No.513707

魔法少女リリカルなのはA's ダメ人間の覚悟

makeさん

第5話 蛇と狒狒と危機

2012-11-30 21:26:48 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:9443   閲覧ユーザー数:8305

今日は誰も待ちに待ってない勝負の日・・・・・ホンマにやらんでええのにのぉ。

 

つっても俺もただこの日を待っとっただけじゃのぉて、きっちり修行をしとった。フェイトとアリシア、アルフと実戦訓練、そんで精神世界で白一護(天鎖斬月と完全虚化)と九喇嘛とアシュロン(シン有りの)と俺が頼んだとはいえ死にかけた実践・・・・卍解の修行もしたし。一応準備完了で臨める状態ではあるのぉ。

 

時々ハルカとなのは、ユーノも交えて訓練する時もある、なのはに至っては俺ん家ってことで緊張して顔が真っ赤っ赤になっとったけど、流石に訓練する時は顔つきが変わる。

 

ともあれ俺らは準備完了でヴォルケンリッターと話し合った山に来ちょる、ちなみに俺らはバリアジャケットに変身しちょる、ただし俺は死覇装を着てるけど羽織は付けてない・・・・・だって冬獅郎じゃねぇけどさぁ、羽織デカ過ぎて地面引き摺っちまうんすよ。

 

すでになのはとハルカ、ヴォルケンリッターとはやては到着しとる・・・・あとアリサとすずかと忍さんと恭也さんと美由希さんも。あとアリシアとフェイトの保護者としてプレシアさんとリニスも来た。

 

透「あの~・・・・・何で恭也さんやアリサ達がここにおるんすか?」

 

アリサ「私達も関係者なんだから別にいいじゃない!何か文句あんの?」

 

透「いや別にねぇけどさぁ」

 

すずか「単に私達はみんなの応援をしたいだけだから、気にしないで」

 

透「忍さん達は?」

 

忍「私はこの子達の保護者的なものよ「本音は?」・・・・面白そーだから!」

 

自分に正直な人!!なんかちょっと憧れる。

 

恭也「俺はなのは達が戦うとゆー奴らがいると聞いてな、見ておこうかと思って「なのはが怪我したら?」・・・・・斬るのみ」

 

あ、後ろから木刀出したわこの人。どっから出てくるんそんなもん!

 

透「・・・・・じゃーそろそろ「ちょっと!!」・・・何すか?」

 

美由希「私だけスルーって酷くない?!何で聞いてくんないの?!」

 

透「だって聞いたってどーせ「忍さんと一緒で面白そうだから恭ちゃんに付いて来た」とかでしょ?どーせ」

 

美由希「・・・・私ってそんなキャラだっけ・・・・」

 

とゆーことで何か落ち込んどる美由希さんは飛ばして、皆の所に集まる。その途中何か寝っ転がっとる奴が2人おる、見覚えありありなんじゃけど。

 

透「あの・・・・・アレってもしかして・・・・」

 

ハルカ「想像通り、榊と緋村の馬鹿よ」

 

シグナム「いきなり我等と主はやてに向けてよからぬ気配がして一度拒否したのだが・・・・」

 

ハルカ「「何だよ照れてるのか?」とかいつも通りの答えだったから私とシグナムと恭也兄さんでブッ飛ばしといた」

 

・・・・・・何この最強3人衆・・・・怖いわ。

 

透「じゃけどこいつら、何でここが分かったん?バレとらんはずじゃけど」

 

ハルカ「たぶん私かなのはに付いて来たらって感じじゃない?相変わらずのストーカーっぷりよね」

 

あぁ~、そゆことね。何か納得。

 

ハルカ「ついでに私の許可であいつらから蒐集しといたから」

 

透「おいおい!それ大丈夫なんか?」

 

シャマル「私も聞いたんだけど、意外なほどあっさりだったから・・・・・つい・・・・それにヤな感じだったから」

 

ハルカ「大丈夫よ、全部じゃないから・・・・・9割くらいに抑えといたから」

 

シグナム「だがなかなかの魔力で二人で50頁は埋まったぞ」

 

いや、9割でも・・・・それは・・・ちょい・・・ねぇ、そんなに嫌だったんか。

 

ヴィータ「それよか、よく逃げなかったな」

 

透「んなことより、はやて、体大丈夫なんか?」

 

はやて「え?う、うん心配してくれてありがとう「聞けコラ!!」アハハ・・・・」

 

透「んあ?どしたよ」

 

ヴィータ「アタシの話を無視すんなっつってんだよ!」

 

透「あぁ、逃げんかったなってやつ?それの答えじゃったら・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

透「俺らがここにおることが・・・・・・答えじゃ!」

 

 

 

 

 

 

俺はその言葉と同時に気当たりをシグナム達にぶつけた。

 

シグナム「・・・・ほう」

 

ヴィータ「面白れぇ・・・」

 

シャマル「こっちも負けません」

 

ザフィーラ「・・・・・・」

 

ザフィーラさぁん、ポーカーフェイスしても丸わかりじゃけぇねぇ。目が結構ギラギラしちょるけぇね、アンタ。

 

恭也「・・・・・やはり、透とはまた戦ってみたいな」

 

忍「恭也ったら、またいきなりね?」

 

関係無い恭也さんの闘争心にまで火付けちまってんよ!

 

恭也「しかし、それが透の衣装か?」

 

透「ええ、これが俺のスタイルっすよ」

 

恭也「そうか」

 

ハルカ「皆!集合して」

 

ハルカの呼び声で集まり出す俺達、最後の作戦会議とゆーことかい。

 

ハルカ「いい?相手は私達より長い事戦ってきた言ってみれば戦闘のプロよ、油断してるとすぐにやられちゃうからね?」

 

なのは「うん!」

 

ハルカ「それで、フェイトとアリシアどっちが行くの?」

 

アリシア「今回は私が行くよ」

 

ハルカ「大丈夫なの?」

 

フェイト「透や母さん、リニスと相談した結果だから」

 

透「フェイトには悪いとは思うんじゃけど、シャマルは戦闘に向かん分補助や防御に長けとるけぇね、時間稼ぎされて他から増援に来られたら終わりじゃ、フェイトはスピードを活かした俺と同じ斬撃戦闘で遠距離をあまり得意としとらん」

 

ハルカ「だから何?」

 

透「バリア出力の低さなど防御面に難があることが分かっての、それに攻撃に傾倒し過ぎるためトラップに弱い点があってシャマルはあの中では参謀役・・・・つまり頭が切れるけぇ当然罠を張ってくる、アリシアはフェイトの逆での遠距離を得意としとるんじゃけどスピードはフェイト程ではねぇんよ。じゃけど、結構慎重派での・・・・・ぶっちゃけ二人で一人前みたいな?感じなんよ、フェイトは今回は俺らの戦いを見て学んで欲しいって思っての、特に俺とシグナムとアリシアとシャマルの戦いをの」

 

ハルカ「・・・・そーなんだ、まぁそれでいいんならいいけどね・・・・それじゃ最後に作戦言っとくわよ、とりあえず・・・・・よいい?」

 

皆ハルカの作戦にうんっと頷いて答えた。俺も最初からそのつもりで行くことにしとったけぇな。

 

透「っしゃー!!じゃぁあいつらに俺らの力見せてやんぞー!!」

 

なのは アルフ アリシア「「「おおーー!!」」」

 

そっから俺らはそれぞれの相手の前についた。

 

シグナム「貴様の実力、見せてもらうぞ」

 

透「そいつぁ、お前さん次第じゃけぇねぇ」

 

ヴィータ「ハンッ!アタシの相手がオメェみてーなガキかよ?」

 

なのは「ヴィータちゃんこそ子供なの!!」

 

シャマル「お手柔らかにお願いね?」

 

アリシア「負っけないよー!」

 

アルフ「お前の相手はアタシだよ」

 

ザフィーラ「負けはせん」

 

それぞれお互いの相手に一言ずつ挑発していく、ザフィーラに至ってはやっと喋ったわ。

 

その後俺らはそれぞれ戦う場所に散った、このまま戦うと周りに迷惑掛るしこのルールが成り立たなくなってしまうから。

 

ユーノ「じゃぁ皆準備はいい?」

 

全員「「「「「「「「おう(うん)!!」」」」」」」」

 

はやて「皆怪我だけはせぇへんように!」

 

はやての声援を最後にユーノが開始の合図を掛ける。

 

ユーノ「始め!!」

 

透「ヤクモ!斬魄刀で行くで!」

 

ヤクモ『了解』

 

シグナム「ほう、お前も剣で戦うのか?」

 

透「刀ってゆーんじゃこれ、あと徒手空拳と銃も使うけど今回は刀で戦うけどの」

 

シグナム「それは何だ?私に合わせているとゆーことか?」

 

透「半分正解、半分は・・・・・」

 

シグナム「・・・・?一体何だ?」

 

透「その方がいいと思っただけじゃ」

 

シグナム「舐めているのか?!」

 

透「それは戦ってから決めてぇや!!」

 

ガキン!!

 

俺とシグナムの剣が交差した、流石に体格差が出てくる・・・・・な~んてことは言わなんよ?

 

透「ゼェイ!!」

 

俺は純粋に力でシグナムを押し切った、

 

シグナム「くっ!」

 

シグナムが飛び退くが、俺はそれを追撃する。

 

透「しっ!」

 

当然避けられる、まぁワザとそうしたんじゃけどね。

 

シグナム「外見に似合わず相当力があるな」

 

透「ま、鍛えてますんでね」

 

シグナム「ならば、今度はこちらからだ!レヴァンティン!!」

 

レヴァンティン『カートリッジロード』

 

シグナムの愛刀レヴァンティンの刀身に炎が纏う、シグナムの十八番とも言える技

 

シグナム「ゆくぞ!紫電一閃!!」

 

『紫電一閃』を俺に向けて放ってきた、俺を両断する勢いでじゃ・・・・踏ん張れるかいのぉ・・・

 

シグナムの兜割に降ろしてきた『紫電一閃』を俺はそれを真正面で刀を横にして受け止めた。しかしカートリッジをしようしてるけぇかわからんけど、ものスゲェ力が俺の頭上から押し寄せてくる。

 

ドゴォォォン!!っと週刊少年誌に出てくるような地響きが鳴り響いた。

 

シグナム「どうだ、私の技は!」

 

土煙が酷くシグナムは俺の方を見ちょるけど、姿まで確認できてない。

 

透「いってーーー!やっぱ真正面で受けるにも相当魔力を消費せんといけんのぉ」

 

シグナム「何!!」

 

透「どうしたよ?俺が無事なんがそんなに不思議かいのぉ?」

 

シグナム「・・・・・あぁ、不思議で不可解だ。だが!!それ以上に面白い!レヴァンティン!!」

 

レヴァンティン『了解した主、カートリッジロード!』

 

するとシグナムの剣の形状が変わった、連結刃・・・・まるで鞭のようになった剣。そうありゃぁ『シュランゲフォルム』じゃ!!

 

シグナム「飛竜一閃!!」

 

シグナムの剣の刃が別れ、鞭のように俺に襲いかかってきた・・・やってやらぁ!!

 

透「おぉぉぉーーっ!!!」

 

俺は出来る限りの力で迫りくる刃を叩き落としていったけど、流石に  今の魔力で  やるのは無理があり、

 

ドドドドドドドドドドドッ!!!!!

 

敢え無く直撃した。

 

シグナム「これならばどうだ?最初の方は上手く叩き落としてはいたものの、流石に耐え切れなかったようだな」

 

透「・・・・・・あぁ、そーじゃのぉ・・・・」

 

シグナム「!!・・・まだ動けたか」

 

透「おぅ、今のは確かにヤバかったけどのぉ・・・・ここまでかいのぉ」ボソッ

 

シグナム「??何がだ!」

 

透「いやぁ、正直このままで勝ちたかったけどのぉ・・・・しょうがないのぉ」

 

シグナム「一体お前は何を言っている」

 

透「じゃけぇこーゆーことよ!ヤクモ!リミッター解除!」

 

ヤクモ『了解です!マスター』

 

そぉ俺は今までリミッターを掛けて戦っとった。さっきまでは大体Bくらいで戦っとったんよねぇ、解除したけぇ今はAになったけど。

 

シグナム「な!!貴様今まで手加減していたというのか?!」

 

透「まぁ、そーゆーことになるの」

 

シグナム「ふざけたことを!!しかし、今更リミッターを解除したところで・・・・」

 

透「おいおい、まさかリミッターを解除することが俺の本気だと思ってんじゃねぇよなぁ?」

 

シグナム「何?!」

 

透「俺には幾つか秘密があるんじゃって・・・・・今から見せちゃるけん、よぉ見とけぇや!!」

 

 

ハルカ Side

 

透達が戦闘を開始してからすぐに動きがあった、シグナムが必殺の『紫電一閃』を放ったこと。普通アレを食らって無事では済まない、けど透の奴はアレを真正面から受け切った。たぶん魔力を腕の方に集中させて耐えたんだと思うけど。

 

恭也「透の方は大丈夫か?相手はかなり出来る奴みたいだが」

 

恭也兄さんもシグナムの実力を目で見て実感したようだ。

 

ハルカ「大丈夫よ、透がアレくらいでやられたりしないから」

 

私はあっさりと答えた。

 

はやて「あ~ずいぶんアッサリしてんねんなハルカちゃん・・・」

 

ハルカ「だってアイツまだ本気出してないんだから、今はまだ力だけで挑んでるからね」

 

はやて「うぇえ!それって大丈夫なん?!」

 

ハルカ「ええ、それにまだアイツは解放してないんだから」

 

恭也「それはあのシャリンガンとかゆーやつか?」

 

ハルカ「いいえ、透の奴今回の戦いに写輪眼を使わないそうよ」

 

恭也「それは厳しいな、相手の剣速もなかなか速いみたいだが・・・なぜ使わないんだ?」

 

ハルカ「さぁ?何か男の意地みたいなことをいってたわよ、何かこれに頼るばかりじゃいけないみたいな」

 

恭也「・・・・・成程な」

 

プレシア「じゃぁ前に見たあの氷かしら?アレなら一気に片が付きそうだけど」

 

プレシアさんが言ってるのは前回のジュエルシード事件の最後の戦いで透が見せた、『氷輪丸』のことだろう。確かにあれならすぐに決着が着くけど・・・

 

ハルカ「残念だけどそれも無いわ、あいつ純粋に斬撃だけでシグナムに勝とうとしているから」

 

アリサ「ちょっとそれじゃヤバいんじゃないの?!」

 

ハルカ「でも透に任せるしかないわよ・・・・大丈夫あいつは勝つわ、さっきここに来る途中で聞いたんだけど」

 

 

~回想~

 

ハルカ「ちょっと透、アンタ本当に写輪眼使わないつもり?」

 

透「ったりめーじゃ」

 

ハルカ「じゃぁせめて『氷輪丸』くらいは使うんでしょ?」

 

透「いんや、使わん」

 

ハルカ「じゃどーすんのよ?!」

 

透「落ち着けや、今回は純粋に刀で勝負したいんよ・・・・じゃけど瞬歩は使うで、あと他の斬魄刀もの」

 

ハルカ「他のって?」

 

透「俺が物理攻撃系で好きな斬魄刀の2つの内の1つ・・・・」

 

ハルカ「何よそれって?」

 

透「それは、1本は一護が使う『斬月』、もう1本は・・・・・」

 

~回想終了~

 

 

 

恭也「そのもう1本とゆーのは?」

 

ハルカ「それは・・・・」

 

ドォォォォォォン!!

 

いきなり透とシグナムが戦ってるフィールドから音が聞こえた。それと同時に透の魔力がグンと上がったことも。

 

ユーノ「い、いきなり透の魔力が上がった・・・・これって」

 

リニス「リミッターを解除したようですね」

 

忍「リミッターを解除って、透君もしかして今まで手加減してたって事?」

 

ハルカ「そーなりますね、となると・・・・」

 

フェイト「ハルカ?」

 

プレシア「・・・・さっき言いかけたもう1本を出すのね?」

 

ハルカ「ええ、そのはず」

 

はやて「それで、そのもう1本って?」

 

ハルカ「それはシグナムがさっき放った連結刃・・・・鞭のような攻撃にの時の剣の状態に似てるけどね」

 

恭也「アレか」

 

ハルカ「そぉ、その刀の名前は・・・」

 

 

Side Out

 

 

透「いくで?さっきまでの俺と思っとったらすぐに倒れるけんのぉ!!」

 

シグナム「くっ!」

 

俺はこの刀の解放の時の解号を口にする

 

透「 咆 え ろ !!  」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

透 ハルカ「「 『蛇尾丸(ざびまる)』!! 」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして原作同様最初の方はオマケでこれも言う事にした。

 

透「前を見ろ!目の前に居るのは!テメェの餌だぁぁ!!」

 

と同時に蛇尾丸をシグナムに向けて振り下ろした。

 

シグナム「何!!ぐぅっ!」

 

蛇尾丸の衝撃に耐え切れず後方に吹き飛ばされたシグナム、相当驚いとるのぉ。当たり前か、目の前でいきなり刀の形がガラリと変わったんじゃけぇ・・・・てこの解説も前にしたような。

 

シグナム「・・・・くそ」

 

透「さぁて、こっからはさっきまでのようにはいかんけぇの」

 

シグナム「舐めるな!!」

 

 

ハルカ Side

 

はやて「何なんアレ?・・・・透君の持っとる刀がいきなり変わったで」

 

恭也「アレは一体・・・」

 

ハルカ「アレは斬魄刀・・・・私と透が前世で見た漫画とアニメに出てくるキャラの使った刀よ」

 

はやて「えぇ!!前世って?!え??!!どうゆーことなん??」

 

ハルカ「あ~詳しい説明は後でするけど、あの刀になったって事はさっきまでのようにはならないわ」

 

アリサ「何かすごい形になってるわね」

 

すずか「確か名前って・・・・」

 

ハルカ「蛇尾丸よ、蛇の尾に丸よ。あれは伸縮自在でね、直接的な遠距離攻撃も可能なの。ただし、伸ばしながらの攻撃に限度があってそれ以降は一度縮める必要があるの」

 

美由希「それでもあれは凄すぎでしょ」

 

ハルカ「まぁ、確かにあれ程直接攻撃に適したものは無いでしょうね・・・・ていっても直接攻撃系のものは他にもいくつかあるけどね」

 

フェイト「まだあるの?!」

 

ハルカ「ええ、属性含めなかったら私の知る限り20本くらいかな?」

 

すずか「そ、そんなに・・・・」

 

アリサ「それをあいつが持ってると考えると恐ろしいわね」

 

そー言って皆透とシグナムの戦いに目を向けると

 

全員「「「「「「「「「「アッ!!」」」」」」」」」」

 

Side Out

 

 

 

なのは Side

 

私とヴィータちゃんとの戦いは、ハッキリ言ってとてもじゃないけど勝てる気がしないの。

 

ヴィータちゃんの攻撃はとにかく重い、受けてたら絶対にやられるの。前日に透君とハルカちゃんとの訓練で回避練習してなかったら絶対やられてたの。

 

ヴィータ「いつまでも避けられると思うなよ!高町・・・・・ナントカ!!」

 

なのは「私の名前は高町 な・の・は!!だよ!!」

 

うぅ~ヴィータちゃんは私の名前をなかなか呼ばないのが何か悔しい!

 

でも無理に攻めたりしない、だって私の・・・・・ううん、私達のやることは・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

ただの時間稼ぎなんだもん。

 

 

 

 

 

 

 

ハルカちゃんが戦う前に私達に言った作戦は、

 

ハルカ(回想)「とりあえず時間稼ぎよいい?」

 

ハルカちゃんが言いたいのは、たぶん透君が来るまで時間稼ぎをしろってゆーことだと思うの。透君ならあのシグナムって人をすぐに倒して私達の所に来てくれるはず、ハルカちゃんは透君がそーしてくれると分かって言ったんだと私は思うけど・・・・早く来てくれないかな。

 

だけど、この一瞬の隙をヴィータちゃんは見逃さなかった。

 

ヴィータ「甘いぜぇ!!」

 

どうしよう、やられる!!私の直感って言うのかなぁ?とにかくやられるって思いました。

 

ヴィータ「グラーフアイゼン!カートリッジロード!!」

 

グラーフアイゼン『了解』

 

ヴィータちゃんの命令でヴィータちゃんのデバイス、グラーフアイゼンがカートリッジを装填する。

 

グラーフアイゼン『行けます』

 

ヴィータちゃんのデバイスの形が変わりジェット噴射により、ヴィータがその場で数回回転。

 

ヴィータ「ラケーテン・・・・・・」

 

その勢いのまま私に襲い掛かってきた。

 

なのは「レイジングハート!」

 

私は障壁を張りました。けど・・・、

 

ヴィータ「・・・・ハンマァァァァァァッ!!」

 

ラケーテンハンマーは障壁を砕く。

 

なのは「きゃぁっ!?」

 

私は驚きました、

 

ヴィータ「おりゃぁあああああああっ!!」

 

ヴィータちゃんはラケーテンハンマーを振り抜き、ラケーテンハンマーはレイジングハートに直撃し、破損させる。

 

レイジングハートのデバイスコアにも罅が入った。

 

なのは「レイジングハート!?」

 

私はレイジングハートのコアに罅が入ったことに驚き全く動けず、

 

ヴィータ「ぶっとべぇぇぇぇぇぇっ!!」

 

ヴィータちゃんの止めの攻撃に吹き飛ばされそうになった。

 

なのは(透君!!)

 

私はもうダメだと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシィィィィッ!!!

 

 

透「おぉっと!あ~ぶない危ない、俺の大事な仲間をこれ以上傷付けさせるわけにはいかんのぉ」

 

 

 

 

 

 

 

私の目の前にヴィータちゃんのラケーテンハンマーを素手で止めている透君がいました。

 

透「大丈夫かいのぉ?なのは、遅れてすまんのぉ」

 

なのは「透君・・・」

 

透「後は俺がやるけぇの」

 

そう言って透君は見たことの無い刀をヴィータちゃんに向けて言いました。

 

透「テメェの相手は・・・・・俺だぁ!!」

 

 

 

 

 

 


 
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