No.520904

魔法少女リリカルなのは DevilStrikerS ーファントム襲来ー

DevilStrikerさん

三十六話目です。

2012-12-21 01:02:17 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1376   閲覧ユーザー数:1360

ファントムは今、魔界門の前にいた。そして後ろには数匹のギガビートを従えている。

 

 

 

「久し振りだなぁ、人間界はよ。久し振りに腕が鳴るぜ」

 

そう言ってファントムは魔界門を通っていった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くそっ!あいつ等一体どれだけいるんだよ!!」

 

悪魔達のあまりの多さに苛立つヴィータ。

 

「やはり、元を叩かなければどうにもならないらしいな…」

 

冷静に状況分析をするシグナム。

 

「みんな!なるべく魔力を多く使う魔法は控えるんや!!」

 

はやては皆に指示を出していた。

 

「援軍が来るまで後五分…みんな、頑張ろう!!」

 

「「「はい!!」」」

 

そんな中、天は残酷にも

[あちら]に味方する…

 

〈〈警告…テメンニグルより、巨大な魔力反応を察知。こちらに落下してきます〉〉

 

「「「え?」」」

 

いきなりな事に困惑するなのは達。

すると…

 

 

 

 

――ズドオオオン…――

 

 

 

 

何かが地面に落下してきた。

 

「グハハハハ!なかなか骨のありそうな奴らじゃねえか!儂が相手してやろう!!」

 

それはファントムだった…そして更に上から

 

 

 

 

――キシャアアア!!――

 

 

 

 

数匹のギガビートが飛来してきた。

 

「不味い…あっちの援軍か」

 

「これは不味い状況だね…」

 

「それにあの悪魔…かなり強いよ!」

 

「確かあれはファントムだったな。これは不味いぞ……」

 

「その上、ギガビートもいます!それもたくさん!」

 

「援軍はまだなの!?」

 

焦るなのは達。

そんななのは達を余所に、ファントムは戦闘体制に入る。

 

「さあ、始めようぜ!どちらかが壊れるまでよぅ!!」

 

ファントムが雄叫びをあげる。

 

 

 

 

――ジュウウゥゥ…――

 

 

 

 

その際に周りの大地が焼けた。

 

「くっ!フォワードはギガビートの殲滅を!隊長達はファントムを相手するんや!私は雑魚共を一掃する!!」

 

「! はやて、無茶だ!あんな数の悪魔を相手にするなんて!!」

 

「いくらはやてちゃんでも無茶だよ!!私もやる!」

 

はやての指示に反対するなのは達。だがはやては退かない。

 

「これは部隊長命令や!!ええか!私達は人々を守る使命がある!誰一人として死なせたらあかん!!今あいつ等をここで止めとかんと大変な事になるんや!…だから指示に従ってえな!!」

 

はやての決意に言葉を失うなのは達。

 

「そろそろいいか!?」

 

するとファントムが待ちきれないと言わんばかりに叫ぶ。そしてまた、周りの大地が燃える…というよりもう溶けてきている。

 

「う…わかった。はやて!死なないでよ!!」

 

仕方無く指示に従うなのは達。

 

「うん!ありがとうなみんな!」

 

はやては皆に感謝しながら、下級悪魔達を殲滅するため詠唱を始めた。 なのは達も行動を開始する。

 

「みんな、はやて部隊長が頑張ってくれている内に…私達は私達でやるべき事をやろう!!」

 

「「「了解!!」」」

 

「グハハハハ!数が減ったがまあいい。さあ、いくぞ!!人間共!!」

 

こうして、はやてを抜いた隊長達はファントムと、フォワードはギガビートの軍勢との戦いが始まった。


 
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