No.628552 SAO―黒の旋律、白銀の戦乱― 第五話 話し合いはダンジョンの中!?露さん 2013-10-15 23:40:39 投稿 / 全5ページ 総閲覧数:1079 閲覧ユーザー数:1058 |
第五話 話し合いはダンジョンの中!?
キリトside
―ピピピピピピッッ!!
俺は電子的な機械音で目を覚ました。
時間はちょうど5:30。
俺はメッセージが届いていないかを真っ先に確認した。その数は一通。
『………いつものところ。7時』
どうやらもう調べはついたらしい。
さっそく俺は出かける準備をして彼らが待っているであろう30層に向かった。
俺は30層の街『ドゥラシトム』にやってきていた。時刻はまだ6時だが、道のりのことを考えると悠長にはしていられない時間帯だった。
―今ではLVが違うからな…そう時間はかからないか
そう思い、俺はここのサブダンジョンに向けて、出発していた。
キリト side out
???side
………そろそろ来るころか
俺はそう思い、寝転がっていた姿勢を起こした。
???「………皆、起きろ。そろそろ来るぞ」
???「えー、もうそんな時間なのー。三日間迷宮に籠ってたんだから少しは休ませてよー」
???「あいつが来るんだ。寝ていましたじゃ悪いだろ」
???「そうだよ、姉さん。この形で久々にあの人と会うのだからしっかりしてないと」
???「まったく、どこの世界に来ても変わらないわね」
いつも通りの会話。
………ここはとても心地いいな
人知れず俺はそんなことを考えていた。
2年前に
まず、俺たちは現実に帰れなくなり、
始まって一か月で2000人ものプレイヤーが命を落とした。
攻略は少しずつ進んでいく一方で被害も徐々に増えていった。
そしてオレンジ、レッドがでてきた。
そのレッドプレイヤーの頭的存在が
あいつはこの世界のルールの穴を見つけては、殺人方法を編み出していき、広めた。
だから俺たちは決意したんだ。これまでのことも、これからのことも………。
そのとき、不意に声がした。
「おい、皆いるか?」
どうやら主役が来たようだ。時刻7時5分前。迎えに行かないとな…。
俺は来客を出迎えることにした。
???side out
キリトside
なんで今日に限ってエンカウント数が多いんだ!
俺はダンジョンに入ってから既に50回以上の戦闘を終えていた。
いくら敵が弱いからといって、油断は大敵。やっとの思いで目的地にたどり着いた。
そこはこのダンジョン内にある小さな穴。
ここを潜った先には大きな広間があり、安全エリアとなっている。
ここを見つけるプレイヤーはほぼいないため、俺たちは重要なことを話すときはここを使っている。
時刻は7時5分前。俺は一応声をかけることにした。
「おい、皆いるか?」
すぐには返事が返ってこないことは分かっている。
しかし今日はいつもより返事が早かった。
「………キリト、皆いるぞ」
どうやらもう全員いたようだ。俺は素早く穴の中に潜った。
「おはよう、レイ、アル、チィ、クルト、アイリ」
皆へのあいさつを忘れずにな…。
キリトside out
To be continued
あとがきです。
途中で???がありましたが、もう誰が誰だかおわかりですよねww
今回はオリジナルとして30層を使わせていただきました。
エンカウント50回って!!と思う方もいるかもしれませんが、そこはダンジョン深部に向かうと思ってくれればということと、強くなったキリト君のための時間稼ぎです^w^
次は話し合いが開始!ですね…
ではまたー。
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オリジナルストーリーとなります。
多分この話含めて3話になるかと思います。
ちょっと説明不足かなぁと思っていますが、お楽しみください^^