No.612144

北郷外史伝 飛将軍

ユウヤさん

羽生なのです
恋に関しては、まあ、恋だし普通にあり得るよね?
では本編どうぞ

2013-08-24 23:50:39 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:6887   閲覧ユーザー数:5149

  天水調練場

 

 一刀「・・・・・・・・・抜刀、幻龍閃」

 

 一刀の前にある丸太が綺麗に薪になる。

 

 北郷隊兵士A「お~、さすが隊長だ。見事な薪割りですな」

 

 北郷隊兵士B「おい、これは隊長の技だぞ?そんな表現ないんじゃないか?」

 

 北郷隊兵士C「分かっちゃいるが隊長が実演に薪割りしちゃうんだから仕方ないんじゃ・・・・」

 

 ???「――ちょうーーーーーー」

 

 一刀「??」

 

 ???「た~い~ちょ~~~~~~~~~」

 

 一刀「この声は・・・・・凪?」

 

 凪「隊長~~~~~~~~~~~!!」

 

 一刀「凪!!お前記憶がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 ずど~~~~~ん

 

 ・・・・・南無

 

 北郷隊兵士ABC「隊長の花が増えたのは良いがあれは生きていらっしゃるのか?」

 

 

 凪「も、申し訳ございません!!!!!!」

 

 一刀「はは、凪は元気だなぁ。沙和は?真桜は?」

 

 凪「いえ、私一人です。」

 

 一刀「ええ!」

 

 凪「二人には申し訳なかったのですが記憶を持っていたのが私だけだったので・・・・」

 

 一刀「そうか・・・」

 

 凪「それで道中同じ記憶持ちの流琉様に出会ったのです」

 

 一刀「え!?流琉も記憶を!!」

 

 凪「はい、風様に挨拶をした後一緒にこちらへ・・・・?あれ?」

 

 流琉「はぁ、はぁ、はぁ、凪さん、早いです・・・・」

 

 一刀「流琉!!」

 

 流琉「兄様!!」

 

 がし

 

 凪「あ、わ、私も・・・」

 

 ぎゅう

 

 一刀「凪、流琉、もう離れたりはしないよ。ずっと一緒だ。」

 

 二人「はい」

 

 二人は大粒の涙を流しながら一刀の胸の中で泣いた。

 

 桂花「・・・・感動の再会のとこ悪いけど、一刀玉座の間に来て頂戴。王朝から使者がきたわ。」

 

 一刀「あぁ分かった、凪、流琉行こうか。他のみんなは持ち場に戻ってくれ」

 

 北郷隊「は!」

 

 

  天水城玉座の間

 

 一刀「遅れてすいません。王朝からの使者の方ですね」

 

 ねね「遅いのです。使者を待たせるとは何事ですか。」

 

 一刀「申し訳ありません。」

 

 茉莉「な、何よあの態度(コソ」

 

 沙慈「しかたあるまい。王朝の使者とは総じて栄誉あるものだからな(コソ」

 

 璃々「ねねお姉ちゃん・・・・こうして見ると嫌な人だよ(コソ」

 

 恋「ちんきゅ、この人にも事情がある・・・・・こっちも連絡なしで来た」

 

 ねね「むぅ、呂布殿がそう言うなら仕方ないのです。感謝するのです。」

 

 一刀「は・・・・」

 

 ねね「では、皇帝陛下から勅を伝えるのです。呂布殿」

 

 恋「・・・」

 

 ねね「先の五胡の殲滅は大義であった。と申しているのです」

 

 恋「・・・・・」

 

 ねね「その功績を称え、漢陽郡の都尉に命ずる。と申してるのです」

 

 恋「・・・・・・(くぅ」

 

 ねね「それではこれで失礼する。と申しているのです。呂布殿、勅状を」

 

 恋「・・・・これ」

 

 一刀「風」

 

 風「はい~」

 

 一刀「都尉の任、謹んで承ります。」

 

 ねね「では、我らは急ぎますゆえ失礼するのです。」

 

 恋「・・・・・ご主人様、おなかすいた。」

 

 一刀以外全員「!?」

 

 一刀「うん、じゃあ街に繰り出して美味しいものでも食べようか?」

 

 恋「うん」

 

 沙慈「待て一刀!なぜ驚かん!?」

 

 一刀「え、だってひと眼見て『あぁ、これは覚えてるな』って思ったもん」

 

 沙慈「な・・・・・」

 

 璃々「・・・・恋お姉ちゃん?」

 

 恋「・・・?誰・・・・?・・・・・・・・・・・・・・・璃々?」

 

 璃々「うん」

 

 恋「おっきくなった・・・・・でもおかしい・・・・」

 

 璃々「色々あったの、だから深く考えないほうがいいよ?」

 

 恋「そうする・・・・・おなか減った」

 

 ねね「・・・・・・・・・ちょっ!待つのです。北郷一刀!貴様呂布殿に何したですか!!」

 

 恋「ちんきゅ、うるさい」

 

 ねね「なんですと~(泣」

 

 一刀「あ~説明してあげて。風、桂花」

 

 桂花「私まで巻き込むのね」

 

 一刀「ごめんね」

 

 桂花「良いわよ、もう」

 

 

 

 

 軍師格説明中

 

 

 

 

 ねね「そんなこと信じれる訳ないのです!妖術の類でも使ったに決まってるのです!どうせ五胡の軍を二千の兵で撃退したなんて出鱈目もいいとこなのです!!」

 

 風「おかたいですね~」

 

 桂花「私もそれを聞いた時は信じられなかったけどね・・・・」

 

 ねね「このような輩の居る所に長居は無用なのです!呂布殿帰りますぞ~・・・・呂布殿?」

 

 茉莉「お兄ぃと月ちゃんと深月姉ぇと四人でさっさと行っちゃったよ?」

 

 ねね「・・・・・」

 

 陳宮はわなわなと震えていた。そして

 

 ねね「この事はお上に報告するのです!怪しい妖術を使うものだったと!覚悟するのです!呂布殿~~~~~」

 

 風「う~ん、まぁ、大丈夫でしょう」

 

 桂花「どうして?」

 

 風「それはですね~・・・・今の漢王朝からは威厳なんて一切感じないからですよ~」

 

 桂花「なるほどね。ところで、あの噂聞いてる?」

 

 風「黄巾党の事ですね~」

 

 桂花「えぇ、大分多くなってるそうよ?こっちでも被害が出てきてるわ。洛陽の近くまで迫ってるって噂よ。」

 

 風「こっちで手いっぱいですからね。向こうには救援は出せませんよ~」

 

 桂花「そうなのよね・・・・出来れば張三姉妹は確保したかったのだけど・・・・」

 

 明命「その事で御報告があります。」

 

 風「調べがついたのですか?」

 

 明命「はい。現在張三姉妹は・・・・ここ漢陽に居るみたいなんです。」

 

 桂花、風「へ?」

 

あとがき

 

 三投目!!

 

 次回予告が台無しです。黄巾党が出てきたのは最後の最後

 

 恋に関しては上でも説明した通りこれが恋だと思うから。

 

 次回こそは黄巾党殲滅もとい張三姉妹説得です。

 

 記憶持ち作ろうか・・・・人和で・・・・他?考えられません!

 

 ではまた次回


 
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