No.595218

真・恋姫†無双(仮)

junさん

連投します!
今回は目が覚めてからの話になります。
でわでわお楽しみくださいm(__)m

2013-07-07 02:45:00 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:798   閲覧ユーザー数:756

第零話

「…うっ。あれ?ここは?」

目が覚めたそこは先程の骨董品店ではなく薄暗い洞窟のような場所だった。まだボーッとする頭を振りながら起き上がる。辺りを見回して見るが広さもそんなになく、探しても何も見つかりそうにない。次に持ち物を見てみる。小さめのセカンドバックの中には財布と携帯電話、筆記用具等が入っている。特に無くなったものもない。なら、なぜ僕はこんなところに居るんだ?というよりも、ここは一体どこなんだろう。見た感じ小さめの横穴って感じだし、防空壕かな?

ようやく目が覚めてきたので現状を把握してみる。確か骨董品店で銅鏡を買おうとしてたら急に光だしてそのまま気を失って…

携帯電話を開いてみるが圏外になっている。とにかくここにいても仕方ないので外に出て誰かに電話してみるか。唯一の救いは持ち物が無くなっていないことだ。ケータイさえあれば連絡出来るし、地図も見れる。

出口に向かって歩く。中に入ってきている光に向かって歩きながらふと違和感を覚えた。確か、骨董品店に入ったのは昼過ぎ、そこで気を失ってからどれくらい経ったかわからないが流石に明るすぎないか?多分夕方くらいになってると思ってたんだけど。ケータイの画面で時計を確認しようとしたがどういうわけか時間が表示されない。故障かな?

違和感を覚えながらも外に出る。すると、そこには…

僕「えっ?」

広大な空と大地が広がっていた。周りにビルなんか一つもなく道路もない。空は鳥が飛んでいるだけで他には雲が漂うだけだった。

僕「ここ…どこ…?」

しばらくフリーズしていると遠くから人の声、というか叫び声のような怒号が聞こえた。ケンカかな?本来なら避けるところだけど今回は仕方ない。ここがどこなのか聞いてみよう。ケータイはまだ圏外みたいだし。

重い足取りで声のする方へ歩く。にしても、見たことのない景色だな~、ここって日本なのかな?こんな場所知らないけど、開拓されずにこれだけの土地があるとは思えないし。

考えながら声のする方へ向かう。少し歩くと足場が続いていなくて小さな崖の上に自分がいることを理解した。声はすぐ下から聞こえてくる。ここまで来るとうるさいな。一体何人でケンカしてるんだよ。そして、下を覗く。そこには、十人ほどの集団とそれを追いかける集団がいた。追いかけてる方はぱっと見ではわからないほどの人数だった。しかし、それよりも気になるのはそこにいた人達の服装と乗り物だ。

服装は離れてるからハッキリとはわからないけどどうも現代っぽくない。しかも、乗ってるのは馬である。乗馬の練習か?いや、後ろの集団が持ってるのは槍?剣を持ってるのもいるか?

さっきから混乱してばっかりだ。でもこの状況を見てると助けられることなら助けたいと思ってしまう。何か使えそうな物は…。

くそっ。石とかしかないか。なら…

崖を滑り降りダッシュする。距離は大体500メートルってところかな。それなら、ある程度近づいて、

「おぉーい!こっちだー!」

呼び掛ける。すると前方の集団の一人がこちらに気付き進路を変えた。よし、このまま…って。えっ?

本日三度目の驚き。こちらに向かってきたのはやはり馬で蹄の音を響かせながら走っている。それよりも、馬に乗っている人物。さっきは遠くてよくわからなかったけど服装がおかしい。見たことのない服、というか鎧のようなものを着ていた。

(不信感MAXなんだけど…どうしよう…逃げよっかな~…)

なんて考えてる間に馬に乗っていた人に抱えあげられそのままその人の後ろに座らせられる。

馬に乗ってる人「こんなとこにいると危ないだろ!」

声からして女の人らしい。しかも案外小柄である。

女「ちくしょ~、どこまで追ってくるんだよあいつら」

やはり逃げてたのか。仕方ない、服装とか色々ツッコミたいけど我慢して助けるとしよう。

僕「とりあえず、あの竹林に行ってください。どこか登れる場所があると思うので」

女「なんでさ?っつーかあんた名前は?」

僕「とにかく行ってください。話はその後で」

チッ。と舌打ちしながらも従ってくれた。

ここから僕の忘れられない戦いの日々が幕を開けた。

どうも作者です(^^)/

連投しました~(笑)

まだまだ未熟な文章ですが楽しんで頂けたら幸いです(^^)

近いうちにまた投稿しようと思います(^^;

でわでわ作者でした(^^)/


 
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