No.651928

転生先は魔法少女リリカルなのは……何だそれ?

7-11店員さん

第六十六話…第一回龍君の鈍感をどうするか、話し合いたいと思います!

2014-01-05 12:15:22 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:19807   閲覧ユーザー数:16887

コロコロコロ……

 

遊園地の後、俺達は高町家で晩飯を御馳走に成っている。

 

「くうぉらああ!!何でいきなりさくらんぼから流すんや!出オチ過ぎやろ!!」

 

「さっさと麺を流しなさい!麺を!!」

 

「彩羽、フォークの方が良いんじゃない?」

 

「大丈夫~♪……ほら!」

 

「凄いね、彩羽はもうお箸もちゃんと使えるんだ」

 

「きっと龍君の教え方が良いんだね」

 

「現状からは想像出来ねぇな」

 

「ですね~」

 

何でこんな事に成ってんだろうな

 

~約30分前~

 

「ただいまー」

 

「なのは、お帰りなさい」

 

高町の家に着き、桃子さんが出迎えてくれる、そして俺は庭に行くように言われたので行ってみると…

 

「やぁ龍君、いらっしゃい」

 

「お邪魔してます……で、何やってんスか?士郎さん」

 

士郎さんが木で何かの土台を組み立てていた。

 

「見て解らないかい?」

 

「……何となく察しは付きます」

 

「理解力が有って助かるよ、それじゃあ其所に有る竹を真っ二つに切ってくれるかな?」

 

士郎さんの指差す先には恐らく七夕で使った竹と……刀が置いて有った。

 

「……!」

スパァァァン!!

 

そして俺は刀を手に取り、指示通り竹を真っ二つにする。

 

その後も士郎さんの作業を手伝い……

 

「そうめん茹で上がったよ~」

 

高町が大量のそうめんが入ったザルを持って来た…話によると毎年七夕の竹の処理も兼ねて必ずやっていて、去年まで竹を切る役は恭也さんだったらしい

 

「それじゃあ龍君、お願いね」

 

「何で俺が…」

 

「毎年そうめんを流すのはお兄ちゃんがやってたの、だから龍君がやってね」

 

「…ヘイヘイ」

 

~回想・終了~

 

と言う訳で、俺達の晩飯は流しそうめんだ。

 

「皆~!おにぎり持ってきたよ~~!!」

 

「さてと…ちゃんと流すか」

 

美由希さんがおにぎりの乗った大皿を机に置くので俺は真面目にそうめんを流す事にした。

 

「「さぁ来い!!」」

 

八神とバニングスはかなり気合いが入っている…コイツら、そうめん好きなのか?

 

シャア!

 

そして俺はそうめん流す…

 

「捕ったぁぁぁ!!!」

 

「しまった!」

 

僅かの差で八神が勝利した。

 

ササッ!

「はい彩羽、あ~ん♪」

 

「あ~ん、チュルルル…美味しい~~♪」

 

「そうかぁ~♪やっぱ最初の一口やからなぁ~」

 

「くっ!一生の不覚だわ…」

 

目にも止まらぬ速さで八神は彩羽にそうめんを食べさせ、バニングスは地に伏している…コイツら相変わらずだな

 

~なのは視点~

 

食事を終え、皆……じゃなくて龍君と彩羽、ヴィータちゃん、リイン以外は私の部屋にいます…彩羽とリインはお姉ちゃんと道場へ、ヴィータちゃんはお母さんが翠屋の秋の新作スイーツを試食してくれる人はいないか聞いた瞬間勢い良く返事をしたのでリビングに居て、龍君は「アイスでも買ってきてやる」と言ってコンビニに行ってしまいました。

 

「それでは…第一回龍君の鈍感をどうするか、話し合いたいと思います!」

 

「「うん!」」

 

「なんや大変やな~恋する乙女っちゅうんわ」

 

「ホントね」

 

私とフェイトちゃんとすずかちゃんは真剣な顔で話を始め、はやてちゃんとアリサちゃんは私のベッドの上で呆れた顔をしてる…むむっ外野は黙ってて!なんて言ったらアリサちゃんに怒られるから、心に閉まって置こう

 

「取り敢えず龍君は恋愛とかに興味無いよね」

 

「そうだね、それが一番問題かな?」

 

「そもそもフェイトちゃんやすずかちゃんクラスの女の子にアピールされて気付かないって可笑しいよね」

 

「すずかはともかく、私は大した事無いよ!なのはとすずかは小学校の頃から手紙とか貰ってたでしょ」

 

「「「「いや、フェイト(((ちゃん)))にだけは勝てないから」」」」

 

フェイトちゃんも案外鈍感……じゃなくてフェイトちゃんのは天然かな?

 

「話が進まないわね、私の意見を言うわよ……はっきり言ってアイツは面と向かって好きって言わない限り気付かないわ!」

 

「せやな~龍君の性格は面倒事や回りくどい事が嫌い、本人は言いたい事ははっきり言う人間やからな~……よっこいしょ」

 

アリサちゃんとはやてちゃんの的確な言葉に私とフェイトちゃんとすずかちゃんは頭が上がりません。

 

「それは……そうなんだけど」

 

「め…面と向かっては……やっぱり」

 

「恥ずかしぃ…」

 

「はぁ…アンタ達ねぇ…」

 

私達の言葉にアリサちゃんは溜め息を吐いて首を降る…ってアレ?はやてちゃんが居な…

 

「うわぁぁぁ!!」

 

「はやてどうしたのよ、大声出して」

 

「にゃあ!!はやてちゃん勝手になにやってるの!」

 

居ないと思った瞬間、はやてちゃんの驚いた声が部屋に響く。

 

「なのはちゃんの部屋の本棚にこんなんが…」

 

「勝手に出さないでぇ~~!」

 

~アリサ視点~

 

大声を出したはやてが手にしていた物、それは…

 

【恋愛成功の為の1000の裏技!!】

 

という本で、それを見て私は……私達は驚いた。

 

「返してよ~はやてちゃ~ん!」

 

「!まだ有るな…何々…気になる彼へのアプローチの仕方、ラブラブカップルが行くデートスポットベスト20、モテ娘が選ぶ告白の場所特集……」

 

「にゃあああああああ!!」

 

本棚から次々に出てくる物に開いた口が塞がらない…普通なら其処まで驚く事じゃないわ、でもあ・の・なのはの部屋から出てきたのが問題なのよ。

小学一年生から親友をやっているので飽きる程部屋には来てる、小学三年迄は小学生には良く有る途切れ途切れの月刊誌や少女漫画が有った……けど、小学四年から本棚は【航空戦技】や【教導の心得】等々、小学生の女の子の部屋には似つかわしくない本が次々増えていった、そんな本棚から恋愛の本が出てくれば誰だって驚くわよ。

 

「なのはちゃんがこないな本買ってたなんて知らんかったな~」

 

「だ!だって……私恋愛経験無いし、でも他の人に聞くのは恥ずかしくて、どうしたら良いか解らないけど何かしないと駄目だと思ったから……その」

 

「「「「……」」」」

 

なのはの言葉を聞いて、何故今まで気付けなかったのか……と思った、なのはの性格は善くも悪くも真っ直ぐで純粋、それはこの場に居る全員が理解しているし、その真っ直ぐな性格に救われてる、私とすずかは小学校一年の時に、フェイトとはやては三年の時に……でもその真っ直ぐな性格は飽くまで自分に対してでは無く、誰かの為にのみだわ。

そしてこの真っ直ぐで純粋な心が自分の…それも恋愛なんてものに直面すれば…

 

「もぉ~…大事な本なのに~、ふぇ~~…」

 

こうなるのは目に見えているわ。

 

「なのは、そう言うのは当てにしない方が良いわよ?」

 

「ふぇ?!でっでも……ほら!書いてあるもん!ここに書いてるんだよ!男の子は時に自分を叱ってくれる、女性を好む事もあるとか、傍に居続けると意識してもらえやすいって!他にも…」

 

私の言葉になのはは慌ててページを開けた本を見せてくる。

 

「……不覚にも可愛いって思ってもうたわ」

 

「たまに有るわよね、なのはの子供な所が出てくる時が…」

 

「なのはったら……」

 

「フェイトちゃん顔赤いよ?」

 

アイツが帰ってくる迄に話が纏まるとは思えない…まぁ最初から期待してなかったわ

 

~ヴィータ視点~

 

「上は、めちゃくちゃ騒がしいな」

 

「皆、そういった年頃なのよ…はい♪ヴィータちゃん御待たせ、新作のケーキよ」

 

「待ってたぜ!…です」

 

「はいはい♪」

 

沢原の野郎がアイスを買ってくるまで、翠屋の秋の新作スイーツを試食する…なのはの母親の作るスイーツは、はやてのより美味しかったりする……はやても【そりゃあ桃子さんはプロやからな~】って言ってた

 

「いただきまーす!」

 

~リイン視点~

 

「?……今、何か声が聞こえませんでしたか?」

 

「なのは達の声じゃない?」

 

私は今、なのはさんのお家の道場の中に居るですぅ。

 

「イチ!ニー…サン!イチ!ニー!サン!」

 

「彩羽かっこいいですぅ」

 

「そうでしょ、そうでしょ、流石私の一番弟子!うんうん♪」

 

彩羽の剣の練習を見学中の私が言った言葉に美由希さんはとても嬉しそうに笑うですぅ。

 

「師匠~!次は~~!」

 

「それじゃあ今まで教えたの型を連続で10回やったら、私が相手するよ」

 

「はい!」

 

大きく返事をして彩羽は体に負担の掛からない様にゆっくり木刀を振るうんですが…一つ疑問が

 

「美由希さん、彩羽今師匠って言いましたよね?」

 

「剣の練習の時は師匠って呼んで貰ってるんだよ、やっぱり形から入らないとね!」

 

目を輝かせる美由希さん…こういう育て甲斐の有る子を見ると楽しそうにする所が、なのはさんとそっくりですぅ。

 

~数分後~

 

「終わった~♪」

 

「良ぉ~~し、それじゃあ私に打ち込んで来て、型は何でも良いよ」

 

「はい!……ハッ!!」

 

カン!

「ほっ」

 

カン!カン!カカン!

「トォ!エイッ!」

 

そして美由希さんが彩羽の相手をしますが、やっぱり彩羽の木刀を振るう速度はゆっくりのままですぅ。

さっき迄のを型の練習だとしたら今回は動く相手への打ち込み方の練習ですかね?美由希さんもあちこち動き回ってますし…それにしても二人共楽しそうですぅ

 

~龍視点~

 

コンビニでアイスを適当に買った俺は高町の家に戻っている。

 

「……夏祭りか」

 

その途中、小さな掲示板に夏祭りのポスターが貼ってあるのに気付き見てみると、日程は明後日だった。

 

(明後日か…どうせ強制連行だろうな、まぁ祭りは嫌いじゃねぇから良いが…)

 

俺はポスターを見終わって再び高町の家に向かって歩き始める。

 

「彩羽の浴衣買わねぇとな……明日買いに行くか」

 

まぁアイツ等…特に八神とバニングスに言うつもりはない、買う時に色々と言ってきそうだしな

 

~数分後~

 

高町の家に戻ってきた俺はリビングに行く。

 

「遅ぇぞ沢原!アイスが溶けちまったらどうすんだ!」

 

「お帰りなさい龍君、美由希と彩羽ちゃんとリインちゃんが道場に居るんだけど呼んできてくれないかしら?なのは達は私が呼びに行くから」

 

「解りました」

 

桃子さんに頼まれて、俺は道場に美由希と彩羽とリインを呼びに行く。

 

「やぁ龍君、戻ってたのかい?」

 

「?士郎さん……見学ッスか」

 

道場に入ると出入口の直ぐ横の壁にもたれ掛かり両手を組んでいる士郎さんに声を掛けられた後、美由希さんが彩羽のストレッチを手伝ってるのを見て士郎さんに尋ねた。

 

「あぁ、さっきまで稽古をしていたよ」

 

「お兄ちゃ~おかえり~!」

 

俺に気付いた彩羽はトタトタと足音を立てて走ってきて、俺の足にしがみつく。

 

「龍君、お疲れさん」

 

「おかえりですぅ!」

 

彩羽に続いて、美由希さんとリインもこっちに来る。

そして俺がアイスを買ってきた事を伝えると彩羽とリインは小走りでリビングに向かい、俺と士郎さんと美由希さんも続け様に歩いてリビングに向かった。

 

「龍君、アイスありがとう♪…それでね……実は明後日なんだけど」

 

リビングに行くと全員が俺の買ってきたアイスを食べていて、高町が最初に話し掛けて来たが予想通り一緒に祭りに行かないかという事だったので「別に良いぞ」と返事をした…その後はバニングスが仕切り明日の夜には待ち合わせ場所を決めて連絡を回すという感じに成り、それぞれの家に帰宅した。

 

~フェイト視点~

 

「ただいま母さん」

 

「お帰りなさいフェイト♪遊園地楽しめた?」

 

「うん、皆と一緒だったから」

 

「よかったわね~……所で龍君と手くらい繋いだ?」

 

「かっ!母さん!!皆一緒って言ったでしょ!」

 

私は帰って早々に母さんから今日の出来事を聞かれるので話すけど…母さんは目をキラキラと輝かせてる、何の期待を……うん、考えるの止めとこうかな

 

「それにしても良いわね~遊園地…私も行きたかったわ」

 

「母さんは遊園地行ったこと無いの?」

 

「有るわよ?只……子供と行きたいのよ!クロノは昔からあんな感じだったから遊園地なんか無縁で…フェイトが話してくれた彩羽ちゃんみたいに子供に振り回されたいのよ!あっち行きたい、こっち行きたいって!」

 

母さんは熱弁する、私の個人的な考えだけど母さんはかなり母性本能が強い、だからこそ私は今こうして幸せな日々を過ごしてる。

 

「そうだ母さん、明日一緒に買い物行かない?」

 

「えっ?」

 

「明後日夏祭りだから、浴衣買いに行こうかなって思ってて…だから一緒に」

 

「あら♪良いわね、秋物も見たいし行きましょ」

 

「うん」

 

久しぶりに母さんと買い物、楽しみだけど…

 

「所でフェイト、龍君の好みとかちゃんと聞いてる?」

 

「もぉ、母さん!!」

 

ちょっと心配……かな

 

~翌日~

~龍視点~

 

「お兄ちゃ、ご飯!ご飯!」

 

「先に浴衣見てからな」

 

今は午前10時頃、俺は彩羽と海鳴から電車で数時間離れた所にある大型ショッピングモールに来ている…近場だと偶然鉢合わせする可能性があるからな、ここの辺まで来れば……

 

「あ~!フェイトさんだ~~」

 

「へっ?彩……はっ!!りゅ龍!」

 

「あら、まぁ♪」

 

と思った矢先に彩羽の指差す先を見るとハラオウンとリンディさんが居た…何でこうなる、只出くわすだけならまだ良いが場所が悪いにも限度があんだろ?フードエリアでも何処でも良い……なのに

 

「行くぞ彩羽」

 

「龍、待って!お願い待ってー!」

 

何でよりにもよってランジェリーショップなんだ…その場を離れようとした俺を見て、ハラオウンは持っていた物(ブラ)を元の場所だと思われる所に戻し走ってきた、店外からでも見える【俺の視力は2.0以上】ポップの所為で知ったが……

 

「……Eか」

 

~フェイト視点~

 

「アレは違うの!見てただけ、見てただけで買うつもりなんて無かったから!!」

 

「オレハ、ナニモミテナイ」

 

「信じてーー!」

 

早足で逃げようとする龍だけど彩羽が一緒だったから私は簡単に追い付き、身振り手振りで事情を説明するけど龍は視線を合わせてくれない…うぅ~~誤解なのに

 

「二人共、ここじゃあ他の人の迷惑よ」

 

「母さん」

「リンディさん…」

 

「龍君、御昼一緒にどうかしら?」

 

「まぁ良いッスけど」

 

やっと来てくれた母さんが龍を御昼に誘う…そうだ、順を追って説明するには立ち話より御飯を食べながらの方が良いからね

 

「じゃあ彩羽ちゃん何か食べたいの有るかしら♪」

 

「イカ!お兄ちゃがさっきイーカって言ってた~」

 

「「…」」

 

彩羽の発した言葉を聞いた、私と母さんは固まる…イカ?イーカ…いーか……Eか…Eって?!!

 

バッ

「りゅ……う」

 

そして視線を彩羽から龍に移す。

 

「…………」

 

龍は何も言わな…

 

「……悪い」

 

冷房の効いてるショッピングモールの中なのに私は顔どころか全身が真っ赤に成なり、その場にしゃがみこんだ。

 

~リンディ視点~

 

御昼はお好み焼きを食べる事にしたので、御店に入り注文を済ませるけどフェイトと龍君は一言も言葉を交わさない…ホント若いわね~♪

 

「いただきま~~す!フゥ~フゥ~……はむ」

 

「「……」」

 

「二人共食べないの?」

 

頼んだ品が来たのに箸すら持たない二人に言葉を掛ける。

 

「そうッスね……ハラオウン」

 

チラッ

「…」

 

龍君が呼びかけると今まで顔を俯かせていたフェイトが龍君を見つめる。

 

「あ゛~っと……ふぅ、俺は口堅ぇからこの事は絶対誰にも言わねぇ約束する…………ホントに悪かった」

 

「えっと…ゴメンネ龍、私の方こそ……お!お好み焼き食べよ」

 

何とか話が纏まり、楽しく食事を終える事が出来たわ。

 

~フェイト視点~

 

食事を終えて本来の目的である浴衣を買いに来ています。

 

カチャカチャ

「う~ん……母さんコレどうかな?」

 

「彩羽ちゃん可愛いわね~♪これも良いんじゃないかしら、あっ!こっちも良いわ~♪」

 

母さんは子供用の浴衣を両手に持ちテンションが高い。

 

「まだ選んでるのか?」

 

「龍、ごめんね時間掛かっちゃって」

 

「いや別に」

 

「フェイト、フェイト!コレにしましょう!」

 

龍が戻ってくると同時に母さんが見せてきたのは大きさ違いの同じ浴衣だった。

 

「どうかしらペアルック♪彩羽ちゃんとの」

 

「龍どうかな…」

チラッ

 

「良いんじゃねぇか?」

 

「じゃあそれで」

 

漸く買い物も終わり、電車で海鳴に戻る。

 

~海鳴駅~

 

「それじゃあ龍、彩羽、また明日」

 

「ハラオウン」

 

「?何、龍」

 

「これやる」

 

「えっ」

 

挨拶をしてから家に帰ろうとしたら龍に呼び止められて、綺麗にラッピングされた物を渡された。

 

「やっぱ謝罪だけじゃ、筋が通らねぇからな」

 

「そんな!受け取れないよ」

 

「中身見て同じ事言えんのか」

 

私は慌てて返そうとしたけど、龍は受け取ってくれないので中身を確認する。

 

「綺麗…」

 

入っていたのは綺麗なかんざしでした。

 

「返されても俺は使わねぇ……じゃあな」

 

「フェイトさんバイバ~イ」

 

「あ!……龍、ありがとう♪大事にする」

 

私が御礼を言うと龍は振り返らずに手をヒラヒラと振る。

 

「良かったわね、フェイト」

 

「うん♪」

 

恥ずかしい事も有ったけど今日出掛けて良かった……って私は思いました、明日の夏祭り楽しみ♪

 

~夜~

~・・・視点~

 

「チクショウ!!あの糞部隊め、最強のオリ主の俺を一ヶ月も遠征に行かせやがって、お陰でなのは達と全然イチャイチャ出来なかったじゃねぇか!……まぁ良い、タイミング良く明日は夏祭りだ、フヒッヒッヒッいよいよだ、明日俺は童貞を卒業してやる!」

 

~聖視点END~

 

 

神様の雑談…のコーナーです~

 

夏祭りですか~、たこ焼き、たい焼き、ベビーカステラ、綿あめ他にも美味しい食べ物がたくさんです~

 

では、ゴッドスマイルでリリカル☆マジカル、さよならです~

 

うぎゃーー!変態帰ってきちゃってるです~!

遠征に行ったにしては全然成長してないですー!!

 

皆様、明けましておめでとうございます。

 

ここからは作者の本音が語られます。

 

かなり酷い内容という事を理解しておいてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様、5ヶ月ぶりに成ります

 

7-11店員です

 

この度、長期間更新をしていなかった事に関してですが……別に私生活が忙しいとか怪我・病気等という事は一切御座いません。

 

名前の通りコンビニ店員が忙しい筈が有りません、真冬でも半袖でバイトする人間が病気なんて事も無いです。

 

なら何故か、はっきり言います。

 

私の小説は何人かの人に話の内容や台詞がパクられる事が有ります、二次小説ではそんな事良く有る事なのは理解しているので、イライラしますが我慢してきました。

 

しかし一部の方の小説を何気なしに覗いたら後書きに

【小説の内容は簡単に浮かぶけど文に出来ない】

 

【在り来たりな内容ですが、コメント下さい】

 

…………あ゛

 

ざけんじゃねぇよ!!人の作品の内容パクってる癖にいちびった真似晒しやがって!

 

別に後書きは最悪書かなくても良いのに、そんな事書かれたら流石に我慢の限界じゃあ!

 

けど、そういう奴に限ってメンタル豆腐とかガラスのハートとか

 

その作品を楽しみにしている読者だっているのに、私の一言で作品除去なんてのに成ったら、その作品を読んでいる‘読者’に悪いので色々と考えて暫く更新を止めようという事に決めました。

 

今回の事で、こんなふざけた作者の作品を読むのは止めるという方には、

 

今まで読んでいただきありがとうございました

 

 

以上が長期更新していなかった理由です。

 

これ以上の理由は有りません。

 

しかし年も明けたので更新を再開します。

 

 

 


 
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