No.581123

リリカルなのは 物語を守る者と壊す者

二百式さん

リリなのの方を更新します。

プレシアさんのキャラが違う&結構ご都合主義とgdgdになってます。

文才が欲しいです。

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2013-05-28 22:49:40 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1548   閲覧ユーザー数:1468

 14話「親と子の思い」

 

 

 さて、今俺はフェイトに同行そて、プレシアの居る時の楽園に来た。一哉にも座標を教えておいたからもうすぐ来るだろう。

 

 

 「海斗、私は母さんに会いに行くからここで待ってて?」

 

 

 「え?俺も一度フェイトの母親に会ってみたいんだけど・・・」

 

 

 俺の言葉にアルフが反論する。

 

 

 「やめといたほうがいいよカイト。あんな奴に会うだなんて!!」

 

 

 「どうしてだ?」

 

 

 「どうしても何も、あんな奴にあったって何の意味もないよ!」

 

 

 アルフは相当プレシアが嫌いのようだな。まぁ原作も同じ感じだったから気にしてないが。

 

 

 「アルフ、母さんの事を悪く言わないで。私がちゃんとできないから・・・それで。」

 

 

 「違う!!フェイトはちゃんとやってるよ!!」

 

 

 フェイトが呟くがアルフが即座に否定する、そんな言い合いの平行線を辿っていると。

 

 

 

 (カイ、着いたぞ。ナハトの姿で居るから敵にも感知されていない。俺はどうすれば良い?)

 

 

 っと、一哉が来たようだ。

 

 

 (んじゃあ、今から俺達はプレシアのところに行くから、お前も俺の魔力を辿ってきてくれ。

 

プレシアと二人になったときに話をするから。)

 

 

 (了解したが、面倒な位に広いな・・・・)

 

 

 (そこはほら、頑張ってくれ!!)

 

 

 (・・・・はぁ。)

 

 

 ため息つかれた。まぁとにかく・・・・

 

 

 (んじゃ、頼むぜ!)

 

 

 (あぁ)

 

 

 一哉との念話を終え、フェイト達に言う。

 

 

 「やっぱり俺も母親に会うよ。フェイトに協力してるって言えば何とかなるだろ。」

 

 

 「ちょ!?カイト、人の話を聞いていたのかい?」

 

 

 アルフが驚いた感じで俺の方を向いてくる。良いじゃん、別に

 

 

 「俺もフェイトの母親と話がしたいんだ、だから頼む!!フェイト」

 

 

 俺はフェイトに向かって頭を下げる。

 

 

 「か、海斗!?そんな頭を下げなくても良いよ!!」

 

 

 慌ててフェイトが俺に言ってくる。

 

 

 「ならいいだろ?」

 

 

 

 「はぁ、分かったよ。一緒に行こう。」

 

 

 フェイトが折れた。

 

 

 「うし、んじゃ早速行くか!!」

 

 

 「うん。」

 

 

 俺とフェイトはプレシアのいる部屋に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 「フェイトです。母さん。」

 

 

 フェイトがプレシアの部屋に入り俺も一緒に入る。

 

 

 「フェイト、何でここにいるの?それとそこの男は誰?」

 

 

 プレシアがフェイトに向かって言う。

 

 

 「貴方がプレシアさんですか?俺は音無海斗、フェイトに協力してる魔導師です。」

 

 

 とりあえず無難な挨拶をしておく。

 

 

 

 「とりあえず、フェイト。ジュエルシードは集めたの?」

 

 

 「あの、その、少し。」

 

 

 フェイトが怯えた感じでプレシアに答える。これは・・・・・

 

 

 「少し?なら何故貴方はここにいるの?お母さんは悲しいわ、少ししつけが足りないようね。」

 

 

 プレシアはそう言うと鞭を取り出しフェイトに向かって鞭を飛ばす・・・・が

 

 

 

 「!?」

 

 

 「おっと、フェイトは頑張ってんだぜ?褒めらても、怒られることは無いだろ。」

 

 

 俺はBDになりシールドで防ぐ、

 

 

 「貴方、何のつもり?」

 

 

 「言ったろ?フェイトを怒るのは筋違いだってな。」

 

 

 俺とプレシアがにらみ合う。

 

 

 「フェイト、お母さんの為にこれからも頑張りなさい。それと、少しこの子と話があるから先に戻ってなさい」

 

 

 「でも、」

 

 

 「いいんだ、フェイト。俺も話したいことがあったからな。先に戻ってくれ。」

 

 

 「・・・分かったよ。」

 

 

 フェイトが部屋から出て行く・・・・・さて、

 

 

 「覚悟は出来ているでしょうね?私の計画を邪魔してくれて。」

 

 

 プレシアが俺を睨むが。

 

 

 「その計画ってのは、アリシアのことか?」

 

 

 「!!!?貴方!!何処でそれを・・・・」

 

 

 「さぁ、話す気もない。にしても、フェイトもかわいそうに、母親がこんなんじゃなぁ」

 

 

 「あんな人形は私の子供じゃない!!私の子供はアリシアだけよ!!」

 

 

 プレシアが誘導弾を撃って来る。流石大魔導師と言うだけある、かなりの量だ。

 

俺はそれを避けながら喋る。

 

 

 「あんただって本当は分かってるんだろ?アリシアはアリシア、フェイトはフェイトだ」

 

 

 「・・・・・れ。」

 

 

 

 「それなのに、アンタはフェイトをアリシアとして見ていた。だけど違った。」

 

 

 「黙れ・・・・」

 

 

 「だからフェイトを使ってアリシアを復活させようとした。違うか?」

 

 

 「黙れぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

 

 

 大量の誘導弾が俺に向かって飛んでくる。・・・・だが!!

 

 

 「EXAM,起動!!」

 

 

 『EXAMシステム、スタンバイ』

 

 

 俺はEXAMを発動させて誘導弾を避け、プレシアノ懐に入ると。

 

 

 「何でアイツの気持ちに気付かねぇんだよ!!!」

 

 

 思いっきりぶん殴った。殴られたプレシアは防御する暇も無く吹っ飛ぶ。

 

 

 「アイツが人形だ?ふざけんな!!確かにアリシアは死んじまった。だけどアリシアが望んでいたものは何だ!!自分が生き返ることか?違うだろう!!」

 

 

 「・・・・ッ!?!?!?」

 

 

 俺の言葉にプレシアは驚いた顔になる。

 

 

 「アリシアが望んだものを思い出せ!!」

 

 

 「・・・・・アリ・・・・シア・・・」

 

 

 

 ・・・・お母さん、私ね・・・・妹が欲しい。

 

 

 ・・・・・・本当!!・・・・・約束だよ?

 

 

 ・・・・・・・・・・・お母さん・・・・・・

 

 

 

 

 「・・・・貴方に何がわかるの!!他人の癖に!!他人の貴方に・・・・・ゴホッ・・ガハッ」

 

 

 プレシアがひざ立ちになり咳き込むと、床に血が飛ぶ。

 

 

 「おいおい、大丈夫かよ!!そんなに強く殴ったつもりは無かったんだが」

 

 

 俺は慌ててプレシアノ元に行き体を支える。

 

 

 「ゴホッ、ゴホッ・・・・何故助けるの?さっきまで・・・」

 

 

 「さっきも言ったけど、アンタはもう気付いてるはずだ、アリシアの代わりなどいないって、あの子はフェイト・テスタロッサなんだって。」

 

 

 プレシアを壁際に座らせ、俺は喋る。

 

 

 「アンタがフェイトにやってきた事は確かに許せない。けど、フェイトはあんたの事を母だと思ってる。」

 

 

 「・・・・・・・・」

 

 

 プレシアは答えない。

 

 

 「そして、アンタはアリシアの願いを叶えたじゃないか。フェイトって言う妹を」

 

 

 「私は・・・・唯アリシアと幸せに暮らしたかった。」

 

 

 プレシアが喋る。

 

 

 「アリシアが死んだ時、私はアリシアの蘇生にしか興味が無くなった。最初はフェイトを造り、フェイトをアリシアの代わりとして見ていたけどアリシアじゃなかった。だからフェイトにジュエルシードを集めてアルハザードに行ってアリシアを蘇生させる。それだけで良かったのに・・・・」

 

 

 俺はプレシアが喋っているのを静かに聞く。

 

 

 「本当は判ってたのよ、フェイトはアリシアじゃないって。でももう戻れなかった・・・・・なんとしてもアルハザードにいくことばかり考えていた。私は・・・・・間違ってたの?」

 

 

 

 「嫌、まだ戻れるさ。」

 

 

 俺が呟くとプレシアは俺を見上げる。

 

 

 「今からでも遅くない、フェイトとやり直せるさ。」

 

 

 「無理よ。今までしてきた事を思い出すととてもじゃないけどやり直せないわ。」

 

 

 「簡単さ、今までごめんなさいって言うだけだ。フェイトはあんたが思ってるほどあんたを嫌っちゃいない。むしろあんたが好きだからアンタの頼みを聞いているんだ。言ってたぜ?『母さんの為に、私は戦う』・・・ってな」。

 

 

 俺が言うとプレシアは涙を流し始める。

 

 

 「フェイ・・・ト・・・」

 

 

 「後はアンタが変わればいいんだ、」

 

 

 「えぇ、そうね・・・・・ゴホッ!!」

 

 

 再びプレシアが咳き込む、少しまずいな・・・・

 

 

 「大丈夫か?」

 

 

 「ゴホッ、私はもう長くない。病魔が私を蝕んでるのが判る。ゴホゴホッ」

 

 

 咳き込むたびに血が飛ぶ。どうする・・・・・・そこに

 

 

 

 (カイ、着いたぞ、ステルスを解除していいか?)

 

 

 一哉の念話が聞こえた。

 

 

 (ナイスタイミング!!すぐに手伝ってくれ!!)

 

 

 俺はすぐに一哉を呼ぶ・・・すると入り口の近くが歪み始めイフリートナハトの姿をした一哉が居た。

 

 

 「・・・彼は?・・・」

 

 

 「俺の仲間だ、一哉すぐに手伝ってくれ。このままじゃ厳しい!!」

 

 

 「俺はどうすればいいんだ?」

 

 

 「とりあえず、プレシアさんを支えてくれ、オラクル、行けるか?」

 

 

 『問題はありません、いけますよマスター』

 

 

 「よし、プレシアさん、今からこれを使ってあんたを治す。」

 

 

 俺はオラクルに入れてあったジュエルシードを取り出す。

 

 

 「ジュエルシード、俺の願いを叶えろ!!プレシアさんの体を治せ!!」

 

 

 するとジュエルシードが輝き始めて部屋が光に包まれる・・・・

 

 

 光が収まると

 

 

 「・・・・・どうなった?」

 

 

 一哉がプレシアさんに聞くと。

 

 

 「驚いたわ、胸のつっかえが取れて体が軽い。今までどんな事をしても無駄だったのに・・・」

 

 

 自分の体が治った事を信じられない感じで呟くプレシアさん。まぁ不治の病だったしね、にしてもジュエルシード凄えー。

 

 

 「これでアンタは死なない。後はアンタが変わる番だ。」

 

 

 「えぇ、そうね」

 

 

 プレシアさんが頷く。後はアリシアだな。

 

 

 「カイ、アリシアの事だが、何とかなるかもしれん。」

 

 

 一哉が呟く。

 

 

 「「なんだって!?(なんですって!?)」」

 

 

 俺とプレシアさんが叫びながら一哉の方を向く、一哉は驚いて少し後ろに下がったが。

 

 

 「アイツに聞いてみたら許可が出た。但し残りのジュエルシードと引き換えにと言われたが、俺達で何とかなるだろう。問題はなのはの持っている奴と管理局の奴等だ。」

 

 

 一哉の言うアイツとはタナトスの事だろう。なんにせよ残りのジュエルシードと引き換えか。

 

 

 「なら俺たちは前と同じようにジュエルシードを集めるか。」

 

 

 「ある程度集まったら決闘と言ってなのはとフェイトが戦って勝った方にジュエルシードを渡せばいい。

 

その後の事はいずれ考えよう。」

 

 

 「本当に・・・・アリシアは生き返るの?・・・・」

 

 

 プレシアさんが不安そうに聞いてくる。

 

 

 「大丈夫です。俺達を信じてください。」

 

 

 「まぁ、あいつの事だ。嘘は言わないと思う」

 

 

 俺たちはそんな不安を吹き飛ばすように言う。

 

 

 「あぁ、アリシア・・・・・・ありがとう。」

 

 

 「喜ぶのはまだ早い、とりあえず、今後の事を決めよう。」

 

 

 「あぁ、そうだな。」

 

 

 「それなら、私も協力するわ。後、考えがあるんだけど。」

 

 

 

 こうして俺たちはアリシアを生き返らせるために入念に話し合いをした・・・・・因みに俺がフェイトのマンションに戻ったのは話し合いから4時間後だった。

 

 フェイトに怒られてアルフには心配された、一哉のほうも同じ感じだったらしい。

 

 

 失敗は許されない。必ずアリシアを生き返らせるさ・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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