今俺達はブラッドメンバーとエミールと一緒にコンゴウを狩に来ている。エミールとは、壁が消えたように仲良くなった。今はコンゴウを狩って、帰還するところだった
カズマ「これでっ!」
コンゴウ「グギャアアアアアアア!!!」
カズマ「避けんなよ!!これをこうして」
横に行くカズマの反対方向に跳んだコンゴウ、剣を地面に刺し、切り返す
カズマ「お!!そのパンチもらった」
コンゴウ「ぐぎゃあ?」
装甲を開き受け止めるのではなく、受け流しすぐさまソードに変える
カズマ「これで終わりっ!」
コンゴウ「グギャアアア!!」
思った以上に手こずったな
カズマ「これで今日のミッションは終わりだな」
エミール「うわああああああああ!!」
エミール!?なんだなんだ!!問題発生か!!
エミール「なぜだ!なぜ神機が動かない?」
動かない?どういうことだよ。さっきまでハンマー振りまくってたエミールの後ろには見たことのないアラガミ・・・どことなくガルムに似ている
エミール「ピンチだ!まさにピンチだこれは!うわああああ!!!!」
カズマ「エミール!!」
大丈夫か!?動いているとこを見ると大丈夫か。にしても白いアラガミか・・・考えてる場合じゃない!!
カズマ「ぐあっ!!」
い、一発でこの威力かよ・・・冗談きついぜ・・・ここから建て直して・・・
マルドゥーク「グオオオオオオオオオオ!!!」
勝ち誇った気でいるな・・・負けられないんだよ・・・もう二度と・・・
カズマ「負けられないんだよ!!!!!!」
俺の中で何か赤く、光り輝いた気がした
ギル「はっ」
ロミオ「何だ・・・・・この感じ・・・」
ナナ「これ・・・あの時の隊長と同じ・・・」
ジュリウス「”血の力”・・・・・ついに覚醒したか!」
カズマ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺と白いアラガミが攻撃をぶつける。俺は不思議な力を解放し、相手にぶつけた
マルドゥーク「グギャアアアアアア」
相手の左目を切り裂いて、俺は倒れこむ
ギル「大丈夫か!!」
ナナ「たすけにきたよぅ!!」
ロミオ「これでも喰らえ!!!」
みんながアラガミにバレッドを撃っていく。壁を登り、こちらを見下ろす。しばらくして立ち退いて行ったとたんに気が抜けたのか、足から倒れた
ジュリウス「大した奴だ・・・・・よくやった」
カズマ「ありがとう・・・ござい・ま・・す・・・」
ここで意識が途絶えた
カズマ「う・・・う~ん・・・・ここは」
医務室・・・か?そうか・・・俺、あのアラガミと戦っていつの間にか眠っちまったのか
カズマ「ん?」
ナナ「むにゃむにゃ」
ロミオ「く~~~~~」
カズマ「心配かけたかな・・・」
ナナの頭を撫で、ロミオ先輩は流石に撫でるのは駄目なのでナナは毛布をがかかっていたので、代わりにかけた
カズマ「いい夢を・・・・・」
しばらくして
フライヤロビー
ジュリウス「・・・・・久しぶりだな、ラケル先生の付添、じゃあ・・・なさそうだな」
シエル「ええ、任務は更新されています」
真面目そうな彼女が言う
シエル「正式にブラッドの隊員として招聘されました。貴方もお変わりなく、何よりです」
カズマ「え?新入りが来る?」
ギル「まだ増えんのかよ」
ロミオ「なんでこっちを見るんだ?ギル」
ナナ「なんでも女の子らしいよ。マグノ・・・マグレ・・・」
カズマ「マグノリア=コンパス?」
ナナ「そう!!それ~~、そこから来るらしいよ」
ロミオ「かわいい子だといいな~」
ギル「お前の頭の中はそれしかないのか。もう少し緊張感を持った方がいい」
カズマ「新しい仲間か・・・仲良くできるといいけど」
カズマ以外全員「お前(君)は大丈夫(だろ・でしょ・だな)」
カズマ「すでに肯定できる範囲なんだ・・・」
ラケル「フフッ、仲が良くなりましたね」
カズマ「最初に比べて、ですけどね」
ジュリウス「みんな静かに、新しい仲間を紹介する」
俺とナナは少し緊張を持ち、ワクワクしているロミオ先輩、興味のないギル
シエル「シエル・アランソン、入ります」
白銀の髪に短めのスカート、白を強調した服、見た感じは真面目な感じ
シエル「本日付で極致化技術開発局所属となりました。シエル・アランソンと申します。ジュリウス隊長と同じく、児童養護施設”マグノリア=コンパス”にて、ラケル先生の薫陶(くんとう)を賜りました。基本、戦闘術に特化した教育を受けてまいりましたので、今後は戦術、戦略に研究に勤しみたいと思います」
ジュリウス・ラケル以外「(ポカ~~~~~~~~ン)」
ジュリウス「フフッ」
よ、予想外すぎる・・・こんなに真面目な子は見たことがない。仲良くなるのは結構骨が折れそう
シエル「・・・・・以上です」
ラケル「シエル、固くならなくていいのよ。ようこそブラッドへ。これで、ブラッド候補生が皆そろいましたね」
流石にこれ以上増えると・・・・・
ラケル「”血の力”を以て、遍く神機使いを、ひいては救いを持つ人々を、導いてあげてくださいね・・・ジュリウス」
ジュリウス「これからブラッドは、戦術面における連携を重視していく」
連携か・・・ロミオとギルが心配・・・
ジュリウス「その命令系統を一本化するために、副隊長を任命する。ブラッドを取りまとめていく役割を
担ってもらいたい。ここまでの立ち回りと、早くも”血の力”に目覚めたこと・・・カズマ、お前が適任だと判断した。副隊長、やってくれるな」
カズマ「・・・・・マジで?」
いきなりこんな大役を担ぐとか無理なんですけど・・・みんなに目をやると
ナナ「わー、副隊長ー!よろしくねー」
お気楽すぎるよナナ・・・
ギル「まあ、順当だろ。ナナはあれだし、ロミオは頼りないしな・・・・・」
そこで頼りにしないでギル・・・
ロミオ「うるさいよ!お前の方がよっぽどありえないよ!」
俺はギルの方がいいと思うけど・・・
カズマ「・・・・・この大役は役以上に疲れるかも」
また言い争っているギルとロミオ先輩、それを見守るナナ・・・気が重い
ジュリウス「チームの連携に不安が残る現状だが、お前ならきっとできるさ」
カズマ「その自信はどこから来るんですか・・・?」
あとそれ、俺に丸投げしましたね
ジュリウス「・・・シエル!副隊長とブラッドについてのコンセンサスを重ねるように」
シエル「了解です」
ジュリウス「お前らも、それくらいにしておけ」
威厳か何かの所為か・・・隊長の言うことは聞くんだ
ジュリウス「戦場でもその調子で、規律正しく頼む」
シエル「副隊長、改めてよろしくお願いいたします」
カズマ「よろしくね、シエル。気楽に行こう」
笑顔で言う。しかし、シエルは首を傾げた。こりゃ先は長いな
シエル「では、後程」
次回「シエルの迷い。初めての友達」
カズマ「俺達は既に仲間だよ」
Tweet |
|
|
1
|
0
|
追加するフォルダを選択
シエルの登場です。マそれはいいとして、日常書こうと思いますがンネタを考えています