第10話
刹那サイド
俺が再び目を覚ましたのは夕方で丁度先生が見に来た時だった。
「やあ、おはよう。もう夕方だがね。」
苦笑しながら先生は俺に言う。
「またまたすいません。ご迷惑をかけてしまい。」
「気にしなくていい。理由はザルバくんが教えてくれたからね。ああ、それと彼女達は今日はもう帰ってもらったよ。だから安心してくれたまえ。」
「ああ。ありがとうございます。」
ってなんでザルバが俺の女性恐怖症を知っているんだろうか?そう思っていると俺の頭の中にいきなりザルバの声が響いた。
《よう起きたか寝坊助。》
なんだこれ!?怖いんだけど!
《これは念話ってやつで頭の中で念じれば使えるぞ。》
俺はザルバへの質問をすることを忘れ、念話のやり方を教わっていた。
(ちなみに先生は戻りました。)
刹那サイド
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第10話です。