「東方からの流星……。天の御遣いを乗せ乱を収める……か」
「それは管輅とかいう者の占いの言葉、でしたか?」
「韓遂か……。さきほどの流星、お前も見たな? どう思う?」
「胡散臭さはありますが、本物かどうか見てみるのが確実かと」
「であろう! 落下地点の予測は付いておる……」
「そう言うと思い、すでに兵を向かわせております」
「さすがだな。では、出陣といくか!」
色々あって一刀くん回収
ーー 反董卓連合 ーー
「馬騰さん、ほんとに二人だけに任せて大丈夫だったの?」
「……ここをあの子達に任せるよりは安心であろう?」
「う……否定は出来ない……」
「あっはっはっ! 一刀、あの子達がいないからってずいぶん物を言うねぇ。偽らざる心なおよし!」
なんだろう、背筋が寒くなった。
「……はぁ」
「溜め息なんて吐いてどうしたの? 韓遂さん」
「君はもう少しアレのことを理解したほうがいい」
そう言って指した指は馬騰さんを向いていた。
「娘は居らず、代わりに好い男がいる。となれば何をするかは決まっているなあ! 韓遂!」
言うが早いか、行動を起こした韓遂に拘束される一刀。手はあげたままの状態で手首を縛られ、足は開いたまま固定される。
「え、ちょっ……韓遂さん、何するの!?」
「……アレの変化に気付かない君が悪い。今のうちに覚悟決めた方が身の為だよ」
「え、覚悟ってなんの……って馬騰さん?! なんで服を脱いでるんですか!! 色々と目に毒……いやいや悪い意味じゃなくて目の保養にはなってるんですけど見えてはいけないところが見えてるといいますかわざと見せてる? タチが悪い! というか覚悟ってこのことかー!!」
今宵、女ではなく男の嬌声(?)が朝まで響き続けたとか。
【あとがき】
皆様こんばんわ
九条です
西涼とかいいながら馬超、馬岱一切出てません……あれぇ?
そのうちこの話から派生させた翠達の話でも書ければいいな〜
史実だと、韓遂は最終的には敵になったらしいけど自分的には味方のままで
蓮華と思春みたいな関係で基本的には従順だけど、ちゃんと主人を叱るイメージ
馬謄は忠義の人。帝のことを常に考えながらも普段はダラダラにダラけてたり
でもやる時は必ずやる。それゆえに部下からの信頼が厚いとか
簡単な設定はこんな感じで。気になる点があればコメントで聞いてくだされ
また、キャラのリクエストは随時受け付けております!
※なるべく以前に出したキャラ以外で
それではまた次回もよろしくですよ!
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