No.694368 【獣機特警K-9ⅡG】始動!?ミコレンジャー!!【交流】古淵工機さん
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2014-06-15 23:47:25 投稿 / 全3ページ 総閲覧数:759 閲覧ユーザー数:708 |
ある休日、カフェ・ラ・ヴォルペの昼下がり。
「え!?もうアニⅤの新作映画出るのか!?」
声を上げたのはラミナ署生活警備課のアード・レポルだ。
「それがさあ、つい先月に『刑事戦隊パトレンジャーVS少女戦隊アニマルⅤ THE MOVIE』が公開されたばっかりだってのにもう取り掛かってるみたいで」
アードと話しているのはK-9隊の筑波未来だ。
「ふーん、それでタイトルは?」
「『少女戦隊アニマルⅤ 絶体絶命!アニマルⅤ変身不能!?』だってさ」
「アニⅤもよくやるよなあ。なんか見方メンバーが膨大になって『数の暴力』とか言われてるみたいだけど」
「いやいや~。こういう少女モノは女の子がたくさんいればいるほどウケるんだよwww」
と、話し込んでいるとモニカがコーヒーを持ってやってきた。
「あら、お二人も聞きつけてたんですねw」
「戦隊ヲタをナメちゃあいけないよ、アニマスターのモニカちゃん!」
得意げに胸を張るミライに、モニカが苦笑する。
「まあ、正直今回はピンチシーンの連続でちょっとキワドいかもですけどね…w」
すると扉が開き、見たことのある面々が入ってきた。
「いらっしゃいませ…あ、唯ちゃんに和美ちゃん!」
「こんにちは、モニカお姉ちゃん!」
「おやおや、アニマレッドとブラックが入店かwww」
やって来たのは北條 唯と今川 和美。
しかし、今回は見慣れた巫女装束でもなく、またアニⅤのスーツでもなく、どこか様子が違っていた。
「あれ?なんか巫女装束かと思ったら違う!?」
と、目を丸くするアード。それもそのはず、唯の巫女装束は青、和美の巫女装束は黄色であった。
いや、厳密には『巫女装束風のバトルスーツ』とでも言うべきデザインなのだが。
「それ一体どうしたのよ?巫女装束にしては随分戦闘向きみたいだけど」
「ふっふっふ。実はね~…お母さーん!」
「はーい!」
唯に呼ばれて入ってきたのは、彼女の母・北條 愛。愛もまた同じデザインのスーツを着用していた。色は赤であった。
「あれ、愛さんもそのスーツ着てるってことは、これはいったい!?」
「いやあ、実はラミナテレビのローカル番組で戦隊モノをやることになったんだけど、なんかレッド役に選ばれちゃってw」
「しかもこれも獣映さんが作ってくれたのよねw」
と、ちょっと照れくさそうに語る愛と和美に、ミライは質問をぶつける。
「そっ、それで!?タイトルは何なんですか!?」
「それはね…『退魔戦隊ミコレンジャー』よ。あとはほかの2人が出てくれればとりあえず5人そろうわ」
「ミコレンジャーねえ…面白そうじゃない!」
と、まるで自分のことのように喜ぶモニカ。そしてその傍らで興奮するアード。
「うおおお!すげえ!放送はいつからなんだ!?」
「放送は来週からなのよ。アニⅤとかけもちになっちゃうけど、がんばらなくちゃ!」
「あら和美ちゃん、あたしなんかレッドフォックスの仕事もあるんだからもう忙しいなんてもんじゃないわよ?w」
「じゃあしょうがないわねえ…唯、こんどテレジアさんに頼んであなたそっくりのロボットでも作ってもらおうかしらw」
「もうっ、お母さんってばw」
「あはははwwwww」
笑い声が響く店内。それは、ある休日の昼下がりの風景だった。
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新たな戦隊シリーズ始動の予感。
ちなみに獣映での扱いはアニⅤ同様、正式なシリーズではなく『派生作品』なんだとか。
■出演
アード:http://www.tinami.com/view/691435
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