No.647388 英雄伝説~光と闇の軌跡~ 外伝~女神の一族”ブライト家”の力~中篇(中盤)soranoさん 2013-12-23 01:10:52 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:1434 閲覧ユーザー数:1353 |
~碧の大樹ー神域ー~
「剣技――――流星撃!!」
ナユタは上空から敵陣の中へと強襲して怯ませた。突如振って来たナユタに驚いた魔獣だったがナユタを絶好の得物として襲ってきたがナユタは動じず静かに剣を構え
「散蓮華!!」
正面から向かってきた敵達を一気に切り刻み
「―――裏疾風!!ハアッ!!」
さらに自ら敵陣を駆け抜けて攻撃し
「裂空斬!!」
その場で回転しながら自分を包囲する敵を滅した!
「ヴェノムヘイズ!!」
ノイはナユタの背後を守るかのように、ナユタの背後から襲ってきた敵達に毒ガスを発生させる魔法を放って怯ませ
「春の刃よ、切り裂け!フルールエッジ!!」
怯ませた敵達に花びらの刃を放って真っ二つにして滅し
「ナユタはやらせないの!ギアシールド!!」
ナユタに攻撃が届こうとすると自らが絶対障壁を展開して攻撃を防ぎ
「ルナ・バタフライ!!」
さらには混乱効果の魔法を放って敵達を攪乱し、さまざまな方法でナユタを援護していた!
「冬の力よ……今こそ全てを凍てつかせ!ホワイトノヴァ!!」
後方で魔術を放ち続けていたパズモ達と共にクレハはある時はナユタとノイを包囲している敵達の動きを止め
「春を知らせる暖かき風よ……彼らに慈悲を!ホーリーブレス!!」
またある時は多くの敵達との戦いで傷つき、疲労が溜まっているナユタとノイの傷や体力を回復し
「裁きの光よ…………今こそ降り注ぎ、星を穢す愚者達に制裁を与えよっ!アルテアカノン!!」
またある時は上空より膨大な魔力が込められた光の球体を降り注がせて多くの敵達を滅した!
「へえ…………あの子達、見かけによらずやるじゃない。」
ナユタ達の戦いを見ていたサラは口元に笑みを浮かべ
「フム……歳は16と言っていたが見事な剣だ………。機会あれば彼とも手合わせを願いたいところだ。」
「フッ……あの年齢であれほどの腕前とは…………まさに”天才”だな。加えて彼自身、努力を怠っていない様子。…………彼の剣の才能を見抜き、彼を鍛えた師匠は一体どんな方なのか会ってみたいものだな…………」
ラウラは感心し、ヴィクターは静かな笑みを浮かべ
「それにあのノイって妖精………どっかで見た事がある気がする…………」
フィーはノイを見つめながら考え込み
「あ―――――――――――ッ!ボクの人形コレクションの中で、あの妖精そっくりの人形があったよ!?一体どうなっているの~!?」
ある事に気付いたミリアムは驚きの表情で声を上げた後混乱し始め
「あ……!」
「そう言えばミリアムちゃんの部屋にありましたね……」
ミリアムの言葉を聞いたアリサは声を上げ、エマは戸惑いの表情でノイを見つめていた。ナユタとノイが最前線で戦っていると幻獣――――スフィンキマイラが現れ、二人に向かって突撃したが
「よっと!」
「”神像”と比べればまだまだなの!」
二人は軽やかに回避した!
「――――――――――――――!!」
幻獣は咆哮を上げてナユタとノイを威嚇していたが
「悪いけど、巨大な存在との戦いはなれているから、そんな脅しは効かないよ!真空斬!!神風!!」
「”神像”の迫力と比べるとまだまだなの!ヘイルストーム!!キーファーボム!!」
ナユタとノイは一切怯まず次々と攻撃を加え始め
「フフ、”星”の”意志”をも打ち破った二人にはどのような強大な敵が来ても無駄よ。―――――ミトスが遺し古の船よ!今こそ星に仇名す者達に制裁を!」
クレアは微笑んだ後、アーツを発動した。すると異空間から巨大な船が現れて次々と砲撃を放って幻獣を怯ませた!
「う、嘘っ!?あのアーツって……!」
「幻属性最高位アーツ――――――”アルジェントアーク”じゃねえか!?オイオイオイ……!オーブメント無しで何であんな最高位アーツを放てるんだ!?」
クレハが放ったアーツ――――アルジェントアークを見たエリィとヨナは驚き
「ちなみにノイさんは全属性の最高位アーツ並びにマスターアーツを使えますよ。」
「ええっ!?」
「マジかっ!?あんな小さな姿のどこにそんな力があるんだよ!?」
ティオが答えた話を聞いたロイドとランディは信じられない表情で声を上げた。
「ノイ、クレハ、行くよっ!」
「うん!」
「わかったわ!」
そしてナユタはノイとクレハに呼びかけた後ノイと共に敵に向かって駆け出し、敵の目の前で天高くへと跳躍した!
「今こそ目覚めよ!」
「星の力!!」
ナユタが剣に闘気を、ノイが四季の魔力を込めると剣は赤、青、黄、緑の4色に強く輝きだし、光の長剣と化した!そしてナユタは長剣と化した剣を前に出し、ノイはクラフト―――ギアドライブで全身にすざましい光を纏い、輝く彗星になって上空から敵に向かって突進し
「ミトスの力よ……星の勇者達にご加護を……!」
クレハはその場で全身から神秘的な光を放ちながら強く祈った。すると小さな彗星の大きさは神秘的な光によって大きくなり、幻獣と大差ない大きさの巨大な隕石となり、隕石となった彗星は幻獣に命中した!
「「「スターノヴァ――――――――――――ッ!!」」」
隕石が幻獣に命中したその時、光の超越した大爆発を起こし、爆発に呑みこまれた幻獣は塵も残さず消滅し、さらに幻獣の周囲にいた魔獣達も爆発に呑みこまれて消滅した!
「ナ、ナユタ君とノイちゃん……”影の国”の件が終わってからさらにパワーアップしてへんか……?」
星の輝煌を解放する星奥義に”神の民”と言われた”ミトスの民”の力を宿した事によって、小さな彗星となった二人を”星”にし、創世の大爆発を起こす星奥義(スタークラフト)―――スターノヴァを見たケビンは表情を引き攣らせ
「……もしかしたらクレハさんが関係しているかも。クレハさんは何といっても”空の女神(エイドス)”やフィーナさんのご先祖――――それも”神の民”を呼ばれている人種の方のようだし…………」
リースは真剣な表情でクレハを見つめていた……………………
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