第一話 「IS学園」
キリヤ「それにしても。此処広過ぎないか? ここまで広くする必要ないのにな。」
一哉「どうでもいいな、俺は。」
学園を歩く男二人、キリヤと一哉である。
あの後のことを簡単に説明すると・・・・
二人が目覚める、千冬&山田先生登場、お互い自己紹介、二人の叙情聴取開始、200年前の人間だと言う事が判明、二人が説明、ISを使えるのでこのまま放置は拙い、IS学園に入学・・・・以上。
因みに入学試験は二人共試験管を瞬殺したため余裕で合格である。
そして今二人は職員室に向かって歩いている最中である。
一哉「大体、何が悲しくてもう一度こんな服を着なきゃならん・・・・俺達はもう25だぞ。」
愚痴を言いながら肩を落とす一哉。
キリヤ「まぁ、管理局を知らない人間に魔法の事を話しても信じてもらえんだろ。千冬達には信じてもらえたが、他かりゃ見れば俺達のはISだ、つまりここに居るしか選択肢はないだろ。」
落ち着けるようにキリヤが呟く、そうこうしてるうちに職員室に着いたので。
キリヤ「ちゃーす、千冬いるー?」
一哉「邪魔するぞ。」
二人して職員室に入ると同時に出席簿が飛んできたので。
「「よっと・・・(・・・・・・・)」」 パシッ!!
その出席簿を片手で受け止める。
千冬「貴様ら、初日に遅刻とはいい度胸だ。」
千冬が物凄い勢いで起こっているのがわかる。後ろに居る山田先生はもう涙目だ。
キリヤ「この学園が広過ぎるんだよ。」
千冬「・・・・・まぁいい、これからお前達の教室に行く。私が担任、山田先生が副担任だ。」
真耶「よろしくおねがいしますね、キリヤさん、一哉さん。」
キリヤ・一哉「「よろしくー(あぁ)」」
・・・・・・移動中・・・・・・
最初に山田先生が入って自己紹介をしている。俺達は廊下で呼ばれるまで待機だ。
すると・・・・・
「織斑一夏です。」
千冬の弟の一夏が自己紹介をしている。一夏の事は入学前に千冬から聞いている。
「以上です・」
ガッシャーーーーン!!
盛大こける音が聞こえる、隣で一哉が「はぁ、やれやれ」っと呟いている。
すると千冬が教室に入っていくと。
「げぇ!?関羽!?」
「誰が三国志の英雄だ!」
姉弟で漫才をしていた。
その後千冬への歓声が凄いが千冬の一声で静まる。スゲェ。
キリヤ「なんか、面白くなりそうだな、」
一哉「面倒は嫌いなんだがな。」
「それでは、入ってきてください!!」
真耶の声を聞き俺達は教室に入った
一夏SIDE
俺の名前は織斑一夏、ISに触れちまったせいでIS学園に入学する事になったんだが、
(ここは、地獄だ!!)
周りを見ても女、女、女男は俺しか居ないので正直居場所がなかった。
考え事してる内に俺の紹介になったが名前を言って終わらせたらクラス中が転びその後に千冬姉に殴られた。
でも、そんな事はどうでもいい。今俺は驚き過ぎて何も言えなかった。
なぜなら、教室に入ってきたのが・・・・二人の男だったのだから。
一夏SIDEOUT
俺達が教室に入るとクラス中の視線を感じる。まぁ当然だな。何たって女しか扱えないIS学園に一夏以外の男が居るのだから。
真耶「それでは、キリヤさん、一哉さん。自己紹介をお願いします。」
真耶がそう言ってきたので俺達は目で会話して、
キリヤ「キリヤ・タカナシだ、趣味は体を動かす事と機械弄りかな。一年間よろしく頼むわ」
一哉「榊一哉だ、まぁよろしく頼む。」
紹介が終わると同時に。
「「「「「「「「き・・・・・・」」」」」」」
あっ、これ耳塞いだ方がいいな・・・・
「「「「「「「「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」」」」」」」」
・・・・うん、女ってスゲぇわ・・・・・あっ一夏も耳塞いでるな。
「織斑君以外の男」
「しかも二人とも凄いイケメン!!」
「さわやかな感じが素敵!!」
「もう一人はクール系で良い!!」
「お母さん。生んでくれて有難う!!」
色々とカオスになってる。こうゆう時は無視が一番だな。
千冬「静かにしろお前達!!これ以上喋るとグラウンド10週だ!!」
・・・・シーーーーーーン・・・・・
千冬の一声で静かになる教室。流石・・・
「まぁいい、タカナシは窓際の一番後ろ。榊はその前が席だ。早く座れ。」
「りょうかーい」
「わかった」
俺達は指定された席に座る。
さて、どうなる事やら・・・・・・・
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更新できました。
久しぶりなのでgdgd&短いです。
コメ、アドバイスお待ちしてます