No.630070

第4話「前から思ってんけど、ドッジって・・・」

虎命!さん

今回は原作5時間目♪

2013-10-21 09:22:28 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:5838   閲覧ユーザー数:5543

ネギが来て5日がたった。約1週間たったけど、よくやってる。今は、二人で職員室で休んでいる。すると、そこにしずな先生が声をかけてきた。

 

しずな「ネギ先生。いかがですか?実習の調子は・・・」

 

ネギ「いえ、まだまだです。」

 

しずな「まあ、杜皮先生から見てどうですか?」

 

ツバサ「俺が新人だった頃と比べると、よく出来てると思いますよ?」

 

ネギ「そ、そんなことないですよ。」

 

謙遜するネギ。すると、職員室に佐々木と和泉が駆け込んできた。

 

亜子「うわああ~ん!!杜皮センセー!!」

 

まき絵「ネギ先生~っ」

 

亜子「こ・・・校内で暴行が・・・」

 

まき絵「見てくださいこのキズッ!!助けて先生っ」

 

ネギ「え・・・えぇ!?そんなひどいことを誰が・・・!?」

 

ツバサ(きましたよこの展開・・・これは俺が止めに入らなきゃダメか・・・)

 

勢いよく出ていったネギの後を俺はゆっくりと追いかけた。途中でタカミチと会い、宜しく頼まれた。

 

俺が着いた頃には、事態はかなり進んでいた。

 

ツバサ(これは、ネギだと止めれないな。)

 

渋々と俺は、争っている輪の中に入り取り合えず神楽坂と雪広を抑える。

 

ツバサ「お前らもいい加減い落ち着け。」ゴチン

 

二人に取り合えず鉄拳をお見舞いした。

 

明日菜「痛~!!杜皮先生酷いよ。」

 

あやか「そうですわ!!」

 

ツバサ「先に手を出したのはお前らだろ?お前達も、先輩の癖になんだ!!先輩は後輩を挑発してもいいのか?ネギのクラスは2-Aだ。学園長が決めたことだ。勝手にそっちにやるとか決めるな。」

 

英子「い、いえ・・・はい・・・ふんっ」

 

明日菜「で、でも杜皮先生、悪いのはアイツ等なんですよ。」

 

ツバサ「それでも、手を出したらお前の負けや神楽坂。」

 

ネギ「(や、やっぱりお兄ちゃんは凄いや。あっという間にまとめちゃった。)あ、あの・・・お兄ちゃん・・・ありがとう。」

 

ツバサ「ま、こういうもんだ。」

 

さてと、取り合えず喧嘩は収まったな。ったく、ウチのクラスも相手のクラスの連中も、見た目は完璧なのに何でこうも喧嘩越しなんだか。おっと、そろそろ授業の準備だな。

 

ツバサ「んじゃ俺は戻るから。お前らも遅刻するなよ。」

 

俺はネギ達に手を降り、職員室に戻った。次のクラスは確かウチのクラスだったな。俺は屋上に向かった。すると、扉の向こうで何やら言い争ってる声が聞こえる。

 

明日菜「・・・くっ!!あんた達わざとでしょ!!あんた達隣の隣じゃない!!わざわざ中等部の屋上に来るなんて!!」

 

英子「へ~、今度は言いがかり?流石お子ちゃまね~♪」

 

明日菜「何ですって~!!」

 

まき絵「ひど~い!!」

 

裕奈「高校生のくせに~!!」

 

ツバサ「おいお前ら、いい加減にしろよ?そんなに勝負したければ、スポーツで決着をつけな。」

 

こうしてウルラスvs女子2-Aとの戦いが始まった。競技はドッジボールだそうだ。

 

ツバサ「ところでお前達は参加しないのか?」

 

エヴァ「何で私があのような競技に参加しなくてはならない。」

 

真名「私もだな。」

 

ツバサ「なら仕方ない。朝倉と裕奈に大河内や宮崎には後でご褒美をあげるか。」

 

俺がそう言うとエヴァと茶々丸、そして龍宮に長瀬に桜咲が驚いた。

 

エヴァ「待てツバサ!!今のはどういう事だ!!」

 

ツバサ「今のって?」

 

エヴァ「とぼけるな!!参加して勝てばご褒美って言ったろ!!」

 

ツバサ「言ったね。だって、参加しているんだから何かご褒美あげたいじゃん?」

 

エヴァ「なら私も参加するぞ茶々丸!!」

 

茶々丸「ツバサさんに勝利を届けます。」

 

真名「では、私も参加するかな。」

 

楓「いくでござるよ真名。」

 

刹那「負けられないな。」

 

こうして、参加していなかった人物も参加し、結果は分かる通り快勝です。しかし、ウルラスの英子は負けたのが悔しいのか、神楽坂を後ろからボールを当てようとしていた。

 

ツバサ「仕方ない!!この力はまだ出したくなかったが・・・」

 

俺は、剃で英子と神楽坂の間に割り込んだ。見事に俺にボールが当たる。しかし、それは問題ない。

 

ツバサ「お前ら・・・試合は終了しただろ?なのに勝手にロスタイムとか言いやがってよ。許されると思ってんのか!!あぁ!!!!」

 

俺は足下に転がっていたボールを掴み、英子達目掛けて投げた。当てるつもりは元々ない。英子の横を素通りしたボールは、後の壁をぶち破った。余談だが、英子達の服もきれいサッパリ無くなっていた。すみません。

 

「「「キャー!!何よこれ~!?覚えてなさいよ~!!!!」」」

 

あちゃ~・・・後で新しい服を持って謝りに行かないと。こうして喧しい騒動は収まった。それから翌日・・・

 

ツバサ「昨日は大変だったな。」

 

先生「杜皮先生、ウルラスの生徒が訪ねてきてますよ?」

 

ツバサ「ウルラスの?」

 

俺は廊下に出た。すると、英子達3人がいた。

 

ツバサ「どうしたんだ?」

 

英子「・・・先生、私たちの裸を見ましたよね?」

 

ツバサ「そ・・・それは・・・」

 

英子「別に先生だったらいいです。ですが、私達3人・・・責任とってくださいね///」

 

ツバサ「なんでそうなるの~!?」

 

こうして俺に新しい彼女候補生が誕生してしまった瞬間であった。因みに・・・見事勝利した彼女候補達は、全員を名前で呼ぶことになったのと、又追いかけられることになっていたのであった。


 
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