・・・・やぁ、一刀だよ?
テンションが低いのは察してくれ
あの後が本当に大変だったよ、俺に授乳してくれながら千冬は片手で篠ノ之束の頭を握力のみで持ち上げ。拘束した
第一期のアニメや二次小説でもよく表現されるけど。生で見るのとは全然違う
少女が自分とほぼ同じ体格の少女の頭を握力だけで持ち上げるんだ
ある意味で感動した
束の悲鳴をBGMに
実姉と天災との出合った日から時は流れ三年後
えっ?展開が速すぎるって?
俺が千冬や束に授乳してもらったり、おもらしして汚れたおむつを取り替えてもらったり。素っ裸で一緒にお風呂に入っている描写を出せって?
・・・・・・よろしい。ならば戦争だ!!
そういった描写を望む者は前に出ろ!?
貂蝉に頼んでブルゥワァアアアアアアアア!!!だっ!だっ!だっ!?
三年後
俺は普通に歩いたり遊んだりできるようになった・・・・・がぁ!
篠ノ之束に抱き枕にされています。正確にはヌイグルミよろしく膝の上に座り、お腹を両手でロックされ脱出不可能なのです
一刀「ねぇ、束お姉ちゃん・・・・・はなして?」
束「イヤッ♪」
交渉・・・・・失敗
後頭部に無垢なクッションを感じながらポケ~っとしていると頭上でガズンッ!?っと人から聞こえてはいけない音が聞こえました
上を向こうとするけど頭を押さえながらうずくまるように無垢なクッションを頭の後ろから、束お姉ちゃんが上から俺にもたれかかるように悶えている・・・・・あの音から察するに
千冬「束、私のわ・た・し・の!一刀を私から勝手に連れて行くのは止めろと何回言えばわかる?」
我が賢姉にして駄姉、クールビューティ&弟大好きっ子ブラコンの織斑千冬だ
束「解からないな~、かずくんは将来。束さんのお婿さんになるんだよ?『逆!光源氏計画』なんだよ!?」
千冬「解からんな~、一刀は私の夫にする、どこぞの豚の骨だろうが兎だろうが譲る気はない!」
束姉さん、小さいとはいえ本人の前で言うそれ?それに千冬姉さん、それを言うなら馬の骨だよ。ラーメンでも作るの?
束「かずくんは渡さないよ~?」回転式人参ランス&子ども好きしそうなウサギシールド装着
千冬「切り捨て御免!」虎鉄・・・・・抜刀!
一刀「止めなさい」
ぽふっ♪ぽふっ♪
とりあえず、何時もの様に得物を持ち出して本気で死愛(誤字にあらず)を始めそうな二人に。威力ゼロ・萌え力1万(千冬・束。曰く)のチョップを頭に当てる大体これで止まってくれるからありがたい
・・・・でも止めた後には必ず
束・千冬「はわわ~////」・「ほわわ~////」
むぎゅ~♪
一刀「むにゅむにゅなのです」
二人そろって仲良く俺を膝の上に座らせて左右から俺の頭に無垢なクッションと稟としたクッションをのしかかり、二人して俺の頬にスリスリ波状攻撃を仕掛けてくる
しかも二人とも自制心が吹っ飛び、破顔してしまっている
こうなっては梃子でも動かない
これが何時もの俺の日常だ
時はさらに進み、俺は小学校の入学式を迎えた
えっ?また時間の進みが速いって?
そんなモノ、この外史に俺を放り込んだ駄神に言ってくれ・・・・・・アイツいつか斬る(kill)
アサシン『・・・!?。なんだろう?今物凄い殺気と悪寒が』
まぁその事は置いといて
一刀「何故俺達はこんな状況に?」
箒「わたしにも何がなんだか」
束・千冬「「・・・・・・・・・・・・」」カシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ・・・・・・
そう、俺達は晴れて小学校入学したのだが。それに際して束姉さんが俺と千冬姉さんに妹の篠ノ之箒を紹介したのだ
この外史の束が俺の影響を受けた所為か。他人を『人』として認識して(それでも人によってはゴミや道端の石ころ以下の存在を見るような目をするが)、箒への過度なスキンシップを多少は控えている御蔭か、キチンと姉妹仲良しなようだ
その御蔭か家族で仲良く暮らしている、そして箒も普通の女の子の様になっている・・・・・それでも入学式に模造刀とはいえ小太刀を持ってくるとは
この娘はヤッパリ侍ガールだ、それもどこぞのファミレスで帯刀しながらバイトをしている娘よりも似合っている
そして俺と箒は自己紹介の後に、妹バカと弟バカな姉に激写されまくっているのだ
しかもそのデジカメ、束姉さんが魔改造した代物だ・・・・・・中身を知るのが怖い
学校の校門・玄関・教室・体育館・入学式等々を全て激写しまくっていた
教師の一人が注意しようとしていたが。二人が説得?の様な事をした後、それを聞いた保護者達全員が式など知ったことかと激写を始めた
教師たちもその説得?を聞き入れ黙認している
・・・・・この学校は大丈夫なのだろうか?by一刀
・・・父さん、母さん、世界のエゴが見えるよby箒
入学式を終えた皆は揃って俺の家に来て入学祝いを始める・・・・・・俺の料理を食べながら
例の如く、千冬姉さんは料理が出来ないので家事全般は俺がやっている。転生前からありとあらゆるパティシエ・料理人スキルと家政夫(誤字にあらず)スキルを持つ俺に死角はない!!
何処ぞの海賊王を目指す麦わら帽子のコックにも遅れは取らないぞ!
・・・・・一刀、クッキング中・・・・・
三十分後
箒「・・・・これは全て一刀が作ったのか?」
一刀「そうだぞ」
箒『嘘だ!』
一刀「何故に!?」
箒「嘘だとでも思うわ!何だこの日本食を体現した料理の数々は?」
一刀「俺の料理だ」
箒「だまらっしゃい!」
箒「そんな事は解かっている、だがこれ程の料理、鉄人の領域に達しているではないか。それに何よりものすっ・・・・・・・・・・・・・・ごく美味そう見た目と香!」
箒「そして人の空腹感を極限にまで引き上げ。期待をいい意味で裏切るこの味!」
箒「これが同い年のお前が作れるなんて・・・・・作れるなんて!」
箒「私の幼なじみがこんなに料理上手なわけがない!!」
一刀「理不尽だ!?てかそれが言いたいだけだろう!?」
束「いいから食べようよ~ほーきちゃん」
千冬「そうだぞ箒、一刀が作ってくれた料理が冷めてしまう。まぁ冷めても味が落ちるどころか逆に違う美味さで素晴らしいがな」
箒「・・・・・食べる」
箒は二人に説得?され食事を再開する
三人とも俺が作った料理を欠片一つも残すものかと、黙々と食べ続ける
会話など俺が作った料理に耐性の無い者には不可能だ
俺も自分の分を食べ終わる頃にはテーブルに残った料理は一皿だけだった
そしてその料理を掛けて千冬姉さんと束姉さんの二人が箸を武器に火花を散らせていた・・・・・ってオイ?
一刀「ちぇりお」
スパパァン
束・千冬「「あぅ」」
一刀「もちつきなさい二人とも。見なよ?箒が顎が外れるくらいあんぐりとあけているよ?」
俺は篠ノ之道場に通ってはいないが、姉さんが通っていて、箒は千冬姉さんを師事しているらしい
そしてウチや学校での出来事に脳がショート寸前まで逝っている
理想の女性が姉と似たり寄ったりで色々と容量オーバーなのだろう
束「ちーちゃん!」
千冬「束!」
束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」束「はいっ!」千冬「ふっ!」
一刀「ちぇすと」
ズパパァン!!
束・千冬「「ぐはぁ!?」」バタリ・・・・
一刀「落ち着いて二人とも、本当にもちついてどうするの?・・・・・・・今度満月だからお月見用の御団子にしよう」
料理長一刀、食材を大事にする男
さてと、何故か暴走してしまった二人を制圧?したのはいいんだけど
この視線は・・・・・
箒「・・・・・・・・・・!!」瞳キラキラ☆
一刀「」・・・・・・・・はぁ」
この日から俺、織斑一刀は。篠ノ之箒から色んな意味で意識されるようになった
・・・つづく?
あとがき
どうもアサシンです
少々長め?のイチャラブ多めの第一話と相成りました
何気に早期に箒を堕としそうです(むしろ既に)
そして二人の姉は末期です、いろんな意味で
では次回予告へ
次回、真・恋姫IS 第二話
一刀、弾(たま)と出会う・・・・・弾(だん)だ!?by五反田 弾
ではでは
再来~~~
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死ぬほど恥ずかし美味しい体験を果たした一刀
織斑一刀として彼は、ISの世界を駆ける