第0章
第一話:何か、憑依した見たいです。
ある日、アルバイト先から穴場のおもちゃ屋に寄って家に帰える道の途中に落ちていた一枚の『チラシ』を拾った俺。
だが、突然……手に持っていた『チラシ』が光を放ち始める。
俺は声を出すことしか出来ず、為す術も無く光に包まれながら意識を失って仕舞った。
そして、次に目を覚ました俺は何故か病院のベットで横になって居た。
「・・・・・・・」
もし、これが「某アニメ」や「二次小説」とかならば此処で「知らない天井だ」っと言うべきなのだろうが生憎とそのネタは「もう、マンネリ気味だろうから言わないでおこう」っと思った俺であった。
「まあ、それはそれとして……此処は何処の病院だ?」
上半身を起こして窓の外を見れば、晴れ渡った青空で病室の時計を見れば午前11時を回った所の様であった。
おまけに、俺以外誰もいないので……どうすれば良いのかを腕を組みながら考える。
そして、思いついた。
「取り敢えず『ナースコール』で誰か呼ぶか」
そう「人が居ないなら、人を呼べばいいじゃない!?『いつ呼ぶの? 今でしょ!?』」という発想である。
・・・・・・ん?
ちょっと、待って・・・・・・
今なんか……俺以外の声が聞こえた気がするんだけど(;´д`)
主に、立木さんボイスで・・・・・・・(汗
そんな事がありつつも、『カチ!カチ!』っと備え付けられたボタンを押して看護師さんが来るのを俺が待っていると・・・・・
「……ッ…………」
……ん?
「……ッセー……!」
廊下から騒がしい声が聞こえて来た。
しかも何故か、嫌な予感がするんですけど・・・・・(;´д`)
その予感はすぐに的中した。
『ガラ!?』っと病室の扉が開いた瞬間・・・・・・・・。
「「一誠ーーーーーー!?」」
っと、大きな声で叫びながら入って来た二人の夫婦らしき人達。
「そんなに大きな声を出さなくても、聞こえるって!?」
俺は反射的にそう答えていた。
「一誠! 大丈夫か? 大丈夫なんだな?」
っと、男性が言い。
「一誠! 大丈夫なの? 大丈夫なのよね?」
っと、今度は女性が言う。
何というか、騒がしい人達だな~っと他人事の様に思う俺。
「もし、大丈夫で無かったら今頃こうして話なんて出来る訳無いだろ」
っと、俺がツッコミを言う。
それを聞いた二人は「ε=(・д・`*)ハァ…」っと安心した息を吐いた。
「良かった。 良かったな、母さん。 一誠が無事で、本当に良かった!?(´;ω;`)」
「ええ。 そうね、お父さん。 一誠が無事で本当に良かったわ~!?(´;ω;`)」
お互いに抱き合いながら、安心する二人を見ながら……俺は確信した。
この二人が誰なのかを・・・・。
そう・・・・・この二人は、俺が見たアニメ「ハイスクールD×D」の主人公である「兵藤一誠」の両親だと。
どうやら俺は、後に「乳龍帝」やら「おっぱいドラゴン」と呼ばれる事になる「ハイスクールD×D」の主人公である「兵藤一誠」に憑依してしまった様だ。
「通りで、声が自分が知っている声と違った訳だ」っと今更ながら気付く俺であった。
『……本当に今更だな』
おおう! また、声が聞こえた。( ゚д゚)ハッ!
ゲンチョウカ、ナニカカ?(棒読み)
―――――This story is to be continued。
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どうも、今晩は
劉邦柾棟です。
「ハイスクールD×D」二次の2話目です。
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