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真恋姫†夢想 弓史に一生 第六章 第二話 広陵攻略戦(後編)

kikkomanさん

どうも、作者のkikkomanです。


広陵攻略戦(後編)の投稿です。

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2012-12-12 02:23:45 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:1810   閲覧ユーザー数:1617

~聖side~

 

 

 

カン!!キン!!ガキン!!

 

 

 

辺りは喧騒に包まれているのに、お互いの声は驚くほどはっきりと聞こえる。

 

 

 

「やれやれ…。せっかく組んだ防御陣形がバラバラじゃないか…。 やったのは、君で間違いないね??」

 

「…。(コクン)」

 

「君は、太史慈かな??」

 

「…。(コクン)」

 

「じゃあ、悪いんだけど討たせてもらうよ…。」

 

「…来い。」

 

 

 

走り出し、抜刀しながらの勢いで切りつける。

 

何も無ければ、これで勝負がつくんだが…。

 

 

 

 

 

ジャリジャリジャリ!!!

 

 

 

 

「っ!!」

 

 

 

やはり、何かで俺の攻撃が防がれている…。

 

 

 

「……次は、こっちん番。  んっ!!」

 

 

 

彼女は俺の刀を弾き飛ばし、拳を振るう。

 

 

 

 

 

……ん?? 今、何か違和感が…。

 

 

 

 

 

彼女の拳を避けて、その勢いのまま体を回転。

 

 

勢いを乗せた一撃が、彼女のがら空きの腹部に迫る。

 

 

 

「もらった!!」

 

 

 

 

彼女の拳は確かに避けた…が。

 

 

 

 

ブシュッ!!

 

 

 

 

 

「うっ!!」

 

 

 

右肩の辺りが何かで切れ、そこから出血する。

 

 

切り口を見れば、まるで鋭い刃物で切ったような跡が……。

 

 

 

 

「何だと!?」

 

「ふっ!! はっ!!」

 

「くそっ!!」

 

 

 

バックステップで何とか彼女の攻撃をかわしきり距離をとる。

 

 

 

「はぁ…いててっ…。やっかいだね…君の武器は…。」

 

「……。」

 

「鉄線か…。まさか、それを武器にするとは思わなかったよ…。」

 

「ん……見破られたん初めてばい…。」

 

「っ!! その言葉遣い…!!」

 

「あぁ!! ん~~~死ね!!」

 

「おっと!! 危ない危ない…。」

 

 

先ほどまでと違い、武器が分かっていればそれなりに対処は出来る。

 

それに何故か焦っているようで、攻撃が単調になって避けやすくなっている。

 

 

「死ね死ね死ね~!!!!」

 

「ひょい、ひょい、ひょいっと!! 武器が分かれば、簡単に避けられるぞ??」

 

「くそっ!! てぇぇい!!!」

 

「ほらほら、そんな攻撃じゃ当たらないぞ?? 俺を殺すんだろ??」

 

「そうやけん。うちん秘密ば知ったからには、生かしておけなか!!」

 

「秘密って…その言葉遣いの事か…??」

 

「~~~~っ!!!! また言うてしもた…。もう、あんだば、殺すしかなか!!」

 

「何でそんなに気にするのかな…。その言葉遣い可愛いのに…。」

 

「………えっ…!??」

 

「こんな可愛いのに、何をそんなに卑下してるのか…。」

 

「かか…可愛いなんて…そんな…。」

 

 

太史慈は、顔を真っ赤にして、両手を頬に当てるようにして照れている。そんな姿も可愛くて良いね…。

 

 

「さて、もっと君のその言葉を聞いていたかったんだけどね…。今はそうも言ってられそうに無いから、次で終わらせるよ。」

 

 

そう言って、腰を落とし、剣を鞘に納めて、居合いの構えを取る。

 

俺の雰囲気の変化に気付いたのだろう……彼女はさっきまでの顔を直ぐに切り替え、真剣な面持ちでこちらを睨みつける。

 

 

二人の間には、数秒の沈黙が流れる。

 

 

次の瞬間、二人同時に動き出した。

 

 

 

「はぁぁぁああああああ!!!!!!!」

 

「うりゃぁぁあああああ!!!!!!!」

 

 

ガキン!!!!!!!! ブチッ!!

 

 

一瞬の甲高い音の後、何かの切れる音がして、二人の距離が近付き…。

 

 

磁刀が、太史慈の首筋に突きつけられた。

 

 

「俺の勝ちだ…。」

 

「……負けた…。」

 

「悪いな…。 誰かある!!」

 

「はっ!!」

 

「この娘を連れて行け!! 但し、大事なお客さんだ。失礼のないように丁寧にな。」

 

「御意!!」

 

 

彼女を連れた兵の後姿を見送りながら、磁刀をしまう。

 

 

 

「ふぅ~…。俺の役目はこれで終わったな…。 後は、みんなが上手くやってくれれば…。」

 

 

 

俺は、視線を尚も戦闘が続いている前線に向けた。

 

 

 

 

~張超side~

 

「え~い!! 何をやっておるか!! さっさと奴らを蹴散らしてしまえ!!」

 

「で…ですが、奴ら中々手強く…。」

 

「そんな報告などいらん!! さっさと首を取って来い!!」

 

「前線で動きがありました!!」

 

「おおっ!! 奴らの前線が崩れたか??」

 

「いえっ…それが…。」

 

「なんじゃ!? 早く言わんか!!」

 

「た…太史慈様が、相手に捕らえられたとの報告が…。」

 

「なんだと?! あの太史慈が敗れたと言うのか!?」

 

「はっ…。 どうも敵の大将と一騎打ちで敗れた模様です。」

 

「ぬぬぬ…。あの青二才が…。 それで、他はどうなっておるのじゃ!?」

 

「前線は、太史慈様が討ち取られたことで混乱していますので、崩壊寸前です。また、両翼は相手の突撃を受けるので手一杯、とてもじゃありませんが、前線を支えることは出来ません。」

 

「むむむっ…。」

 

「ほ…報告!!!!」

 

「今度はなんじゃ!?」

 

「う…右翼が突破されました!! 敵は、その勢いのまま城に向かってきています!!」

 

「何っ!?」

 

「さ…左翼も突破されました!! 同じく、敵はこの城に向かってきています。」

 

「な…何故じゃ…何故、ワシがこんな目に合わんといかんのじゃ!!」

 

「張超様!! お早くお逃げください!!」

 

「ここは我々が時間を稼ぎますので、お早く!!」

 

「分かっておるわ!! お前達は確りとワシが逃げるまで時間を稼いでおれ!!」

 

「張超様!! 敵は西門、東門に集まってきております。そして、敵の本体が南門を塞ぐと思われますので、北門からお逃げください!!」

 

「北か…。仕方ない、兄貴の所に身を寄せるか…。」

 

「張超様!! 早く!!」

 

「分かっておるわ!!」

 

 

くそっ!! 折角ここまで来たというのに…天の御使いとか言うガキにやられるとは…!!

 

 

ふんっ!! 今に見ておれ…。 兄貴の所で兵を借りたら、直ぐにでも奪い返しに来てやるわ!!

 

 

 

 

 

……待てよ。奴らにこの城の宝を取られるのも癪だな…。

 

 

 

 

「張超様!! 何をしておられるのですか!!?」

 

「良いから手伝え!! この城の金を全部運ぶぞ!!」

 

「そんなっ!! そんなことをしていては、敵がやって来ます!! それに、逃げるのに邪魔になるのは必至!!」

 

「戯言は良いからさっさと手伝うのじゃ!! この金はワシの物じゃ…。奴らなぞに…渡すものか!!」

 

 

 

 

 

~聖side~

 

 

数刻後の広陵城内。

 

 

「この城の宝が無い??」

 

「はい。どうやら、金目のものは全て持って出て行ったようです。」

 

「強欲な奴なんだな、張超って。」

 

「単純に頭が悪いんじゃないのかい?」

 

「あははっ、奏さんそれ正解!!」

 

「奏お姉さまも雅お姉さまも、いくら本当のことでも、言ったら可哀想だよ♪」

 

「紫熹…。あなたが一番酷いですよ…。」

 

「お頭!! 城内の制圧完了しやしたぜ!!」

 

「よしっ。 勇、お疲れ様。 それじゃあ、各自にこれからすることを伝える。まず、偉空と紫熹はこの城にて、ここ広陵の生産高や税金を確認。これには、後から来る三人にも手伝ってもらうから、急いで取り掛かってくれ。」

 

「「はい。(は~い♪)」」

 

「奏と勇は兵の編成。今回の戦でどれくらいの被害があったか確認後、その遺族に配慮してやってくれ。」

 

「「おう!!」」

 

「一刀と朱熹は城下に行き、広陵の町の町長さんに、事情を説明しに行って来てくれ。」

 

「「了解!!(分かりました。)」

 

「雅は、俺と一緒に来て、この戦の結果を聞きに行くぞ。」

 

「はいは~い!!」

 

「では、各自仕事に移ってくれ!!」

 

 

さて、城の方はこれで何とかなるだろう…。後は、奴がどうなったか…だね…。

 

 

 

 

~張超side~

 

「え~い!!早くせんか!!」

 

「そうは言われましても…これでも飛ばしております故…。」

 

「早くせねば、奴らが来てしまうだろうが!!」

 

 

 

……あと少しだ。あと少し進めば、州境にたどり着く。

 

徐州にさえ入ってしまえば、奴らも手出しは出来まい…。

 

 

 

「急げ!! 州境は直ぐそこだぞ!!」

 

「張超様!! あれを!!」

 

「んっ!? あれは、関所か!! ふふふっ、ははは!!! やったぞ、ワシは逃げ切った!!」

 

「おいっ!! そこの一団よ、止まれ!! 一体何事だ!!」

 

「徐州に居る兄の張邈を訪ねて、弟の張超が会いに来た。さっさと通してもらおうか!!」

 

「むっ…。証明出来る物は持っているか!?」

 

「今は持ってない。」

 

「では、通すことは出来ん。お引取りを…。」

 

「くそっ…。おいっ!!」

 

「はっ!! どうぞ、これを…。」

 

 

 

手渡すのは銀一枚。今で言う賄賂を渡す。

 

 

 

「……。」

 

「通って良いかの??」

 

「……けるな……。」

 

「はっ??」

 

「ふざけるな!! 貴様のような輩が安穏と生きて居るから、この世は官匪が横行するのだ!! さっさと消えろ!!」

 

「この、小娘が!! 言いたいことを言いおって!! おいっ!!こうなったら強行突破だ!!」

 

「「「おうっ!!!」」」

 

 

 

護衛の兵達が切りかかるが…。

 

 

 

「……ふっ!!!」

 

 

 

一瞬の内に全てが倒される。

 

 

 

「な…何だと…。このような奴が何故門兵を…。」

 

「それは、私がお願いしたからよ。」

 

「っ!! 貴様は…孫堅!!!」

 

「観念なさい、張超。あなたの計画なんて端からお見通し。もうどこにも逃げ場は無いわ。」

 

「く…くそう…ワシの…ワシの夢が…。」

 

「あんたの夢なんてたかが知れてる…。 乱世を生き抜くつもりなら、もっと尊大で崇高な大志を抱かないと…。あんたには、その大志を抱く資格すらなかった…。だから、あんたはここで死ぬのよ…。」

 

「む…無念…。」

 

 

 

こうして、張超は孫堅軍に捕まり、その場で謀反による反逆罪で処刑されたのだった。

 

 

 

「さて、そろそろ聖たちが来る頃ね…。思春、ご苦労様。」

 

「いえ、勿体無きお言葉です。」

 

「それにしても、あなたもあんな風に怒るのね?」

 

「……私は、あやつらと対して変わらぬ者なのかもしれません…。」

 

「元が水賊だから??」

 

「はい…。」

 

「関係ないわよ…。今のあなたがそうでないなら…。」

 

「…ありがとうございます。」

 

「いいえ…。 芽衣ちゃん、聖たちはどのくらいで来そう??」

 

「そうですね~…。後一刻ほどで来ると思われますが~…。」

 

「そう、じゃあ、準備しておきましょうか…。」

 

 

 

 

~聖side~

 

「蓮音様!! お久しぶりです。」

 

「聖!! 元気にしてたか!?」

 

「はい、おかげ様で…。芽衣も伝令ご苦労様。」

 

「はい。無事に張超を捕らえる事が出来ました。」

 

「聖。張超の首はそなたに譲る。好きにするが良い。」

 

「はい。」

 

「後、張超が持っていた宝があるんだけど、これもあなたが持って行きなさい。」

 

「いえっ、全て貰うわけにはいきません。今回の捕り物は、蓮音様の協力があったからこそ出来たもの。ならば、その見返りに、半分を持っていって戴かなければ、私の気がすみません。」

 

「…そう。じゃあ、ありがたく貰っていくわね…。」

 

「あの、蓮音様。そちらの方は??」

 

「あぁ…。彼女は甘寧。我が軍の頼れる武官よ。」

 

「初めまして、甘寧さん。俺は徳種聖です。」

 

「……甘興覇だ。」

 

「張超を捕まえたのは彼女よ。」

 

「そうですか…。ご協力感謝します。」

 

「……蓮音様に頼まれたからしたまでだ…。」

 

「それでも、ありがとう…。」

 

 

 

頭を下げ、真摯な態度で感謝の意を示す。

 

 

 

「……ふん。」

 

 

 

甘寧さんは踵を返して行ってしまった。

 

 

 

「……嫌われちゃいましたかね??」

 

「違うわ。彼女はちょっと、人付き合いが下手なだけよ。」

 

「いつか仲良くなりたいものですね…。」

 

「出来るわよ。聖なら♪」

 

 

 

にこりと微笑む蓮音様の笑顔はやはり綺麗で、正直ドキッとさせられる。

 

 

 

「……だと良いんですけどね…。 じゃあ、俺達は帰ります。広陵の城は俺たちが貰っても??」

 

「えぇ。好きに使ってくれて構わないわ。」

 

「ありがとうございます。これでようやく拠点が出来ましたよ…。」

 

「でも、あの街は大変よ?? 今までが酷かったから復興に時間掛かるし…。」

 

「任せてください。直ぐに寿春並みに発展させて見せますよ。」

 

「ふふふっ。期待してるわね。」

 

「ひーちゃん、まだ~??」

 

「あぁ、待たせたな。じゃあ、帰ろうか。」

 

「ん?? 聖、その子は??」

 

「この子は姜維。天水出身で、五胡との間に生まれた子だそうです。」

 

「どうも、孫堅さん。」

 

「よろしくね、姜維。私は孫堅よ。」

 

「……孫堅さんは、私を見てなんとも思わないの…??」

 

「そうね…。漢民族にはない綺麗さを持った可愛い女の子ってことぐらいかな…?」

 

「……。ふふふっ。孫堅さん、私の真名は雅です。」

 

「良いの??真名を貰っちゃって…。」

 

「はい。」

 

「そう…。私は蓮音よ。改めて、よろしくね、雅。」

 

「よろしくお願いします。蓮音さん。」

 

 

 

雅がこんなに嬉しそうな顔をしているのを見るのは、あの時以来かもしれない…。

 

 

 

「嬉しそうだな、雅。」

 

「勿論!! 私のことを、五胡とか関係無しに見てくれたもん♪」

 

「そんなの当たり前じゃない。出身とかそんなもの気にすることなんてないわ。」

 

「……蓮音さんみたいな人は少ないのが現実かな…。ここに来るまでに、既に幾度か迫害を受けてるし…。」

 

「そう…。 大変だったわね。」

 

「…良いの。今はこうして、ひ~ちゃんの傍に入れるんだもん♪」

 

 

 

そう言って俺の腕に飛びつく雅。

 

 

急な衝撃を受け止めてやれば、雅は先ほどに負けないくらいの笑顔を俺に見せてくれる。

 

 

 

「あらあら。お熱いのね。」

 

「でへへ~…。」

 

「おいおい…蓮音様の言う通り、腕に頬を擦り付けたって暑いだけだろ?」

 

「「……。」」

 

「??」

 

「はぁ…。大変ね?」

 

「良いの♪ こういうところも可愛いんだから!!」

 

「??????」

 

 

なんかよく分からないが、雅と蓮音様が二人して笑っているし……まぁ、良いか。

 

 

 

今回のことで、雅と蓮音様が仲良くなってくれてよかった…。

 

雅の仲間になってくれる人は少ないからな…。貴重な一人が孫呉の英雄なら文句なしだ。

 

 

 

「さぁ、帰ろうか雅!!」

 

「うん!! 蓮音さん、またね~。」

 

「またね、雅。今度はもっとお話聞かせてね?」

 

「うん!!」

 

 

 

こうして俺達は、張超の首を持って広陵城に戻r…。

 

 

 

「……私は??(グスッ)」

 

「「あっ…。」」

 

「今、『あっ…。』って言った~!! 本当に忘れてたんですね…。(グスン)」

 

「忘れてないから!! 芽衣が今回頑張ってくれたのは俺も知ってるから!! だから泣かないで!! ……ね!?」

 

「うわ~~~~ん!!!!!!!」

 

「あ~ぁ…。ひーちゃんが泣かした~。」

 

「ごめんって!! お願いだから泣き止んで…。」

 

 

その後しばらく、芽衣を宥めるのに時間がかかる聖なのであった。

 

 

 

 

後書きです。

 

 

 

広陵攻略完了ですね。

 

いや~……今話は時間掛かった……。

 

 

と言うのも、主な原因は前話より登場の太史慈さん……。

 

なにか特徴を……と思った作者は、自分が博多の人じゃないのに博多弁を選択(博多弁って女の子が言ってると可愛く聞こえるとTVで聞いたのを参考に……。)

 

 

それが災いとなって書きづらい……。

 

一応、翻訳サイトを使いながらの翻訳ですが……明らかにおかしな翻訳が出るところもあって直すのに必死です…。

 

 

もし、読者の中に博多弁が分かる方で『ここの言い方おかしい。』と言うところがありましたら、訂正後の文章と共にコメント戴けると嬉しいです。

 

本文中の鉄線は、現代で言うピアノ線と受け取ってくれるとありがたいです。

 

 

 

 

また、久々に蓮音さんも登場させました。

 

今回の広陵攻略戦は、やはりこの方に占めて貰おうと思っていたので、そこにどうやって繋げるかが鍵でしたが……どうにか自然に繋げれたかと思います。

 

 

 

蓮音さんだけに限らず孫家全体に言える事ですが、全員本編の蓮音さんの様に、雅を見たところで何も言わないでしょうね…。

 

 

何か、孫家ってそういう所寛容な気が自分の中ではあるんですが、どうなんでしょう……。

 

 

 

 

次回は日曜日が忙しいので、月曜日に上げたいと思います。

 

 

 

今回は芽衣をオチに使いましたが……あれやられたら絶対怒りますよね……。

 

 

えっ??聖さん、何ですか??

 

あれからしばらく芽衣が口をきいてくれなかった??

 

まぁ、あんな事すれば当然ですよね……。でもどうせ慰めてあげたんでしょ? ……閨で。

 

 

あっ!!ちょっ!!!! そっちは刃がある方だって!!!! 暴力反対!!!暴力反対!!!!!

 

 

 

 

長々と後書き書いてすいませんでした……。

 

 

 

………次回をお楽しみに。


 
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