No.733152

真・恋姫無双~項羽伝~三国編

あかさん

動き出します

2014-10-28 04:44:21 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:6550   閲覧ユーザー数:4566

第三章 1話 乱の前の安寧

 

 

 

 

 

 

 

黄巾の乱が終結して半年の時がたっていた

 

 

 

建業

 

 

一刀「ん~~~~~~~今日もいい鍛錬ができた。凪も思春もいい具合に成長してきたな」

 

凪、思春「「ほんとですか、一刀様!?」」

 

一刀「ああ、ほんとさ。凪は気の操り方がとてもうまくなって攻撃にも鋭さが出てきているし、思春も速さを生かした戦い方もしっかりと身について、弱点の撃たれ弱さも直ってきている」

 

凪「やった!とてもうれしいです」

 

思春「ありがとうございます。これも一刀様が鍛錬してくれたおかげです(はじめは死ぬと思ったけど・・流石王様です)」

 

そう言って思春は頭を下げると一刀は頭を撫でながら

 

一刀「思春があきらめず頑張ったからさ。これからもしっかり付いてこいよ」

 

思春「はい!!!////////////////////////」

 

凪「(ムーーーーーーー御主人様、そんなヤツより私を撫でてほしい)一刀様、それよりあちらの方たちはどうですか?」

 

一刀「雪蓮たちか?・・・・そうだな、だいぶ形にはなっているぞ。冥琳はもうほとんど鞭を自由自在に操れているし発動もできているからな。ただ、発動してもまだ長く持たないからそこが次の課題だな。雪蓮は・・・・あれだ、がんばっているが・・・もう少し落ち着いてすれば暴走を起こさないんだがな・・・・あれは孫家の血が濃ゆく出ているからな、あいつ蓮乱もそこが結構大変そうだったけど何とかなったから大丈夫だと思うぞ。他の星や涼はもう完成の域に行っているから、後は己を練磨していくだけだな。恋はもう別格だな、相手できるのは俺しかいないからな」

 

凪「そうなんですか」

 

と言いながら、鍛錬が一通り終わって休憩している雪蓮たちを見た。流石に半年鍛錬をし続けてきたおかげで雪蓮と冥琳も体力がつき鍛錬を一通りこなせる様になっていた

 

思春「炎蓮様や祭殿達はどうですか?」

 

一刀「炎蓮と祭は俺と涼や星で鍛錬しているからすごいことになっているぞ。一度手合せしてみろ、いい勉強になるぞ。あの二人はお前らよりかなりの実戦経験があるからいろいろためになる。あと亞莎はすごいぞ、俺が伝えた隠密業の技をすべて会得してしまっている。時々俺も見失うぐらいだぞ・・それにたしか今は、親友の明命に技を少し教えたり隠密部隊の調練に力を入れていたな。一度見に行ったらすごい部隊だったぞ。その時、差し入れとして持って行った俺の手作りの胡麻団子を渡したらとても喜んでいたな・・・・(あの笑顔は可愛かったな)」

 

凪、思春(御主人様(王様)の手作り・・・亞莎さんずるい・・・・)

 

思春「あの一刀様は料理をおやりになるのですか?」

 

一刀「ああ、簡単なやつだけどな」

 

凪「そうだぞ、一刀様が作られた物はとてもおいしぞ!!私も一度だけぷりん?と言うものを食べさせてもらったがあれは素晴らしかったぞ!!いいだろう!!(ドヤ)」

 

思春「クッ・・・・あの、一刀様。もしよかったら今度私に料理を教えてもらえないでしょうか・・・私も女の端くれ、少しは料理を覚えたいので・・・/////」

 

一刀「俺か?俺じゃなくても料理がうまい祭か亞莎や涼がいいんじゃないか?」

 

凪「そうだ!!なぜお前のために一刀様が料理を教えないといけない!お前は他の人にでも教われ。・・・あのそれより一刀様、できれば今度私の料理を味見してもらえませんでしょうか/////」

 

思春「貴様―――――――――――!!何どさくさに紛れて一刀様と料理をしようとしているーーーーーーーーー!!!一刀様とするのは私だ!!!!」

 

凪「違う、するのは私だ!!!」

 

そう言いあいながらいつもの喧嘩が始まったのを一刀は見ていると

 

雪蓮「一刀様~~~~~やるなら、私にしましょうよ。こんな子供より色々私の方ができますよ。ねぇ、冥琳」

 

冥琳「///////////////ううう。私も頑張ります」

 

一刀「雪蓮と冥琳はいったい何の話をしているんだ?」

 

雪蓮「え、凪たちがするとか言ってるのが聞こえたから私たちも便乗して選んでもらおうかな~~と」

 

冥琳「あの、私たちは何時でも大丈夫です//////////////////////」

 

冥琳は俯きながら顔を赤くさせながら言った。この半年、一刀を狙っている将たちは隙あらば自分がと常に一刀の妻になるためにタイミングを見計らっていた

 

一刀「(冥琳がやばい・・・・いつも凛としてクールなのに今はとても初々しくまるで少女みたいだ)あーー多分勘違いしているぞ。あの二人はどっちが俺と料理をするかで喧嘩しているんだ」

 

星「なんですと!それはほんとですか主?」

 

一刀「うお!!びっくりした・・・急に出て来るなよ星」

 

星「それはすみませぬ。それより主と料理できるとは真ですか?」

 

一刀「まあ、良いんじゃないかな~と思っている。俺も作りたいものあったし」

 

風「お兄さん、それは風も参加してもいいのですか~?」

 

一刀「もちろんいいぞ風」

 

風「やったのですよ~」

 

星「むむ、風めちゃっかり現れたかと思うともう中に入ってしまっている」

 

雪蓮「面白そうだから冥琳、私たちもやりましょうよ」

 

冥琳「料理か・・・そう言えば、恋が結構前から亞莎から料理を教わっていると聞いてるな。もしや、恋は一刀様から何か聞いて始めたのか?・・・・取りあえず私たちも参加できるなら参加しましょう」

 

炎蓮「俺はどうしようかな・・・・・今更料理を覚えても・・・・いやしかし、主に教えてもらえる・・・・待てよ、いつかは俺が主に手料理を振舞うことになるかもしれない。覚えていても損はないな。よし、主。俺も参加するぞ!!!!」

 

祭「儂もお願いするかの。一刀殿が作る料理とはどんなものか気にならるしの」

 

 

みんなで、わいわいしていると

 

 

蓮華「一刀様、大変です!!!!!涼お姉さまがお倒れに!!!・・・・今、医者を呼んで部屋で診察されています」

 

一刀「なに!!すぐ行く!!!!!!」

 

一刀は全速力で涼の部屋に走って行った

 

 

 

 

 

 

 

涼の部屋に着いたら部屋の中に寝台に横になりながらお腹をさすっている涼と診察が終わったのだろう医者と恋に亞莎の二人がいた

 

一刀「涼の容体はどうなんですか!?」

 

一刀は医者に掴みかかった

 

医者「おめでとうございます、北郷様」

 

一刀「??どういうことだ!!涼が倒れたのに何がめでたいのだ!!」

 

涼「旦那様落ち着いてください」

 

亞莎「そうです、一刀様。今、涼様の体は一人の体じゃないのですから」

 

一刀「へ?」

 

恋「涼・・ずるい・・・次は絶対・・恋がなる」

 

医者「北郷様。今、司馬懿様のお腹の中にはお子がいるのですよ」

 

一刀「そ、それはつまり・・・・」

 

涼「はい、旦那様と私の夢が子ができたのですよ」

 

一刀「やったーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!ありがとう、涼。ついに俺たちにも子が出来たんだな・・・・グス」

 

涼「はい、やっと・・・叶いました・・・これからも私とこの子ともどもよろしくお願いします」

 

蓮華「一刀様、涼お姉さまはご無事です・・・・・・これはいったいどういう状況?」

 

亞莎「蓮華ですか。・・・涼様に一刀様のお子がおできになられたですよ」

 

蓮華「それはほんと!?・・・皆に知らせないと!!」

 

蓮華はまたすぐに部屋を飛び出して皆に知らせに行った

 

その後は城中で祝いの言葉が飛び交いあった。そして一刀を狙っている将は速く私もそうなりたいと夢を馳せていた

 

 

劉備軍

 

 

桃香「朱里ちゃん、今ここら辺の賊はどうなってる?」

 

朱里「そうですね、黄巾の乱が収まって落ち着いて来ていますけど・・・・やはり残党などが周りの村や旅人などを襲っていますね」

 

桃香「そうなんだ・・・・どうしたら賊になることをしなくなるんだろうね?」

 

朱里「やはり、世の安寧ではないかと・・・」

 

桃香「やっぱりそうだよね!!よーーーし、みんなの笑顔のために頑張るぞーーーー!!♪」

 

朱里「はい、そう言えば、鈴々ちゃんが小蓮ちゃんを連れてきて結構立ちますね」

 

桃香「そうだね、もう四か月ぐらいかな?・・・あの時はびっくりしたよね、急に鈴々ちゃんが賊討伐から帰ってきたら「友達ができたらここに置いてほしいのだ!!」て言うからどうしたのかなと思ったら虎と大熊猫に女の子を連れて来るんだもんびっくりしちゃったよね」

 

朱里「はい、しかもその女の子があの呉の孫家の三女ですから余計にびっくりしましたよ」

 

桃香「ふふ、そうだね。急に「私の名前は孫尚香、呉王孫堅の三女よ。これからよろしくね~~」なんて言ったからみんなあっけにとられていたね。愛紗ちゃんなんか結構疑っていたし」

 

朱里「そうですね」

 

小蓮「たっだいま~~~~、あれ桃香に朱里何の話してるの?」

 

桃香「それはね、小蓮ちゃんがここに来た時の話をしてたんだよ」

 

小蓮「ああ、あの時ね。あの時のみんなの顔とても面白かったよ~~特に愛紗なんかすっごい呆けた顔していたし」

 

桃香「あ、やっぱり小蓮ちゃんもそう思った?」

 

小蓮「もっちろ~~ん。それにしてもシャオがここにきて四か月か、早いもんね。初めて鈴々に会ったときはシャオが賊と戦っていてちょうどその時に鈴々が賊討伐にきてたのよね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四か月前

 

山の中

 

小蓮「も~~~~~~しつこい、あの賊たち。いくらシャオが可愛いからってしつこすぎる」

 

周々「グルルルルル」

 

小蓮「どうしたの周々?何か来るの?」

 

賊「やっと見つけたぜ、嬢ちゃん。速く捕まってくれないかね」

 

小蓮を囲むように賊が三十人ぐらいでてきた

 

小蓮「やに決まってるでしょ。さっさとどっかい来なさいよ!!!」

 

賊「おうおう、威勢がいいね。おい野郎どもさっさと捕まえろ」

 

賊「「「「「「おす」」」」」」

 

その時

 

鈴々「おりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ~~~~~!!悪いやつなんて鈴々がやっつけてやるのだ!!!!みんな突撃―――!!」

 

賊「うわーーーーなんだ!?やけに強いやつらが来たぞ・・・逃げろ~~~」

 

賊は鈴々の奇襲で散り散りなり、各個撃破されていった

 

鈴々「おまえ、大丈夫なのか?」

 

小蓮「当たり前よ。このくらいへじゃないわ。シャオの名は孫尚香、彼方の名は?」

 

鈴々「鈴々は張飛なのだ。よろしくなのだ」

 

小蓮「張飛ね・・・・あなたは仲間ね(胸が)。シャオの真名は小蓮。シャオて呼んで」

 

鈴々「鈴々は鈴々なのだ。シャオよろしくなのだ。・・・・・・そう言えば、シャオはどうしてここにいるのだ?」

 

小蓮「城の中が窮屈だったから飛び出して旅をしているの」

 

鈴々「そうなのか~~~シャオ、なら鈴々の家に来てほしいのだ。お姉ちゃんたちに友達を紹介したいのだ」

 

小蓮「ええ、いいわよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

桃香「あ、鈴々ちゃんお帰り。怪我なんかない?」

 

鈴々「大丈夫なのだ、お姉ちゃん。それより、あってほしい人がいるのだ」

 

愛紗「あってほしい人だと?」

 

鈴々「そうなのだ。討伐の時にあって、友達になったのだ」

 

桃香「うんうん、いったいどんな人?」

 

愛紗「桃香様、まだ素性の知れない者を近づけるなど」

 

桃香「大丈夫だって、鈴々ちゃんの友達だよ。鈴々ちゃんの友達は私の友達だよ愛紗ちゃん♪」

 

鈴々「連れてきたのだ~~~」

 

小蓮「は~~い、みんなよろしく~~。シャオは呉の王孫堅の娘で三女の孫尚香だよ~~」

 

桃香「よろしくね、尚香ちゃん。私鈴々ちゃんの義姉の劉備」

 

小蓮「鈴々の義姉なら、シャオの事小蓮て呼んでいいよ」

 

桃香「ありがとう小蓮ちゃん。私の事も桃香でいいよ」

 

朱里「なぜ、呉の方がここに居るのですか、それも孫家の方が」

 

小蓮「ああ、それはね、今呉は袁術にとられているからだよ」

 

朱里「いえ、確か今は孫策さんが呉を取り戻したと聞いていますが・・・」

 

小蓮「え、そうなの!?雪蓮お姉ちゃんいつの間に・・・・まあいいか。シャオは自由にするもん」

 

雛里(尚香さんを私たちの所に居てもらえば呉の人たちと繋がりが持てるかも)

 

考えながら朱里に目線をやると朱里も同じ考えにいきついたようで頷いて見せた

 

朱里「あの、尚香さん。もしよかったら私たちの仲間になりませんか?」

 

桃香「あ、それとてもいい考えだよ朱里ちゃん。小蓮ちゃんは鈴々ちゃんの友達だし、私ももっと仲良く成りたいし。どうかな小蓮ちゃん?」

 

小蓮「ん~~~・・・いいわよ。シャオもどうせ今呉に戻ってもつまらなそうだし、桃香や鈴々たちといると面白そうだしね」

 

桃香「やった~~~、これからよろしくね小蓮ちゃん。それじゃあ、今日の夜歓迎会しないとね。美花さん準備お願いできるかな」

 

美花(孫乾)「はい、わかりました。ご主人様。すぐに取りかかりますね、後お部屋の準備もしておきます」

 

桃香「ありがとう美花さん。私、部屋の事気づけなかったよ~~」

 

美花「いえ、それでは準備してきます」

 

 

 

 

 

 

その後夜に歓迎会を開かれ真名を交換しあった

 

 

小蓮はこの時何も知らなかった。自分が選択してしまったことについて

 

 

 

 

 

 

時間は戻り数か月の時がたち・・・・・・・

 

そして、時代は動き出した。

 

袁紹が各諸侯に檄文を送ったのである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき??

 

次回反董卓連合が動き出すと思います

 


 
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