No.612677

真・リリカルなのは 第九章 第二次ジュエルシード争奪編 第二十四話 天才魔導師

ohatiyoさん

なのはがアイバーンに挑む!

2013-08-26 12:24:42 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:591   閲覧ユーザー数:587

シグナムの危機に登場した なのは

 

管理局のエースと(ラスヴェート)のリーダーとの直接対決

 

なのは(シグナムさんを倒すなんて………………………………相当な実力者に違いない)

 

強力な能力を持っていると思って間違いなさそうだし………………………

 

なのは(何より、強力なメンバーの頂点だからね)

 

でも負けない…………………………………負けるわけにはいかない

 

アイバーン「……………………………………………………………」

 

エース・オブ・エースとまで言われた女…………………高町なのは

 

アイバーン(こやつを倒せば、管理局の士気はかなり下がるだろう)

 

例えジュエルゼロが無くとも……………………………

 

アイバーン(俺は負けん……………………………………負けてたまるか!)

 

なのは「アクセルシューター!!!!」

 

先に仕掛けたのは なのはだ

 

魔力弾を構成し、威嚇する

 

アイバーン(質量を持たない魔力による攻撃。俺の引力(アトラクション)では弾くことは出来ない)

 

あくまで魔力弾はな

 

なのは「シュート!!!!」

 

なのはの掛け声と共に分散し、アイバーンを完全に包囲する魔力弾

 

アイバーン(これほどの数の魔力弾を自在に操るとは……………………エース・オブ・エースの二つ名は伊達ではないな)

 

冷静に状況を分析し、なのはの攻撃を躱す アイバーン

 

レイジングハート(アクセルシューター・ドライヴバレット!!!)

 

魔力弾は一斉にアイバーンに襲い掛かる………………………………しかし

 

アイバーン「フッ」

 

アイバーンは躱しきる

 

なのは「!?」

 

レイジングハート(まさか全て躱されるとは……………………………)

 

なのは「動きが早かった…………………」

 

けど、今の動きは普通じゃ無かった

 

まるで、何かに引っ張られていたような……………………………

 

なのは「様子見はよそう………………………全力で行くよ!」

 

レイジングハート(Yes マスター)

 

なのは「エクセリオンモード!!」

 

アイバーン(若干だが、バリアジャケットが変化した…………………………)

 

何を仕掛けてくる?

 

なのは「ディバインバスター!!!」

 

なのはは手加減なしの砲撃をぶっ放す

 

アイバーン「これが音に聞く、悪魔の砲撃か」

 

数多くある世界だが、そのほとんどで囁かれている なのはの砲撃の二つ名である

 

それが、悪魔の砲撃

 

何所にでも居るような魔導師なら、あまりの恐怖でショック死するかもしれないと言われているのだ

 

なのはの砲撃は歳を重ねるたびに威力が増している

 

今のディバインバスターは、嘗てフェイトにぶっ放したスターライトに匹敵しているのだ

 

アイバーンでも、直撃すればただでは済まない

 

アイバーン「確かにとてつもない砲撃だな」

 

当たれば不味いか………………………

 

アイバーン「だが、砲撃魔法ほど避けやすいものはない」

 

アイバーンは左に逸れて、砲撃を躱す

 

なのは「躱した先に居ればいいだけだよ!!」

 

アイバーン「!!!!」

 

アイバーンの躱した先には、既に なのはが待ち構えていた

 

アイバーン(バカな!! 右に逸れる可能性もあったというのに!!)

 

何故、左に逸れることがわかったのだ?

 

いや、わかる筈が無い

 

これはセンスだ

 

相手の動きを予測し、そこから一番 可能性が高いものを選択

 

瞬時に行動に入る………………………

 

圧倒的バトルセンス………………………………

 

アイバーン(この女、間違いなく天才だ)

 

なのは「ディバインセイバー!!!」

 

魔力刃で、アイバーンを切り裂こうとする………………………しかし

 

アイバーン「引力(アトラクション)!!」

 

引力を操り、レイジングハートを自らの手に引っ張る

 

なのは「!?」

 

急にレイジングハートが引っ張られる感覚に陥り、困惑する なのは

 

ガシッ

 

魔力刃が当たる前にレイジングハートを掴む アイバーン

 

アイバーン「残念だったな」

 

なのは「ううん、寧ろ大収穫だよ」

 

アイバーン「何?」

 

なのは「あなたの能力は引力を操るものだって確定したから」

 

そう、なのはは戦いながらアイバーンの能力を考えていたのだ

 

そして、今のアイバーンの行動により、能力が断定できたのだった

 

なのは「私のアクセルシューターを避けた時の動き………………………明らかに何かに引っ張られていた」

 

アイバーン「…………………………………………………………」

 

なのは「自分を引力で、何かに引っ張らせた……………………………違う?」

 

アイバーン「見事だな…………………………正直、貴様を見くびっていたよ、エース・オブ・エース」

 

なのは「あなたにも知られていたなんて、光栄だね」

 

アイバーン(コイツは本物だ………………………………明らかに今までの管理局員とは違う)

 

なのはは たび重なる戦闘なので、相手をよく観察し、能力を考察・分析する力が増した

 

カイト並みの天才的魔導師となったのだ

 

なのは「そして何より、あの避け方………………………質量を持たない魔力には使えない能力だね?」

 

アイバーン「……………………………………………………」

 

アイバーンは何も答えない

 

図星なのだ

 

なのは「あなたにとっては最悪の相性だよ? 私はね」

 

アイバーン「フン、笑わせるな…………………………接近戦で勝てると思ったか?」

 

アイバーンは、またもドスを懐から取り出す

 

アイバーン「死ね!!」

 

ドスをなのはの胸に突き刺そうとする

 

パシッ

 

アイバーン「ッ!!」

 

アイバーンのドスを持つ左腕を掴む なのは

 

なのは「これでも接近戦は苦手じゃないよ?」

 

アイバーン「貴様………………………本当に人間か?」

 

アイバーンは、なのはに若干 恐怖心を抱く

 

なのはがどれだけ遠距離での戦いが強いかは、最初のアレでわかった

 

しかし、どんな人間でも苦手な物はある

 

戦闘で言うなら、遠距離戦が得意な魔導師は、接近戦が苦手である

 

その逆もまた然り

 

接近戦用の技を持っていたとしても、やはり自分のペースに持ち込めないのが普通である

 

しかし、なのはまるで接近戦が得意分野と言わんばかりに、自分のペースに引き込もうとする

 

人間を疑われても仕方ないだろう

 

なのは「私は人間だよ! どっからどう見ても可愛い女の子だよ!」

 

アイバーン「…………………………………………………………」

 

なのは「ディバインシューター!!」

 

アイバーン「何!?」

 

なのは「魔力操作はお手の物!!」

 

レイジングハートを敵に握られていても、魔力弾を撃つ荒技

 

放たれた魔力弾はターンして戻って来る

 

そしてアイバーンを狙う

 

アイバーン「ええい!!」

 

アイバーンは躱そうとするが、なのはが許さない

 

アイバーンの左腕をがっしりと掴んでいる

 

アイバーン「はぁ!!!」

 

力で無理やり離させようとした瞬間、なのはから離し、アイバーンの腹に蹴りをお見舞いする

 

アイバーン「グッ!」

 

さらに魔力弾が一斉に襲い掛かって来る

 

アイバーン「ぐはぁぁぁ!!!!!!!」

 

反応出来ずに、躱すことが出来なかった アイバーン

 

全弾命中である

 

なのは「まだまだ!!!」

 

レイジングハート(カートリッジロード!!)

 

なのは「ディバインバスター!!!!!!」

 

ピンク色の閃光がアイバーンを包み込む

 

アイバーン「ぐわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

なのは「やったかな?」

 

レイジングハート(いえ、まだでしょう)

 

なのは「しぶとい………………………………」

 

アイバーン「おのれ………………………俺がここまで………………………」

 

シグナムを圧倒したアイバーンだが、今度は なのはに一方的にやられていいる

 

アイバーンは懐からジュエルゼロ1つだけ取り出す

 

アイバーン(本拠地がバレてジュエルシードを奪われてもいいように、持ってきていたが…………………………)

 

管理局に渡らないように1つだけ持ってきたようである

 

ジュエルシードを置いてある本拠地を襲撃されても全てのジュエルシードを奪われない為である

 

アイバーン(使うか……………………………………)

 

まさか、破片となったロストロギアを使う事になるとはな……………………

 

なのは「アレは!!!」

 

ジュエルシード!!!

 

なのは「何をするつもり!!」

 

アイバーン「ジュエルシードよ!!! 俺に力を!!!! 奴を倒せるだけの力をこの手に!!!」

 

ジュエルシードは青白く輝く

 

その光はアイバーンを包み込む

 

そして、光が収まると、

 

アイバーン「…………………さて、第二ラウンドだ」

 

なのはが付けた傷が回復しているアイバーンが立っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更なる力を得たアイバーン

 

なのはは勝てるのか?

 

次回、2人に近づく影……………果たして、味方か?それとも…………………

 

 

 

 


 
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