プレシアの暴走も止めてこれでハッピーエンドといきたかったのだが…
ゴゴゴゴゴゴ!
突然、時の庭園全体に地しびきが発生し始める。
尚哉「これは!」
ディエンド[マスター!まだ戦いは終わっていません!ジュエルシードが先程の攻撃で共振しています!このままでは次元断層が!]
尚哉「方法は?」
ディエンド[マスターの全力収束砲を撃っても封印できるか…]
尚哉「くそ!それじゃあ…」
和也「何一人でやろうとしてるんだ?」
尚哉「……あなたは…」
和也「ジュエルシードを封印するんだろ?なら俺も手伝う」
そういって和也さんはレイをツインバスターライフルにして手伝うといってくる。
尚哉「ありがとうございます!」
作者SIDE
地球ではジュエルシードの共振により各地で地震や雷などが起きており人々は混乱していた。
八神家
楓「きゃっ!」
禀「楓大丈夫か?」
楓「は、はい大丈夫です」
義之「この地震と雷、もしかしてだけど」
音姫「多分、ロストロギアのせい…尚哉くんも多分止めるために頑張ってるんだよ」
はやて(尚哉くん…がんばって…)
はやては手を合わせて尚哉の無事の帰還を祈るのであった。
尚哉SIDE
和也「行くぞ」
尚哉「はい」
和也さんの横に立ち俺は足元に魔法陣が展開する。
クロノ「何をしようとしてるんだ、まさか!あの状態のジュエルシードを止めるつもりなのか!?」
後ろでは俺たちが今から行う行為を予想しむちゃくちゃな行為であるため驚く。
プレシア「無理よ!あの状態のジュエルシードをオーバーSの私でも無理なのよ」
尚哉「無理かどうかはやってみないとわかんねえんだよ!」
ディエンド[チャージ完了!行けます!]
尚哉「集え!終焉の光!ディメンジョーーーンブレイカァァァァ!!!!」
俺の収束砲を放ちジュエルシードとぶつかり合いとてつもない風圧が周りを襲う。
尚哉「くっ!力は互角か!でも!まだ!ディエンド!!カートリッジフルロード!!」
ディエンド[ロードカートリッジ!!]
ディエンドに搭載されているカートリッジを全発使い更に出力が上がる。
クロノ「なっ!カートリッジシステムだと!?」
クロノ(何故、ベルカのカートリッジを…)
そんなクロノは俺に疑問を持つがそんなこと俺は知らずにディメンジョンブレイカーがジュエルシードを押さえ込み一時的に共振が止まる。
フェイト「やった!?」
プレシア「ダメよ!止まったけどすぐまた!」
尚哉「いや、これでいい…欲しかったのは一瞬の停止するとき!今だ!!」
和也「おう!これで終わりだ!その幻想をぶち殺す!」
パキャーーーン!
和也さんが一気に飛び込み幻想殺しでジュエルシードの力を完全に打ち消した。
クロノ「…止まった…」
プレシア「何が起きたというの?」
和也の右手に触れた瞬間ジュエルシードが止まったことに回りは困惑するがそんななかかなりの魔力を使い果たした俺は膝をつけて倒れこむ。
モモタロス「おい!大丈夫か!?」
尚哉「ああ、かなり使い果たしたからな…それより、プレシアさん…」
プレシア「…なにかしら」
尚哉「アリシアを目覚めさせよう…だからポットから出してほしい」
プレシア「っ!ええわかったわ」
そういってプレシアはよろよろとした足取りでポットまでいってなにいるアリシアの体を取り出す。
尚哉「アリシア…行ってこい」
アリシア「うん」
アリシアは体に近づきそして体に触れると魂だけのアリシアの姿が次第に消えていき完全に消えると体のアリシアがピクッと動いた。
アリシア「ふにゅ?」
そして徐々に瞼を開けていき、そして俺は完全に成功したと心からほっとした。
プレシア「アリシア!!」
プレシアはアリシアが完全に甦ったことでアリシアを抱き締め涙を流す。
アリシア「お母さんの…感触だ…漸く帰ってこれたんだ…こんなに…嬉しいことはないよ」
アリシアも嬉し涙を流し周りのみんなもよかったと思う。
良太郎「尚哉…僕達は」
尚哉「そうだな…俺達は立ち去ろうここにいたら別の件で問いただされそうだからな…」
そういって俺と電王達は密かにこの部屋から出ていってすぐさまデンライナーで脱出した。
地球 海鳴市
あのあと、地球に戻ってきた俺はデンライナーではやての家の近くに止まってもらいそこから降りて家へと向かった。
ディエンド[帰ってきましたね…]
尚哉「ああ…」
何故かここに帰ってきたのが数ヵ月ぶりみたいな感覚になるが玄関の扉を開けてなかに入り靴を脱いでリビングの扉を開けると…
はやて「あ…尚哉くん」
はやてがリビングを開けて入ってきた俺にすぐに気づき俺は一言こういった。
尚哉「ただいま、はやて」
はやて「お帰り!尚哉くん!」
はやては飛びっきりの笑みを浮かべて俺の帰りを祝ってくれた。
数日後…
ジュエルシード事件が解決してからシャドウの出現もなかったことから平穏な日常を味わっていた。
そして漸く、アースラが地球を離れる日俺はなのはとフェイトのあのシーンが行われる場所から少し離れた場所からその様子を見守っていた。
尚哉「なのは…勇翔…よかったな」
遠くから見守っていると…
和也〈尚哉、聞こえるか?〉
突然、和也さんから念話がきて首をかしげながらそれに応答した。
尚哉〈はい、聞こえていますよ〉
和也〈そうか、なら単刀直入に言う…強くなりたいか?〉
尚哉〈…それはまあ、みんなを、守れるくらいに強くなりたいです〉
和也〈なら、話が早い、俺がお前を鍛えてやる、言っておくが俺の教導を受けて正気を保ったやつはいないから覚悟はしておけよ〉
尚哉〈…は、はい!〉
そう念話が終わるとなのはとフェイトのリボンを交換しあいそしてフェイト達は転移してアースラとともに旅立っていった。
尚哉「さてと…もうすぐ、夜天の書が目覚める…決戦まで大体半年…絶対に全員救って終わらせる!」
俺は来るべき、戦いに備えて今日も前を見据えるのであった。
作者SIDE
海鳴公園にての尚哉の行動を監視するものがいた。
それは真っ黒な空間で水晶で尚哉を監視していた。
???「ふーん、あれがあの神が転生させた人間ね」
???「だが、あの程度ならば私の足元にも及ばん、デュポン様の許可があればわたしが斬滅しにいく」
???「まあ、待てレクサスよ…デュポン様からはまだ監視ということになっている」
デュポン「…フィアー…貴様が始めに仕掛けろ」
フィアー「わかりました、全てはデュポン様と想像する世界のために」
遂に影が動く
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無印編最終話です