・・・・
俺は、ここにいるみんなが大事だ・・・だから俺は彼女たちを仲間だと思っている。」
公孫賛「だから仲間か・・・分かったそう言うことなら私も北郷の仲間に加えてくれ!」
北郷「ああ・・・当然だ!」
公孫賛の願いに答えた北郷。
そして、玉座の間にいる全員に自分の真名を教えたことにより正式な仲間になった
公孫賛もとい・・・・白蓮。
こうして、公孫賛という心強い仲間を得た北郷。
これが、これからなにを意味するのか・・・・・・
今、新たな外史の扉が開かれる。
一方・・・とある場所では・・・・・・・・・・・・
左慈「くそぉっ!!!この俺がここまでのダメージを受けるとは・・・・・北郷の奴!!!!」
今、左慈はとある場所で洛陽で北郷に受けた傷を治していた。
次の戦いに備えるために・・・・・・
そして、北郷を殺すために・・・・・・・・
左慈「俺の力が完全なものになったら必ず俺が殺してやる!覚悟していろ!!!!」
彼の周りには黒い瘴気の様なものが出ていた。
まるで、左慈により強力な力を与えるように・・・・・・・
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ちょっと遅れましたけどUPします!
どうか、見てやってください。