ドッジボール対決が有ってから一週間程が経った
現在中等部は異様な空気に包まれていた
…………………………………………………2-Aを除いてだが
『なあ、最近の雰囲気は何なんだ?やけに空気が重いと言うか、何と言うか………まるで戦場みたいだぞ?』
エヴァ「………まあ、強いて言うなら間違っては居まい。学生衆にとってはある意味で戦場と同じだ………いや、言い方を変えるなら戦場以上かも知れんな」
現在俺はキティ・茶々丸と共に屋上でダラダラしている
まぁ所謂サボりだ。時間的に(屋上に来たのは2時間眼の終わり)
『しかし茶々丸の作る飯は美味いな』
茶々丸「恐縮です」
エヴァ「そう言うキラも案外料理上手じゃないか」
『まあ詠春・木之葉・アル・ゼクトの四人に散々仕込まれたからな』
エヴァ「成程」
今は昼飯時なので弁当を食べている
三人称Side:始
ネギ「でも本当に絡繰さんって料理お上手ですね!! あ、キラさん、唐揚げもう一個ください!」
明日菜「ホント、ホント♪ 木乃香も料理上手いけど、茶々丸さんも凄いわね~」
木乃香「嫌やわ~明日菜~♪ 褒めたって何も出ぇへんよ~」
古菲「オォ、ネギ坊主の言う唐揚げも美味しいアルよ♪ キラ、自分で作ったアルか?」
楓「ぬぅ、この出汁巻き卵もヤバ美味でござる♪」
真名「私は甘い卵焼きの方が好きだね。あ、このハンバーグ美味いな」
祐奈「ホント、美味しいね。私はエビフライが気に入ったよ♪」
亜子「あ、ホンマや。アキラは何が気に入ったん?ウチは春巻きや」
アキラ「私は生姜焼きが好きかな」
まき絵「どれもおいしーよ!」
のどか「鮭の煮つけも美味しーですー」
夕映「む、この焼き魚はなかなかです」
ハルナ「あ、このベーコン美味しい」
………何時の間に湧いて出たのだろうか?
知らない内にキラとエヴァと茶々丸の周りには人だかりが出来ていた
エヴァ「………オイ、いつの間に湧いて出た貴様ら」
『てか、古&長瀬!! 何を人の弁当のモン勝手に食ってんだ!?』
にしてもいつの間にか賑やかになったものだ。元々キラもエヴァも自分から人の輪を外れていくからな。
だが………2-Aと言うこのクラスの者達はそんな事などお構いなしにキラに話しかける。知り合いがいるという理由もあるのだが。単にテストケースとは言え、女子クラスに居る男子が珍しいと言うのもある
学園長の近衛近右衛門がキラをこのクラスに居れたのにも訳が有る。キラは先ほど挙げた人物以外とは話し掛けられれば対応するし、知り合い(2-Aでは相坂さよ・明石祐奈・近衛木乃香・桜咲刹那・龍宮真名・長谷川千雨・エヴァンジェリン.A.K.マクダウェル・ザジ・レイニーディの八人。明日菜は相手方に記憶が無いのでその他の人物たちに振舞うのと同じように振る舞っている)が一緒に居れば同じような対応をする。だが必要以上に関わろうとしない。無論、前回のドッジボール対決のような場合は別だが
実を言うとキラはアリカ元王女に自身の罪を着せたメガロの老害共を粛清して数年後、何度も人間の汚さを見せつけられて重度の人間不信に陥り、
その時は
当時の状態に再び陥るとも分からないので。その事を心配したガトウ・タカミチ・詠春・アルビレオ・木之葉・クルト・ゼクト達が近右衛門に頼み、近右衛門も恩人の為ならばと2-Aに編入させたのだ
2-Aに入れた理由はキラの知り合いが多く、人間の信頼を取り戻すのに最適だと考えたからだ(作者からすれば原作に絡ませるためだが)。それに2―Aには図らずともキラと同じような境遇の者やキラの悲しみを理解している者達(刹那・真名・エヴァ・超・千雨等)も居る、余程の事が無い限り再発する危険はない
過去話はさて置き
『あれ?なんか弁当のおかずが減ってるような。まぁいいか』
そんな騒ぎの中、昼休みの終わりを告げる鐘が鳴る。良くも悪くも2-Aらしい光景のまま、教室へと戻るキラ達であった
そして消えた弁当のおかずはと言うと………………
???「む、まだ追いふけまふぇんか。ふぃかふぃキラふぁんの作るものふぁおいふぃいでふね」
物陰で口をもごもご動かしている竹刀袋を持ったサイドポニーの人物が居た
三人称Side:了
ネギSide:始
5時限めの授業が終わり、僕は学園長室に呼び出された
呼び出された理由は教育実習生として此処に赴任する期日が迫り、4月から正式な教員として採用出来るかをテストする為の課題を渡す為らしい
「(あわわっ!?今頃に課題が出るなんて聞いてなかったよー!?た、たた、大変だーっ
コレをクリアしないと正式な先生にも、
悪のドラゴン退治!?攻撃魔法200個習得!?
…………ど、どんな課題なんだろう………………?)」
僕は恐る恐る手紙を開いた
其処には―――
ねぎ君へ
次の期末試験で、
二-Aが最下位脱出出来たら
正式な先生にしてあげる。
麻帆良学園学園長 近衛近右衛門
と達筆で書かれていた
ネギ「(なっ…………期末で最下位脱出!?)」
ネギSide:了
この時、キラを始め、魔法に着いて知っている2-Aのクラスメイト達は嫌な予感がしたらしい
後書き劇場
『俺が麻帆良で生徒する理由とか過去とか勢いで書いてんじゃねーよ!!!ユ・ラリ・ユラユラ・ユラ・ユラリ
作者「アババババババババババババババババババババババババババババ」
シュ~~っと音を立てて倒れる作者
『勢いで書いた罰だ』
作者「いや、君の過去とかは前々から考えてたんだけど、俺の文才が無いせいで説明だけに成っちゃんだよ」
『(復活早ぇ~な~)それでもアレは無いだろ』
作者「いや~そうでもいないと理由が説明しきれないから。ッと此処で時間切れのようだ。では
『(逃げたな、まあいい)
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第二十二話