No.618371

恋姫 華陀紀行161

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-09-11 11:49:52 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1941   閲覧ユーザー数:1799

 

 

「それについては、検討させてもらいたい」

 

 

「何か迷うようなことがあった?」

 

 

 孫策は、こっちのことを、もしや知っていて、こんなこと言ってきてるんでしょうか?

 

 

 基本的にあそこでは頭巾を被って分からなくしていたつもりでしたが・・・。

 

 

「周瑜の経過を看る分には留まるが、医者として他にも診ておきたい人がいる」

 

 

 そうなんですよね。今まであったことのある娘だったら太平要術の書に載っていたんですが、それ以外が載ってなかったんです。

 

 

 やっぱり健康に育ってほしいじゃないですか。

 

 

「ふ~ん」

 

 

 ちょっと・・・別に断った訳じゃ無いんですよ?睨まなくてもいいじゃないですか・・・。

 

 

「それに当たって用意して貰いたいものがある」

 

 

「こちらの要求は検討なのに、そちらの要求は飲めと?」

 

 

 いかん!気が高まり始めてるよ!

 

 

「孫策に妹が居ただろう?そちらも見ておきたい。そのための紹介状を書いて貰いたいのだが駄目か?」

 

 

 よし!気が落ち着いてきた。考えているようだ!

 

 

「冥琳はどう思う?」

 

 

「医者としては信用していいだろう」

 

 

 なんか、引っ掛かる言い方ですね・・・。

 

 

 もちろん診察ですよ!身体を見たいとかそんな・・・少ししか思ってないです!

 

 

「ん~。危険は無さそうな感じなんだけど・・・診てくれるって言うんだしいいか」

 

 

 また、勘なのか!?・・・まあ、納得してくれたみたいだしいいか。

 

 

「どれくらいでいく予定だ?」

 

 

「二~三日ほど様子を見て、変化がなければ行くつもりだ」

 

 

「では、先に届けを出しておこう」

 

 

「頼む」

 

 

 全く、孫策たちの竹簡のやりとりにも、目を光らせる七乃が怖いです。

 

 

 これだと、反骨精神上がりっぱなしですよ・・・。

 

 

 

 

「では、数日はいると言うことじゃな!」

 

 

 それまで、静かにしていた祭が突然言葉を発しました。

 

 

 そんなに俺がいることが嬉しいんですね。

 

 

「そうですね」

 

 

「よし!どれだけ出来るようになったか見てやろう!」

 

 

「えっ!?」

 

 

 俺は、医者ですよ?・・・いや、ここで言う見てやろうと言うのは医療・・・つまりはマッサージの腕と言うことですね!

 

 

「分かりました」

 

 

「うむ!」

 

 

 祭がとても嬉しそうにしています。やはり、マッサージを楽しみにしていたのでしょう。

 

 

「それでは、これで終わりだ。みな戻っていいぞ」

 

 

 周瑜の言葉で、それまでにいた者たちは、ほとんどの者が部屋を出ていき、残ったのは孫策たちだけである。

 

 

「ではいくぞ白夜!」

 

 

「分かりました!」

 

 

 了解ですよ!

 

 

「明命も来い」

 

 

「はい!」

 

 

 ん?明命もですか?まあ、いいですけど。

 

 

「面白そうね。私もいくわ♪」

 

 

「私も見ておくか」

 

 

 ・・・見学ですか?

 

 

 

 

 こうなることは、薄々気付いてました。

 

 

 明らかに向かう場所がおかしいなと思ったんです。

 

 

 変な期待をした俺が間違いでした。

 

 

 こんな広い場所でするなんて・・・積極的だ!なんて少しも思いませんでした。

 

 

 祭がこんな朝から、マッサージを要求してくるなんて、通常あり得ないです。

 

 

 休暇なのかな~と思っていたんです。

 

 

 なので、屋敷に戻るんだろうなと思ったんですよ。

 

 

 しかし、騙されました・・・。

 

 

 騙される方も確かに悪いけど、騙す方がもっと悪いと思うわけですよ。

 

 

 と言うわけで、無手にて祭と相対中です。

 

 

「では、準備はよいか?」

 

 

 こうなっては仕方ありません。直ぐに終わらせてしまいましょう。

 

 

 一対一の勝負らしいです、これはすぐに終わりますね。

 

 


 
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