No.678407

真・恋姫†無双 冬に咲く蘭は美しく咲く「拠点1冬蘭」『天の知識は摩訶不思議』

山武さん

もし恋姫†無双の夏侯姉妹にもう一人妹がいたらというIFの物語

2014-04-13 01:03:45 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:1951   閲覧ユーザー数:1730

 

どうも山武です。

いよいよメインキャラの冬蘭拠点に入りました。

うん、正直二次創作なめてました。

何個案を没にしたことやら(-_-;)

ま・まあ何とかかけたので良しとしましょう!

それでは初めてのオリジナル√楽しんでいってください。

 

side一刀

 

一刀「ふぁぁぁぁあ」

 

俺は今非常に眠たい。

何故かそれは昼に遡る。

~昼間~

 

華琳「一刀」

 

一刀「んっ、何?」

 

華琳「貴方、馬に乗れるのかしら?」

 

華琳は行き成りそんなことを聞いてくる。

 

一刀「いや。天の国ではそう言う機会はなかったからなぁ・・・たぶん乗れないかな」

 

今まで乗馬クラブに家族が行こうと誘ってきたことがあったけど用事があったり面倒くさくて行かなかった。

・・・こんなことになるならいっとけばよかった。

 

華琳「・・・そう。春蘭!」

 

春蘭「はっ」

 

華琳「一刀に馬を教えてあげなさい」

 

一刀「はいっ?」

 

春蘭が俺に馬の乗り方を教える?

 

春蘭「か・華琳様なぜこんな奴に・・・」

 

華琳「我が軍の重鎮で馬に乗れなんて我が軍の恥さらしもいいとこよ。それなら最低でも乗れるぐらいにはなっといた方がいいでしょう?」

 

春蘭「うぅ・・ですが」

 

華琳「それとも春蘭は一刀に馬を教えれる自信がないのかしら?」

 

春蘭「そんなわけありません!ほら北郷今から馬の乗り方を教える!ついて来い!」

 

そう言って俺の手を掴む春蘭。

 

一刀「ちょっ⁉ちょっと待ってどうせ教えてもらえるのなら説明が丁寧な冬蘭にぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーー・・・・・・・・‼」

 

華琳「頑張りなさい、一刀」

 

そうニヤリと笑いながら言う華琳を見て恨めしく思った。

~冒頭に戻る~

 

その後、春蘭に教えてもらえたのだが、春蘭の教え方は主に感覚論だった。

例えば『馬にはこうバーーーッと乗りダダダと走るのだ』とかだ。

・・・正直、馬に乗れるようになったのは自分のセンスと運が大きかったと思う。

 

一刀「今日はもう寝るか」

 

俺は自分の中の睡眠欲に負け寝る事にした。

 

一刀「おっ?」

 

自分の部屋に向かい曲がり角に曲がるとそこに珍しい人物がいた。

俺の部屋のドアを叩こうとし、やめてまた叩こうとしてやめるを繰り返している。

見ていて面白いがそろそろ話しかけようか。

俺はその人物に気がづかれないように後ろに立ち

 

一刀「何してんだ?」

 

冬蘭「ひゃいっ⁉」

 

そう飛び上がる様に返事をする冬蘭。

可愛いなぁ。

 

冬蘭「な・なんだ、一刀様ではないですか。驚かせないでください!」

 

そう俺に頬を膨らませながら言ってくる冬蘭。

かわえぇなぁ。

 

冬蘭「一刀様!お鼻から血が⁉」

 

おっと俺の鼻からあふれんばかりの愛情が流れ出てきた。

・・・少しは自嘲しないとダメかな。

 

冬蘭「少しの間動かないでくださいね」

 

そういい俺の鼻から出る愛情を懐から出した布で優しくふいてくる冬蘭。

俺の方が身長が高いので自然と上目づかいとなるわけだが・・・

 

一刀「(沈まれ俺の息子よ‼今好意でこの娘はやっているんだ‼それを俺が裏切ってどうする‼)」

 

俺の内心は大変なことになっていた。

なぜなら上目づかいで少ししゃがめばキスができる距離。

しかも相手は美少女。

これで、萌えない男などいるであろうか?

いや、いない‼

 

一刀「(問題は冬蘭がそのことを全然意識をしていないことなんだよなぁ)」

 

そう冬蘭は自分が美少女であることを全然意識していないのだ。

長い銀色の髪、人形のような容姿、将来は姉二人みたいになるだろう成長著しい身体(今の時点で華琳よりも少し大k・・・ブルっなんだ今殺気が)

これだけでも、もてそうなのにそこに誰にでも優しく完璧超人という中身も相まって非常にやばいのである。

 

一刀「も・もういいよ。ところで冬蘭は何か俺に用だった?」

 

このままでは(主に俺の理性が)不味かったので、話題を変えることにした。

 

冬蘭「あっそうでした。えっと一刀様今からちょっとよろしいでしょうか?」

 

と下から上目づかいで見てくる。

正直疲れてるが・・・

 

一刀「ああ、いいよ」

 

くっあんな顔されたらいいというしかないじゃないか。

俺がそう言うと冬蘭が花の咲いたような笑顔で

 

冬蘭「ありがとうございます。一刀様」

 

とお礼を言ってきた。

・・・これで後で無理とは言えなくなったな。

だってめっちゃ目輝いてるもん。

 

冬蘭「実は天の国のお話が聞きたいのです」

 

一刀「天の国の?」

 

冬蘭「はい!天とは私たちからしてみれば未知の世界です。その世界で暮らしていた一刀様にしか聞けないことなんです!」

 

まあ確かに天の国の話は今では俺にしかできないからな。

 

一刀「でも、俺もそんなに詳しくは話せないぞ」

 

冬蘭「大丈夫です!その詳しい部分も他人に教えられるのではなく自分で考えることによって人は成長すると私は信じています」

 

なるほど、こういう考え方を持っているからこの娘はこんなにもすごいんだな。

 

一刀「わかったよ。俺にわかることだけ言うよ。ここで話すのもなんだから俺の部屋に入って」

 

冬蘭「はい、お願いします!」

 

一刀「とりあえずそこの椅子に座りなよ」

 

冬蘭「はい」

 

おれは冬蘭を椅子に座るように促す。

 

一刀「で?何が聞きたいの?」

 

冬蘭「はい、一刀様はかなりの勉学をなされてたみたいですけど天の国では皆それぐらいの知識があるのですか?」

 

あぁ確かにこの時代では俺の言っていることはごく普通でも学があるみたいに思われても仕方がないかな。

 

一刀「いや、人それぞれだったよ。俺の暮らしていた国には学校というところがあったんだ」

 

冬蘭「がっこう?私塾みたいなとこですか?」

 

一刀「いや、そう言うのじゃなくて、国民の子共全てに学ばせるところだよ」

 

冬蘭「国の子供全員ですか⁉」

 

一刀「あぁ。そのかわり学校には教材の金と教師への給料、それと税を納める必要があったけどね」

 

冬蘭「・・・成程。そうすることで学力はうまいように国中へ浸透するわけなんですね」

 

一刀「あぁ。それに学校には学力によって分けられており小学校、中学校、高校、大学といろんな種類があったんだ」

 

冬蘭「そ・それは凄いですねー」

 

その言葉と同時に呆けた顔をする冬蘭

うん、この顔も可愛い。

 

冬蘭「天の国は不思議なところなんですね」

 

と感慨深げに言ってくる冬蘭

 

一刀「まあ、未来の話だからなぁ」

 

冬蘭「それでもすごいですよ⁉ほかにも聞きたいことがあるんですけど・・・」

 

一刀「ああ、どんと来い!」

 

冬蘭「そうですか、では・・・」

~翌日~

 

一刀「うん?」

 

小鳥のさえずりとともに俺の意識は覚醒した

どうやら冬蘭との討論や未来の話をしているときに寝てしまったようだ。

 

一刀「そう言えば、冬蘭は?」

 

そう思い椅子の方を見ると冬蘭が天使のような寝顔で寝ていた。

大事なことなのでもう一度言う天使のような寝顔だ。

あぁ可愛いなぁ。

きっと華琳や春蘭、秋蘭も同じように寝れば可愛いのであろうが残念ながらそんな風には寝てくれない。

現在の俺の唯一の安らげれる場所だ。

 

一刀「でもそろそろ起こさないとまずいよな」

 

そう冬蘭には俺と違ってあの山のような書類があるのだ。

正直あれを一人で片付けろと言われると俺は迷わず無理という自信がある。

きっと昨日も無理して書類を片付けて俺のところに天の国の話を聞きに来たんだろう。

そう考え思い立ったが吉日すぐに冬蘭の両肩をもってゆすろうとした。

 

華琳「一刀、起きて・る・・・かし・・・・・・・ら?」

 

空気が凍った。そうそれはまるで裸で冬の北海道に言ったみたいに。

・・・いやいったことはないけども。

俺の状態は冬蘭を起こそうと思い両肩を掴んで椅子に押し倒しているかのような状態。

この状態を見たら誰だって勘違いすると思う。

俺の顔に大粒の汗が流れる。

 

春蘭「華琳様どうなさいまし・たか・・・・・」

 

秋蘭「北郷おまえなにかし・たの・・・・・か・・・・・」

 

更に空気が凍った。

今度は絶対零度のくらいまでに空気が凍った。

殺気が部屋に充満してあらゆる家具が震えていk・・・あっ今窓ガラスが割れた。

 

華琳「・・・一刀」

 

一刀「はいっ!」

 

華琳「遺言はあるのかしら?」

 

その言葉と同時にその場の全員が武器を向けてくる。

 

一刀「ちょっとまっって!俺死ぬこと確定⁉」

 

華琳「あたりまえでしょう。今目の前でこんな光景見せられたらね」

 

うぅそりゃそうだ。

元々手を出したら殺すとまで言ってきていたもんな。

 

一刀「そ・そうだ今冬蘭を起こして事情を聴いてみたらいい」

 

そうだ、この手があった。

俺は昨日冬蘭に天の国の話を聞かせてあげただけだ。

やましいことは何もないから、冬蘭自身に否定してもらえばいい。

最強の爆弾処理班に爆弾を処理してもらおう。

 

一刀「冬蘭おきて‼このままだと殺されちゃうから‼」

 

冬蘭「うぅーん。・・・・あぁ一刀様おはようございます」

 

一刀「冬蘭!起きたところ悪いんだけど・・・」

 

冬蘭「昨日は(話をして)お楽しみでしたね。まさか一刀様の(故郷の話が)あんなにも凄いとは思いませんでした!しかし不覚にも寝てしまうとは、すいません。しかし(椅子に座って寝たので)身体がいたいですね。一刀様はどうですか?やっぱり男の人の身体は女性とは違うのでしょうか?」

 

あぁ君は爆弾処理班かと思ったらどうやら特攻隊だったようだね。

しかも背負っているのは原子力爆弾。

 

華琳「へぇ・・・お楽しみねぇ」

 

春蘭「あんなにもすごい・・・か」

 

秋蘭「身体が痛い・・・な」

 

三者三様の殺気の籠った目で見てくる。

分かっている、分かってはいるんだけどね。

 

冬蘭「あれ、姉様方?どうしたんですか?」

 

華琳「何でもないわよ。ちょっとそこの馬鹿に用があっただけ」

 

春蘭「うむ、今は冬蘭に用事はないのだぞ」

 

冬蘭「そ・そうですか」

 

いつもとどこか違う雰囲気で笑いながら話す華琳と春蘭。

・・・はっきり言おう。怖い。

 

秋蘭「うむ、ところで政務室にまた書類がたまっていたぞ。大丈夫なのか?」

 

冬蘭「本当ですか⁉あぁまたですか。うう今から片づけてきます」

 

華琳「えぇ、頑張ってきて頂戴」

 

冬蘭「はい!それでは一刀様また今度(お話をして)楽しみましょうね!」

 

そういい部屋の外に消える冬蘭。

その瞬間また殺気が充満する。

 

華琳「さて・・・」

 

一刀以外『遺言は?』

 

一刀「ならひとつ言わせてもらおうかな」

 

俺は背中と顔に冷たいものが流れるのが分かっていても顔から血が引くのが分かっていても言いたいことがあった。

おおきく息を吸い込み・・・

 

一刀「俺は無実だあああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー・・・・・・・・・・・」

 

一刀以外『問答無用‼』

 

ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォ------------ン

 

 

どうでしたか?

初めてのオリジナル√なので面白かったかどうかが自分じゃさっぱり判りません。

でも楽しんでくれたら幸いです。

 

 

・・・楽しんでくれましたよね?

と・とにかくこれで拠点1は終わりました。

次回からは本編に入ろうと思います。

 

また次回も見てくれたらうれしいです。

 

 
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