No.612740

真・リリカルなのは 第九章 第二次ジュエルシード争奪編 第二十五話 完成された引力

ohatiyoさん

これを含めて後3話ぐらいで終わります

2013-08-26 17:20:27 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:564   閲覧ユーザー数:560

ジュエルシードが発動し、アイバーンに力を与えた

 

傷は全快し、レアスキルの欠点を無くしたのだった

 

なのは「ジュエルシードが正常に発動した?」

 

ごく稀にありえることだとユーノ君が言っていたけど、ここで正常に発動するなんて…………………

 

なのは「いや、暴走された方が厄介かな」

 

そういう意味では良かった…………………のかな?

 

なのは「ただ、とてつもないパワーアップだと思った方がよさそうだね」

 

アイバーン「どうした? エース・オブ・エース。来ないのか?」

 

挑発する アイバーン

 

なのは「アクセルシューター!!」

 

魔力弾をアイバーンに向けて放つ

 

アイバーン「万有引力!!!」

 

なのは「え!?」

 

魔力弾が操れない!!

 

アイバーン「はぁ!」

 

なのはの魔力弾はお互いに相殺し合う

 

なのは「!?」

 

アイバーン「見たか!! これが俺の新たな力だ!!」

 

なのは「魔力も引っ張れるようになった……………………………か」

 

なら!!

 

レイジングハート(カートリッジロード)

 

なのは「エクセリオンバスター!!!!」

 

砲撃は引っ張られない

 

そう考えた なのはだが………………………

 

アイバーン「無駄だ!!」

 

ピンク色の閃光は、アイバーンの直線所から離れ、狙ってもいない場所に向かって行く

 

なのは「クッ 砲撃も引っ張られるか」

 

アイバーン「フッ」

 

クイッ

 

アイバーンが人差指を曲げると、

 

なのは「!?」

 

レ、レイジングハートが引っ張られる!!

 

なのは「ぐうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」

 

引っ張られない様に、堪えようとする なのは

 

アイバーン「馬鹿め!! 耐えられるものか!!」

 

なのは「きゃっ!!」

 

なのはごと引っ張られる

 

アイバーン「これで終りだ!!」

 

引っ張られてくる なのはに向かってドスを投げる

 

なのは「不味い!!」

 

レイジングハートを離せば、ドスを躱せるかもしれない

 

しかし、レイジングハートを奪われては勝ち目はない

 

なのは(どうすれば………………………………)

 

なのはが悩んでいる間にドスはすぐそこまで迫る

 

なのは(もう躱せない!)

 

刺さる

 

誰もがそう思った…………………………………しかし

 

フェイト「ハーケンセイバー!!!!」

 

黄色い斬撃がドスを壊す

 

アイバーン「奴は!!」

 

なのは「フェイトちゃん!!」

 

フェイト「プラズマランサー!!!」

 

アイバーンに向かって技を放つ

 

アイバーン「チッ」

 

アイバーンはフェイトの攻撃を躱す

 

これによりレイジングハートを引っ張る力が中断される

 

なのは「助かったよ、フェイトちゃん!!」

 

フェイト「見た所、引っ張られていたみたいだけど?」

 

なのは「うん、引力を操る能力だよ」

 

フェイト「また厄介な…………………………」

 

なのはと話しながらも視線はアイバーンに合わせる フェイト

 

先ずは、なのはから情報を聞きだす事が先決と見ているが、その隙を狙われる可能性を考慮しているのだ

 

なのは「しかもジュエルシードで能力がパワーアップしているから気を付けて」

 

フェイト「さて、何か打開策はないものか…………………………………」

 

アイバーン「まさか、エース・オブ・エースの次は閃光のお出ましか」

 

フェイト「一様聞いておくけど、降伏する気は?」

 

アイバーン「答えがわかっているなら聞くな、時間の無駄だ」

 

フェイト「それでも聞かねばならない。戦わないことに越したことは無い」

 

アイバーン「フン、いちいち反吐が出る。貴様らの偽善ぶりはな!」

 

フェイトに殺気をぶつける アイバーン

 

フェイト「あなた達が管理局を恨む理由をハルクから聞いたよ」

 

アイバーン「何?」

 

フェイト「確かに管理局に非があるかもしれない……………………けど今のあなた達は、あなたが恨んでいる管理局と同じことをしていると思った方がいい」

 

アイバーン「黙れ!! 管理局を滅し!! 新たな時代を築く!! 貴様らのような管理局の犬に邪魔されてたまるか!!!」

 

管理局と同じだと言われ、激怒する アイバーン

 

フェイト「私は管理局の犬になるつもりはない」

 

アイバーン「ぬかせ!!! 管理局に人生を狂わされた女の娘が、管理局に居る!! これが犬でなければ、何なのだ!!!!」

 

フェイトに対して怒りをぶつける アイバーン

 

アイバーン「貴様は魂を売ったのだ!!! 自らの保身のために!!! 母親の仇にな!!」

 

フェイト「違う………私は管理局を快く思っていない、だから変える……………あなた達とは違う方法で」

 

アイバーン「不可能だ!!! 貴様らは管理局を闇を侮りすぎだ!!! 戦わずして、新たな時代が築けるものか!!!」

 

フェイト「戦わないとは言っていない。管理局に闇があるというなら、その根本を断つ。それだけだ」

 

フェイトは決意している

 

必ず管理局の闇を焙り出し、葬ってみせると

 

母親の仇討ち…………復讐と思われるかもしれない

 

しかし、それでも戦わなくてならない

 

自分の信じた正義の為

 

フェイトは管理局を変えると誓ったのだ………………自分の胸に

 

フェイト「無駄な争いで犠牲者を出すことほど、無価値な物はない」

 

私のやっていることが正義なのか…………………………正しいことなのかはわからない

 

だからこそ、私は自分の道を信じて進むのみ!!

 

私は、私の敵を倒すのみ!!

 

なのは「この世の正義なんて所詮、人によって変わるよ。あなたのやっていることが、世界から見て正義だったとしても、私は止めるよ? それが、私の正義だから」

 

アイバーン「愚かものが!!!!」

 

フェイト「行くよ、なのは!! 私達の正義を示す為に!!!」

 

なのは「うん、援護は任せて!! フェイトちゃん!」

 

フェイトがアイバーンに突っ込み、なのはが援護する

 

昔から変わらないコンビネーションである

 

だからこそ完璧な連携を生み出せる

 

アイバーン「そんな、ありきたりの連携で!!!!」

 

フェイト「グッ!!」

 

アイバーンはフェイトとなのはを引っ張り合わす

 

高速でアイバーンに向かっていたフェイトは強制的に逆方向へ引っ張られる

 

その衝撃で、骨が数か所負傷する

 

なのは「うわぁ!!」

 

なのはとフェイトがぶつかり合り、吹き飛ぶ

 

アイバーン「俺の引力から逃れる筈が無い」

 

なのは「そんなことない………………………」

 

フェイト「いくらジュエルシードを使ったからと言っても、弱点が無いわけじゃない」

 

2人は立ち上がる

 

アイバーン「…………………………………………………………」

 

なのは&フェイト「「あなたを倒す!!」」

 

絆の力でアイバーンを倒せ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、味方でしたね

 

まぁ予想通りでしょう

 

次回でジュエルシード争奪戦に終止符が打たれます

 

勝つのは果たして?

 

次回もお楽しみに~

 

 


 
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