No.634545

IS~深緑の狙撃姫~「永遠の業火に・・沈めぇ!」

十河さん

初めてオリジナルフォーム考えた・・・。

面白くないかもですがご勘弁。

2013-11-05 23:00:01 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:3007   閲覧ユーザー数:2773

「オラァ!」

「・・ふっ!」

 

前衛で攻撃を仕掛けるエターナルと後ろでランチャーを装備してミサイルを撃つフォーゼ。

 

「甘い!」

 

ジェミニはミサイルの着弾地点に黄色のカードを展開してミサイルをガード、さらにエターナルのキックを受け止め、宙に放り投げる。

 

「・・っと。」

 

しかしエターナルは宙返りをして着地。

 

「ふふ、ガイアメモリの王様はこの程度なんだ~。」

「カードをシールドの様に使うなんて・・!」

「やっぱり厄介なカードだな。」

「今度はこっちから行くよ、超新星・・!」

 

ジェミニは超新星を発動、分身を作りフォーゼに襲いかかる。

さらに・・。

 

「織斑一夏、君には特別製の超新星を上げるよ。」

 

ジェミニはもう一体分身を作る。

先ほどのとは違い、分身の回りから陽炎が見える。

 

「ふふふ。」

「・・・!一夏くん!その分身、エネルギーが桁違いに詰められてる!たぶん触れただけでこの辺りが焼け野原になる!」

「・・そうかい。そんなこったろうと思ったよ。」

 

ティアナの分析になぜか冷静に返すエターナル。

冷酷モードになってドライバーからメモリを引き抜き・・。

 

「さて反逆の炎を燃やした俺になら使いこなせる筈だ。行こう、焔・・!」

 

エターナルの手には仮面ライダーアクセルが所持しているガイアメモリ強化アダプターがあった。

一夏がフィリップに頼んで複製を作ってもらい、今朝それを取りに行っていたのだ。

 

(エターナル・アップグレード!)

 

エターナルメモリを差し込んだアダプターを差し込み展開。

 

(フェニックス!)

エターナルが紅蓮の業火に包まれ、炎が晴れるとそこにいたのはコンバットベルトは無くなったがコンバットベルトがあった場所に沿ってルビーの様に輝く赤のラインがあり、袖の青の炎の縁はこれまたルビーの様に輝く赤のラインがあった。

これが反逆と冷酷と不死鳥・・三つの業火を燃やしたエターナルの強化形態・仮面ライダーエターナル・フェニックスフレア。

ブルーフレアは多種多様なメモリを組み合わせて戦うのに対し、フェニックスフレアは少ないメモリと己の身体能力で戦う形態。

 

(洒落が効いてるなぁ、ライダーでもこの武器を使う事になるなんてな・・。)

 

かつての愛用武器・GNソードⅢを模した武器・フレアソードを手に取る。

銃底、ソード部分にスロットがあり、ソードの左側にはマキシマムレバーがある。

 

「テメエを地獄の業火で焼き付くしてやるぜ・・!」

 

(フェニックス!)

 

フレアソードにフェニックスメモリをセットしてソードモードに切り換え、さらに銃底にメモリを差し込んだ。

 

(ドレイン)

 

「何が不死鳥だ!私がお前に抱きつけば!」

「・・はっ!」

(バカだね、みんな燃えてしまえ!)

 

分身の抱きつきを回避しつつソードで切りつける。

分身は勝ったと思っていたが何も起こらない。

それどころか力が抜けていく感覚を感じた。

 

「あ、あれ?力が・・。」

「絞りカスはさっさと消えろ。」

 

エターナルは連続切りで分身を消した。

「ウソだ!何で爆発しない!?」

「冥土の土産に教えてやるよ。この武器はな、メモリをセットすることでそのメモリの効果が付加されるのさ。今のはドレイン・・吸収の効果を付加させた剣で超新星を切った!(ついでにブースト効果もあるがここで言う必要はないな)」

 

銃底からドレインを取りだし、それを見せつけるように見せる。

エッジではリーチの問題で突き刺さないと効果は発揮しないがフレアソードの場合、メモリの効果を付加させる事ができる上にリーチも長くなったので当てやすい。

さらにブースター効果も付いているのでドレインは通常の倍以上の容量を持つ。

このため通常のドレインなら一切りで容量が一杯近くになるがブースター効果の付いたドレインならば連続切りで攻撃しても容量はまだ余る。

 

「ロックオンじゃないけど・・狙い撃つぜ!」

 

ソードを折り畳んでライフルモードに切り換え、エネルギーの蓄積した炎弾を放つ。

一発一発がヒートトリガーのマキシマム・トリガーエクスプローションに匹敵する威力があり、さらに吸収したコズミックエナジーも含まれているので威力は高い。

 

「うわ!」

「・・・。」

 

エターナルは後部レバーを引き、トリガーを引く。

 

「うわわ!あちち!」

「さっきのは連射モードでこっちは一点集中の収束モードか。まるで火炎放射だな。撃ちながらソードを振れるから攻撃範囲も広そうだ。」

 

モードが切り替わり、炎の照射ビームが放たれる。

ジェミニの身体から火花が上がり吹き飛ぶ。

 

「くぅ・・。」

 

ジェミニはフォーゼの方を見ると分身の爆発攻撃を受けながらも無傷で立っているフォーゼがいた。

 

「そんな、フォーゼまで超新星を!」

「ふむ、メテオストームは吸収効果がある。それをソードにセットしたわけか。」

 

フォーゼはコズミックにステイツチェンジ、さらにロックオンからメテオストームスイッチを受け取りバリズンソードにセット、ストームトッパーがコズミックエナジーの爆発を吸収した。

 

「一夏、トドメを!」

「よし!」

エターナルはマキシマムレバーを引く。

 

(フェニックス・フィニッシュドライブ!)

 

音声と共にソードモードに切り換えると刃が赤く輝く。

エターナルは一瞬でジェミニの懐に入る。

 

「はっ!てや!」

「くっ、うう!」

 

エターナルは連続切りを当て、さらに斬撃中に精製した淡い翠色のQのメモリを腰のスロットにセット。

 

(何で俺はこれを・・?まぁいい。使えるものは使わせてもらう!)

 

エターナルは無意識で精製したそのメモリをセットしながら考えたがすぐに切り換えた。

 

(クアンタム・マキシマムドライブ!)

 

「くらえ!エターナル!」

 

ジェミニが反撃するもエターナルがふっと消える。

 

「き、消えた!?」

「今の消え方・・。まさか、量子化・・?」

 

ロックオンはエターナルの消え方を見て驚く。

トランザムライザーやダブルオークアンタでしか見た事のない量子化をエターナルでも使えたからだ。

 

「どこを見ている!俺はここだ!」

「え!?」

 

エターナルはジェミニから離れた場所に現れ、ソードを上に掲げると長い赤のエネルギー刃が発生、それを降り下ろす。

それはまるでトランザムライザーのライザーソードのようだ。

 

「・・はああ!」

「・・そんなのカードを積み重ねてガードしてやる!」

 

ジェミニは黄色のカードを積み重ねてガードするがお構い無しに蒸発していく。

 

「ウソだ・・!私のカードは丈夫なはず・・!」

「永遠の業火に・・沈めぇ!」

「う、うあぁ!」

 

必殺技・フェニックスライザーで切られたジェミニは爆散、サジタリウスらはジェミニスイッチを回収していつのまにか姿を消していた。

二人は変身を解く。

「一夏、お前の新しい力を見せてもらった。」

「・・みんなすまない。今回の事は俺の独断でやった事だ。」

「ううん、そんなことない。」

 

背中を向けながら謝罪する一夏の言葉に簪が頭をフルフルと振って答える。

 

「おりむ~がああしなかったら~。」

「私たちは本物の箒さんを見抜けずにいましたわ。」

「ま、昔ながらの幼馴染みの絆や約束は強いって事ね。さて、みんな。一夏と箒を残して帰りましょうか。」

 

ロックオンは全員を引き連れ、一夏の肩をポンポンと叩いてその場を後にする。

残された二人。

涙目の箒は一夏に抱きつく。

 

「一夏・・ありがとう・・。」

「・・気にするな。それと約束の事、悪かったな。」

「・・・。(い、今なら誰もいない)」

 

一夏の言葉に箒は口で答える変わりにギュッと強く抱きしめ、目を閉じてキスをしようと顔を近づける。

そこへ・・。

 

「あの、ラブコメチックなやり取りは早く済ませてもらえませんか?砂糖吐きたくないのです。あと織斑一夏、あなたロックオン・ストラトスとお付き合いしているはずですよね?」

「・・誰だ!?(クソ、いいところだったのに!)」

 

箒は内心チッと舌打ちしながら慌てて一夏から離れる。

そして一夏は目の前の人物を見て震える。

「焔・・何で・・。」

 

何とそこにいたのはスタイルや身長が少しおとなしくなったが鈴と瓜二つで消滅したはずの鳳凰焔。

 

「・・私にもよくわかりません。一つ言えることはあなたがフェニックスを使いこなし、さらにジェミニのあのコズミックエナジーと進化したエターナルの地球の記憶が私の身体を再構築した・・のではないかと。」

「そうか。・・これからどうする?サジタリウスの元に戻るか?」

「・・いえ、私は裏切り者です。あなた方が許してくれるのであれば私はあなたたちと共に歩いて行きたい・・。」

「(何だ、焔の感情が流れてくる・・この感じはウソは言っていない・・)わかった。歓迎する。」

 

一夏は焔の生の感情が流れてくるのを感じ、焔を歓迎する。

焔が顔を上げ、目を見ると一夏の目の色が変わっていることに気づいた。

 

「織斑一夏、あなたの目の色、金色に変わってますよ?」

「・・本当だ。」

「え?マジ?」

 

焔の言葉に箒も一夏の目を見ると金色になっている事に気づいた。

一夏も初めてそれを知り聞き返し、二人は頷いて答えた。

一夏の目は少しして元に戻り一安心。

我望もそれを感じ取った。

 

「・・ぬぅ、まさか覚醒するとはな・・。」

 

我望はイスから立ち上がり、空を見上げる。

空は満天の星が光っていた。

 

「・・人と人を結ぶ新人類・・イノベイター。まさかラグナの予言が当たるとは・・。これも運命か・・。」

 

我望は誰にも聞こえない声で呟いた。

それを見ていた楯無は・・。

 

(我望様は私を見ていない・・。捨てられるのかな・・。もし、・・・ちゃんを覚醒させたら・・。)

焔復活♪

 

焔は二組に編入になるかな?

 

一夏がイノベイターに進化しました。

 

クアンタムメモリは量子の記憶で無意識に作りました。

 

・・うまく書けてませんが感想待ってます・・。

エターナル・フェニックスフレア

 

三つの炎(蒼き炎・冷酷・反逆)を燃やし、己の身体能力を高めたフォームでフレアソードを駆使して戦う。

しかしコンバットベルトがなくなった。

武器イメージとしてはGNソードⅢのクリアグリーンの部分が真紅のように赤くなっている。

ブルーフレアでも使用可能の共通武器。

必殺技は真紅のロングビームソードを下ろすフェニックスライザーと強力な炎のビームを放つファイナルファイヤー。


 
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