第14話
ネプテューヌサイド
私は今、この前草原で倒れていた子のお見舞いにネプギアとあいちゃん、こんぱの四人で来ていた。
あいちゃんはあの子に事情聴取って言ってたけど大丈夫かなあ・・・・?また倒れないといいけど。
本当は人が少ないほうがあの子の為にいいんだろうけどさ、いーすんが元気なようなら連れてきてほしいって言ってたし・・・・。
「どうしたのお姉ちゃん。大丈夫?」
妹のネプギアが無言だった私を心配して声をかけてきた。
「ううんなんでもないよネプギア!ただあの子かわいかったなあなんて。」
とりあえず心配かけないように違う内容でごまかすことにした。
「確かにあの子かわいかったよね。確か刹那ちゃんだったよね。」
「まあ確かにあれは美少女よね・・・・。」
「敗北感がすごいですぅ。」
私の言葉に皆が賛同する。
そんなことを話している間に病室へ着いた。今度は怖がらせないようにしなくちゃ・・・・。
そして、あいちゃんが病室のドアをノックすると中から先生が入ってきなさいと返事をする。そしてあいちゃんがドアを開けると、あの子がハムスターのようにご飯をはむはむ食べていた。
か、可愛い・・・・。////
ネプテューヌサイド終了
刹那サイド
はむはむ・・・・はむはむ・・・・うまい・・・・。
今俺はひたすらに先生の持ってきてくれた料理を食べている。このサンドイッチうまいなあ。
でも俺は、あまり大きくかじれないので今みたいにハムスターみたいになっている。
はむはむ・・・はむはむ・・・・ふぅ・・ごちそうさまでした。
先生にお礼をしようと先生の方をむくと、先生の後ろに四人の女性がいた。一瞬体が硬直したが、ザルバが小声で俺に言ってきた。
「大丈夫だ、あの嬢ちゃんたちはあんなことしねえよ。」
ザルバ、お前本当に俺の前世全部知ってるんだな・・・・。
そう思いながら俺は改めて彼女たちの方を向く。やはり少し恐怖感があるが大丈夫そうだ・・・・。
よし。俺は彼女たちに向かって、
「先日は大変ありがとうございました。俺は草薙刹那といいます。」
と挨拶をした。
俺が挨拶をすると彼女たちは安堵したような顔になった。
刹那サイド終了
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