No.625002

真・恋姫無双SS~今、貴方の名を呼ぶ~  第3話

風見海斗さん

センターに向けての勉強をすっぽかしての投稿です。←ばか
誰か私に文才の才能をください・・・。

2013-10-04 05:01:54 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:7112   閲覧ユーザー数:6219

第三話~人間万事塞翁が馬~

 

 

魏領 陳留北西付近

 

華琳「それにしても驚いたわ・・・。」

 

秋蘭「そうですね・・、今まで私たちの足元にも及ばなかった一刀の武力が

   桁違いになっていますからね・・・。」

 

久しぶりにあった一刀は今までとは別人のようだった。

顔は凛々しくなり、体は筋肉が引き締まっている細マッチョ状態。

そして武力が桁違いに上がっていた。今なら呂布にも勝てるだろう。

 

一刀「俺もここから消えて何もしてなかったわけじゃないよ。」

 

春蘭「それにしても変わり過ぎだろう・・・。」

 

季衣「でも兄ちゃん前よりももっとカッコよくなったよ!!ね、流琉?」

 

流琉「うん!兄様かっこいいです!!」

 

風「これはお城に帰ったときの皆の反応が楽しみですね~。」

 

華琳「ふふ、そうね。それじゃ、早く帰って皆に・・・」

 

一刀「!!!」

ガギィィィィィィンッ

 

????「ふ~ん、なかなか出来る奴もいるじゃねぇか。」

 

一刀以外「なっ!?」

 

一刀「まったく・・・殺気が漏れてたぞ・・。」

 

????「へぇ、気配は消してたつもりだったんだけどなぁ。」

 

一刀「・・・(こいつ、わざと殺気を漏らしてたのか)華琳、大丈夫か?」

 

華琳「え、えぇ。なんとか・・・。」

 

いきなり襲ってきた奴は肩を出したドレス(下は膝まで)のような格好をしていて、右手には武器である鉄扇が握られていた。

 

春蘭「おい貴様!!この方が曹操様と知っての狼藉か!!」

 

????「ああ、知ってるよ。だってあたしは曹操を殺しに来たんだからな。」

 

春蘭「貴様!!」

 

一刀「よせ春蘭!!」

 

春蘭「なぜ止めるんだ一刀!!」

 

一刀「落ち着け春蘭!!今突っ込んでもやられるのが関の山だ!」

 

春蘭「そんなものやらなければ分からんだろ!!」

 

一刀「おい!春蘭!!」

 

一刀の制止を振り切った春蘭は、敵に向かって七星餓狼を振りかぶった。

 

春蘭「チェストーー!!」

 

????「身の程知らずに用はないよ。」

 

ザンッ        

 

春蘭「なっ!!?」    

 

春蘭が持っていた七星餓狼は敵の鉄扇に弾き飛ばされ、

後方10メートルほどの位置に飛ばされていた。

 

秋蘭「姉者の一撃を・・・。」

 

????「まったく・・、あんたに用はないんだよ。

あるのは、そこの男さ。」

 

一刀「俺か・・。」

 

????「あんたは他の奴らとは違う匂いがする。あたしたちと闘えるほどの強さを持った猛者の匂いがね・・。」

 

一刀「・・・・。」

 

????「そんなに警戒すんなよ。もう曹操の暗殺には興味ねぇから。」

 

一刀「・・なぜ華琳を殺そうとした。」

 

????「答える義理は無いねぇ。だが、強いて言うなら邪魔だったと言っておこう。」

 

一刀「・・・なるほど。そういう事か。」

 

華琳「どういう事・・?」

 

一刀「この大陸の重要人物を邪魔だと感じるやつらは、盗賊かそれとも・・・。」

 

風「・・まさか、五胡ですか・・?」

 

一刀「そういう事だ。」

 

????「へぇ、よくわかったねぇ。そう、あたしは五胡の五大将軍の一人、芙蓉だ!よく覚えておきな!」

芙蓉はそう言うと、どこからか現れた馬に乗った。

 

芙蓉「あたしたち五胡は近いうちにこの領土を貰い受ける。

   それまで、精々努力しておくんだね。」

 

春蘭「まて!!」

 

芙蓉と名乗った人物は、後ろを振り返ることなく走り去った。 

 

   ・   ・   ・   ・   ・   ・   ・   ・   ・

 

春蘭「くそっ、なんだあいつは!」

 

流琉「華琳さまを暗殺に来たって事は・・・。」

 

季衣「・・・どういう事?」

 

ズルッ

 

季衣「? 皆どうしたの?」

 

一刀「はは・・。」

 

流琉「すみません・・・。」

 

風「ですが、おかげで暗くなっていた雰囲気を吹き飛ばせました~。」

 

華琳「そうね・・。五胡についてはひとまず置いて、一刀が帰ってきたことを皆に伝えに帰りましょうか。」

 

秋蘭「御意。」

 

一刀「・・・・・。」

 

華琳「一刀?」

 

一刀「ん、どうした?」

 

華琳「どうしたはこちらの台詞よ。・・気になるんでしょ、あの芙蓉って奴の事。」

 

一刀「・・あぁ。(あいつの使っていた鉄扇、僅かに気を纏っていた・・。)」

 

華琳「・・・・・。」

 

バシッ

 

一刀「イタッ!?」

 

華琳「さっきも言ったでしょ、五胡の問題についてはひとまず置いておくって。」

 

一刀「でも・・・。」

 

華琳「・・私たちはあなたが帰ってくるのをずっと待ってた。

   あなたとの時間を少しでも多く過ごしたいって思う事くらい・・

   別に、いいでしょ・・?」

 

一刀「華琳・・・。」

 

華琳「さ、帰りましょ。私たちの家に。」

 

一刀「あぁ!!」

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

海斗「どうも、風見海斗です。」

 

海斗「今回呼んでいるゲストは各国の筆頭軍師さんたちです。」

 

朱里「はわわ!?よ、よろしくでしゅ。」

 

冥琳「よろしく頼む。」

 

桂花「・・よろしく。」

 

海斗「一刀は引き続きよろしく。」

 

一刀「それはいいんだけど、お前センターに向けて勉強してんじゃないのか?」

 

海斗「・・言うな・・。」

 

桂花「どうせこいつの事なんだから、どうにでもなるとでも思ってんじゃないの?」

 

海斗「(ぐさっ)ナ、ナンノコトカナ~。」

 

冥琳「はぁ、子供のお守りは雪蓮で手一杯なんだが・・。」

 

海斗「子供じゃないも~ん!!」

 

桂花「そういうところが子供なんじゃない。」

 

朱里「はわわ・・話についていけません・・。」

 

一刀「(無理についていかなくてもいい話題だと思うけど・・。)」

 

海斗「・・ふふふふふふふ。」

 

桂花「な、なによ。」

 

海斗「もう自棄だ!センターとか知るか!桂花と一刀の(放送禁止用語)とか(ですので)、(お見せ出来ません)とか書いてやる!!!」

 

桂花「くぁwせdrftgyふじこlp!?」

 

朱里「はわわわわわ!?」

 

冥琳「・・・(スッ)」

 

バゴッ!!

 

海斗「!!?」

 

一刀「自業自得だな。」

 

海斗「・・・はっ!俺は一体何を・・。」

 

冥琳「・・海斗。」

 

海斗「なに、冥琳?」

 

冥琳「・・私が勉強見てやるから、センターに向けて頑張ってみろ。」

 

海斗「・・冥琳。」

 

朱里「わ、私も応援しましゅ!」

 

海斗「朱里・・。」

 

桂花「ま、まぁ私も協力してあげないこともないわ(一刀との***を書いてもらうために・・)。」

 

海斗「桂花・・。」

 

一刀「さて、まるーく収まったところで次回予告だ。」

 

一刀「次回は、俺がこの世界に返ってこれるまでの話になる。海斗はセンターに向けての勉強があるから投稿はかなり先になりそうだが、

   まぁ気長に待っててくれ。」

 

一刀「それじゃ、またな。」

 

 

 

 

 

 

舞台裏

 

 

冥琳「そこの計算はベクトルの内積の定義を使え。」

 

朱里「はわわ、分母の有理化を忘れてますよ!」

 

桂花「ばか!そこは正弦定理じゃなくて余弦定理よ!」

 

海斗「やばい、頭が爆発しそう。」

 


 
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