IS学園、アリーナ。
そこで仁鬼VSガタック、龍騎VSサソードの戦いが始まった。
『ハァ!』
『フッ!』
サソードはサソードヤイバーを振るい、龍騎を斬り付けようとするが龍騎が召喚したドラグセイバーで防がれる。
『はあぁ!』
『キャアア!』
龍騎はサソードの隙を突き、キックを叩き込む。
サソードは一旦、距離を取ると怒りを見せた。
『くそっ!あんたやガンダム持ちは全員殺す!さっさと…』
すると、いきなりサソードの後ろからワーム・サナギ体が飛ばされ、それがサソードに直撃した。
『きゃぁ!?』
『今のは一体…』
一方、仁鬼はガタックと戦っていたがなんとガタックがワーム・サナギ体を呼び出すとそれを仁鬼にぶつけていく。
『行け!』
『オラァァァァ!』
しかし、仁鬼は音叉剣を振るい、サナギ体を倒していく。
『おいおい、ライダーとワームと手を組むなんて、戦士の誇りすらも失ったんのか?』
『黙れ!!くそ…キャストオフ!』
『Cast Off』
電子音の後、ガタックの身体の一部パーツが飛び、ライダーフォームに変身した。
『Change Stag Beetle』
『(よし、このままクロックアップで…)クロックアップ!』
『Clock Up』
ガタックは両肩に装備してある一対の曲剣・ガタックダブルカリバーも持つとクロックアップした。
(フフフ、これなら奴も反応できない…死ね、神崎ジンヤ!!)
『そこだっ!!』
『ぐわぁぁぁぁ?!』
クロックアップ状態で仁鬼を攻撃しようとするガタックだったが音叉剣での一閃をくらい、クロックアップ状態が解除された。
『ば、バカな…私の場所が分かっただと…』
『気になるか?僕はこの道10年のベテランだ!』
『(今だ…!)かかれ!!』
ガタックがそう叫ぶと、何処からかライオトルーパー達が現れて、仁鬼の身体を掴み動きを封じた。
『なっ!伏兵だと…』
『死ね!』
『ぐわぁぁぁぁぁ!!』
するとガタックがガタックダブルカリバーで仁鬼を切り裂いていく。
『ジンヤ!!』
『あんたはアイツと一緒に死ぬのよ!!』
龍騎が仁鬼の助けに入ろうとするがサソードに妨害された。
『いい気だな…しかし、さっきのワームは役立たずの虫けらだったな』
その言葉に仁鬼が反応した。
『さっきのワームは仲間じゃなかったのかよ?!』
すると、ガタックは鼻で笑って言った。
『フン、笑わせてくれるな。弱い者など仲間とは呼ばん、仲間は強くて役に立つ者だ!』
ガタックはそう言うと、ダメージを受けて膝を突いている仁鬼の頭を踏みつけた。
『ムカつくぜ…』
『ん?なんか言ったか?』
『お前みたいなのが、一番ムカつくぜぇぇぇぇ!!』
そう叫ぶと、身体を押さえているライオトルーパーをガタックに投げつけた。
『ぐわぁ!?』
そのまま、ライオトルーパーがガタックの上に倒れこんだ。
『邪魔だ、どけ!役立たず!!』
『コロコロ手のひら返すような奴が!仲間の価値を語っているんじゃねぇ!!』
『ひぃ!!』
ガタックは仁鬼の怒りに圧倒されて、恐怖した。
『きゃぁ!!』
更にサソードがガタックと同じ場所に吹き飛ばされた。
そして、仁鬼の所に龍騎が来た。
『ジンヤ、大丈夫?』
『まあな、2対2と行くか!』
すると、仁鬼が音叉剣を天に掲げると円を切るように振った。
そして、仁鬼の身体が光りだした。
『な、なんだその姿は!!』
『何者よ!』
ガタック、サソードは仁鬼のもう1つの姿に驚愕した。
『ジンヤ、その姿は…』
『ああ、自己紹介はまだだったな…古来より陰我、ホラーと戦う戦士の1人、音撃騎士・狼鬼だ!』
そう言うと、狼鬼は魔導炎ロンを取り出した。
『久しぶりにメラッと行くぜ!』
そして、音叉剣、龍騎のドラグセイバーに炎を宿す烈火炎葬の状態になった。
『くそっ!こうなったら、一気に行くぞ!!』
『ライオトルーパー共は先陣をきりなさい!』
『『『はっ!』』』
そう言うと、全員が突撃した。
『行くぞ、芽衣!』
『行くよ、ジンヤ!』
2人は炎を宿った剣を振った。
『『烈火龍装!!』』
2人は炎の斬撃をサソード、ガタック、ライオトルーパー達に叩き込んだ。
『ぐわぁぁぁぁ!』
『ば、バカなぁぁぁぁぁ!』
『『『うわぁぁぁぁぁ!!』』』
烈火龍装をくらい、ライオトルーパーは消滅し、ガタック、サソードは変身が解除された。
そして、2人は変身を解除した。
「やっと、終わったな…」
「うん、本当に疲れたよ…」
『芽衣!』
2人はシャル達の方を見ると、相変わらずプニプニしたバリアみたいな中に居た。
「まだ、解けないのか?」
『ああ、このプニプニ感も飽きてきたな…』
「どうすれば解除できるかな?」
すると、シャナがあることに気づいた。
『ジンヤ、後ろ!!』
「え」
ドスッ!
突如、ジンヤの胸から刃が出現していた。
いや、後ろから刺されたのだ。
『いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
莉乃が叫んだ。
ジンヤを刺したのはエミリーと篠ノ之だった。
2人の目は不自然に紫色がかかっていた。
「バカめ…私達の身体にはスコルピオワームの毒を改良した物を注入しているのだ」
「しかも、その剣には毒が塗っているんだ」
しかし、ジンヤは平然としていた。
「戦士の誇りも失ったのか?ガキ共」
そう言うと、ジンヤは2人を殴り飛ばした。
その後、剣を引き抜いた。
その光景を見た全員が驚愕した。
「き、きさまは…一体…」
「あんた、まさか…」
「お前らの考えている通りだ、こっちは人間やめて10年のベテランだ」
そこまで言うと、ジンヤは芽衣に言った。
「なあ、芽衣。あんな奴等でもクリスさんは生かせと言うかな…」
その言葉に芽衣は少し悩んで言った。
「クリスさんなら言うと思うよ」
「そうか…」
そして、ジンヤは2人に言った。
「よく聞け!お前等は殺さんが一思いに死んだほうが良いほどボコボコにしてやる!!」
そして、第2ラウンドが開始した。
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どうもリアルが忙しくてすいません…
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