No.711670

英雄伝説~運命が改変された少年の行く道~

soranoさん

外伝~特別模擬戦第一戦 VSロイド&エリィ~

2014-08-27 18:53:35 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2097   閲覧ユーザー数:1942

 

 

 

~グラウンド~

 

「先手必勝よ!―――メルトレイン!!」

先頭開始の号令がかかるとアリサは炎の矢のエネルギーを降り注がせ

「左右に分かれて回避するぞ、エリィ!」

「ええ!」

ロイドとエリィは素早く左右に跳躍して降り注ぐ炎の矢のエネルギーを回避した。

「二の型―――大雪斬!!」

そしてリィンは跳躍してロイドに太刀を叩き込み

「!!クッ……!」

対するロイドはトンファーで太刀を受け止めた!

 

「リィン、援護するわ!アークス、駆動………!」

アリサはオーブメントを駆動させたが

「―――させない!」

「キャッ……!?」

エリィの2丁拳銃による連射攻撃を受けて怯み

「そこっ!」

「アリサ!」

銃撃の後のサマーソルトキックはアリサと戦術リンクを結んでいたリィンが庇ってエリィの攻撃を自分が代わりに受けると共にガードした。

 

「エリィ、離れてくれ!」

「!!」

ロイドの忠告を聞いたエリィは後ろに跳躍してリィン達から距離を取り

「そこだっ!!」

「キャッ!?」

「銃ッ!?まさか二つの武器を使うなんて……!」

エリィがリィン達から離れた瞬間ロイドは腰のホルダーに刺してある2丁の銃でクラフト―――ヴァリアブルトリガーを命中させて二人を怯ませると共にアリサのオーブメントの駆動を中断させた。

 

「エニグマ駆動……!」

「―――させるか!」

オーブメントの駆動を始めたエリィを見たリィンは妨害しようとしたが

「うおおおおお…………っ!」

「なっ!?これはまさか……”螺旋”!?」

「キャッ!?ひ、引き寄せられる……!?」

ロイドのクラフト―――レイジングスピンによって引き寄せられ

「ハアッ!!」

「!!」

「痛っ!?」

追撃の回転攻撃をリィンは太刀でガードし、アリサは攻撃を受けた。

 

「ハァァァァ……滅!!」

そしてリィンは反撃の為に闘気を溜め込んでクラフト―――業炎撃をロイドに放ち

「……っ!」

対するロイドはトンファーでリィンの強烈な一撃を受け止め

「この……っ!さっきはよくもやってくれたわね……!お返しよ……―――ファイアッ!!」

リィンとロイドが鍔迫り合いの状態になっている間にアリサはクラフト―――フランベルジュをロイドに向けて放ち

「クッ……!」

リィンと離れたロイドはトンファーですかさず防御したが

「二の型―――疾風!!」

「グッ!?」

アリサと戦術リンクを結んでいた影響ですぐに追撃したリィンの電光石火の攻撃を受けて呻き

「そこっ!!」

ロイドの態勢を崩れた瞬間を狙ったアリサはすかさず矢を放って追撃した。

「!!」

「嘘っ!?今のも防ぐの!?」

「これが防御に優れた東方の武器―――”トンファー”の真髄か……!」

しかしすぐさまトンファーで襲い掛かる矢を防御したロイドを見たアリサは驚き、リィンは真剣な表情でロイドの武器を見つめていた。

 

「空の力よ!―――ダークマター!!」

「キャアッ!?」

「しまった!?もう一人の存在を忘れていた……!」

するとその時オーブメントの駆動を終えたエリィのアーツによってアリサとリィンは重力によって一か所に固められ

「――今だ、エリィ!」

「ええ!」

「はあっ、セイッ、ヤアッ!!」

その瞬間を狙ったロイドはエリィに呼びかけた後トンファーによる衝撃波をリィンとアリサを連続で叩き込んだ後一端下がり、エリィは銃から雷の弾丸を放ち、ロイドは放たれた弾丸と並んで電光石火の速さで突撃した!

「「スター―――ブラスト!!」」

「キャアアアアッ!?ご、ごめん、リィン……」

「グウッ……!?」

ロイドとエリィの協力技(コンビクラフト)――――スターブラストによる強烈な一撃を叩きこまれたアリサは戦闘不能になって地面に跪き、リィンも大ダメージを受けたが戦闘不能にはならず耐えきった。

 

「(状況は一対二で俺が不利……先に潰すべきは後方からの援護……!)コォォォォォ……ハアッ!!」

ロイドから一端距離を取ったリィンはクラフト―――軽功で身体能力を上昇させ

「五の型―――弧影斬!!」

「キャッ!?」

抜刀による衝撃波をエリィに命中させてエリィを怯ませ

「二の型―――大雪斬!!」

そのまま跳躍して静かなる闘気を纏わせた太刀をエリィに向けて叩きつけようとした。

「させるか!」

「クッ……!」

しかしすぐにロイドがカバーに入ってリィンの太刀をトンファーで受け止め

「お返しよ!雷の魔力よ……我が剣に力を!―――ラインバル!!」

エリィは腰に下げていた鞘からレイピアを素早く抜いて雷の魔力を纏わせた薙ぎ払いをリィンの背中に叩きつけた!

 

「グウッ!?ま、まさか二人とも遠近両方の武器を扱えるなんて……!?」

背中から雷撃を纏った斬撃を叩きつけられたリィンは雷撃を受けた影響で身体が痺れて怯んだその時!

「うおおおおおおお…………だああああああっ!!」

ロイドが自身の炎の闘志で闘気を爆発して一時的に身体能力を限界突破させるクラフト―――バーニングハートで自身を強化し

「時の結界よ……砕け散れっ!!」

エリィが銃で時間法則を司る結界を具現化して破壊し、味方を加速させるクラフト―――ストライクベルをロイドに放ったその時!

 

「これで決める! とう! はぁっ! とう! やぁ!」

エリィのクラフトによって加速したロイドがリィンに詰め寄ってトンファーでリィンを空へと打ち上げた後次々と追撃を叩き込み

「気高き女神の息吹よ…………力となりて、我が銃に集え…………」

ロイドがリィンを空へと打ち上げて追撃している間にエリィは銃口にリィンに標準を合わせて魔法陣を展開させた後エネルギーを溜め込み

「ライジング、サァ―――――ンッ!!」

ロイドは闘気によって発生した竜の頭の部分をその身に纏ってリィンに突撃し

「エアリアル―――カノンッ!!」

エリィは溜め終えたエネルギーをリィンに向けて放った!

「グアアアアアアッ!?ここまでか…………」

ロイドのSクラフト―――ライジングサンとエリィのSクラフト―――エアリアルカノンをまともに受けてしまったリィンは地面に叩きつけられると戦闘不能になり、地面に跪いた!

 

「―――そこまで!勝者、ロイド&エリィ!」

リィンが戦闘不能になるとサラ教官は戦闘終了の号令をかけた。

 

 

 

 

と言う訳でロイド達の勝利ですww実際にゲームでロイド達と戦ったかなりの強敵でしょうね。リィン達にはないコンクラを駆使されたら、リィン達の敗北は濃厚でしょうねぇ(汗)


 
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