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??「.............」
??「....さま?どうなされました?」
??「星かしら。」
??「それは吉兆とは言えないようですね。
出立を伸ばしますか?」
??「いえ、吉ととるか凶ととるかはそのひと次第でしょう。予定通りに出立するわよ。」
..............
............
北条「.....っ...ここは.....」
目を覚ますと、そこにはどこまでも広がる青い空と荒れ果てた大地だった。
それはどう考えても日本ではなかった。
なら外国か?いやいや、俺は一体どうやってここまできたんだ。
ここで思い出してみる。
北条「.....だめだいくら思い出しても記憶がない。」
北条「とりあえず、街にいかないと話にならないな。」
そこで腰にぶら下がってる刀に気がつく。
よくみると足元には槍が転がっている。
あれ、龍皇と鬼桜がなんでここに。手に持っていた記憶はないが。
鬼桜を手にとって眺めていると後ろからなにか地鳴りが響いてる。
北条「な、なんなんだ一体....」
振り返ると大量のひとがこちらに向かっていた。
何百人....いや何千人いるんだあれは。
旗.....?なんて書いてるんだ?曹??
じっと眺めていると、その軍団にいた戦闘の二人が馬にのってでてきた。
あれですか、なにかの撮影ですか。
??「華琳さま!こやつが盗賊ですよ!ひっとらえましょう!!」
華琳「落ち着きなさい春蘭。秋蘭あなたはどう思う?」
秋蘭「そうですね、私にはこやつが殺気を隠せるほどの手練れには見えませんが。」
ちょちょい!勝手に人を盗賊とかなんだかって、なにがなんだかわからん!
北条「ちょっとまってくれ!えーと、華琳って言ったかな?ここは一体どこなんだ?」
空気が凍った気がした。
春蘭「きさま!!よりによって華琳様の真名を!!!」
赤い服のやつがいきなり切りかかってきた。
えええええ!これほんものだろ!!死ぬわ!!
俺は持っていた龍皇で防ぐ。
北条「いきなりなんだ!死ぬだろう!!」
春蘭「しねえええええ」
ええええええ!!
びしゅ!
次は弓か..
なんとか避けたが、このふたり強すぎる。
華琳「まちなさい春蘭、秋蘭!」
春蘭「ですが華琳様!こやつは華琳様の真名を!」
華琳「いいからやめなさい。」
秋蘭「......はい。」
春蘭「うぅ、華琳様ぁ。」
なにか知らんが止まってくれたようだ。
華琳「貴方何者。春蘭と秋蘭の攻撃をかわすなんて武に心得があるのかしら。」
北条「俺の名前は北条 皇矢。日本からきた。武の心得か.....そこの二人ほどじゃないけどあるよ。」
華琳「にほん?秋蘭聞いたことある?」
秋蘭「いえ、ありません。」
は?アジアではかなり有名なんだと思うんだが。
北条「ちょっとまて、俺からも質問いいか?」
春蘭「きさ「いいわよ、春蘭は黙ってなさい。」....はい。」
北条「真名っていうのはなんなんだ。」
華琳「貴方真名も知らないの?まあ、いいわ。真名というのは自分が認めた者しか呼んではならない神聖な名前。それこそ、勝手に呼べばさっきのあなたみたいに頸を飛ばされても文句はいえないわ。」
北条「なるほど、わかった。じゃあ俺はなんて呼べばいいんだ?」
華琳「そうね、まだ教えてなかったわね。私はこの先の陳留で刺史をしている曹孟徳よ。こっちが夏侯惇でこっちが夏侯淵。」
聞き間違えだろうか。今確かにこいつは曹孟徳って言ったよな。
もし、俺が今過去にきているのだとすればこの子達が日本を知らないのも辻褄が合う。
北条「そうか、そういうことだったのか。」
華琳「なに勝手にひとりで納得してるのよ。」
北条「俺は未来からきたんだ。」
は?なにいってんだこいつという声が聞こえた気がした。
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恋姫無双の二次創作です。
かなり前に別のサイトに投稿したものをリメイクしたものです。
魏√です