聖洋小学校
廊下
一刀「なぁクライド、何故俺達は走ってはイケない廊下を走っているんだろうな?」
クライド「それはアレだよ兄さん」
一刀の質問にクライドは並走しながら言う
クライド「学校中の男子生徒に追われているからだよ~!!」
一刀「ヤッパリ素顔なんて出すんじゃなかったぁあああああああああああ!!!」
聖洋小学校男子達「「「「「待てぇえええええええええええええ!!!大人しく殺されろぉおおおおおお!!?」」」」」
一刀・クライド「「だが断る!!」」
どうしてこうなったんだろうか?by一刀
多分アレが原因だと思うよ兄さんbyクライド
アサシン『回想入りま~す#▽#♪』
マテリアルズとフローリアン姉妹を人間にした二日後(教会内)
現実世界では夜明け頃
武家屋敷に戻った二人は今日から闇の欠片事件が終わるまでの間、海鳴で過ごすことになっている
理由は二つ
一つは、闇の欠片に関する詳細なデータ採取
二つ目は休暇である
二人ともこの事件が終わったら一度ミッドチルダに戻らなくてはならないからだ
そして今日は休暇の初日、聖洋小学校へ登校する日だ
二人の恰好は白を基調とした長袖短パンの精神年齢的には恐ろしく恥ずかしい制服に身を包み
一刀は忘れ去られているであろう、渦巻きメガネにボサボサの長髪、そして学者を彷彿とさせる地面に付いてしまいそうなほど長い袖と裾の白衣を着て
クライドは普通に学校の制服に身を包み
家を出た
此処までは問題など無かった・・・・そう
冒頭の様な問題が起こったのは学校に付いてからだ
一刀とクライドは以前のクラスメイトが多い五年『二組』へと入って行った
中で談話していた少年少女は四年生の途中から通わなくなった二人が来て一瞬目を丸くした後駆け寄って口々に挨拶してきた
教師が入って来て、皆がそれぞれの席へ着席し、号令の後、HRが始まる
教師「みなさんこんにちわ、一刀くんとクライドくんも久しぶりね」
一刀「お久しぶりです」ペコリ
クライド「今日からまたよろしくお願いします」ペコリ
教師「うん、よろしく二人とも」
教師「では出席を取って行くよ~?」
ノンビリとした口調でHRが始まり、今日はこのまま穏やかに過ごせる
・・・・・っと思っていた時期が俺にも有ったby一刀
・・・・・と思っていた時期が僕にも有りましたbyクライド
男子「にしても博士とクライド久しぶりだな~?」
女子「うん、心配したんだよ?急に学校来なくなるから」
クライド「うん、ごめんね何も言わずに」
一刀「家の事情で少し別の土地に逝ってたんだ。またしばらくの間は此処に居るから」
女子「うん♪」
男子2「そんじゃぁ二人の歓迎会をするぞ?やろうども~♪」
男子達「「「おお~♪」」」
女子達「「「博士~、編み物また教えて~?」」」
クライド「何処でやるのさ?▽♪」
一刀「イイでしょう、休み時間にまた皆でやりましょう」
女子達「「「は~いっ♪」」」
男子達「「「何処でもやれるだろう?」」」わっはっはっは♪
以前よりも少しだけ賑やかな教室
滞りなく授業は進みお昼休みに入った
・・・・・・この時を境に、聖洋小学校での『北郷一刀』と『クライド・H・北郷』の平穏は崩れ去った
一刀は女子の皆と編み物の話を
クライドは男子とすずかとの間の事を冷やかしながら
みんなで昼食を取りながらのんびりと過ごしていると?
すぐ隣りの教室からゴタゴタと物音が聞こえたかと思うと
一刀とクライドの居る教室のドアが壊れるのではないか?っと言う程の音を立てて開け放たれた
その向こうに居るのは
お隣の『一組』の女生徒
管理局の未来のエース達
ミッドチルダ最恐、高町なのは
黄金の死神、フェイト・T(テスタロッサ)・ハラオウン
フェイトよりも少し背の低いお姉ちゃん、アリシア・T(テスタロッサ)・北郷
クライドとイチャイチャloveな本妻の少女二人。「八神はやて」と「月村すずか」
そして人類の宝、ツンデレお嬢様、アリサ・バニングス
因みにアリシアは、ハラオウン家に突撃訪問した日のうちに五年『一組』への転入手続きを貂蝉経由で行われた
アリシアが学校に通うことを知ったイクスとヴィヴィオとでリアル弾幕ゴッコを繰り広げた事は記憶に新しい
そんな現実逃避をしている内に六人は一刀とクライドの下へ歩みを進める
・・・・・・・・・・
はやて「クライドほれっ、あ~んや♪」
すずか「えとえと・・・・あ~んっ!//////」
クライド「あ~ん・・・・・モグモグ、うん美味しい」
八神と月村はクライドの両腕に抱き着き、交互にご飯を食べさせ
クライドは二人に御飯を食べさせて貰ってイチャコラし
それはさながら『新婚夫婦』のような
この光景を見た教師(女)はorz状態に陥っていた
フェイト「ねぇ一刀、なんで髪の毛わざとボサボサにしてるの?とっても綺麗なのに・・・・・」
なのは「それにその変なメガネもどうして掛けてるの?素顔の方がもっともっとカッコイイのに」
アリサ「そうよ!さっさと髪を梳いてその似合わないメガネ外しなさい!!」
一刀「・・・・・目立ちたく無いからです」
アリシア「ヘンテコな兄さんもイイよ♪」
一刀「ありがとうアリシア」ナデナデ♪
アリシア「わふぅ~♪///」
アリサ「なのは!フェイト!」
なのは「ごめんね一刀くん!」ガシ!
一刀「はい?」
フェイト「姉さん?ちょっとあっちでO☆HA☆NA☆SI☆しようか?」
アリシア「フェイト?ちょっと待って!今兄さんにナデナデしてもr・・・・・・みゃぁあああああああああああああ!!!?」
羽交い絞めにされる一刀
何処かへと連れて行かれたアリシア
そして
アリサ「さぁ・・・・年貢の納め時よ一刀!(ジャキンッ!)」
アリサは羽交い絞めにされている一刀へと両手に櫛等の髪を扱う道具を取り出し、一刀へ詰め寄る
理由は簡単、彼を以前会った時と同じ、綺麗な三つ編みマフラーにするためだ
それが・・・・・・・後の何が起こるかなども知らずに
一刀「もちつきましょうアリサさん!?とりあえずそのワキワキ♪としている手を止めて武器(櫛など)を降ろそうか?そして高町さん!離して!?」
もちろん返答は?
なのは「イヤッなの♪」
なのは「そ・れ・に。名前で呼んで欲しいの////」
アリサ「観念してイケメンに戻りなさい!!」
一刀「ヤメテくd・・・・・やめてぇええええええええええ!!?」
五年二組の教室と何処かで、北郷兄妹の悲鳴が響き渡った
その後が本当に大変だった
クライドに二人の彼女
博士もとい一刀が髪を梳いてメガネを外すと天地がひっくり返ったようなイケメンになったのだ
クラスメイトの男女は脳の処理能力が停止し、絶句したまま石像の様に動かなくなった
混乱はコレだけで終わらなかった
聖洋小学校の六大天使が二人の男に夢中なのだ
彼女達の信者にとっては卒倒物だったろう・・・・だが
それよりも彼女達天使を誑かした男を彼等が見逃すだろうか?
答えは・・・・否
断じて否だった!
彼等は一刀とクライド目掛け突貫してきたのだ
・・・・クリエイターの皆さまもご一緒に殺リマショウ#▽♪
アサシン『ここで冒頭にもどりますよ』
一刀「っだそうだぞ?」
クライド「つまり身から出た錆的な物なの?」
一刀「そうなるな」
一刀・クライド「「・・・・・・」」
一刀・クライド「「それって単なる嫉妬じゃないかぁあああああああああ!!?」」
男子達「「「今動かず何時動く!?否!今こそ我らが天使を汚す男を排除する時!」」」
まさにその通りであった♪byアサシン
こうして五年生になった二人の学校生活が始まった?
・・・つづく?
あとがき
どうもアサシンです
一刀とクライドの波乱の学校生活の開幕デス♪
コメント欄にて皆様も思い思いに二人に天罰をくだしましょう♪
では次回予告を
次回 真・恋姫なのは? 消えぬ闇の欠片編 第十六話
闇夜の空に舞う者達
ではでは
再来~~~
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