No.747826

Another Cord:Nines = 九番目の熾天使 = 新年すぺしゃる!! by2015!!

Blazさん

賀正新年、あけましておめでとう御座います。
今年もよろしくお願いします!
と言う訳で去年同様に熾天使特別編を投稿!!
今回は匿名さん達もコメントOKにしましたw

2015-01-01 17:06:03 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:953   閲覧ユーザー数:819

Extra STORY  「New Years is Dead day!?」

 

 

 

 

 

 

 

一年前の新年元旦。

皆は覚えているだろうか?

一年前はBlazのキャラ達や旅団メンバー達がカオス手前の大パーティを行ったのだ。

(※詳しくは去年の新年すぺしゃる編をご覧下さい)

 

あれからもう一年。元旦の早朝に魔道世界ミッドチルダで今年もそのカオスが起ころうとしていたのだった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《 ボンッ!ボンッ! 》

 

小さな爆発と共に白い煙が空に舞い上がる。

祭の始まる合図であり、それを盛り上げる要素の一つだ。

 

新年一月の寒さが肌に伝わる今日この朝に、史上最強とも言われる反管理局組織のメンバー達は集まり、その元旦を盛り上げる祭の主役となって集まったのだった。

 

響くは歓声、広がるは朝日。

夜の大晦日の暗さは去年と言う名で去っていき、新年の朝日がその地を照らしていく。

 

その朝日が輝く地の上でミッド最大の今年最初の大イベントが行われようとしていた。

 

 

 

 

「さぁて!新年明けましておめでとう御座います!!今年最初の元旦に始まりました大イベント!去年のカオスをぶち越した大祭!!その名も!!

 

 

 

 

 

 

 

 

熾天使グランプリの開幕でーす!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

司会はこの私、新年から制服なんて死んでもゴメンやと言ったのにリィンに強制的に着せられて若干悲しい八神はやて(Ex)と!!」

 

「旅団団長、クライシスがお送りいたします」

 

「さて、今年の催しっつーなのカオス祭として始まったこの大レース!と言うかなんでレースなんですか?」

 

「まぁ新年から笑いを取るのは誰だっていい事ですし、だからと言って去年の様な物も味気ない。そこで何処からネタを引っ張ってきたのか、この大レースとなったのです」

 

「つまり、面白さに欠けていると思ったから・・・ですか?」

 

「そう言うことになりますね」

 

「まぁ確かに今年もあれやったらリメイク風になっていたかもしれませんし、此方で正解ですね。では、改めて詳細の説明といきましょう!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(BGM : カービィのエアライドでのシティトライアル選択画面のBGM )

 

「では、ルールの説明です。今回のこの大レースは旅団メンバーで作者Blazが関知している総勢23名から私と若干一名を除いた全21名が参加し、その中からたった一人の優勝者を決める大レースです。同時ゴールはご法度だぞ♪」

 

「く、クライシスさんキャラが・・・えーっとその他レースのコースにつきましては指示の看板が投影モニターに表示されますので原則それに従って進んでください。コース外れたらただじゃ済まない場所や市街地に入りますのでね・・・」

 

「そしてこれが一番重要。絶対禁止事項としてレース参加者への物理的妨害行為、つまりは攻撃は禁止となっています。破ったら唯じゃ置かないから気をつけろ?」

 

「また、使用マシンへの改造行為は禁止となっており、違反行為がバレた時点でアウトとなりまーす!」

 

「改造して勝っても嬉しくないだろ?」

 

「あ、後忘れてましたが今回は参加者の他にもパートナーを一人付ける事が可能です。パートナーと協力して勝つも良し。独り孤独を貫いて駆け抜けるも良し!判断は任意で任せまーす!!」

 

 

 

 

 

「それではコースの説明です。コースはミッドチルダ特設レース会場からスタートして市街地高速道路を通過。その後、山道を通り海岸沿いを走りもう一度市街地に入り、再びこの会場に戻る。それを全五周。コースには色々な仕掛けがあるので注意してくれ」

 

「それではココで一旦私達からコース端にあるピットに居る選手たちがどうしているかを見てみましょうかね」

 

 

 

 

 

 

 

= ピット前 =

 

 

「・・・で。今年はこんなカオスになったと」

 

「2015年の初っ端からコレとは、頭が痛いよ・・・」

 

レース用のピットの前ではご存知今年もいろんな意味で絶好調だろうと呆れるBlaz達一行が盛大なため息を吐いていた。

新年元旦からこんなデンジャラスの言葉で片付かないレースに強制出場となった事で最早何も言えなかったのだ。

但し、ニューだけは逆にこの状況を楽しんでおり、変わらぬ笑顔を振りまいていたのだ。

 

「すずは~「れーす」って何?」

 

「まずそこか・・・レースってのは、まぁ車のかけっこみたいな物だよ」

 

「かけっこ?車で?」

 

「そうそう」

 

 

「このレースがそれで済めばいいんだがな・・・」

 

「アルト、それは諦めなさい。この手のイベントは軽く死ねるから」

 

「・・・・・・。」

 

 

「・・・で。パートナーの件だが、誰か行くか?」

 

呆れるアルトとミィナ。ニューに説明をする鈴羽とされるニュー。

しかし、Blazの言葉を耳にした瞬間一斉に三人は顔を後ろに向けて彼と目を合わせようとしなかった。こんな危険をぶち越したレースに誰が出たがるのかと聞かれればそれに出るのは馬鹿だけだと言う事だ。なので三人は無言で有無を言わさず顔を後ろに向けたのだ。

 

 

そう。三人は。

 

 

 

「ニューでる~♪」

 

「行くか?」

 

「うん!」

 

「ってちょっと待ったBlaz!!」

 

「アンタ、ショタ殺しでお縄になる気!?」

 

「・・・あのよ。未だに俺をロリコンと思ってんのかお前らは」

 

「烙印突き出しな」

 

「・・・・・・。まぁ其処は今年一発目だから不問にしてやる。けどな。こんなレースとかのクソ見たいなカオスイベントで死人が出たことがあるか?」

 

 

 

「「「・・・・・・アン姉さんところのカオル君」」」

 

「知るか」

 

 

 

「いやそれ酷くない!?」←どこかで言われていると感じて独り言を言うカオル君

 

「どうした、カオル。死の予兆が頭を過ぎったのか?」

 

 

「・・・まぁそれはさておきだ。実際死に掛けになった事が多々あっても最終的にギャグ補正で見事生存してるじゃねぇか。つまり、一応の生命の保証はあるって事だよ」

 

「それで済めばみんな率先して参加しているよ」

 

「鈴羽に同感。悪いけど、今回はマジで死にそうだからパスするわ」

 

「・・・・・・しゃーね。行くか、ニュー」

 

「はーい!」

 

「・・・マジで大丈夫かコレ?」

 

と言う事でBlazのパートナーは、ニューに決定した。

別にパートナーは無しでも問題はないのだがニューがどうしても出たいとその後言ったので、彼女もBlazのパートナーとして出場する事になったのだった。

パートナーが決まった事に対して妙にほっとしたミィナ達三人だがニューが無事に戻ってくるのかと一抹の不安を胸に抱く事になった。

 

 

「ん、Blaz達もパートナーと出場か」

 

「そういうお前はやっぱカミさんとか、げんぶ」

 

するとそこへ、色々な事で付き合いの長いメンバーの一人であるげんぶが妻の白蓮と共に彼らのもとに現れ、言葉を交わす。その後ろからはBlazの後に入ってきた旅団メンバーの一人の刃も顔を見せており、彼らとの会話に加わる。

 

「Blazさんの所は・・・ニューちゃんがパートナーですか」

 

「ああ。他のトリオは逝きたくねぇってよ」

 

「その漢字が正しければ確かにそうだろうな」

 

「まぁ、その死地に好き好んで行く者も居まい・・・」

 

 

 

 

 

「と、思うだろ?」

 

「あ、kaitoさん」

 

「しかし中には理由付きで死地に向かう馬鹿がいるのだよ」

 

そういって現れたkaitoの親指が指す方向。其処にBlaz達が目を向けると、其処には・・・

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「「「「最初はグー!ジャンケンホイ!!あいこでしょ!!しょ!!」」」」」」」」」」

 

 

 

醜くも激しい女達の戦いが堂々と既に会戦していた。それも同時二箇所で。

 

 

「ありゃラヴァーズとアン娘組みか」

 

「元日初っ端から既にあんな調子だ」

 

「すげぇ殺気立ってるな・・・」

 

「パートナーの話を聞いた途端にアレだからな。相当なりたいんだろうて」

 

ご存知ディア&アン娘大好き組であるラヴァーズ達。先ほどの放送を聴き、血眼になってパートナー争奪戦を繰り広げていたのだ。しかし、彼女たちの殺気から何時殺戮のユートピアになっても可笑しくない状況で、その様な状況にならないでほしいと彼らは切に願う事しか出来なかったという。

 

 

「・・・改めて旅団メンバーでよかったとつくづく思うよ、全く」

 

「あ、朱音さんとタカナシ兄弟」

 

「刃、兄弟で纏めるのだけは勘弁してくれ。唯でさえ弟が殺気立ってるんだ」

 

朱音とキリヤの後ろにはどす黒いオーラを放つルカの姿があった。

それには朱音でさえもこめかみに冷や汗を垂らしており、キリヤにいたってはかなりビビッている様子だ。そのオーラにどうしてこうなったかと思う面々だが、まさかと思いBlazが小声でキリヤに尋ねた。

 

「・・・まさかアイツ、元日にココに呼び出されたから・・・」

 

「ああ。本当は自分の住んでる世界のアリサ達と正月過ごすつもりだったらしいが、其処を空気読まない自称リア充撲滅隊(ラヴァーズ)が邪魔しにきてな。しかもご丁寧な交渉で相手の怒りを買わずときた」

 

「それであそこまで不機嫌極まりない様子・・・と言う事か」

 

「流石に兄として情けないと思ったしかわいそうだと思ったよ・・・」

 

「新年初っ端がアレだとな。誰だって慰めたくなるさ」

 

 

 

 

 

 

「○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す○す・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

「・・・すまん。俺たちでも無理だ」

 

「あの殺気では私も無理だ・・・」

 

「・・・俺は知らんぞ・・・」

 

「兄貴が諦めて・・・仕方ないか」

 

 

 

 

 

 

 

「さーて初っ端から大変な事になる予感が無限にあるのですがクライシスさん・・・」

 

「仕方ないですね。特にディアーリーズ達は」

 

「んなバッサリと切り捨てるか・・・っとそろそろ色々な準備が整ったようなので観客の皆さんはコース上ならびにピットから退避を。そして、選手はそれぞれのピットから表彰台付近にお集まり下さい!」

 

 

『表彰台?先に選手宣誓でもすんのか?』

 

 

「ちゃうでーBlazさーんまだ肝心のアレが分かってないやろ?」

 

『肝心・・・あ!』

 

 

 

 

 

「はい!と言う事で、マシンは厳選な『くじ引き』で決められマース!!」

 

 

「・・・この流れ、どこかで見た気が・・・」

 

「奇遇だなげんぶ。俺もだ」

 

 

「さて、その二人の事は後にしてマシンのくじ引きの結果と共にさっさと選手紹介しましょうか」

 

 

 

 

「えっと。では紹介はナンバーの新しい順から!先ず最初は朱雀さんから!!

 

 

 

使用マシンはバイクの『バリオス』!!」

 

「仮面ライダーアギトの終盤で出てきたバイクですね」

 

 

 

「バイクレースですかコレ?」

 

 

「続いて令嬢青竜さん!!使用マシンはアメ車の『ブルーハート号』ッ!!」

 

「ちなみにレース用に元から作らせました♪」

 

 

「流石令嬢・・・・・・続いて黒鋼刃さん!!使用マシンはバイクのチョッパー!!」

 

 

 

「凄いアメリカ寄りですが・・・大丈夫ですかコレ?」

 

 

「気にしては負けですよ刃さん。続いて我等がなんだかんだ先生!!」

 

「ちゃんと名前で呼べやぽんぽこ狸!!」

 

「ジ○リちゃうわ!!あと腹の事は言うな!!!/////」

 

「はやて最近運動してませんからね・・・」

 

「運動は大事だぞ、はやて」

 

「うー・・・使用マシンはレースバイクの『ブラッドエッジ』!!」

 

 

 

「ったく・・・さっさと勝つぞ、ニュー!」

 

「おー!!」

 

 

「さっさと敗退しろBlaz!!!/// 続いてなんや怖いルカくん!使用マシンはレックスウィリーの『インパルス』!!」

 

 

 

「こんなレース、さっさと勝つんだ!今、ここでッ!!」

 

 

「・・・なんや精神情緒不安定やな・・・続いてFalsigさん!!使用マシンはボンネT120の『錆びない運び屋』ッ!!」

 

 

 

「・・・何でメタルギアなんだ?」(※バイクの名前はEVAのバイクのプレートから)

 

 

「まぁそこは作者にご質問やな。んで、問題児その一のディアーリーズ君!パートナーは・・・?」

 

 

「ハッハー!!アタシことッ!!こなた様じゃぁ!!!」

 

「あー・・・元気な事で・・・と言う事で、パートナーはこなたちゃん。使用マシンは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『パンダ君号』~!!」

 

「遊具!?Σ(゜ロ゜;)」

 

「ウル~・・・あ

 

 

 

 

 

二百円頂戴」

 

「お金要るの?」

 

 

 

「続いてげんぶさんとパートナーの白蓮さん!!使用マシンは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローライダー!!」

 

 

 

「つまりはローラーブレードじゃないか!!!」

 

「いけるのかコレ?」

 

 

「そこは自己責任でお願いします。続いてkaitoさん!!使用マシンは、『ダブルダッシュ!!』のワルイージバギーの『バットバギー号』ッ!!」

 

 

 

「ちなみに事前に改修済みで申請もしているから問題はないさ」(どやぁ)

 

 

「うわウッザ・・・えっと気を取り直して次は支配人さん!!使用マシンは現在チューン中との事。果たして彼のマシンはいかに!?」

 

 

 

「楽しみにしてなよ」

 

 

「そして次はZEROさんなんですが・・・」

 

「彼が来るとミッドが爆散するので今回は呼んでませんって言うか別任務に出しました」

 

「あ、ありがとう御座います・・・では、その彼を飛ばして次は竜神丸さん!パートナーはお姉さんのキーラさんで、使用マシンはクラシックカーの『サイエンスファンタズム』ッ!!」

 

 

 

「ちなみに私も申請済みですのでご安心を」

 

「さて。ドライブとしましょうか♪」

 

「・・・・・・。」

 

 

「そんでもって次はawsさん!!使用マシンは軍用ハマー!!」

 

 

 

「一気にまともになったなオイ・・・」

 

 

「まともも大事ですって。次にガルムさんと早苗ちゃん!!使用マシンは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛の守矢チャリン号~!!」

 

 

 

「自転車かよ!?」

 

「分かってますね、加奈子様も諏訪子様も♪」

 

「テメェ等が主犯かぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

「血涙は知りません!次にokakaさん!!使用マシンはバリスタの『ディケイド』ッ!!」

 

 

 

「支給バイクだからな。色々と改修済みだ」

 

 

「んで次は蒼崎!!使用マシンは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A/B付き三輪車!!!」

 

 

蒼「えー・・・」

 

B「なんで戦闘機のエンジン!?」

 

ディ「というか三輪車よりも大きさとってますよ・・・」

 

 

 

「そんなの関係ねぇ!!続いてmiriさん!!使用マシンはレーサーマシンV4の『ナイトイーグル・ツヴァイ』ッ!!」

 

 

 

「まともな車って今の所少ないな」

 

 

「そこは気にせんといて。続いてロキさん!!使用マシンはルインズスター!!」

 

 

 

「なんで俺たち兄弟はエアライド!?」

 

 

「・・・次は「(キ)無視かよ!?」続いて二百式さん!!使用マシンはAE86の『パニッシャー』!!」

 

 

 

「・・・ふむ。正解だったか」

 

「あ、はずれが良かった?」

 

「いや、それは無い」

 

「てか二百式の現実の愛車は・・・」

 

「Blaz?」

 

「ごめんなさい」

 

 

「んじゃ納得がいった様で続いては朱音姉さんッ!!使用マシンはワルキューレルーンの『朱風(あかかぜ)』ッ!!」

 

 

 

「これに勝ってアン娘と結婚かるんだ♪」

 

『姉さんそれ死亡フラグです』

 

「フッ、死亡フラグなんて知るかよ!私はアン娘と添い遂げるッ!!!」

 

 

「大丈夫かいな今年初っ端から・・・えっと次はデルタさん!!使用マシンはファイヤーブレードの『リッキーブルー』ッ!!」

 

 

 

「いい名前が無かったのでランダムにと思っていましたが・・・はぁ」

 

「ぷっデルタざまぁwww」

 

「・・・殺す。今回は絶対に殺す」

 

 

「はいはーい殺陣は後でお願いしマース。んでもって最後に控えますはアン姉さん!!使用マシンは車種不明ですがF1カーの『ビットマン』ッ!!」

 

 

「今年もコジマ祭じゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」←コジマ粒子入りドリンク注入中

 

 

 

 

 

「以上、全21名が今年最初のデットヒートを繰り広げて欲しいけど、被害を最小限にして欲しいと思います!!」

 

「はやて、それは多分叶わぬ夢だ」

 

「ですよねー・・・」

 

「尚。今回のレースで優勝した物には私が出来る範囲での願い事を叶えられるという権利が与えられます。私の叶えられる範囲ですので其処をお忘れなく」

 

「それではココでちょっとしたサプライズゲストのご登場です!今回諸事情で出場が出来なかったbio(バイオ)さんと、マシンのチューニングを主に行ってくれたココノエ博士のお二人です!!」

 

「ええ。色々と事情があって出られないbioですよ・・・ええ」

 

「泣いていいんですよbioさん・・・で、改めて博士もよろしゅうです」

 

「うむ。今回のレースはかなりチューン・デチューンが激しいマシンが多い。それをいかに操れるかというのも今回のレースの見ものだ」

 

「はぁ、ちなみに誰が優勝すると思いますか?」

 

「さぁな。だが、正直優勝者が出るかどうかでさえも怪しい所だぞコレは」

 

「まぁマシンと選手がコレですしねぇ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

元日の朝日を浴びつつも眼前の道を睨む選手たち。

その道が勝利の栄光への道となるのか、はたまた絶望への一本道か。

それを知るのは見守る者達ではない。その地その場に立つ選手たちだ。

 

 

 

 

B「さてと。まともなレースになる気がもうねぇな・・・」

 

F「諦めろBlaz。俺たちの催しが唯の一度とまともであった事があったか?」

 

B「・・・ねぇな」

 

刃「FalsigさんもBlazさんも目が遠くに逝ってますよ、大丈夫ですか!?」

 

朱「・・・何があったんだ・・・」←入ったのが最近な為に色々とまだ知らない朱雀

 

 

 

ガ「自転車・・・明日は筋肉痛かなこれは・・・」

 

げ「それがまだマシだぞガルム。俺にいたってはローラーブレードだというのに・・・」

 

早「・・・白蓮さん羨ましいですねぇ・・・」

 

白「フッ夫に抱かれながらレースとは、また面白い」←お姫様抱っこ状態

 

k「フッ・・・はいはい、リア充リア充・・・」←隣のイチャイチャぶりに泣くkaito

 

 

 

ル「・・・・・・。」←ブツブツと呟きつつ殺気立つルカ

 

キ「・・・狂気C?」

 

竜「貴方の弟はサーヴァントですかロキさん」

 

キー「だがまぁ、あの殺気だとそうも言えるだろうて」

 

a「無事にレースを生き残れるか・・・それもまた怪しいな・・・あ、胃が・・・」

 

 

 

デル「・・・・・・。」

 

二「・・・・・・。」

 

oka「こっちはルカ以上の殺気だぞ」

 

刃「本当に仲悪いんですね。この二人は・・・」

 

mi「今年も変わらずだな」

 

 

朱姉「アン娘!!勝ったら直ぐに婚礼の儀をあげるからね!!!」

 

青「フッ!!残念ですが勝つのは私!!そして彼と添い遂げ、黄金の劇場で美しき婚礼を・・・」

 

アン「・・・この車でマッハで逃げたい・・・」

 

 

支「向こうさんも大変そうで・・・けど、俺は仕事をするとしますかね」

 

 

ディ「・・・蒼崎さん」

 

蒼「なんだ、ディア」

 

ディ「どうして僕等のマシンはコレなんでしょうね?」

 

蒼「まともってなんなんだろうね?」

 

二人「「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ・・・・・・・・・はぁ・・・」」

 

こな「・・・大丈夫かこの二人・・・」

 

 

 

 

参。戦士たちは道に目を向ける。

 

 

「はぁ・・・残金大丈夫かな・・・」

 

「お金ぐらい貸すわよ?利子つくけど」

 

「デスヨネーハハハハハ・・・」

 

 

「・・・okaka、支配人は何処だ?」

 

「そういえば・・・何処に居るんだアイツ?」

 

 

 

弐。腕に力を込め、全身に血を行き渡らせる。

 

 

「今年の元日にケリを付けさせてもらうぞ、デルタ・・・!!」

 

「それはコッチの台詞だ、二百式ッ!!」

 

 

「・・・このレースに乗じて逃げるのは・・・無理っぽいな・・・夕立。俺、多分そっちには逝けそうにないよ・・・」

 

「フフフ・・・待っててねアン娘・・・!!」

 

「横に居るカスを倒して彼を貰い受ける!!」

 

「・・・ああ・・・新年元日の空は青いなぁ・・・」←放心状態

 

 

 

 

 

壱。血の流れが己が心に火をつける。

 

 

「やれやれ。珍系は珍系らしく善戦するとするか」

 

「駄目だ。必ず勝て、耕也」

 

「・・・はぁ・・・」

 

「逃げ場は無し・・・さて、男らしく敗北覚悟で行くとするかね」

 

「いやだな~私の能力を忘れないで下さいよー♪」

 

 

「・・・蒼崎」

 

「何も言わんで下さい、kaitoさん」

 

「・・・おう」

 

 

 

「それそろスタートですよ、朱雀さん!」

 

「新入りは新入りなりに頑張らせて貰いましょうか」

 

「・・・ええ!!」

 

「ハハハ・・・熱いねぇお二方」

 

「Blazは熱いの?」

 

「・・・さぁな。だが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

負ける気はないぜ・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刹那。零に成りし時。

戦士達は鉄の地を蹴り上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『スタートッ!!!!』

 

 

はやてのアナウンス声と共にランプが青に変わる。

十人十色・多種多様・大同小異。

様々な思い・願い・企み。その全てが入り乱れた元日の大祭。

 

 

果たして勝利の栄光を手にするのは誰か。

 

 

 

 

 

「んじゃあまぁ・・・行くぜ、ニューッ!!」

 

「おー!!」

 

 

 

 

今ココにレースが開始された。

 

 

 

 

 

続く!?

 

 

オマケ。

 

各選手のマシンのおさらい

 

2 Unknown : F1マシン    

3 デルタ : バイク

4 朱音 : バイク       

5 二百式 : レーシングカー

6 ロキ : エアライドマシン

7 miri : バイク

8 蒼崎夜深 : A/B付き三輪車

9 okaka : バイク

10 ガルム : チャリンコ

11 aws : ハマー

12 竜神丸 : クラシックカー

14 支配人 : ???(レース出場が出遅れた為に出遅れでスタート)

15 kaito : カート

16 げんぶ : ローラーブレード

17 ディアーリーズ : 遊具(パンダ)

18 Falsig : バイク

19 ルカ : ウィリー

20 Blaz : バイク

21 黒鋼刃 : バイク

22 青竜 : アメ車

23 朱雀 : バイク

 

 


 
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